マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
今日は若干
厳しい評論になりますが

この問題に
警鐘を鳴らしておきます。


昨今、マインドフルネス瞑想がブームになり、
「数日」講習を受けて、

「我こそはマインドフルネス指導者だ」という輩が
雨後のタケノコのように出てきましたので

こういった人達の
危険性を書いておきます。

うつ病の皆さんが
「ハズレクジ」を引かないためにも。


まず瞑想をきちんと
「他人に指導」するレベルになるには


10年は必要かと思います。


冒頭の「我こそは!」
という人達の正体は

A、ほとんどが「数日講習を受けただけ」
B、あるいは「まだ自身が何年も瞑想やっていない人」


ほとんどの人が、
このA・Bパターンの人達です。
(特に20代の自称指導者?に多い)


あと、ひどい人ですと、

C、自身がまだ、
うつ病や神経症(不安障害)の渦中にいる人。

こういう人は論外です。
まず自分がその瞑想法で治してから
他人を指導しましょう。順番が逆です。


A、B、Cの人に当たってしまいますと、
うつ病・神経症(不安障害)が

余計悪くなることもありますので、
注意が必要です。

その理由を書いていきます。



まず瞑想(潜在意識)というお山を
10年以上登っている人は

山の様々な場所で出会う

様々な分岐点、選択肢を
経験で熟知しています。


例えば、うつ病(クライエント)の方が、
瞑想という登山の途中、

右か左か?の分岐点に立たされ、
迷ってしまい、
未熟な指導者?に尋ねたところ

その未熟な指導者は
(実は自身もその分岐点の事が
よく分かっていなくて・・)

知ったかぶり・・
「はい。右です」と指導する。


言いつけ通り、
右に行ったら、行き詰まり、

それどころか、そこは
オオカミや熊の縄張りで

猛獣に襲われ、
余計うつ病がひどくなり
崖から転落する。


ここでの例えの
オオカミや熊は、

瞑想中、様々な心理的な
オオカミや熊が現れます。

*仏典では「魔」(マーラ)と
言われております。


これは別に
悪魔やオオカミが
現れたという事ではなく、

潜在意識の旅の途中で遭遇する
「魔境」みたいなもの。
心理的なトラップみたいなもの。
そのたとえ。


10年以上瞑想している人は、
その「右か左か」を熟知しています。

自身が過去に
失敗した経験もありますし、

自身が今まで
登ってきた道ですので
正しい道を提示できます。


またもし、野獣に襲われても、
それを上手にクリアできる
技術も提供できます。

伊達に10年以上、瞑想という登山を
サバイバルしていません。

サバイバルの仕方を
熟知しています。


瞑想という登山をしている時、

山の何合目かで、
大きな岩が道を塞いでおり、
どうしたらいいか分からない。

10年以上瞑想している人ならば、

「はい。山のあそこに岩があって
道が塞がれていますね。私も昔、そこで
立ち止まってしまいましたが、
こんな迂回ルートがありますよ」

と、スッとガイドが出来ます。


自身が数年もやっていない瞑想者は
迂回ルートを知りませんし、

それどころか、そこに大きな岩があって、
道が通れないという事も知らない人もいる。


まだ経験が浅く、
自身が瞑想中、そういったトラブルに
遭遇したことが無い。

もしくは、うつ病経験者ではない
瞑想指導者は、そういった

「うつ病・神経症独特」の
心理トラップの事が分からない。

当然そんな人に
適切な登山ガイドは出来ません。



その他、瞑想中には
様々なトラブルや
心理的トラップに遭遇します。

10年以上瞑想している人は、
大抵、瞑想中に起こりうる
「トラブルシューティング」が出来ますし、
指導するノウハウを持っています。

これらは教科書には載っていないし、
セミナーでも学べません。


*仏教瞑想というものは
「不立文字」と言われています。

1、教科書や動画・CDでは
学べないという意味です。
(スタマヤパンニャー:単なる頭でっかちの知識)

