マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
最近マインドフルネス本などで
あまりに「うつ病は薬を使わない!」「薬なしで!」

が誇張されているような感じがしますので、
バランスをとるために

当ブログでは「元患者の視点から」
薬物療法のフォロー記事
書いていこうと思います。


元うつ病・神経症患者から
言わせていただきますと

うつ病(急性期・回復期)でどん底の時、

「マインドフルネス仏式瞑想どころではない」
「瞑想できる精神状態ではありません」


*(これは中~重度の本当のうつ病体験者でないと
分からないと思います。昨今はウソの克服体験を謳う
カウンセラーやセラピストが多いので一応書いておきます)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-90.html


そんな時、薬物療法の力を借りますと
とても瞑想に集中できるようになるケースもあります。

*ただし、「適切な」薬物療法。
(病院は厳選してください)


例えば、当カウンセリングにいらっしゃる来談者で、
マインドフルネスを行っていて
どうしてもモチベーションが上がらない方は

病院へ行き、「薬物療法」を行う事を
お勧めしております。


よくある例ですが、
最初、薬物療法に偏見を持っている方も

ピッタリ合う「適切な」薬に出会うと
みるみるモチベーションが上がり
(抗うつ薬は、個人差はありますが、
2~4週間でボチボチ効いてきます)

(また、一種類で効かなくても、
種類を変えると効くこともあります)

マインドフルネスが集中できるようになり
かえって回復が早くなる方もみえます。

*なお、薬物療法に関しては、
病院の指導の下行ってください。


「私は心理療法(マインドフルネス)一本で行く!」
「薬に頼らない!」「薬はダメ!」・・・という


-----------------------------------------------------
「根拠のない歪んだ信念より、
科学的メリットを優先します」

-----------------------------------------------------


うつ病で、ぐでんぐでんの状態、
非常に億劫な状態で、マインドフルネスを行っても
何も得られるものがありません。

「早く回復したのならば、
それこそ時間の無駄ではないでしょうか?」


===================

薬物療法(対症療法)で
モチベーションを上げつつ

マインドフルネスを行った方が、
早く上達しますし、楽です。



もちろん薬を永久に
飲み続けるのではなく

マインドフルネスが上達し、
薬に変わる代替手段として完全に育ち

不動の自信がついたら、
減薬・断薬していけばよいだけの話です。


===================


私も十数年前、患者時代、

マインドフルネス・森田療法が育つまで
抗うつ薬・抗不安薬の力は借りました。


私の場合、うつ病&強迫性障害も
併発していましたので
かなり根の深いケースでした。

*うつ病と神経症
(強迫性障害やパニック障害など)は
兄弟のようなもので
うつ病と神経症は併発するケースが多い。


抗うつ薬・抗不安薬が無ければ、
マインドフルネスは
きちんと修得できなかったと思います。

薬の力を借りなければ、
マインドフルネスを行うモチベーションもなく、

億劫で身体が重たく
一日中布団で寝ていたと思います。
(薬に感謝しております)


1年くらいしてマインドフルネスが育ち、
寛解期に入っても
抗不安薬(私の場合はレキソタン)は
頓服で、たまに飲んでいました。

………………………………………………
そして、いつしかその頓服薬も
飲まなくなり・・・自然に断薬になりました。

………………………………………………

寛解期→克服(根治)

こんなモデル例です。
(リアルな話でしょう?)


ちなみにこれは、私個人だけでなく、

今まで当カウンセリングを受けられた
歴代のクライエントさんで
こんな様なモデル例はたくさんあります。



・・・ただ、今日の話。

どうしても頑固な人で
「それでも薬物療法はやらない」
「心理療法一本で行く」という人もいます。
(もちろんそれは個人の自由です)

本当に心理療法一本で
克服(根治)に持って行く人も実際います。


ですがそれは、不可能ではないが
「イバラの道」ですよ。

相当根性がある、
スーパーマンのような人です。

普通の人は心が折れます。


何もイバラの道をみつけ出し
靴を脱ぎ棄てなくても・・・

私でしたら、迷わず
薬物療法と心理療法(マインドフルネス・森田療法)の
セットで、「なるべく負担の軽い道」を行きます。




==================

<付録>
「うつ病回復の行程」


①急性期
発症したて、どん底の危険な状態

薬物療法と休息


②回復期(前期)
発症から2~4週間して
薬物療法で少し落ち着いた時期

まだまだ薬物療法と休息



☆「ここ重要」
③回復期(中~後期)~維持期
発症から数ヵ月して
だいぶ落ち着いた時期。

この時期は、微妙な一進一退が続き
薬物療法では「越えられない壁」がみえてくる時。

薬物療法は「維持療法」として使いつつ、
心理療法(根治療法)にシフトチェンジしていく。


このシフトチェンジが適切に出来ないと
うつ病が長期化・難治化してしまう事もあります。
(薬物療法一本主義のやり方の
最大の盲点はここです)

この時期は、
薬物療法<心理療法 (に重きを置いていく)


☆ですが、今日の話のように、
この回復期~維持期は「波」があります。

うつの波が強くやってきた時は
「薬物療法&休息>心理療法」
のようにパワーバランスを柔軟にチェンジする。

そして波が去ったらまた
「薬物療法<心理療法」にシフトチェンジ。



こんな感じで行っていると、
やがて寛解期(かんかいき)に入ります。



④寛解期

再発防止のため、心理療法を中心に
(頓服でたまに薬物療法)


⑤根治(克服)

心理療法もたまに行うくらい。


ですがうつ・神経症的な気質の持ち主は
治った後も、自己啓発として心理療法を
ボチボチでよいですから、続けた方がよいです。

(一般の方々が健康のため
スポーツクラブに通うようなノリで)


マインドフルネスは
心の病の対処だけではなく

「脳トレ効果」も抜群ですので。
(社会人の自己啓発としてピッタリです)


*上記③、④あたりからボチボチ
社会復帰可能かと思います。

*尚、上記各時期はあくまで「目安」です。
個人差があります。


==================


上記行程(根治まで)は、早くても
1年くらいかかります。

人間の心と脳は(当たり前のことですが)
短期速効で変わるものではありません。

よく巷で営業トークで
「うつ病が〇日で治る!」と謳うものがありますが
脳科学的に言って「ありえません」ので。

*(そういう、いい加減なものを販売する
業者やオカルトセミナー団体に、騙されないようにしましょう)


きちんと心理学的理論に適った
「地に足着いた、
現実的な方法をとりましょう」



焦って一足飛びに
結果を出そうとしてズッコケて再発し、

急性期に転落したら
元も子もありません。

まさしく
急がば回れですね。



あと、闘病に当たって
一番よいのは心理カウンセラーに
ついてもらう事です。


心理カウンセラーは
戦国時代で言うならば「軍師」です。

心理学・脳科学の智慧を持って
うつ病・神経症の迷いのジャングルを抜け出す
水先案内人です。

またうつ病との
戦い方を専門家の視点から
指南してくれます。


やはり独りで闘病しますと、
必ず心の病という
ジャングルに迷ってしまいます。

そして最悪の場合、うつ病・神経症が
長期化・難治化してしまいます。

「自分に合ったマイカウンセラー」に
ついてもらう事をおすすめいたします。




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【2015/09/01 10:25】 | うつ病・神経症(不安障害)「薬物療法の視点」
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