マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
うつ病・神経症(不安障害)など心の病

「毎日の身体のだるさ。気分の重さ。
慢性的不幸感」 ~解決のヒント~



------------------------------------------
「問題は普通の基準を
どこに置くかです」

------------------------------------------

たとえば、
気分が良いレベル
「最大100」

気分が悪いレベル
「最大が0」とします。


心が健全な人は
普通レベルを「50~60」

ですが、うつ病・神経症傾向の方は
普通レベルを「90以上」に
設定しているケースが目立ちます。

(うつ病・神経症の方
独特の完璧思考による)


私達の心や身体という「乗り物」は、
不便な乗り物です。

基本、乗り心地が悪いものです。
それが普通です。


ゆえに、体調・気分のレベルを
「90を普通」に設定してしまうと、

当然の事ながら
「いつも気分が悪い」
「いつも満たされない」
「いつも身体がだるい状態」に
なってしまいます。


うつ・神経症傾向の方は
完璧主義の方が多く
(それは、すなわち潜在意識下で、
生の欲望・渇愛が強い)
意識、無意識

*精神分析のフロイト的に言うならば、
「生の欲動(エロス)」が強い。


「普通レベルを常に90以上だと思い込み」、
毎日90でないと、
不全感から「謎の焦燥感」にかりたたれ、

---------------------------------------------------
謎のサプリや、栄養ドリンク、
カフェイン、抗うつ薬などを飲み・・・


何とか「90以上」になろうとします。
---------------------------------------------------

ですが、それは虚しい。

毎日、気分や体調が90以上など
「生物学的に不可能」です。


もし仮に毎日気分が
90以上の人がいたとしたならば、

それは躁病(そうびょう)」という
重篤な精神疾患の一種です。

ただちに精神科に行き、入院し
リチウムなど処方してもらった方が
よいかと思います。


うつ病・神経症的な方は

「違います。私はただ
”普通”になりたいんです」・・・と言いながら

やはり深層心理では
最大の気分の良さを
渇愛しているケースが多いと思います。


*毎日少しでも気分が悪いと
「極端に神経質になり」

何とか気分をMAXにしようと
栄養ドリンクやサプリを飲んだり、
カフェインなどでテンションを上げようとします。


こうとらえてみてください。

そのうつ・神経症的な方の
”普通”レベルを

「50」まで下げてみては、
いかがでしょうか?


よくよくチェックしてみてください。

「普通レベルの値」が
高すぎはしませんか?


気分・体調の普通レベルが
「50~60が普通」だととらえると、

毎日、気分が
「まあまあな状態」になります。



逆に普通レベルを
「90以上」に設定しますと

毎日満たされない。
毎日気分が悪い。

謎の焦燥感。慢性的不幸感・・・


禅の言葉で
「少欲知足」(しょうよくちそく)
という言葉があります。


もっと気分が良くなりたい、
あれがほしい、これがほしい

・・ほしいほしい!と渇愛している内は
真に満たされる事はありません。

=================
真に満たされるのは
大欲ではなく、
「小さい欲で満足した時」です。

=================

一度、気分・体調のゲージの値が
どのレベルにあるかチェックしてみます。

50~60くらいに
チューニングし直しますと
逆に毎日楽になっていきます。


それは気分・体調の
ゲージだけではありません。

「幸せのゲージの値」も、
どのレベルに設定しているかを
チェックしてみます。


うつ・神経症独特の
「慢性的不幸感」を持っている方は

「幸せレベル」が90以上に
なっていませんか?


