マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
マインドフルネス禅語シリーズ
「明珠在掌」(みょうじゅたなごころにあり)

~無いもの探しの人生から
「あるもの探し」の人生へ~



オックスフォード大学の実験で
こういったものがあります。


うつ病など心の病の方々に

ネガティブ系(悲観的)の画像と
ポジティブ系(楽観的)の画像、

2つの画像が同時に
パッパッと次々移り変わる
スライドを観てもらいます。


心の病の方々は
瞬間瞬間移り変わるスライドの

「ネガティブ系」の画像に
目線が行ってしまう割合が多いという
実験結果が出ました。


そして次に
スライドが移り変わる時、

ポジティブ系の画像が明るく
目立つように表示させ

ポジティブ系の画像に
なるべく目線が行くように誘導。


これを8ヶ月トレーニングした結果、
被験者の考え方、モノのとらえ方が

ポジティブ(楽観的)に変わったという
実験結果も出ました。



この実験のように
うつ病、神経症の方々は日常で

外にも内にも
やたらネガティブな情報ばかり
拾ってきて、執着します。


外には、
他人の欠点。
他人の不快なところ。
他人から言われた辛い事など・・

内には
自分の欠点。
自分の能力に欠けているもの。
自分の情けないところなど・・


仏教的な解釈ですと

この世の中も諸行無常で
瞬間瞬間移り変わる
先ほどのスライドのようなものです。


私達が生きているという事は

「瞬間瞬間、五官(五根)から情報(信号)が
入力されているということ」

*五根(仏教用語)=眼・耳・鼻・舌・身


そしてうつ病・神経症の方々は
先ほどのオックスフォード大学の
実験の被験者のように

瞬間、瞬間、五官から
入力される情報(信号)の
ネガティブな情報にわざわざ
注意を向け執着します。


あるいは、
瞬間、瞬間、五官から
入力される情報(信号)を

「わざわざネガティブに解釈し直して」
心や脳に入力します。


そんな毎日を送っていますと
当然、脳内は「慢性的ストレス脳」になり、

それが日々続き
「ある閾値」を超えますと
脳の病気になり、
うつ病・神経症が発症します。


そのうつ病・神経症者、
独特の「認知システム」を修理していかない限り

一生、抗うつ薬や抗不安薬の
お世話になってしまいます。



私達の住む俗世も
諸行無常。

瞬間・瞬間移り変わる
「スライド」みたいなものです。



さて、今日からやってみます。

冒頭の
オックスフォード大学の実験のように

五官(五根)から入る情報、
常にポジティブ系(楽観的)な情報を
意識して選択(入力)するよう心がけます。

------------------------------------------------------
意識して心がけるだけで
脳内環境は変わってきます。

------------------------------------------------------


===================
道を歩いている時、
キレイな草花が目に入った
ラッキー

いつもいる旦那さん(奥さん)の
イヤなところではなく
「よいところ」をみて脳内に情報入力する。

さっき入ったコンビニの店員さんが
感じ良かった、ラッキー

普通に生活していくだけの
仕事と年収がある。ラッキー

現在、求職中の方は
自身のスキルを磨くチャンスだ。
非常にラッキー

世の中、ご縁が無く
独り身で、寂しい想いをしている人がいるのに
愛する家庭がある。なんてラッキーなんだ。

もしくは独り身の方は
これは仏教瞑想生活していくのに
最適な環境である。
悟りへの近道だ。ラッキー

などなど・・・
===================


自分に無いものを探し
もっともっとほしい。

何で私だけ恵まれていないのか・・・と、
渇愛する生活は
仏道では「餓鬼道(がきどう)」といいます。

求めて求めて、得られても
いつまで経っても、心が満たされない。
不満ばかりの人生です。


よく地獄絵図で
「餓鬼」が食物を食べようとすると
燃えてしまい、いつまで経っても満たされない

常に煩悩が暴走し、
渇愛している人間の姿です。


そういった人の脳内は、
コルチゾールなど
ストレスホルモンいっぱいで
「慢性的ストレス脳」になります。



禅のことば。
「明珠在掌」(みょうじゅたなごころにあり)

心の矢印を、
「ないもの」を探すのを止め、
「あるもの」を探す方向に向けますと、

実は私達は
「財宝・幸せの中に埋もれている」

その瞬間・心は
本当の意味で満たされます。

脳内ホルモン
セロトニンや、βエンドルフィンが
円滑に流れ出し
「慢性的、幸福脳」に変わっていきます。



ここからは余談ですが、

さらに、
マインドフルネス仏式瞑想のお稽古は、

あるもの、ポジティブなものを
探す習慣もよいですが、

『さらに高度な状態に入ります』

それは、ネガティブなものも
穏やかに優しく
受容できるようになっていきます。


人生、吉と出ても、凶と出ても
地球の法則として

ありがたくちょうだいする
人生になっていきます。


抽象度を上げて俯瞰すると、

人間は地球を構成する
細胞の一つです。

私達の人生・いのちも、
地球のサイクルの一部分です。


「わたくし・エゴ・自我が溶け出していき、
地球の法則の一部になっていきます」

この状態を、道元禅師は
「心身脱落」と言いました。


そこに、うつ病・神経症
わたしの生きる意味は何?・・・などは
ナンセンスになります。

そういったものへの
「とらわれ」も消滅していきます。

「自我肥大」が緩んでいき
こころが楽になっていきます。




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【2015/11/27 06:23】 | マインドフルネス禅問答
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