マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「ピコ太郎さんとマインドフルネス」

~クライエントさんのQ&A~


先日うつ病のクライエントさんから
こんな質問をいただきました。

=====================
授業で習ったマインドフルネス仏式瞑想
実施している時

頭の中でずっと
ピコ太郎さんのPPAPが
流れていて集中できません!

どうすればよいでしょうか?
=====================


*今、当プログラムで学習されている
うつ病・神経症(不安障害)のクライエントさん達も

お勉強になると思いますので
掲載しておきます。



はい。ピコ太郎さんのPPAPは
非常にインパクトがある曲で
名曲だと思います。

私も頭の中で流れる時もあります。


それではまず
授業で習った方法で、

「今・現在この瞬間の事実」に
意識を向けてください。


・・・はい。

ですがこの生徒さんは
これが出来ずに困っているのですね?


~~~~~~~~~~~~~~
では何ともならないのならば
別に何とかしなくてよいです。
~~~~~~~~~~~~~~


こんな感じで瞑想しましょう。

「頭の中にピコ太郎さんが流れるがまま
ピコ太郎さんと一緒に
現在・今・この瞬間の対象に
意識を向けてください」

*(具体的なやり方はカウンセリングで
指導いたしております)


ピコ太郎さんのダンスと
BGMが頭の中に
リフレイン「するがまま」
マインドフルネス瞑想をします。


無理に消す必要もありませんし、
それを抑え込む必要もありません。

ピコ太郎さんにとらわれるがまま
「あるがまま」
マインドフルネス仏式瞑想をします。


ここが一点集中型、サマタ(止)瞑想と
観(マインドフルネス)瞑想の違いです。

上記対応法は
サマタ瞑想ではバツ。
よろしくない状態です。

ですが観の瞑想では〇
OK。素晴らしい。合格です。


仏教学では
「①戒 ②定 ③慧」というシステムで
進めていきます。


①は戒律ですが、在家の私達現代人に
完璧な戒律は現実的ではないので、

現実的に「社会道徳」というとらえ方で
結構かと思います。


②定は「止(サマタ)瞑想」です。

多くの瞑想者は
この②サマタで止まってしまい、

ここがゴールだと
誤った解釈をしている人もいます。


そうではなく②サマタは
③智慧(観)の瞑想に至るための
通過点です。

②サマタはゴールではなく
単なる通過点です。

ここで安住しないようにしましょう。


瞑想歴の浅い指導者は
②サマタに安住しきってしまい

大切な「慧(智慧)」を開発するのが
おろそかになっている人もいます。


特にうつ病や神経症の方は
このサマタに執着してしまうと、
逆に危険な状態になることもあります。


このサマタ瞑想に執着しすぎると
(例えばサマタ特有の恍惚とした状態や、
荘厳なるイメージ(・・幻覚ですが))

危険薬物と同じような
脳の状態になってしまうこともあります。

*ちなみに、かつて大事件を起こした某宗教は
このサマタ瞑想系の方法です。


またサマタの功罪は
一生懸命やりすぎると、

自分の煩悩(コンプレックス)などから
都合よく目をそらすための
材料になってしまう事もある。

つまり自分の
煩悩(トラウマ・コンプレックスなど)から
目をそらすために、逃げるために
「瞑想を悪用」することになりかねません。


ゆえに経験の浅い指導者は
この理を知らずに指導しますと
(あるいは素人の方が、自己流で瞑想しますと)

心の病の方は
「逆に悪化」することもあります。


*マインドフルネス仏式瞑想は
心にトラブルを抱えた方が、
自己流で行うと大変危険です。

必ず熟練した瞑想家に
マンツーマンでついてもらい行ってください。

(これについては、当活動12年、当ブログで約7年
ずっと警鐘を鳴らしております)


もちろんサマタ瞑想は、健常者が
ちょこっとリラクセーション程度に
やるくらいでしたらよいと思います。


また本気でサマタを極めたくば、
それはそれで
大変素晴らしいのですが、

お釈迦様は出家後、2人の師匠に教わり
サマタの最高禅定・究極のサマタに達したが
「そこに悟りはない」と喝破されました。

そしてお釈迦様は早々と、
その二人の師のもとから
去っていきました。



仏教修行者が、きちんとした師匠につき、
この理を分かって行うのならばよいのですが、

私のところで扱っているのは
心の病に対しての仏教瞑想です。

仏教修行のセオリーと、
心理臨床としての仏教瞑想のセオリー
少し違います。


サマタ瞑想を通過点と認知し
行うのはよいですが、

あまりサマタに安住し没入してしまいますと
心理学的に、よろしくない事が起きます。

「心の病にはサマタは向かない」



さて、話は戻りますが

この「あるがまま(観)」の瞑想法が
神経症・うつ病に対し、
奏功を成していきます。


例えば、
強迫神経症独特の

強迫観念をサマタ的に
強引に無視したり、
抑え込むのではなく、
意識、無意識2

(強引に抑え込んでも
何度でも出てきますよ。
それをいつまで続けるのですか?)
意識、無意識3



観の仏教瞑想は
強迫観念が出てきても
執着が無くなります。

ただ出るがまま、あるがまま
無執着。


うつ病独特の
自殺念慮が出てきても

サマタ的に強引に抑え込むのではなく、
頭の中に
「出るがまま・あるがまま・無執着」

さて、今から
この仕事をしようかな・・・と。

ひょうひょうとした
生き方になっていきます。


また最初のお話に戻しますと
瞑想中、頭の中に
「Apple Pen!」と出てきても

淡々と歓迎します。

そして「Apple Pen!」があるがまま
淡々と瞑想し、日常業務に取り組みます。


この観の瞑想では、ピコ太郎さんが
瞑想の訓練に役に立ちます。

さらにPPAPの曲自体を
瞑想の教材とする

高度なマインドフルネス仏式瞑想もあります。
(これは私達専門家による指導が必要)


ありがとうピコ太郎さん。


ピコ太郎さんを観察瞑想し、
悟りを開く人も
出てくるかもしれませんね(笑)

ピコ太郎さんのファッション
素敵ですよね。


はい。本日は受講生さんの
ご質問にお答えいたしました。

よくある質問なので
ブログに書いておきます。


うつ病・神経症・心のトラブルは
「逃げる・目をそらす」ではなく

きちんと向き合いますと
本当の意味で治っていきます。

*(ただし私達専門家による
特殊技術指導が必要)



トラウマ・コンプレックスなどは
目をそらさず
あるがまま受容しきった時

=============
トラウマはトラウマのまま
トラウマでなくなります

これが「治る」ということ
(これ分かりますか?)
=============



福は内
鬼は外!

「鬼は外!(サマタ)」とやっているうちは
鬼さんはヘソを曲げて

事あるごとに
あなたに攻撃をしかけてきます。


福は内
鬼「も」内

鬼さんを
あるがまま受容しきった時
(観の瞑想:智慧の瞑想)


鬼は鬼のまま
鬼ではなくなる

これが仏教式
トラウマ根治の道です。

また森田療法など
東洋の心理療法の治り方です。

*実際、仏教寺院では
福は内!鬼も内!と
豆をまくお寺さんもあります。


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あなたの心の中の
鬼さんをいじめないで
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onisan



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【2016/12/13 02:00】 | マインドフルネス心理療法とは?     (技術編)
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