幸せのゲージの値が
90以上が「標準値」と設定している方々は、
(環境的に、そこそこ恵まれているのに)

常に最高の幸福を!
自分に無いもの無いもの・・・!を
毎日探します。


私のカウンセリングに
いらっしゃる方々は、社会的にみても
まあまあな環境の方が多いです。

・・・例えば、ご主人さん(奥さん)がいて、
ちゃんと仕事もされていて、
愛する家庭があり、五体満足で・・・

(中には、大金持ちのVIPクラスの方が
当カウンセリングにいらっしゃることもあります)


「でも不幸なんです」

------------------------
なぜかって?
------------------------

毎日自分にないもの、
旦那さんの悪いところ、

ママ友の悪いところ、
自分のコンプレックス、

あのイヤな人さえいなければ、

自分にこれさえあれば、

私がこういった
環境だったら幸せなのに!・・・


「無いもの探しの人生」だからです。

これが慢性的不幸感
一つの要因です。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*例えば、うつ・神経症的な方に
日記療法の宿題

「周りに感謝したことを
書いてみてください」といいますと、

「感謝したことが全く書けない
ケースが多々あります。

無いもの・ダメなところばかりに
スコトーマ(視野の狭さ)がかかり、

恵まれているもの・あるものが
「全く見えなくなっている」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~


当カウンセリングで
マインドフルネス仏式瞑想の
お稽古をしますと、

「幸せの標準値が50くらい」
下がっていきます。

(ただし、真面目に真剣に行う方。
そして問題の本質が分かる方)


すると、そこまで毎日
気分絶頂で、

絶好調の幸せでなければ!・・・
というのが薄れてきます。


・・それどころか、
====================
「無いもの探しの人生」から
「あるもの探しの人生」にシフト
していきます。
====================


「あるもの」を探す
毎日になっていきますと、

案外気付かなかった
「あるもの・恵まれたもの」
視界に入ってきます。



案外あるものだらけです。

愛するご主人さん。子供。
温かい家庭。
旦那(奥さん)のチャームポイント。
食べていけるだけの収入。
五体満足。車。住まい・・・などなどなど。。


「自分は財宝(幸せ)に埋もれている」
ことに、ハッと気付きます。


----------------------------------------
それが幸せレベルが、
50くらいが標準に、
チューニングされたという事です。
(少欲知足)
----------------------------------------


幸せは他人と比べる事ではなく、
自分で幸せゲージの値を設定する事。

また、毎日の「気分」なども、
「自分でゲージの値を設定する事」


これらのゲージの値
「90以上」(うつ・神経症的、完璧思考)を
標準としてしまいますと、

毎日「気分の悪さ・慢性的不幸感」が
もれなくついてきます。


もっとほしい!ほしい!
毎日気分良く!
毎日 自己実現している!

(これらは西洋的な
自己啓発セミナーに多いですね・・)

そして当たり前の事ですが、
思うように得られない

「慢性的不幸感・不全感・抑うつ感・・・」


*上記の心理サイクルを、
仏教心理学では
「餓鬼道(がきどう)地獄」といいます。

地獄は、あの世にあるのではなく、
この世→その人の精神状態にあります。


ゲージの標準値を
50~60くらいにしますと、

多少気分が悪くても、
それほど神経質になりません。

「肉体という乗り物は、
あまり乗り心地は良くない」


という事を
初めから知っていますので


気分が良かろうが悪かろうが
あまり「とらわれず」

毎日をひょうひょうと
生きていく事が出来るようになります。


気分に絶対的価値を
置かなくなりますから


「毎日の気分に振り回され」
何もできない人生が変わってきます。


今日の気分より、
それよりも「今日何をしましょうか」
「さて、今日の仕事は・・」

「気分本位ではなく目的本位」
生き方に変わっていきます。


=====================
「さぁ。もう謎のサプリや
栄養ドリンクを捨ててしまいましょう」

=====================

*ただサプリは、栄養補助食品としては
よいと思いますが、うつ・神経症的な方は、

そういったものに救いを求めたり
依存したりする
「不健全な使い方」になっているケースが多い。


そういったものに依存し続ける心理を
修正していかない限り、
うつ病・神経症は治りません。

*現実、実際の話、
それらサプリを飲んで治りましたか?
治っていないのでしたら、
それが事実であり「結果」です。

治らないという「結果」が出ているのに、
なぜに続けるのでしょうか?


