マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
以前コーチングのお話で
潜在意識の「現状維持機能」について論じました。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-94.html


============
長期の心と脳の悪習慣
なぜ変わらないのか?
============

その心理メカニズムについて
上記リンクに詳しく書いてあります。


簡単におさらいしますと、

人は長年やってきた、
心や脳のパターンを
「現状維持」しようとします。



それが良い方向に出ますと
良い状態が当たり前のパターンになり
良い現状を維持しようとします。

いつも成功している人、
いつも朗らかな明るい人は
このパターンですね。


・・・しかし、
それが悪く出てしまいますと、

いつまでも
そこ(悪い思考・行動パターン)に留まり

そこが悪いと分かっているけど、
「いつもの安定パターン。
安堵のポジション(コンフォートゾーン)」

になってしまい、


いざ変わろうと、
心理療法などを始めても・・・

潜在意識が足を引っ張り
「元のさやに戻そうとします」


潜在意識はあなたの耳元で
こうささやきます。

(私自身、患者時代、心の中の声)

「昨日も、先月も、去年も、その前も・・・子供の頃から、
うつ的な思考でしたが、何とかやってきたじゃないか。
マスコミも精神科も、頑張らないって言っているからさ。。
そんなに一生懸命、心理療法なんかやっても意味がないと思うよ。
今まで通り、頑張らず寝ていようよ・・」

・・・と、

ダメダメな自分(コンフォートゾーン)に
引き戻そうとします。


ダイエットや禁煙なんかでもそうですね。

私達コーチについてもらい
いざダイエット、禁煙に向けて動き始めると

最初は好調に進むのですが、
1ヵ月(数週間?)すると

「私は何をこんなに一生懸命
ダイエット(あるいは禁煙)しているのだろう?
今ままで太っていたし、タバコ吸っていても
人生やってこれたじゃないか。

どうせダイエット成功してもリバウンドすると思うし、
禁煙生活していると、
かえってストレスでやられてしまうのでは??
こんなバカバカしいこと、もうやめよう・・・
ちょっとぐらい吸ってもいいんじゃないかな?」

・・・と。

こんな感じで潜在意識は、
「いつものコンフォートゾーン(現状維持)」に
あなたを引きずり戻そうとします。


もし、長年の
うつ病・神経症を治すために、

心理療法生活、あるいは
禁煙やダイエット生活していて、

上記のような
心理現象に遭遇しましたら

当ブログの読者様は
「聖なる智慧」がついていますので、


「あ!これがこのブログに書いてあった
潜在意識の現状維持機能なんだな!
ほんとだ!ブログに書いてある通りだ。

よし。潜在意識は
現状に引き戻そうとしているかもしれないが、
そうはいかないぞ!

潜在意識くんには申し訳ありませんが、
私は変わりますので」


まず兵法でも敵の攻撃パターンを
熟知することから始めます。

攻撃パターンが分かれば
対策はたやすいものです。


ここまでが以前のお話の概要です。

もっと詳しくお知りになりたい時は
上記リンクをお読みください。


今回のお話は、その続編です。

はい。見事、私達コーチや
カウンセラーとタッグを組み

潜在意識の現状維持機能を打ち破り
長年のうつ病・神経症の
心理パターンの殻を破り始めた。


そしてプログラムが終わりかけの時、
「さぁ。いよいよ変わっていくぞ!」・・・という時、

なんと潜在意識は
「最後の抵抗」をしてきますから
準備をしておいてください。


潜在意識は
「ちょっと待った!本当にいいのか?
今までの自分から変わってしまうぞ!?
本当にいいのか?」

・・・と、最後の抵抗で
強く足を引っ張ろうとします。


現状に引きずり戻そうとします。

例えば、心理療法をやる気がなくなったり、
疑いの気持ちでいっぱいになります。

「こうやって潜在意識(の中の煩悩)は
足を引っ張ってきますので」




せっかくプログラムを
順調に進めていったのに

「この最後の抵抗」にやられ
巻き込まれ

また元のさや(ダメダメな自分)に
戻ってしまう人もいる。


もう一度言います

「さぁ。いよいよ変わり始めるぞ!という時、
潜在意識は最後の抵抗がありますので、
前もって準備しておいてください」


兵法でも敵の攻撃の想定をしておけば
いざ襲い掛かってきても、
対処はたやすいものです。

koumei.jpg

あなたの心の中に最強の軍師、
諸葛孔明を同居させます。



プログラムを続け変わっていく直前に
「潜在意識の最後の抵抗」
必ずやってきますので

やってきましたら

「あ・はいはい。
潜在意識くんの最後の抵抗なんだね。
よしよし。山中先生のブログを読み、知識をつけ、
心の備えはしてありましたので
あなたの攻撃は通用しませんよ」

