マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
当ブログやメルマガでよく出てくる
「抑圧」のシステムを、もう一度復習します。

(当ブログ・メルマガは一般の人でも、
なるべく分かりやすいように、
砕いた表現で書いております)


*抑圧の理論は
精神分析学の説ですが、

仏教心理学も
同様の理論があります。

ただ、その「抑圧」に対する対処法は
精神分析と仏教心理学は
やり方が違います。


意識、無意識

私達は、普段の(日常の)意識レベルに
辛い事、イヤな事がありますと

潜在意識(無意識:心の奥底)の奥深くに
グーッとそれを押し込め

意識、無意識2

バンっと強引にフタをして
見て見ぬフリして
「都合よく無かったこと」にします。


・・・ですが、それは
「臭いものにはフタをしている」だけで

「臭いもの(イヤのもの・辛いもの)」は
無くなった訳ではありません。



「それ」はまた時間を置いて
「普段の意識の世界」に浮上してきます。

意識、無意識3

もしくは、普段の意識レベルに
「何かしらのちょっかい」をかけてきます。


これらがうつ病・神経症の方が
いつも感じている

「原因不明の情緒不安定」
あるいは「原因不明の心理症状」の
要因の一つです。



これに対し精神分析と
仏教心理学は、それぞれ違った
対処
をしていくのですが、

本日のテーマと外れるので、
それはまたの機会にお話しします。


あるセラピーでは
非常に危険なやり方を
するものもあります。


それは「普段の意識」と
「潜在意識」を隔てる『フタ』

意識、無意識

人為的に「強引に」ガバッと開け
(体術や催眠暗示を使い)

普段の意識レベルに出ている
辛いもの・心理症状・イヤなものを・・

「強引に」潜在意識の下の
”さらに深いところ” に押し込め(追いやり)
意識、無意識2

意識と潜在意識を隔てるフタ
人為的にバンッと閉め

「はい。セラピー終了」と
いったものがあります。


-------------------------------
『これ危険ですよ』
-------------------------------


これをやられると

「一見」心理症状は消え
奇跡が起こったようにスッキリしますが、

それは「寛解」のように
治ったかのように「見えるだけ」で

『問題は何も解決していない』


その状態は
きっとしばらく続くでしょう。

本人は「奇跡が起こった」
「治った!」と歓喜しますが、


(あとその「治った」は
プラシーボ効果も考えられます)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-44.html


・・・ですが、潜在意識の奥深くに
人為的に押し込められた(追いやられた)ものは

無くなった訳でもないし、
自分の力で解決してもいない。

それはまた
数年のスパンを置いて出てきます。


潜在意識の浅いところ(前意識)に
押し込めたものは
数日・数週間で出てきます。

潜在意識

しかし、「かなり奥深く」
押し込められたものは

「数年・数十年」
時間を置いて
出てくることもあります。
(かなり歪んだ形で)


しかも、かなり奥深く押し込められ
それが「何かのきかっけで」浮上し

数年・数十年後に出てきたものは
「(発症前より)強烈な心理症状」となって
出てくることがあります。


もちろん、そういったセラピー?で
悪化してしまったものに対しても

マインドフルネスや森田療法は
対処法がありますが。

(ただし、そういったもので
かなり悪化したものは、まず病院の薬物療法で
落ち着かせてから行います)


*ちなみに上記図は、
フロイト前期の図で、後期になりますと変わりますが、
仏教心理学では上記図を採用しています。
この図を基にして、理論を展開していきます。

*フロイトは途中で「催眠療法を捨てました」
私も実は催眠療法士でもありますが、
数年前に催眠療法(ヒプノセラピー)は捨てました。



さて、今日の話は
何が言いたいかといいますと、

①カルト的なパワー
(カルト宗教や霊能者は
これを宣伝文句にしますが)

もしくは他人の力では
心の病の「根治」はありえません。


②他人は奇跡を起こせません。


③最終的には「他人」ではなく
「自分」で治すしかないということ。

(もちろんそのための
心理学・脳科学的なノウハウは必要)


④自分の人生です。
他人に何とかしてもらおうという
「依存心・依頼心」が今日のお話のような
おかしなセラピー?に騙されます。

そういったもので悪化したのは
自身の「依存心・依頼心」という

煩悩(ぼんのう:悪い心)が招いた
当然の結果です。

*仏教心理学では、自業自得といいます。


⑤そういった派手な人為的アクションで
治ったようにみえるのは
心理学で言う「プラシーボ効果」と、

ただ「抑圧を深めただけ」で

(このケースは、
「かなり奥深くに、凄いレベルで押し込めた」パターン。
上記の前意識の図参照)

