マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
・一切皆苦(いっさいかいく)
・苦聖諦(くしょうたい)

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この世は
苦であることが現実です
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「え!?仏教哲学は
なんて悲観的な思想なんですか!」


・・・いえいえ。

とても楽観主義、
そして「超ポジティブ」な思想です。



例えば、
こんな人がいたとしましょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~
・「信じていた彼氏に裏切られ、
落ち込みうつ病になった」

・「人生で予期せぬ大病を患って
絶望から鬱病になる」

・「会社で上司に怒られ、
それによりうつ病になった」

などなど。
~~~~~~~~~~~~~~~~


これらの深層心理を
炙りだしますと、


この世は愛に満ちていて、
裏切られる事はなく、

自分に限っては
病気にはならないはずで、

世の中は愛なので、
会社の人達は皆、
いい人であるはずで・・・


こういった
「性善説」にしがみつき、

頭の中でそれに
執着すれば執着するほど


「そうでない現実に
直面してしまうと」


頭の中はパニックになり、
対応できなくなります。

パソコンでいいますと、
バグやフリーズです。


なぜパニックになるかといいますと、


世の中は愛で満ちていて、
人は裏切るはずはなく、

私に限っては
絶対病気にならず、

私は愛される存在なので
怒られる事は無い。


・・・と思っていたのに
逆な事が起きた。

その人の頭の中では
「想定外」の事です。

人は「想定外」の事が起きると
パニックを起こします。


また、心理学的に言いますと
ダブルバインド
(二重拘束状態)が起きます。


思考の中のルールは、
この世は愛なのに、

現実に起こっている事実は
愛されない事が多い。


頭の中と、目の前の現実。
どちらのルールに
従えばよいのか混乱する。

この状態が二重拘束状態です。


森田療法では、頭の中の

「あまりに尊大な理想や、自我像に
執着すれば執着するほど」

現実との乖離に苦しみます。
これを「思想の矛盾」といいます。




マインドフルネス仏教瞑想では
どうするか?


仏教哲学のとらえ方では

・一切皆苦(いっさいかいく)
・苦聖諦(くしょうたい)

を学習します。


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「え!?
何が苦なんですか?」
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まず、生・老・病・死の四苦

・生: 生まれたくもないのに
生まれてきてしまう事。
誕生も自我の思い通りにならない。

・老: 老いる苦しみ。
どれだけキレイな人やイケメンも、
いつかは、じいさん・ばあさんになります。
老いると身体の自由は利かなくなってきます。

・病: 生物たるもの必ず病気になります。

・死: 生物最大の恐怖。
ですが人は必ず死を迎えます。
このブログ書いている私も、読んでいるあなたも
100年後には、まずこの世にいません。


次に

・愛別離苦(あいべつりく):
愛するものとも、いつか必ず別れが来ます。
どれだけ愛しても、早いか遅いかの違いで
必ず別れがきます。

・怨憎会苦(おんぞうえく):
嫌な人と会わなくてはならない苦しみ。
どこの職場、環境にも必ずイヤな人はいます。

・求不得苦(ぐふとくく):
求めても得られない苦しみ。

・五蘊盛苦(ごうんじょうく):
本能・煩悩が燃え盛る苦しみ。


これらで合計8つ。
これを「四苦八苦」といいます。

したがって
「この世の本質は苦」である。


-----------------------------------------
*ちなみに俗世間で
「今、会社の経営で
四苦八苦しててね・・」

など使われていますが、
語源は仏教です。
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「四苦八苦」

これは社長だろうが
王様だろうが、

サラリーマンだろうが、
主婦・学生だろうが、
ホームレスだろうが

誰にも「必ず」ついてきます。
避けられない。


マインドフルネス仏式瞑想では

「むしろこれが当たり前」と
認知していきます。


これは頭の理屈で
知っているレベルではなく、

潜在意識に
浸透させるレベルです。


するとどうなるか?

先ほどの
例に挙げた人のケース



>「信じていた彼氏に裏切られ、
落ち込みうつ病になった」


これは「想定内」に入ります。

愛する者と
いつか必ず別れる事を
知っていますし、

人の心は自我の思い通りに
ならない事が多いことを知っていますので
「想定内」です。

人は「想定内」の事は
パニックにはなりません。

(想定外の事が起きると
パニックになります)


もちろん関係を修復するための
「あらゆる努力」はします。

(もちろん普段からも
お互いホットな関係で
いられるよう努力もします)

その上で「彼氏とのお別れ」が
避けられないならば

アンドロイドじゃなく、人間なので
「ひどく落ち込みますが」

『うつ病にはならない』

「健全レベルの落ち込み」で
リカバリー(回復・心の修復)も早くなります。



>「人生で予期せぬ大病を患って
絶望から鬱病になる」


「想定内」です。

人間・生物は必ず病気になる事を
初めから知っています。

もちろんロボットじゃなく人間なので
「ひどく落ち込みますが」

『うつ病にはならない』

落ち込んだ後、
「ではこの状況で、何が出来るか?」
に切り替わる速度が速い。


自分だけは
絶対に病気にならない
という思想ですと、

いざ病気になった時、
その人の頭の中では

「想定外」の事が
起ってしまった事になります。

そして制御不能のパニックに陥り、
うつ病や神経症になる可能性が高い。



>「会社で上司に怒られ、
それによりうつ病になった」


はい。「想定内」です。

1、まず「怨憎会苦」

どこの職場に行っても、
必ずイヤな人はいます。

例えば、理想の環境・
イヤな人が一人もいない

聖者ばかりの職場や環境は、
この世にありません。