・・・と、淡々と

==================
まるで「事務員さん」のように
「事務的に冷たく対処」してください。

==================


今ではもう古くなり、
有識者の間では、
今どき誰も使っていないと思いますが、

「うつ病=頑張らない」は
非常に危険な思想かと思います。


今回のお話の
「現状維持・(悪い)安堵の空間」

「コンフォートゾーン」の殻を打ち破り
コンフォートゾーンの外に一歩踏み出すには

「人生、頑張るところは頑張らないと」
何も変わりません。


もちろん余計な事は
頑張らなくてもよいですが、

心の病、人生の大仕事、
人生を変えていくために

「何でもかんでも頑張らない・・・ではなく、
頑張るところは、ちゃんと頑張らないと」

いつまで経っても治りません。

現状のコンフォートゾーンに
居続けてしまうからです。



この「頑張らない思想」を
もう少し深く考察していきましょう。


うつ病の皆さんが

「頑張る」という言葉に
「”瞬間的にアレルギー反応”」をするのは
以下の理由が考えられます。


①マスコミ等の情報が、
心理学でいう「プライミング記憶」になってしまい
(いわゆる刷り込み、洗脳)
意識、無意識

無意識領域に浸透してしまい、
コントロールされてしまっている可能性。

つまり自分の意思ではなく、
「外部から刷り込まれた(操られた)意思」の可能性。

かつて、ヒトラー率いる、
ナ○スなどが
国民の世論を操作するために
よく使っていた手法です。


②もう一つは、元患者の視点で言いますと、
「頑張れ」と言うのはいいのですが、
「ではどう頑張ればいいの!?」ということです。

つまり「具体策がない」


軽々しい気持ち、何の具体策も無い
捨て言葉のように「頑張れ」というから

うつ病の皆様は、
不快な気持ちになるのではないでしょうか?

私も患者畑出身のカウンセラーですので
現場の事情はよく知っております。


~~~~~~~~~~~~~
ですが私は
「頑張れ」といいます。

~~~~~~~~~~~~~

「え!?なんで!?」


はい。当カウンセリングにいらっしゃる方々は
よくご存知かと思いますが、

私は心理療法家として
「心理学・脳科学・仏教学的な具体策」を
”きちんと提示して”

「頑張りましょうね」とハッキリ言います。


具体策が無いから、頑張れという言葉に
もどかしさを感じていると思います。

では専門的な具体策、道を提示して
「一緒に頑張りましょう」でしたら

「頑張る」はアレルギーではなく、
「希望の言葉」に変わります。

長年のうつの
暗いトンネルから抜け出す
「一条の光の言葉」に変わります。



ここで最後に付録として

「傾聴式(ロジャーズ系)カウンセリングの盲点」
について、元患者の視点から論じておきます。

*(かつて患者時代、
私はカウンセリングを「受ける側」でした)


傾聴カウンセリングは、皆さん病院でおなじみ
いわゆる、ただ話を聴くだけのカウンセリング。

*(もちろん心理学的には、その手法にも
背景に流れる理論があるのですが、
ロジャーズ理論は長くなるのでまたの機会に書きます)


いわば、「だだ黙って聴いて、相槌を打って、
あなたはあなたでいいのよ・・」というもの。

もちろんそれも大切です。
ですが、こればかりでは、
やや危険なところがあります。

今回のお話の
「現状のコンフォートゾーンに安堵してしまい」
そこから抜け出せなくなります。


どんどん現状の
悪いコンフォートゾーンにハマりこみ、
その期間が長引けば長引くほど、

脳的に言うならば、

そういった悪い心理・行動パターンの
脳神経回路(シナプス結合パターン)は
「長期増強」されてしまい、

シナプスは長期増強されればされるほど、
変わることが難しくなる。


コーチング的に言うならば、

コンフォートゾーンの殻を
打ち破らなければならないのに、

コンフォートゾーンの殻の中に
「閉じ込めてしまう」ことになりかねません。

結果的に、うつ病や神経症が
「長期化・難治化」してしまうこともあります。


*もちろん、ちょこっと愚痴を
聴いてもらいたいくらいでしたら
傾聴カウンセリングはよいと思います。



対して、当心理相談所では、
傾聴はほどほどに・・・

それよりも自分の足で、
自分の人生を
しっかり歩いていけるように。


今後の人生。
大嵐、ストレスが訪れても

折れないように、
ブレないように歩んでいける

心理学的な「具体策」
コーチングしていきます。



~本日のポイント~

・潜在意識の「現状維持機能」について
学習します。

・「さぁ。いよいよ変わり始めるぞ」という時に
潜在意識は「最後の抵抗」をしますので
それに備えておきましょう。心の準備は万全に。


変わっていきましょう。
自分の人生のために。

ダメダメな自分という
コンフォートゾーンの殻を破るのは今。


「うつ病=何でもかんでも頑張らない」
という闇の時代は終わった。

うつ病の皆様が
「うつ病=何でもかんでも頑張らない」
という思想のおかしさに
気付き始めたとき、


今こそ、うつ病の常識に
「イノベーション・新しい風」を起こす時です。




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【2016/10/13 01:32】 | うつ病・神経症 「コーチングのススメ」
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