*ちなみに日本などの飽食の国で
普通に生活していて
栄養が病的に不足する事はまずありません。

(よほど偏った異常な
食生活の人は別ですが)

特定の栄養素を「過剰に」摂りつづけると、
それが原因となり、
病気になるという事もあります。



「まとめ」

・『気分本位ではなく目的本位』
(森田療法のことば)

・『幸せ・気分のレベルを50~60へ』

・『無いもの探しの人生から
”あるもの探し”の人生へ』

(小欲知足:餓鬼道地獄からの離脱)



根本的な話。
心の病とは「思想(哲学)の病」である。


①その人の根本的な
思想(モノのとらえ方など)が歪んでいますと、
「やたらストレス多き毎日」になります。

②日々ストレスが多いと、
ストレスホルモン(コルチゾールなど)が
慢性的に流れやすくなり
(慢性的ストレス脳)

③海馬などの脳神経は
コルチゾールなどにより破壊、弱体化し、

④やがて脳の病気になっていき、
(様々なパーツが暴走、
またはシステムダウン)

⑤その人の生活環境・生育歴などにより
ある人は「うつ病」
ある人は「神経症」
ある人は「心身症」
(胃潰瘍など精神的なものが身体に出た状態)
様々な出方をします。



『川上戦術』

川の上流①が
キレイになっていきますと

川下の⑤も
自然に治っていきます。


逆に言いますと、
川下⑤をキレイにしたくば、

川上①をキレイにしていくことです。


薬物療法は
④⑤のみ、限定的に働きかけますが、

心理療法は、①の
「根本のところ」にアプローチしていきます。


薬物療法は
一時的な「対症療法」ですが、

心理療法は「根治」に向かいます。


もちろん、現在の辛さを散らすため
薬物療法も必要です。

ですので、薬物療法(対症療法)と
心理療法(根治療法)の
「合わせ技」が効果的かと思います。




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【2016/03/08 02:22】 | うつ病 「寛解(かんかい)ではなく克服」へ!
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今日の気づき
オリーブ
いつもブログを拝見しています。
いつも色々な気づきを与えていただき、ありがとうございます。
今日の内容はとても濃かったです。
思うに、お釈迦様の教えは人間にとっての究極のメンタルヘルス法だと思います。
この事はもっと評価されていいと思いますし、多くの日本人が仏教を誤解しているようで、残念でなりません。
今朝も15分程座りました。瞑想の結果の良し悪しにも捉われず、ただ毎日座り、終われば仕事に行く。それでいいんですね。そう思うと少し気が楽になりました。

Re: オリーブさんへ
ショウセイ
オリーブさん。いつかコメントくださった方ですね。
お久しぶりです。

> いつもブログを拝見しています。
> いつも色々な気づきを与えていただき、ありがとうございます。

いえいえ。こちらこそありがとうございます。


> 今日の内容はとても濃かったです。
> 思うに、お釈迦様の教えは人間にとっての究極のメンタルヘルス法だと思います。
> この事はもっと評価されていいと思いますし、
>多くの日本人が仏教を誤解しているようで、残念でなりません。


そうですね。お釈迦様の原点の思想(原始仏教)は
宗教ではなく、心理学に近いものです。

得体の知れないものに対する信仰もありませんし、
そういったものを強要する事もありません。

そもそも、そういったものに対する「執着」を捨てる思想です。


信心・信仰が無いとバチが当たるとか・・
そういった「非常に誤解を招く」思想は、後世の後付けです。

仏教が北伝ルートで伝播していく内に、
その土地土地の、様々な土着宗教・思想が混ざり合って
日本に伝わった形が、皆さんがよく知る
「いわゆる信仰性の強い仏教(大乗仏教)」ですね。

もちろんそれはそれで、
文化としては大変貴重であり尊重します。


しかし、オリーブさんが仰るように、
お釈迦様の原点の思想は、宗教ではなく
究極のメンタルヘルス法であり、心理学体系です。

(ですが、日本の禅や森田療法の思想は、
比較的、原始仏教に近いものかと思います)


