マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
最近ビジネスコーチングのお話が
続きましたので
今回は心の病のテーマに戻します。


うつ病・神経症「寛解と根治の違い」
「心理療法導入のタイミング」について
語ってまいります。

よろしくお願いします。



さて、当心理相談所に
いらっしゃる方々で、

初回、メールのやりとり、
またお試しカウンセリングの際。

「今、この人に何が必要か?」を
観察しております。


例えば、メールの段階で
「ワー!キャー!」となっている人、

変化球ですと、
メールの段階で平静を装っていても、

1時限目・講義、カウンセリングで
「混乱状態にある方」


そう判断した方は、きちんと説明し、
病院に行っていただき、
薬物療法を行っていただきます。


もちろん、心理療法で
根治に持っていきたいのは分かりますが、

まず対症療法(薬物療法)で
一旦、今の混乱状態を散らさないと
心理療法は無意味です。

クライエントさんが
時間と料金の無駄になってしまいます。


私のところに全国から
お問い合わせ・申し込みのメールが来ます。

正直、私は全てホイホイ受けた方が
ビジネス的には儲かります。


ですが、心理カウンセラーとして、
プロとして然るべき料金をいただく事は
非常に大切なのですが、

その前にまず、
クライエントさん(来談者)の
「幸福・メリット・安全」を優先に
考える事
です。


売上ほしさに、何でもかんでも
ホイホイ受ける
カウンセラー・セラピストもいますが、


そうではなく、まずこの案件は

「自分の専門分野か?
あるいは対応できる分野か?」

心理学の目で観て、

クライエントさんの
「メリット・安全」に合致しているか?


これらが揃った時、
初めてプロとして料金をいただき、
セッションに入ります。


例えばよくあるケースで、
来談されたとき
(私のところは全国対応なので、
ほとんどオンライン・スカイプ来談ですが)

「ワー!キャー!」状態の方で

あ・これは心理療法を導入する
タイミングではないと判断しました。


本人さんは薬物療法に対する
頑なな偏見があり、
聞き入れようとしませんでしたが、

じっくりと、今その人の心と脳で
何が起こっているか

脳科学的・心理学的な
道理を説明し、
病院へ行っていただきました。


よくあるケースですが、
半年~1年くらいして
ひょっこりとメールが来ます。

メールの文体など、
心理学の目で観察していても

明らかに薬物療法が
奏功を成している。


Sadhu Sadhu Sadhu!
素晴らしい。

この機を逃さず、すぐに受け入れ
心理療法プログラムを開始します。


心理療法というものは「メロンと同じで」
食べどきがあります。

プロの心理療法家は
この食べどきを熟知しています。

これだけは心理学の学校では学べませんし
教科書では習得できません。

これは科学うんぬんではなく、
「長年の経験則」が必要なスキルです。

この目利きの力は、
職人芸のようなものです。



話はそれましたが、
今日のお話は何が
言いたかったかと言いますと、


昨今ネット広告・
マスコミ記事などで目立ちますが、

「薬は絶対ダメ!薬は絶対悪!
薬に頼らない!」という、
歪んだ意見ではなく・・・


その人の状態によって
「薬は必要!薬に頼ろう!」
ということです。


もちろん、薬は対症療法なので
根治にはなりません。

ですが、根治療法である心理療法を
きちんと行っていくには、

今大変な事になっている、
脳と心の状態を一旦鎮め
まず整えることが優先です。


心理療法は「メロンと同じで食べ時がある」
ということ。


薬物療法を、大人げなく
排斥する時代は終わり、

薬物療法(対症療法)と
心理療法(根治療法)の

「合わせ技」いいとこ取りの論説が、
今後の主流になってくる事でしょう。


もちろん心理療法も
「対症療法的な力」はありますが、

対症療法としてとらえるならば、
薬物療法の方が
はるかに力があります。


薬に頼らない!はよいのですが、
早く治りたければ、急がばまわれ。


急性期・回復期
もしくはそれに準ずる状態の時は、
薬に「しっかり」頼る

状態が落ち着いたら
心理療法を導入し、並行して行う

心理療法でやっていける
「不動の自信」が出てきましたら

病院の管理のもと
徐々に減薬→断薬に持っていく

やがて数年し・・・・


===============
あなたの生き方、
人生に対するとらえ方自体が
「心理療法」になっていきます。

===============


これが「根治」です。

もはや、うつ病・神経症という
「とらわれ」自体が無くなっていきます。


例えば巷でよく
勘違いされています、

ちょこちょこっといじって、
ちょこちょこっと躁転(躁病)するセラピーは
「実は危険」なんですよ。

それは数週間・数ヵ月は
「即効で治った」ようにみえますが・・・


おかしなセラピーで
強引に押し込めてしまったマグマは
意識、無意識2

時間を置いて「必ず噴火」します。
意識、無意識3

再発・再燃しますと余計悪化します。

実際、現実の話、
多くの場合、再発しているでしょう?



人間が長年刻み込んできた
心と脳のパターンが治るというものは、

当たり前の事ですが
「時間がかかります」

*この脳の理論は今回は長くなるので、
またいつかの機会に書こうと思います。


そして目に見えない
心の病(人生病)が治るって何なのか?が

落ち着いて
洞察できるようになった時、

「本当に治る」という事です。


人間が幸福になっていく
大きな道程で、

副産物として「うつ・神経症」が
治っていくという事です。


これが「寛解」ではなく『根治』です。

*寛解(かんかい):一時的に散らしただけの
再発の危険性を孕んだ状態(寛解期)

寛解と根治は違います。


ですがまず薬物療法で
寛解状態も必要。

以下のプロセスを
参考にしてみてください。


寛解まで導くプロが
薬物療法をはじめとする
現代精神医学(心療内科・精神科)

病院で出来る
お仕事(ケア)はそこまで。


それ以上の事を病院に望んでも
正直な話、病院さんも困ってしまいます。

例えて言うならば、
それは車がほしいのに
八百屋さんに行くようなもの。

車がほしいならば
きちんと車屋さんに行く事です。


次のステップ。

寛解から「根治」に導くのが
私達、心理療法家のお仕事です。


正直、目に見えない
心の病を治していくのは

目に見える
体の病を治すより大変です。


ですが、必ず心の病は治ります。
大丈夫です。

大変ですが
一緒に歩んでまいりましょう。




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【2016/12/06 16:45】 | うつ病
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