マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
以前書きました、

いやな気分よこんにちは
「抑うつ克服法」 ~Feeling Bad~

↓(パート1)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1253.html

・・・の続編です。


これはうつ病に関する
認知療法の「某世界的名著」に対し、

かなり風刺が効いた
ジョークになるかと思います。
(バーンズ博士ごめんなさい)


当カウンセリングの
クライエントの皆様方から

続編を書いてほしいという
リクエストが多々ありましたので
今回書いてみようと思います。


これは前回のパート1に続き、
(詳しくは上記リンク、
パート1をお読みください)

西洋思想的、よくありがちな
「コテコテのポジティブシンキング」的な
認知療法と、

真逆の立場である、

「東洋思想的」な心理療法
(森田療法やマインドフルネス仏式瞑想)の
発想の違いを述べます。


=====================


うつ病の方は
慢性的な身体のだるさや、

気分の悪さを
訴える方が多いかと思います。


ですが、そもそものところ
私達の心や
肉体という乗り物

基本的に「Feeling Good」ではなく、
「Feeling Bad」です。


肉体という乗り物は、基本的に
あまり乗り心地の良いものではありません。

(余談ですが、たしかジブリの「ハウルの動く城」の
最後のシーンで、こんなようなセリフがありましたね)


うつ病や神経症の方々が
抱きがちな幻想があります。

それは
「いつも気持ちがよい状態」
「毎日気分がハイテンションMAX状態」

こういった状態が健常だ・・・と、
勘違いされているケースが目立ちます。


そして毎日気分が
絶好調じゃない自分は病気だ・・・と。

(こういった深層心理のメカニズムの説明は、
長くなるので、またの機会に詳しく述べます)


*ですが、もし仮に、そういった毎日
ハイテンションの人がいたならば
それは「躁病(そうびょう)」という、
重篤な精神疾患です。

(躁病は危険ですので、ただちに病院へ行き、
リチウム系の薬物療法が必要。
場合よっては入院が必要かと思います)

「毎日気分が絶好調は、逆に病気ですよ」


・・・実は健常者でも、
毎日気分が良い訳ではなく、

週の5~7割くらいは
「あまり気分はよくありません」

それが「健常・普通」なんですよ。


そもそも肉体という乗り物自体、生物学的に
あまり乗り心地の良いものではありません。

そしてその乗り物は
どれだけ「執着」しても

だいたい80~90年くらいしたら、
お返ししなくてはなりません。

レンタルビデオと同じです。


どれだけ美貌に執着しても、

どれだけ筋骨隆々になって、
そのカッコよさに執着しても

「いのち」が終わったら
蛇が脱皮するように、脱ぎ捨てて、
お返ししなくてはなりません。


地位、財産、高級車、肩書、
美貌、肉体、土地、名誉・・・

何一つあの世に
持って行く事は出来ません。

全部この世に
捨てていかなくてはなりません。


肉体という乗り物は
美しいもので、とても軽く心地よく、
気分が良いものだ・・・

という「幻想・認知の歪み」を手放し、


肉体という乗り物は
気分はあまりよくなくて、

思い通りにならないし、
そもそも乗り心地の良くないものだ・・・と、

「正しく認識していれば」

普段の身体の
けだるさがあっても、

~~~~~~~~~~~~~~
「”乗り心地の良くない事を
はじめから知っていますから”」
~~~~~~~~~~~~~~

それほど落ち込みません。


肉体や心は
気分が良いものだ
「Feeling Good」・・・と
思いこんでいるから

気分が良くない現実・事実に直面すると
落ち込みます。

(この状態を森田療法では
「思想の矛盾」といいます)


基本、肉体や心は
気分はあまりよくないという事が
「当たり前」になっていれば、

日々の気分に
執着することも無くなり、

そこまで期待はしていないので、

抗うつ薬や酒、タバコ、
栄養ドリンク、サプリなどで
ハイテンションにしようとも思わない。


*ですが、そういったもので
本当に気分が
ハイテンションになりますか?

私も患者時代、
そういった事をやっていましたが、

栄養ドリンクやサプリ飲んで、
ハイテンションになったためしがありません。。



===================
「気分本位ではなく、目的本位」の生活。
(森田療法のことば)
===================

森田療法や
マインドフルネス仏式瞑想の
生活に慣れてきますと

今日気分が悪かったら
気分が悪いがまま、あるがまま


気分に「執着」し、
どうしようもない気分を
良くしようと、もがくのを止め、

気分は良かろうが
悪かろうがそのままに・・

今日一日の業務(目的)を
淡々とこなしていきます。


心に雨が降ったら、
雨が降るがまま

雨(気分)を
何とかしようとせず、

傘をさして、
今日一日を生きていきます。


晴れの日は
晴れのまま

雨の日は
雨のまま

日日是好日


今日の気分は
Feeling Bad

ですが、今日一日を
淡々と生きていきます。


雨のち曇りで
また晴れる

・・・でもまた
雨が降る

それでいいのだ



-----------------------------------------
「雨ニモ負ケズ」
(宮沢賢治)

日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き

みんなに、でくのぼーと呼ばれ
褒められもせず、苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい
-----------------------------------------



無我

地球の循環物である
「わたし」に目覚めます。


地球という大きな海
その中の「波」がわたし

波は海であり
海は波である

色即是空(しきそくぜくう)
空即是色(くうそくぜしき)

波の形をとっているが
本質は海(空:くう)である


地球の循環物の中で
人間という形をとっていますが

やがて終われば
地球に還っていきます。
そして循環する。

それが無我


わたしは

在るといえば在るが
無いといえば無い

(禅問答を提示しておきます)


これは論理では
説明できないので

(瞑想の世界では
「不立文字」といいます)

マインドフルネス仏式瞑想で
体得していくようにしていきます。


この状態に
近づいて行きますと

うつ病?神経症?
どーでもよくなります。


その状態になった時、

抗うつ薬が本当の意味で
要らなくなる時ですよ。

気分が良かろうが
悪かろうが、

毎日を朗らかに
ひょうひょうと生きていく事が
出来るようになります。


~~~~~~~~~~~~
皆さんも一緒に
どーでもよくなりましょう
~~~~~~~~~~~~


これが寛解ではなく

本当の意味で
「治った(根治)」ということ


この状態に導くのは

薬だけ出して「はい。おしまい」の
精神科・心療内科の
方法論では不可能だと思います。

(ただし、うつ病発症したての
急性期・回復期は薬の力は必要)



当カウンセリングで、
うつ病や神経症(不安障害)が
治った方々は

皆、口をそろえて言いますね。

------------------------------------
「治る」って、
案外拍子抜けな事だった

あ・こんなことか・・・と。
------------------------------------


ですが、
この「シンプルな境地」に至るのが
難しいかもしれません。

物事は
①シンプルから始まり、

②複雑さを経て

③シンプルに戻る


これが単なる
①無知なシンプルではなく、

③の「深みのある
本当のシンプルです」



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【2016/05/20 03:21】 | うつ病・神経症 「治ると」こうなります
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