マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
今日のマインドフルネス・禅のことば
「一切唯心造」(いっさいゆいしんぞう)

~全てが自身の心・認識が
作り出した世界である~


例えば、
赤いサングラスをかけて
周りを見渡すと
全てが「赤色の世界」になります。

緑色のサングラスをかけて
周りを見渡すと
全てが「緑色の世界」になります。

普段から「うつ色のサングラス」をかけて
生活していますと、本人にとっては
観るもの全てが「うつ色」の世界にみえます。


どんなに恵まれた環境でも
その人の心(眼)が曇っていますと
全てが「ストレスで歪んだ世界」になります。



今まで11年、カウンセリングで
様々な人を面談していますと
様々な境遇の人がいます。

不思議なのは
いわゆるセレブ層の方で、

年収・学歴・キャリア・・・全てをみても
「この世的には」大変恵まれている人達。

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でも本人は、うつで不幸で
どん底なのである。

================


例えばこんな主張をする
鬱病・神経症の方がいたとしましょう

「人生こんな境遇でなければ・・・」
「私にお金があれば・・」
「素敵な伴侶がいれば・・・」
「地位や名誉があれば・・」
「あの上司さえいなければ・・」
「環境さえ整っていれば・・」

・・・私はうつ病にならず
楽に生きられるのに。。


ですが、これは
仏教瞑想の視点から言いますと
必ずしもそうではない。



例えば、秦の始皇帝は
広大な領土、地位、金銀財宝を手に入れ、

また、自分の意見に反対するものは
全て粛清(処刑)し
自分の周りは全て「イエスマン」にし、

非常に恵まれた「環境」で、
ストレスは無いはずです。


ですが、始皇帝は、
全てを手に入れたが「満たされない」
不安で不安で仕方がない。

それは「死に対する恐怖」

「自分が築いた富を、
権力を・・永遠に残したい。
手放したくない」

また「誰かが私を
暗殺しようとしているのではないか」・・・と。


部下に「不老不死の薬を探してこい」と
無理難題を言う始末です。
(当然そんなものはあるはずがない)

そして最後の最後まで、不安におびえ、
満たされぬ想いで死んでいきました。



例え世界の王、皇帝になっても
その人の心(眼)が曇っていますと
全てが「ストレスで歪んだ世界」になります。




冒頭のサングラスの話に戻しますと
「自分は被害者だ」という
サングラスをかけて生きていますと

世界は全て「自分の敵で」
どんな恵まれた環境に行っても
「被害者」になります。


「自分はダメ人間だ」という
サングラスをかけて世界を観ますと

取り囲む全てのものが、優秀にみえて
自分は劣っている世界になります。


「自分は愛されていて、
全てが自分の思い通りになる」

というサングラスをかけて生きていますと
現実はそれほど愛されないし、
思い通りにならない事実に
必要以上にイライラします。


マインドフルネス仏式瞑想や禅。
そして森田療法は

この(思い込みの)「サングラス」を
外す心理技術です。


*また認知行動療法では
これを「認知の歪み」と定義しております。


サングラスを外せば、
「明歴歴露堂堂」
(めいれきれきろどうどう:禅のことば)

そこは「とらわれ」のない
あるがままの世界。

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「わざわざ」心で
ストレスに捏造しない世界。

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ただ今回の話は
誤解の無いように

めちゃくちゃなブラック企業や
犯罪的な環境などは話は別。
それは別問題。


ただ、うつ病や神経症傾向の方は
普通の環境にいても
もしくは「俗世的に恵まれた環境」にいても


「うつ色のサングラス」をかけて
世の中を観ていることが多い。

すると目に映る全てが
「うつ色」の世界になります。

====================
当然それは、
ストレスが溜まりやすく

そんな毎日を送っていれば
コルチゾール(ストレスホルモン)たっぷりの
「慢性的ストレス脳」になっていき

やがて脳が病気になっていき

うつ病や神経症を発症します。
または、どんどん悪化させます。
====================


そのサングラスを外さない限り
どれだけ抗うつ薬・抗不安薬を飲んでも

一時的にはよいが、人生の中で
何度もうつ病が再発・再燃します。


もしくは、仮にうつ病から
回復したとしても・・

「なにか生き辛さが残り、
悶々とした毎日」になります。

(この中途半端な状態を「寛解」といいます。
寛解は数年後、再発する危険性が高い。
寛解は「根治」ではない)


その悪循環を断ち
「根治」に持って行くために

マインドフルネスや
森田療法の技術を使い

「サングラス」を外す
お稽古をしていきます。


==================
「サングラスを外す生活」

五官から入力される情報に
「いちいちストレス情報として」
変換するクセ
を止める
心理学・脳科学的訓練をしていきます。

ストレスホルモンが減っていき
(または扁桃体の鎮静化。
前頭前野の善いクセのパターンニング)

ストレスホルモンにさらされなければ
脳神経(特に海馬)の神経は
修復・増幅をはじめ

脳が元通り・もしくはバージョンアップし
(前頭前野の皮質の厚みの変化など。
これらを脳の可塑性といいます)

脳の病気が治っていき
それどころか発症前より
グレードアップします。

うつ病・神経症は再発しない
「根治」に向かいます。
==================


はい。今日は
古来から伝わる禅のことば

「一切唯心造」の
心理療法的解説でした。


今回のお話を
認知心理学的にまとめますと。

………………………………………………

五官から入力された情報(信号)を
あなたの心や脳が

どう「とらえるか」で
天国か地獄かが決まります。


天国や地獄は
あの世にあるのではなく、

「あなたの心の中にある」


………………………………………………


ここで終わりますと
ただの観念論になってしまいますので・・

そのための
具体的な心理学・脳科学的方法論」
「実践的方法論」が
マインドフルネスや森田療法です。




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【2015/11/22 14:58】 | マインドフルネス禅問答
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