うつ病と身体の痛み ~心のトラブルが「身体の痛み」に変換する時~
▼
うつ病と身体の痛み
~心のトラブルが
「身体の痛み・身体症状」に変換する時~
(心身症・身体表現性障害も含む)
================
『心理的トラブルを解消すると
謎の痛みは消える』
================
当心理相談所には
純粋なうつ病や、
神経症(不安障害)の他に
「謎の身体の痛み・身体症状」を訴えて
いらっしゃる方も多々みえます。
そういった方は、まず以下の手順を
踏んでいただきます。
まず、病院に行き
科学的検査をしていただきます。
そこで科学的に
「異常が見当たらなければ」
「心理学的な要因」が考えられます。
そこから当心理プログラムを
おすすめいたしております。
いきなり心理学的要因を
疑うのではなく
科学的な検査を受けた上で
「異常が見当たらければ」
心理学的なものに
アプローチをかけていきます。
これはクライエントさんを
守るためです。
例えば、
「本当に生物学的な重大な病気が
隠れているのに、心理学的な方法を
続けていたら手遅れになり、
大変な事になります」
*念を押して言いますが、
上記を踏まえた上で
「科学的な検査をして異常がない」と
診断が下りたという前提で
お話をすすめてまいります。
さて、検査をしても
どこにも生物学的に異常がない
・・・でも、
身体(内臓・腰・肩・頭など)が
痛くて痛くてしょうがない。
↑
(うつ病や神経症の方々は、
これを併発される方も多い)
この「謎の痛み」は何なのか?
これについて
「仏教心理学」の視点から
深層心理の深いところを
「炙り出して」いきます。
① まず私達の心は
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「自分のトラウマ・コンプレックス・
葛藤・怒り・自己矛盾・情けないところ
・・・などを巧妙に隠そうとします」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なぜならば、それらを
直視してしまいますと
「耐えられない」からである。
それから巧妙に
目をそらさせるために
--------------------------
心が「痛み」を
作り出してしまう
--------------------------
「え!?なぜ!?」
その「痛み」が強ければ強いほど、
そこに強引に
注視する事が出来ますので
自身の心理的な
「黒いもの」を
見なくて済むからです。
*(これをフロイトの精神分析学で言いますと
「心理防衛機制」ともいいます)
*(仏教心理学で言うならば
「煩悩の働き」)
ですが、その痛みというものは、
実は自身の心(煩悩)が作り出した
「巧妙なトリック」だという事を
見破ってください。
そこがスタートライン。
そのスタートラインに立てましたら
やっと次のステージに進みます。
「・・・いや。私の心は
他の人よりキレイで
黒いものなんてありません!!」
・・・という頑固な方は
スタートラインにも立てない。
*いやがおうでも、自分の黒いものを
正直に見ようとしない人。
・・でも私達は人間なんだから
「黒いもの」があって当たり前ですよ。
人間は誰しも心の中に
「黒いもの」を内包しています。
それが人間です。
② 次は、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「自分のトラウマ・コンプレックス・
葛藤・怒り・自己矛盾・
情けないところ・・・など
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これらから逃げずに、
目をそらさずに、
穏やかに認め、受容する
お稽古をしていきます。
この時点で、劇的に
「謎の痛み」が
緩む人も出てきますが、
「まだまだ甘い」
仏教心理学の理論は
ここでは終わらない。
実は、この段階ではまだ
心の根本治療にはなっていません。
ここで終わってしまいますと、
また何かの機会に、
同じように「謎の痛み」を
出してしまう事でしょう。
③ 次に「心のゴミ掃除」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「自分のトラウマ・コンプレックス・
葛藤・怒り・自己矛盾・
情けないところ・・・など
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
の仏教心理学的メカニズムを
智慧の目で
観察していきます。
ここからは、仏教瞑想の伝統的、
理論と技術が必要。
専門家と「マンツーマンでの」
お稽古が必要です。
これがなぜ起こっているのか?
どういう縁(条件)が揃うと
結果、辛い状態になるのだろう?
これがなぜ
自分の人生にとって脅威なのか?
