マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
当カウンセリングにいらっしゃる
クライエントさんで、よくあるケース。

大学生・高校生など、
若い子の失恋系うつ。

頼みにしていた人に冷たくあしらわれ
鬱になった。

また夫婦・恋人との愛情トラブルで
鬱になっているケース。


今回は、こういった人間関係や
愛情トラブルの

仏教学的解決法・
ヒントを書いていこうと思います。

よろしくお願いします。



~「自灯明・法灯明」~
(じとうみょう・ほうとうみょう)
*大般涅槃経より


<解説>
これはお釈迦様が亡くなられる時、
泣き崩れるアーナンダ(阿難陀)に説いた
最後の言葉、遺言ですが、

マインドフルネス仏教瞑想の
思想の総結集だと思います。


===================
「他人や物を拠り所とするのではなく、
自分自身と法(ダンマ・瞑想法など)を
拠り所として生きていく」
===================


現代のトラブルで言うならば、

たとえば、他人が私を
何とかしてくれるだろう。

あの人は
私を愛してくれるだろう。
いたわってくれるだろう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
この期待感と想いが
強ければ強いほど

「そうでない現実に直面した時」

強烈な怒りや
失望感・ 絶望感

さいなまれます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~


求めても得られない苦しみ。

これを四苦八苦
(この世の8つの苦しみ)の一つ

求不得苦
(ぐふとくく)といいます。


求めても得られない苦しみは

得られるだろう・・・という
想いが強ければ強いほど、

得られなかった時の苦しみは
「超絶で破壊的なもの」になります。


そして、その
怒り(瞋恚:しんに)のエネルギーが

他者に向かうか(他罰)、
自分に向かうか(自己破壊)です。


現代のモンスタークレーマーや
愛情トラブルなどは、

ほとんどがこれ(求不得苦)
ではないでしょうか?


ですが、この浮世は
他人や環境は自分の思い通りに
ならないものです。

それはたとえ、
長年連れ添った夫婦や恋人、
友人でも。


もちろん最大限の努力はします。
それでもダメでしたら

あ・この世は
諸行無常で移り変わっている。
この法則(ダンマ)は、
我(が)の力ではどうしようもできない。


そして無我。
私を愛して、認めて・・・と思っても
やはり他人はどうしようもできない。

自分の「愛というエゴ」で縛ろうとしても、
自分の我の力では
どうしようもできない現象なんだな。


そしてその
大切な「我(わたし・自我)」は

単なる脳内データ・自己イメージであって
実態が無く、幻のようなものです。

うつ病にまでなって苦しんで、
守る価値の無いものです。


~~~~~~~~~~~~~~~
わかよたれそ
つねならむ

(我は誰ぞ?瞬間瞬間
移り変わる現象の我は
常に我ではないのに)
~~~~~~~~~~~~~~~


この心理臨床用
マインドフルネス仏式瞑想は、

病気になるほど肥大した
自我(我・わたし・エゴ)を

各人それぞれ
病気にならないレベル」まで

緩めていくためのものです。


単なる現実逃避や
自分の暗部から
目をそらすための瞑想。

また、諸行無常や無我を学習せず
主旨を間違えて瞑想している
(主に欧米式マインドフルネス)

「瞑想難民」の方々が
治らない最大の理由がここです。

*最近の某ニュースで、
欧米式マインドフルネスによる、
瞑想難民という言葉が
クローズアップされていました。



さて、出家用の瞑想は
「完璧な無我」を目指しますが、

私達在俗は、社会生活がありますので
完璧な無我は不可能です。


ゆえに、うつ病・神経症になって
社会生活に支障が出るレベルの方が

この仏式瞑想で
各人、病気にならないレベルまで
我を緩めればOKです」


これが出家用
マインドフルネス仏式瞑想と

在俗用
マインドフルネス仏式瞑想の違いです。



また、欧米式マインドフルネスのように、

仏教は要らない。
テクニックだけやればいい・・・
のような薄っぺらい瞑想ではなく、
(瞑想難民)

この仏教瞑想の背景に流れる思想
深く知っていて瞑想を修練しますと

加速度的に、
心の病も治っていきます。




たとえば数学でも

意味が分からず方程式をやっていても
勉強は全然面白くないし、

そういったものはテストが終われば
海馬から記憶は消滅します。

つまり人生に
何の役にもたたない学習です。

学生の皆様が、やりたくない勉強は
これではないでしょうか?


