マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
たとえば、子供の頃から自分の事、
ダメ人間と思って、
うつ病になり、自殺を考えている人。

こういった哲学的な問題は、
たぶん「抗うつ薬」を飲んでも
解決しないと思いますので

禅や仏教哲学
仏教瞑想(マインドフルネス)は
こんな処方箋を出します。


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まず「何をもってダメ人間なのか?」
ということを問います。
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それは世間の価値観・モノサシを
絶対的に信じすぎて

それに適っていない自分は「ダメ人間」と
勝手にレッテルを貼っていませんか?



確かにその価値観のモノサシで計りますと
あなたは微妙なところ・・・も
あるかもしれません。

ですが、その「価値観のモノサシ」を
別のモノサシに替えてみましたら

必ずしも
「あなたはダメ人間ではない」事が多い。


どうしても「自分はダメ人間で死にたい」
というのであれば、

その時こそ、価値観のモノサシを
チェンジする時期かと思います。



ユング心理学的に言いますと、
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「新しい価値観のモノサシを持ってください」
という、あなたの潜在意識(セルフ元型)からの
ありがたいメッセージです。
=====================


一本のモノサシだけでなく、
二本目の「別のモノサシ」
持ってみてはいかがでしょうか?

新しいモノサシで
自分を観てみますと

ダメ人間ではない
(それどころか智慧のある人)」

かもしれません。


仏教瞑想的な生活をしている人は

「世間のモノサシ」「出世間のモノサシ」
二つのモノサシを持ちます。

世間、そして出世間。
どちらの視点も出来る状態。



例えば、今までカウンセリングしてきて
うつ病的な方で、目立つケースは

あまりに周りの人と
自分を比べすぎて

勝手に劣等感にさいなまれ、
うつになっている人や


世間で言う
「いわゆる幸せの定義」みたいなものを
絶対的なモノサシにしていて、

それに適っていない自分は
ダメな存在だ・・・とか


このように、鬱的性格の人は
「一本のモノサシ」しか持っていない、

非常に融通の利かない
ケースが目立ちます。


その価値観のモノサシ
(一本のモノサシ)でしか
自分や他人を観れないのは

ストレス満載の毎日。
そして不幸でしかないです。


そういった生活を続けていますと

日々ストレスホルモンにさらされて、
脳が「慢性的ストレス脳」になっていき、

やがて脳が病気になっていき

うつ病・神経症(不安障害)を
発症します。
(あるいは抗うつ薬を飲んでいても
どんどん悪化します)



禅や仏教瞑想(マインドフルネス)は

一度その
「世間の幸せの定義」や
「価値観」を違った所からみてみます。

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世の中が絶対!というものを
一度ひっくり返して観てみます。

そして、ひっくり返したものを
もう一度ひっくり返しますと

「物事の真の姿」が観えてきます。

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禅の思想や
仏教瞑想生活をしていますと、

「世の中の絶対」や
「世の中の幸せの定義」という”宗教”にとらわれて、

(マスコミの情報を鵜呑みにして
踊らされているのもそうです)

そして勝手に
「自分はダメ人間」というレッテルを
自分で貼って

生き辛くなっていた
自分に気付きます。


自分の心を、人生を
地獄にしていたのは

「自分の思想や
認知・認識(モノのとらえ方)だった」

という事に気付きます。



・・・ただ、これらを
「頭の理屈」で分かっていても

「うつ病・神経症の修羅場」が来た時、
何の役にも立ちませんし、

いつまで経っても
抗うつ薬は手放せません。


よく当ブログの読者さんから
「読んだだけで治りました!」
というメールをいただくことがあります。

それもよいと思います。


ですが残念ながら、読んだだけでは
単なる論理的理解(頭の理屈の知識)で、

一時的によくなったようにみえる
「寛解」です。

寛解は根治(克服)ではありません。


また行く先々の人生で、
「強いストレッサー」出会いますと
また再発・再燃します。

それが「寛解状態」です。


寛解は「とどめ」が甘い。

うつ病・神経症に
「とどめを刺しましょう」



寛解から再発しない
根治に持って行くために

専門家による
心理トレーニングと指導

(そして独学の
めちゃくちゃな理解ではなく・・)

「正しい作法による」
瞑想生活が必要になります。

これが智慧になります。


「知識」と「智慧」は違います。

知識だけでは治りません。
「智慧(実践)」が根治に導きます。

禅やマインドフルネス仏教瞑想は
「実践の哲学」です。


本日のお話のように、

物事を違った枠組みから観察する事を
心理学では「リフレーミング」と言います。


認知心理学では
「メタ認知」とも言います。

(自分の思考をも、
客観的に俯瞰している状態)


マインドフルネスや禅、
森田療法は

リフレーミングやメタ認知を
理屈の知識ではなく、

うつ病や神経症の
「修羅場」が来た時、

身体で実践的に使えるようにしていく
「伝統的心理技術」です。



私はかつて
精神科通院歴豊富な
元患者でしたが、

患者の視点から言いますと、
マインドフルネスや森田療法は

正しく行えば
「抗うつ薬より効きます」


(ただし、修得するのに努力が必要なのは
言うまでもありません)



ただ今日のお話、
誤解の無いように。

カルト宗教の人達のように
世の中の価値観(社会秩序など)を破壊して、
めちゃくちゃに生きるという意味ではなく、


社会人としての
道徳・社交マナーを守りつつ
世の中の価値観も認めつつ

「違った価値観(モノサシ)も持っていて、
違った視点も出来る」
という事です。

すると「自分はダメ人間だ」という
「一方的な視野の狭い認識」が緩んできます。




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【2015/12/07 19:25】 | 心の病  「禅カウンセリングの視点」
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