そして、なぜこれを心の奥深くに
「抑圧」してしまっているのか?
こういった煩悩が、
どう起きて、どう形作り、
どう消滅していくか
自分がどうやって、この煩悩の炎を
「わざわざ」大きくしてしまっているのか?
これらを伝統仏教瞑想の
理論と技術により
対応していきます。
*「煩悩」が非科学的に聞こえるのでしたら、
あえて現代人向けに
「煩悩=脳の未処理な情報群」
あるいは
「煩悩=原始脳(エゴ・自己保存欲求)の暴走」と
とらえてもよいでしょう。
*(煩悩というものは、実はもっと
深い意味があるのですが、
現代人に分かりやすくするために、
あえて脳科学の概念を使います)
当プログラムでは、
こういった事を
一緒にお稽古し、
努力・精進してまいります。
こんな毎日を
続けていますと・・・
人間の深いところから
根本から、
ダイナミックに変わっていって
どんな薬でも
根治に至らなかった、
「謎の痛み」や「謎の情緒不安定」が
根治していきます。
--------------------------------
え!?なぜかって?
--------------------------------
もう「謎の痛み」を出す必要が
無くなるからです。
自身の心の
「根の深い問題」に
穏やかに、平静な心で
対応できますので、
「自身の心の黒いところ」を
「痛み」に注意をそらし
隠す必要が無くなるからである。
したがって
「謎の痛み」は消滅します。
・・・いや。「痛み」を
出す必要が無くなる。
*ちなみに本コラムで
紹介しました修練法は
仏式瞑想の修練法体系の
「ごく一部分」です。
本プログラムでは、
さらに深い事をお稽古します。
・・・はるか2500年前
ゴータマ・ブッダが
作られた理論と技術は
21世紀、現代心理学の理論を
「完璧に超越し、凌駕」しています。
なぜならば、
仏教心理学の技術は
(アメリカ式ではなく
アジアの伝統的マインドフルネス仏式瞑想)
「心の病(症状)」が
治るだけでなく・・・
「幸福」という精神的財産も
得られるからです。
現代心理学は
「心の病の表面的な症状」だけを
とりあえずケアし(対症療法)
「人生の問題」はノータッチ。
・・でも、本当に大切なのは
「人生の問題」ではないでしょうか?
「人生の問題」がブレているから
↓
毎日やたらストレス反応しやすく、
↓
それにより、脳が
慢性的ストレス脳になっていき、
↓
やがて脳の病気になり
↓
うつ病や神経症など
各種心の病になります。
したがって、現代心理学が言う、
脳の病気というものは
「副次的なもの」であって
人生の問題(幸福に生きる道、
思想や哲学的なもの)が解決しない限り
人生の中で何度でも
うつ病や神経症は
再発してしまいます。
その人の、思想・哲学的背景・
バックボーンが定まりますと
人生ブレにくくなります。
結果、脳も安定していきます。
*(ただしカルト宗教や
危険な団体の思想などはNG。
社会常識的に健全なもの限定です)
実際、抗うつ薬だけで
ハイテンションになって
社会復帰した人達で、
再発される方が多いのは
上記の理由からです。
うつ病の再発率が
異常に高いのは、そういった理由です。
もちろん抗うつ薬・抗不安薬は
サポートにはなります。
(発症したての
急性期・回復期は非常に有効です)
ですが、抗うつ薬「だけ」では
根治には至りません。
抗うつ薬・抗不安薬で
急性期から脱し、
少し落ち着きましたら
心理療法も導入し、
「寛解ではなく根治」に向けた作業を
淡々と行っていく事を推奨いたします。
ブログランキング参加しております。応援クリックお願いします
(Ctrlキーを押しながらクリックしますと画面の処理が早いです)
↓
2クリックしていただいた方・・ご支援ありがとうございました。
当心理カウンセリング、心理療法(マインドフルネス・森田療法)
お問い合わせ・お申し込みは、コチラからどうぞ。
↓
http://mindfulness-arugamama.com/mail
☆ 当ブログ・メルマガ・ホームページは
「著作権により保護されています」
著者の許可なく、無断転載・転用(一部引用も含む)は
固くお断りします。
~心のトラブルが
「身体の痛み・身体症状」に変換する時~
(心身症・身体表現性障害も含む)
================
『心理的トラブルを解消すると
謎の痛みは消える』
================
当心理相談所には
純粋なうつ病や、
神経症(不安障害)の他に