宗教という枠組みの中ではなく、
「心理療法」「マインドフルネス仏式瞑想は脳科学的瞑想」という枠組みの中で

伝えていくと、受け入れやすいのではないかと思い、
私はこの活動を続けております。


> 今朝も15分程座りました。瞑想の結果の良し悪しにも捉われず、
ただ毎日座り、終われば仕事に行く。それでいいんですね。
>そう思うと少し気が楽になりました。


素晴らしいですね。

しっかり努力して、それで結果ダメでしたら、
それもまた事実です。その結果(事実)を嫌悪せず、あるがまま受け入れ、
日々コツコツ瞑想していきましょう。

そんな瞑想的生活をしていきますと、
人生、吉と出ても凶と出ても、
ありがたくちょうだいする生き方になっていきます。

↓(参考テキスト:心の病、克服するとこうなります)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1184.html

そこにうつ病や神経症というものは
意味が無くなっていきます。
そういったものに対する「とらわれ」も無くなっていきます。

それでは精進を続けてまいりましょう。



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この記事へのコメント
今日の気づき
いつもブログを拝見しています。
いつも色々な気づきを与えていただき、ありがとうございます。
今日の内容はとても濃かったです。
思うに、お釈迦様の教えは人間にとっての究極のメンタルヘルス法だと思います。
この事はもっと評価されていいと思いますし、多くの日本人が仏教を誤解しているようで、残念でなりません。
今朝も15分程座りました。瞑想の結果の良し悪しにも捉われず、ただ毎日座り、終われば仕事に行く。それでいいんですね。そう思うと少し気が楽になりました。
2016/03/08(Tue) 09:21 | URL  | オリーブ #-[ 編集]
Re: オリーブさんへ
オリーブさん。いつかコメントくださった方ですね。
お久しぶりです。

> いつもブログを拝見しています。
> いつも色々な気づきを与えていただき、ありがとうございます。

いえいえ。こちらこそありがとうございます。


> 今日の内容はとても濃かったです。
> 思うに、お釈迦様の教えは人間にとっての究極のメンタルヘルス法だと思います。
> この事はもっと評価されていいと思いますし、
>多くの日本人が仏教を誤解しているようで、残念でなりません。


そうですね。お釈迦様の原点の思想(原始仏教)は
宗教ではなく、心理学に近いものです。

得体の知れないものに対する信仰もありませんし、
そういったものを強要する事もありません。

そもそも、そういったものに対する「執着」を捨てる思想です。


信心・信仰が無いとバチが当たるとか・・
そういった「非常に誤解を招く」思想は、後世の後付けです。

仏教が北伝ルートで伝播していく内に、
その土地土地の、様々な土着宗教・思想が混ざり合って
日本に伝わった形が、皆さんがよく知る
「いわゆる信仰性の強い仏教(大乗仏教)」ですね。

もちろんそれはそれで、
文化としては大変貴重であり尊重します。


しかし、オリーブさんが仰るように、
お釈迦様の原点の思想は、宗教ではなく
究極のメンタルヘルス法であり、心理学体系です。

(ですが、日本の禅や森田療法の思想は、
比較的、原始仏教に近いものかと思います)


宗教という枠組みの中ではなく、
「心理療法」「マインドフルネス仏式瞑想は脳科学的瞑想」という枠組みの中で

伝えていくと、受け入れやすいのではないかと思い、
私はこの活動を続けております。


> 今朝も15分程座りました。瞑想の結果の良し悪しにも捉われず、
ただ毎日座り、終われば仕事に行く。それでいいんですね。
>そう思うと少し気が楽になりました。


素晴らしいですね。

しっかり努力して、それで結果ダメでしたら、
それもまた事実です。その結果(事実)を嫌悪せず、あるがまま受け入れ、
日々コツコツ瞑想していきましょう。

そんな瞑想的生活をしていきますと、
人生、吉と出ても凶と出ても、
ありがたくちょうだいする生き方になっていきます。

↓(参考テキスト:心の病、克服するとこうなります)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1184.html

そこにうつ病や神経症というものは
意味が無くなっていきます。
そういったものに対する「とらわれ」も無くなっていきます。

それでは精進を続けてまいりましょう。

2016/03/08(Tue) 17:59 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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