2、指導するには自身の
バーヴァナーマヤパンニャー
(瞑想体験で得た高次の智慧)が必要です。

(やはり「1」で指導している人と
「2」で指導している人は、何かが違います)



今回のお話は、たとえ話ですが、

10年以上瞑想している人ならば、
今回のたとえ話、
よく分かるのではないでしょうか。

長年の瞑想生活で、
潜在意識の中で遭遇する
様々なトラップがある。

野獣(魔)に遭遇する事もある。


それらをどう乗り越え、
どう適切に対処するか、

これは教科書に
マニュアルは載っていません。

自身の瞑想経験でしか
分からないものです。



==================

「瞑想、うつ病という登山」を
甘く見ない方がよい。

数日講習を受けて、自身がまだ
数年も瞑想やっていない人が、

安易に、他人の潜在意識のガイドを
するものではない。

特にうつ病や神経症など、
心の病の瞑想を扱う時は。

==================


あと「瞑想歴を偽っている瞑想者」

これを見破るには、

その人物が書いている、
「文章や論説」をよく観察していれば、
ニセモノか本物か分かると思います。


特に冒頭のお話のように
数日講習を受けて「我こそは!」という方々。

瞑想歴を偽っているケースが
多いかと思いますので、

こうやって皆さんも
チェック・防衛してください。


*長年瞑想しているからこそ
書ける内容があります。

これも教科書には
書いていない事ですね。



マインドフルネス瞑想は

うつ病・神経症に対し
「極めて強力なアプローチ」であるが、

指導者を間違えると
かえって悪くなることもあります。


ですが、これもモノは加減で

あまりに神経質になりすぎても
何も前に進めないので、

上記のA・B・C以外の指導員ならば
まず大丈夫です。

A、数日講習を受けただけの人
B、自身がまだ数年も瞑想していない指導者?
C、自身がまだうつ病・神経症の渦中にいる指導者??



あと、「うつ病克服しました!」を
謳うものも要チェック

その人は、「うつ状態」あるいは
「ごく軽度なうつ病」から立ち直って

鬼の首でも取ったように
「うつ病克服」を謳っている人がいます。

*その人がどの程度のうつ病を
克服したのかを
客観的にチェックします。


「うつ状態」と
「うつ病」は別物です。


うつ状態は、人生の中で誰しもある
「健全な落ち込み」です。


なぜ健全かと言いますと

多少の鬱(人生の反省・内省の時間)は、
人生を豊かにするからです。

逆に人生の中で
全く鬱状態が無い方は
人間として、いかがなものかと思います。


ですが、中~重度の うつ「病」は危ない。
適切な対処をしないと、
本当に人生の歯車が狂いだします。

うつ「状態」と、うつ「病」は別物。
苦しみの深さも全然違います。


うつ「状態」、ごく軽度のうつ病から
立ち直ったところで、

うつ「病」に苦しむ皆様は、
何の参考にもなりませんし、

何のモデル例にもなりません。


先ほどの
山のたとえで言うならば、

うつ状態・ごく軽度のうつ病は
「小高い丘」


中~重度のうつ病は
富士山・エベレスト級です。


「丘と山は違う」


丘の乗り越え方を知ったところで

うつ病の皆様は、
何の参考にもなりません。

難しい「山の登り方」を学習しないと
うつ病という困難な山は、踏破できません。


今日は、若干厳しい論になりましたが、
昨今、マインドフルネス瞑想がブームになり

数日講習を受けて、

あるいは自身が
数年も瞑想やっていない未熟な方が

「我こそはマインドフルネス指導者だ」
という輩が非常に増えてきましたので、

うつ病の方が
「ハズレクジ」を引かないための
チェックポイントを書いておきました。


そういう「我こそは!」という方々は
指導者ではなく、
まだ「指導を受ける側」という事です。

そんな視点で観察をしてみてください。




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【2015/10/18 05:08】 | うつ「状態」と、うつ「病」は違います
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