対して、この方程式は
「なぜ」こうなって、こうなるのか分かっていて
お勉強をしますと楽しいですし、

後の人生で、この数学の方程式から、
人生のインスピレーションや
アイデアが降ってくる事もあります。

人生に活きる学習です。



これは瞑想も全く同じ。

欧米式マインドフルネスのように
「意味が分からずテクニックだけ」
やっていても、

瞑想は
苦痛・義務以外なんでもありません。



またもっと最悪の場合、
自分の暗部
(コンプレックスやトラウマなど)から
目をそらすための

現実逃避の「都合のいい材料」
なってしまいます。



・・・対して意味が分かっていて
瞑想を修練していますと

楽しいですし、
楽しいから身につく。

実際、この伝統仏教の考え方が
人生に活かす事ができるので身につく。

これが学習の本質かと思います。


ゆえに欧米式マインドフルネスが主張する
瞑想に「仏教思想は要らない」ではなく、

瞑想に「仏教思想は必要」かと思います。


その人の思想・哲学的
バックボーンがしっかりしていきますと、
人生ブレなくなっていきます。

人生ブレなくなっていきますと、
生きるのが楽になっていきます。


うつ病ってのは、

テクニックを、ちょこちょこっといじって
治るものではないんですね。


(欧米式)マインドフルネスをやると、
脳がどうの。計算が早くなるがどうの・・・

~~~~~~~~~~~~~~~
そんな事
どうだっていいじゃないですか。。
~~~~~~~~~~~~~~~

うつ病は
そういった問題ではありません。


欧米式のマインドフルネスは
あまりに心の病を軽視している
とらえ方ではないでしょうか。


うつ病ってのは、
人生のもっと深い問題が潜んでいます。




「本日の要点」


・自灯明・法灯明

他者に過度に期待し、拠り所としてしまう事から
「 ”思い通りにならなかったとき” 」
大きな愛情トラブル、人間関係のトラブルが生じます。


求不得苦(ぐふとくく)

あれがほしい、これがほしい!
愛や承認欲求(私を認めて!)など、
求めても得られない苦しみ


・求不得苦を緩めるには、
「他者依存的な思想」を手放し

今後の人生「自灯明」に切り替える。

自分自身とダンマ(理法)・瞑想法を
拠り所として生きていく。


・この俗世・娑婆世界は
我の思い通りにならないことが
多いのが現実です。

はじめから思い通りにならないと
認識していれば

思い通りにならない現実に直面しても

確かに辛いですが・・
病気になるほどのダメージはありません。


思い通りにならないことに対する
心の免疫がありますので、ストレス耐性があります。

免疫効果といいます。


・マインドフルネスに
仏教思想は要らない・・
テクニックだけやっていればいい!ではなく、

(これが瞑想しても救われない
欧米式マインドフルネスの「瞑想難民」です)

マインドフルネスに
仏教思想は「必要」かと思います。


・学習というものは
意味が分からずやっていると、
義務・辛いだけかと思います。

仏教学的意味が
分かって瞑想しますと

楽しいですし、

人生に役に立つ、

ゆえに身につきます。

これが学習の本質かと思います。


・こんな毎日が続きますと、
毎日幸福になっていき、
「慢性的ストレス脳」が緩和されていき

脳の病気が回復していき

うつ病・神経症など
心の病が治っていきます。


『人生幸福な人に
うつ病患者はいないでしょう?』



・この瞑想は現実逃避や
他者依存ではなく、

人生、不平不満を言わず、
自分の足で、自分の人生を
きちんと歩んで行くための瞑想法です。


・特に一点集中系・イメージ系の
「サマタ瞑想」に多いのですが、

瞑想は、現実から都合よく
目をそらすためのものではありません。


・・・そうではなく、瞑想は、

「現実や自分のコンプレックスに
しっかり向き合うためのもの」
です。

コンプレックスは、
きちんと向き合い受容しきった時、

コンプレックスは
コンプレックスのまま
コンプレックスではなくなります。


=============
その瞬間
最高の人生が始まります
=============

これがマインドフルネス仏教瞑想の
心の病の治り方ですね。




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【2017/01/10 02:24】 | 心の病  「禅カウンセリングの視点」
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