「謎の身体の痛み・身体症状」を訴えて
いらっしゃる方も多々みえます。
そういった方は、まず以下の手順を
踏んでいただきます。
まず、病院に行き
科学的検査をしていただきます。
そこで科学的に
「異常が見当たらなければ」
「心理学的な要因」が考えられます。
そこから当心理プログラムを
おすすめいたしております。
いきなり心理学的要因を
疑うのではなく
科学的な検査を受けた上で
「異常が見当たらければ」
心理学的なものに
アプローチをかけていきます。
これはクライエントさんを
守るためです。
例えば、
「本当に生物学的な重大な病気が
隠れているのに、心理学的な方法を
続けていたら手遅れになり、
大変な事になります」
*念を押して言いますが、
上記を踏まえた上で
「科学的な検査をして異常がない」と
診断が下りたという前提で
お話をすすめてまいります。
さて、検査をしても
どこにも生物学的に異常がない
・・・でも、
身体(内臓・腰・肩・頭など)が
痛くて痛くてしょうがない。
↑
(うつ病や神経症の方々は、
これを併発される方も多い)
この「謎の痛み」は何なのか?
これについて
「仏教心理学」の視点から
深層心理の深いところを
「炙り出して」いきます。
① まず私達の心は
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「自分のトラウマ・コンプレックス・
葛藤・怒り・自己矛盾・情けないところ
・・・などを巧妙に隠そうとします」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なぜならば、それらを
直視してしまいますと
「耐えられない」からである。
それから巧妙に
目をそらさせるために
--------------------------
心が「痛み」を
作り出してしまう
--------------------------
「え!?なぜ!?」
その「痛み」が強ければ強いほど、
そこに強引に
注視する事が出来ますので
自身の心理的な
「黒いもの」を
見なくて済むからです。
*(これをフロイトの精神分析学で言いますと
「心理防衛機制」ともいいます)
*(仏教心理学で言うならば
「煩悩の働き」)
ですが、その痛みというものは、
実は自身の心(煩悩)が作り出した
「巧妙なトリック」だという事を
見破ってください。
そこがスタートライン。
そのスタートラインに立てましたら
やっと次のステージに進みます。
「・・・いや。私の心は
他の人よりキレイで
黒いものなんてありません!!」
・・・という頑固な方は
スタートラインにも立てない。
*いやがおうでも、自分の黒いものを
正直に見ようとしない人。
・・でも私達は人間なんだから
「黒いもの」があって当たり前ですよ。
人間は誰しも心の中に
「黒いもの」を内包しています。
それが人間です。
② 次は、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「自分のトラウマ・コンプレックス・
葛藤・怒り・自己矛盾・
情けないところ・・・など
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これらから逃げずに、
目をそらさずに、
穏やかに認め、受容する
お稽古をしていきます。
この時点で、劇的に
「謎の痛み」が
緩む人も出てきますが、
「まだまだ甘い」
仏教心理学の理論は
ここでは終わらない。
実は、この段階ではまだ
心の根本治療にはなっていません。
ここで終わってしまいますと、
また何かの機会に、
同じように「謎の痛み」を
出してしまう事でしょう。
③ 次に「心のゴミ掃除」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「自分のトラウマ・コンプレックス・
葛藤・怒り・自己矛盾・
情けないところ・・・など
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
の仏教心理学的メカニズムを
智慧の目で
観察していきます。
ここからは、仏教瞑想の伝統的、
理論と技術が必要。
専門家と「マンツーマンでの」
お稽古が必要です。
これがなぜ起こっているのか?
どういう縁(条件)が揃うと
結果、辛い状態になるのだろう?
これがなぜ
自分の人生にとって脅威なのか?
そして、なぜこれを心の奥深くに
「抑圧」してしまっているのか?
