マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
日本の多くの精神科・心療内科では
システム的にどうしても
「薬物療法一本主義」になりやすいものです。


最近では
「うつ病というものは、
その人に効く薬をみつければ一発で治る」

という、非常識かつ
時代遅れの発想の医師は少なくなりましたが。
(一昔前は、こういった医師が多かった)


そういった医師は、自分が
うつ病になってみる事をおすすめいたします。

一度自分が、うつ地獄に落ち
本当にその薬で治るのか

自分の身をもって「実験・検証」
してみることを推奨します。



・・・さて、

それでも、やはり
病院の様々な事情があり

薬物療法一本主義で行う
病院がほとんどです。


そこで、当ブログ、
約5年半の節目に

(当心理相談所はおかげさまで、
約11年になります)


原点に回帰し、

「薬物療法に出来る事」
「心理療法に出来る事」



それぞれの特徴(長所・短所)を

「精神科通院歴豊富な
元ベテラン うつ病・神経症患者の視点」

また「現役心理カウンセラーの視点」から
まとめを書いていこうと思います。



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「薬物療法」

・心理療法より即効性がある。
なおかつ、何の努力も要らない。
(2~4週間くらいで効いてきます:個人差あり)

・しかし、神経伝達物質を
化学薬品の力で強引に流しているだけの
一時的な「対症療法」にすぎない。

・心の辛さをずっと、
「一時的に散らし続ける」のも、一つの方法。
(それも否定しません)


・物事は陰と陽。
作用と反作用(副作用)が必ずある。
(特に化学薬品は)

・それを生涯飲み続ける事の
「経済的デメリット」「身体的デメリット」を
考慮しましょう。


・されど社会生活に支障が出るほど、億劫な時は
薬物療法でモチベーションを上げるのも
一つの有効手段です。

・うつ病発症したての急性期、
そして回復期は、薬物療法が奏功を成す。


・薬物療法で数ヵ月し、安定した
回復期(後期)~維持期は、
薬物療法の「限界点」が見えてくる。

この時点で「心理療法」を導入し
薬物療法と並行して行うとよい。

(この限界点に気付かない患者さんは問題があります。
この限界点に客観的に気付いている人は
治る見込みが大いにあります)


・心理療法は、この
「薬物療法の限界点を突破する」


・維持期・寛解期でも
調子の悪い時、モチベーションが上がらない時、
薬物療法を行いますと、
心理療法・社会生活がスムーズに進みます。

・回復期(後期)~維持期~寛解期

心理療法が育ち、薬の代替手段として
不動の自信がつきましたら、医師に相談し
医師の管理のもと、徐々に減薬・断薬していきます。

などなど・・・


・これは余談ですが、最近では
TMS(経頭蓋磁気刺激)も流行ってきておりますが、
やはりこれも「対症療法」に過ぎないかと思います。

(これは私も患者時代、受けたことが無いので
コメントは控えますが・・)

*これはまだ始まったばかりで、
長期的な予後のデータが無い。
思わぬ副作用がないか?再発の頻度は?

DLPFCに、ピンポイントで
磁気刺激を与えると言いますが
本当に他の脳部位に悪影響はないか?



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「心理療法」
(様々な心理療法がありますが、
ここではマインドフルネスを例に挙げます)


・薬物療法に比べ、即効性は無い。
(中には2~4週間で効いてくる人も
まれにいる:個人差あり)

・されど辛さを一時的に散らすだけの
薬物療法と違い、根治に至らしめる唯一の方法。
(根治療法)

・化学薬品を使わないので、副作用もない。


・心理療法が育つまで、時間と努力が必要。
ここが一番ネックとなるところですね。

(私は努力出来ません・・・という方は、
薬物療法で、一生散らし続けるのも一つの手です。
それも否定しません)


・化学薬品で、神経伝達物質を流すだけの方法論と違い、
脳の成長・良い器質的変化(脳の可塑性)を促し、
うつ病・神経症に強い脳を作り、根治に至らしめる。

(海馬神経の増大、扁桃体の鎮静化、
前頭前野皮質の厚みの変化など・・)


・心の病の対処だけでなく、
社会人の自己啓発(能力アップ)にもなります。

その結果、自信がつき、
ストレスホルモンも減少する。

ストレスホルモン(コルチゾール)が減れば、
海馬神経が増幅をはじめ、元通りになる。
(海馬神経はコルチゾールによりダメージを受ける)

などなど・・・



*(多くの)病院の医師は
心の専門家ではなく「薬の専門家」です。

心理士(心理カウンセラー・心理療法家)は、
薬の事は専門外ですが、
心理療法・心理指導(こころ)の専門家。

それぞれ担当が違います。


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どちらも一長一短。
どちらが良い悪い・・ではなく

お互いの療法の「メリット」を
上手に組み合わせて

薬物療法と心理療法の
併用をおススメいたします。


薬物療法一本でも弱い。
心理療法一本でも弱い。


両方の合わせ技が強いですし、
患者さんも楽です。


薬物療法で
現在の辛さを散らしつつ・・・

水面下で根治に向け、
心理療法をコツコツ修練していく。


そして心理療法で不動の自信がつき
薬の代替手段として、十分育ったら

徐々に無理の無いよう、
薬を手放していきます。


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治った後は?
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例えば、一般の方で
運動しなかったら病気になります。

そのために、健全な方は
スポーツクラブなどに通いますよね。


うつ・神経症的な気質の持ち主は

一般の方が、健康のために
スポーツクラブに通うようなノリで
ボチボチ心理療法を続けます。

*(もちろんスポーツも行った方がよい。
うつ病の方は、運動不足の方が目立ちます。
身体と心は繋がっていますので、
身体が病むと連動して心も病みます)


心理療法は、心の病の対処だけでなく、
一社会人として
幸せに生きていくためのツールでもあります。


うつ病・神経症というものは
根本的なところは

「脳の病気」ではなく
「思想(こころ)」の病気かと思います。



①根っこの部分(思想・モノのとらえ方)が
歪んでいますと

②外的には、社会との軋轢が多くなり、
内的には、内なる葛藤が多くなり

③ストレスが溜まりやすくなり

④脳が慢性的ストレス脳になり
(アロスタティック負荷状態)

⑤やがて脳が病気になり・・

⑥うつ病・神経症(不安障害)など
心の病を発症


こんな図式かと思います。


世間でよく言う
うつ病=脳の病気(⑤⑥)というのは
「結果」の話であり、

「プロセス」を治していかないと
根治には至りません。


⑤⑥の部分を、薬物療法(化学薬品)で
散らし続けていても根治にはなりません。

「大元の①の部分(川上)」を
心理療法で対処していかないと
川下の⑤⑥は何度でも汚れます。


「大元の①の部分」を対処し
根治に至らしめていきましょう。

すると川下の②~⑥は
自然にキレイになっていきます。

「川上戦術」です。




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【2015/10/02 20:19】 | まず初めにお読みください
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