~~~~~~~~~~~~~~~
分かっちゃいるけど、
そういうものを求めて

果てしなく転職を繰り返す人を
「青い鳥症候群」といいます。

~~~~~~~~~~~~~~~

普段の瞑想や
当心理療法の学習により、

頭の理屈ではなく、
身体・潜在意識で「怨憎会苦」を
(どこの職場に行っても嫌な人は必ずいる)

深く分かっていますと、
嫌な人に対する
「心の免疫」が出来ます。

それがすなわち
「ストレス耐性」です。


逆に、「職場の人は皆いい人で
誰しも私に
よくしてくれるに違いない」という

潜在意識・深層心理下での
「思い込み」でいますと・・
意識、無意識

嫌な人に遭遇した時、
その人の頭の中では

「想定外」の事が
起ってしまった事になり
脳内情報処理が出来なくなり

うつ病・神経症になっていきます。



2、そして「求不得苦」

自分は思い通りに
会社生活したいのですが、

この世は
自我の思い通りにならない事を
はじめから知っていますので、

「上司に怒られた」

「あ・求不得苦。想定内。
この世で思い通りにならない事が
起きたのですね」

と、心の中で冷静に
対処できるようになります。


これがすなわち
「ストレス耐性」です。

(もちろんこれだけじゃなく
具体的な「仏式行動療法」
お稽古します)


逆に「全て自我の思い通りになる。
私は愛される存在で、怒られる事は無い」

という思想でいますと


上司に怒られると、
その人の頭の中では

「想定外」の事が
起った事になってしまう。

「想定外」の事が起ってしまうと
人はパニックになり、

脳内情報処理が出来なくなり
うつ病や神経症になっていきます。


*ただし、これは普段から
真面目に仕事をした上での話です。

*また犯罪組織の職場や、
残業代が不当に支払われない
職場などは話は別。

そういったものは
心理学・仏教学の管轄ではなく、
労働基準法の管轄です。

きちんと法的措置をとった上で
心理療法を行います。




まとめますと、

「この世は苦ではなく楽園で、
楽しいはずだ。思い通りになるはずだ。
私は愛されるはずだ」

という「性善説」
執着する度合いが
大きければ大きいほど


「苦」「ストレス」に対する
免疫がなくなります。



この世の事実・現実である
「苦(ドゥッカ)」に直面しますと、

「想定外」の事が
起った事になってしまい

(思想の中ではこの世は
楽園であるはずなのに・・)

こころや脳が
パニック・混乱を起こします。

「耐えられる」ストレスが
「耐え難い」ストレスに
なってしまいます。


逆に、仏教哲学が言うように
この世は「四苦八苦」が現実で

これを認め・受容して
生きていますと、

「苦」に直面しても
だいたいこの世の事は
「想定内」
です。


もちろん、家政婦のミタや、
アンドロイドじゃなく、普通の人間なので
落ち込みますが

「うつ病にはならないレベル」で
止まります。

人は想定内の事ですと
情報処理は円滑に進み、

「心のリカバリー」も早くなります。


もっと言いますと

このマインドフルネス仏式瞑想、
仏式カウンセリングで
「ある事を学習」していきますと

人生で起こる全ての事が
「想定内」になります。

~起こるべくして起こった事~



いかがでしょうか。

皆さんがお経などで
わけが分からない、呪文みたいなものを
聴いていると眠くなるし、

何も身になりませんが、


こうやって
「意味の分かる言葉」で

読みますと、
古来からの仏教の思想って

「生きていく智慧」に
満ち溢れています。


しかも、現代心理学を
「完璧に超越」しています。

現代心理学が踏み込めない
領域まで踏み込みます。


仏教哲学は
アジアの伝統的精神文化です。


~~~~~~~~~~~~~~
そして思想・哲学は

ときに「抗うつ薬より」
効いてしまう事もあります。

~~~~~~~~~~~~~~


また本日のお話を
お読みいただきまして、

仏教学の
初歩的な部分ですが

これは「宗教」でしたか?


違いますね。

これは人間学・
思想・哲学・心理学です。

(私は仏教心理学と
定義しております)


長年の生き辛さを
抱えている方々は

新しい
「生きていく技・智慧」を身につけ

今後の人生を
歩んでいけるとよいですね。



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【2016/07/14 00:16】 | 心の病  「禅カウンセリングの視点」
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