こういった煩悩が、
どう起きて、どう形作り、
どう消滅していくか
自分がどうやって、この煩悩の炎を
「わざわざ」大きくしてしまっているのか?
これらを伝統仏教瞑想の
理論と技術により
対応していきます。
*「煩悩」が非科学的に聞こえるのでしたら、
あえて現代人向けに
「煩悩=脳の未処理な情報群」
あるいは
「煩悩=原始脳(エゴ・自己保存欲求)の暴走」と
とらえてもよいでしょう。
*(煩悩というものは、実はもっと
深い意味があるのですが、
現代人に分かりやすくするために、
あえて脳科学の概念を使います)
当プログラムでは、
こういった事を
一緒にお稽古し、
努力・精進してまいります。
こんな毎日を
続けていますと・・・
人間の深いところから
根本から、
ダイナミックに変わっていって
どんな薬でも
根治に至らなかった、
「謎の痛み」や「謎の情緒不安定」が
根治していきます。
--------------------------------
え!?なぜかって?
--------------------------------
もう「謎の痛み」を出す必要が
無くなるからです。
自身の心の
「根の深い問題」に
穏やかに、平静な心で
対応できますので、
「自身の心の黒いところ」を
「痛み」に注意をそらし
隠す必要が無くなるからである。
したがって
「謎の痛み」は消滅します。
・・・いや。「痛み」を
出す必要が無くなる。
*ちなみに本コラムで
紹介しました修練法は
仏式瞑想の修練法体系の
「ごく一部分」です。
本プログラムでは、
さらに深い事をお稽古します。
・・・はるか2500年前
ゴータマ・ブッダが
作られた理論と技術は
21世紀、現代心理学の理論を
「完璧に超越し、凌駕」しています。
なぜならば、
仏教心理学の技術は
(アメリカ式ではなく
アジアの伝統的マインドフルネス仏式瞑想)
「心の病(症状)」が
治るだけでなく・・・
「幸福」という精神的財産も
得られるからです。
現代心理学は
「心の病の表面的な症状」だけを
とりあえずケアし(対症療法)
「人生の問題」はノータッチ。
・・でも、本当に大切なのは
「人生の問題」ではないでしょうか?
「人生の問題」がブレているから
↓
毎日やたらストレス反応しやすく、
↓
それにより、脳が
慢性的ストレス脳になっていき、
↓
やがて脳の病気になり
↓
うつ病や神経症など
各種心の病になります。
したがって、現代心理学が言う、
脳の病気というものは
「副次的なもの」であって
人生の問題(幸福に生きる道、
思想や哲学的なもの)が解決しない限り
人生の中で何度でも
うつ病や神経症は
再発してしまいます。
その人の、思想・哲学的背景・
バックボーンが定まりますと
人生ブレにくくなります。
結果、脳も安定していきます。
*(ただしカルト宗教や
危険な団体の思想などはNG。
社会常識的に健全なもの限定です)
実際、抗うつ薬だけで
ハイテンションになって
社会復帰した人達で、
再発される方が多いのは
上記の理由からです。
うつ病の再発率が
異常に高いのは、そういった理由です。
もちろん抗うつ薬・抗不安薬は
サポートにはなります。
(発症したての
急性期・回復期は非常に有効です)
ですが、抗うつ薬「だけ」では
根治には至りません。
抗うつ薬・抗不安薬で
急性期から脱し、
少し落ち着きましたら
心理療法も導入し、
「寛解ではなく根治」に向けた作業を
淡々と行っていく事を推奨いたします。
ブログランキング参加しております。応援クリックお願いします
(Ctrlキーを押しながらクリックしますと画面の処理が早いです)
↓
2クリックしていただいた方・・ご支援ありがとうございました。
当心理カウンセリング、心理療法(マインドフルネス・森田療法)
お問い合わせ・お申し込みは、コチラからどうぞ。
↓
http://mindfulness-arugamama.com/mail
☆ 当ブログ・メルマガ・ホームページは
「著作権により保護されています」
著者の許可なく、無断転載・転用(一部引用も含む)は
固くお断りします。
Last Modified :