普段の意識レベルは、スッキリしますが、
無意識層の奥深く・・・
・・「さらに」奥深くに押し込めたものは、

また数年・数十年後、再浮上
再発・再燃→ 「大爆発」する可能性がある。


⑥そういったセラピストは

「いや。抑圧したのではなく
潜在意識のプログラムを書き換えたのだ」
といいますが、

やはり他人には本当に
潜在意識のプログラムを
書き換える事は出来ない。

「他人に暗示をかけられても
最終的には本人がどうするか?」なんです。


⑦中国の故事で
「背水の陣」という概念があります。

「でも誰かが私に・・・・
奇跡を起こしてくれるんじゃないかな・・・?」

という甘い考えが
頭の片隅に「1ミリでも」あると、

---------------------------------------------------
真面目に心理療法
(心理・脳科学的トレーニング)を
やろうとしない。

---------------------------------------------------

背水に陣取り、退路を断ち、
敵(自身のトラウマ・コンプレックスなど)と
向き合っていく。

*(もちろんそういったものと向き合うのに
丸腰で行けばやられます。
ゆえに、心理学・脳科学的技術を使い
向き合っていきます。病院の薬物療法も
そのサポートになります)


すると人は本気を出して
「治し」にかかります。


================
「他人に奇跡は起こせない」
================

他人がやった事は、
しょせん他人がやった事です。

そういったもので根治はありません。


たとえば、目に見える病気、
「外科領域」の問題ですと、

医師が勝手に
手術や処置をしてやってくれます。
奇跡みたいなことも起こるでしょう。

しかし、目に見えない「心の病」
考え方を変えます。
↓(参考テキスト:禅問答より)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1243.html


長年のうつ病や
神経症を治していくのは
「人生の大一番」です。

ここでしっかり
腰を据え治していかないと

この十字架(うつ・神経症)を
一生背負って生きていかなくては
ならなくなります。




また別のたとえをしますと

うつ病・神経症は、
灼熱地獄の砂漠です。

オアシスを探してさまよっている。

精神科医や
心理カウンセラーは

オアシスへの道筋、行き方、
途中出くわすであろう
アクシデントの対処法などをお教えし、
案内し、コーチングします。


ですが、「人生のオアシス」へ行くのは
他人ではなく
「自身の足で歩いて行きます」

どれだけ親切な他人がいたとしても

自分の人生を歩くのを
肩代わりしてくれません。

あなたの苦しみの
肩代わりも出来ません。


=============
うつ病・神経症・・・心の病、
治すのは自分なんですね。
=============

・・・が、ストンと胸に落ちた時、
「依存心・依頼心」が完全消滅し

本当の「根治への歯車」が
回り始めます。


本当に取るべき道が
自ずから見えてきます。

(もうインチキ霊能者や詐欺師、
カルト宗教にはハマらなくなります)


あっちフラフラ
こっちフラフラ・・

他人や外界に
「奇跡」を求め続けるうちは、

幸せもありませんし、

うつ病・神経症
「本当の根治」もありません。


この森田療法や
マインドフルネス仏式瞑想を通じ、

うつ病・神経症だけでなく、
人生をもケアしていきます。


それはマインドフルネスや
森田療法を使い、

奇跡を求めなくてよいように
「これから」の毎日を歩いて行きます。


過去の事はもういいから
「今・これから」を歩いて行こう。


毎日毎日、一瞬一瞬
「今この瞬間」は
常に移り変わっていく、

今日・今・この瞬間は
二度と帰ってきません。

後悔の無い毎日を歩いて行く。


そんなマインドフルネス的な
毎日をコツコツ送っていますと
「奇跡は不要になります」

==================
「奇跡を求めなくてよい毎日が
本当の幸せ」かもしれません。
==================

日日是好日
(にちにちこれこうじつ)

たとえどんな不遇な人生も
ひょうひょうと
生きていく事ができます。

「奇跡は不要」



日々の仏式瞑想で
やっとたどり着いた「幸せ」は

拍子抜けなほど
・・・・・・だった。


はい
こんなことだったんです

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自分探し
奇跡探しの旅は終わった
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【2016/03/02 01:11】 | マインドフルネス瞑想が「上手くいかない典型例」
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