マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
当カウンセリングに来談される方は

ACTや米国式マインドフルネスを
経由していらっしゃる方が多々みえます。
最近特に多い

*ACT=アクセプタンス&コミットメントセラピー
(簡単に言いますと米国式マインドフルネスの一種)


ではなぜ、それらを捨てて
当カウンセリング(伝統的マインドフルネス仏式瞑想)に
いらっしゃるのでしょうか?

皆さん決まって
こういった事を言われます。


=================

「米国式マインドフルネスの
テクニックはいろいろやりました。
でも何かモヤモヤしている・・・」

「これらのテクニックは、何のために
やっているのでしょうか」

「そもそも何で辛い人生を
生きなければならないのか・・」

「何のために生きているのか」

などなど・・・・

=================


うつ病・神経症は

1、生物学的要因
2、心理学的要因
3、環境的要因

この3つが複雑に絡み合って
起こると言われています。


ですが、私自身、子供の頃からの
うつ病・神経症(強迫神経症)体験、

また克服後、約10年、
心理カウンセラーとして
様々なカウンセリングをしてきまして、

私のオリジナル定義として
上記1~3に、もう一つプラスします。


--------------------------------------------
それは
「項目4:哲学的要因」を加えます。
--------------------------------------------

ちょっとユング心理学的
なんですが、これ重要です。

またナチスドイツ時代、
ユダヤ人収容所から
生還した精神科医フランクルも
(有名な著書、夜と霧の作者)
ここに着目していました。

「ロゴセラピー」といいます。

(私のところはユングやフランクルとは
違った入り方をしますが)


うつ病の方で
全部が全部ではありませんが

特に難治性のうつ病の方は、
これ(哲学的要因)が
引っかかっているケースが多い。


これが心の奥に
深く引っかかっていますと

いくら米国式マインドフルネスのような
テクニックばかり行っても「空回りします」

いや。むしろACTなどの
テクニックをやればやるほど虚しくなる。。



米国式マインドフルネスの盲点は
「項目4:哲学的要因」
全く対応できていないところです。

テクニックばかりで
「中身」がスッポ抜けている。



そもそもこの、お釈迦様が作られた
2600年の伝統の
仏教瞑想(マインドフルネス)の目的は

各種瞑想のテクニックは
「智慧(ちえ)・仏教的な考え方・モノのとらえ方」を
開発し身につけるためものです。


お釈迦様の思想や哲学を省いて
テクニックだけ効率よく行う・・・という発想が
まさに「アメリカ的合理主義」なんですね。

もちろん合理主義は
良いところもたくさんあります。


しかし、うつ病など心の病というものは
行き過ぎた「現代合理主義」が招いた
産物だという側面もあるかと思います。

(激務の会社員の方々は
痛いほどよく分かるのではないでしょうか?)


テクニックばかりで
「仏教のこころ」の部分を
効率よく?排除した結果が

冒頭のような来談者のモヤモヤに
対応できていないという事です。


本来の伝統的マインドフルネスは

A、仏教のこころ(思想・哲学)の学習と、
B、瞑想のテクニックは「車の両輪」です。

どちらか欠けても車は前に進みません。


このAとBを同時進行で
進めていきますと

冒頭の来談者の「哲学的問い」もスッキリし、
その相乗効果で瞑想も深くなります。


大海原を航海するには
羅針盤が必要です。

羅針盤の無い航海は
漂流し難破します。


私達の「人生という大海原」も
羅針盤(仏教学的な考え方・生きていく指針)がありますと、
楽に航海できます。

その人の、思想・哲学的
バックボーンがしっかりしますと

人生の大嵐が来ても、
ブレません。心が折れない。
ストレス脳にならず、鬱病にはなりません。


もっというならば、

1、生物学的要因
2、心理学的要因
3、環境的要因

も「4、哲学的要因」が
スッキリしてきますと

1~3が整っていきます。
バランスをとり始める。



よくアメリカ人が主張するのは

「デモ仏教ハ宗教デショウ!?」

「ダカラ私達ハ、コノ瞑想ノ
仏教的ナモノヲ排除シタ」


なるほど・・・ですが、
あなたたちが言っているのは

「信仰性(宗教性)の強い、いわゆる大乗仏教」
(またはチベット密教)の事かと思います。

歴史の中で大乗仏教は
厳密に言いますと、仏教ではなく、
お釈迦様の直説ではありません。

ほとんどが様々な土着宗教と
混ざり合った「後付け」です。

*(もちろん文化としては、大変良いと思いますし、
学ぶところもたくさんあります)


お釈迦様の時代の
原点の仏教、原始仏教は
元々宗教ではありません。

信仰性の全くない、
どちらかと言えば「認知心理学」のような
心理学であり、哲学体系であり、学問です。
(特定の神や仏への信仰もありません)


私のブログで今まで5年半、
語ってきたような内容が

「原始仏教」というジャンルです。
(信仰性は無いでしょう?)


現代では「仏教心理学」とも言われています。
学問としても注目されてきています。


仏教「心理学」、学問としてでしたら
宗教ではありませんので
抵抗は無いと思います。

実際今まで、私のところで、
伝統的マインドフルネスの授業
受けられた皆様は

「仏教を誤解していた。
危ない宗教だと思っていたら
日常生活で役に立つ、
実践心理学体系だ。宗教性は全くない」

と、言われる方が多いですね。

「そうですよ。
それが仏教心理学です」



ただ、アメリカの事情をフォローしますと、

様々な人種や宗教をもった人たちの
アメリカ社会の中で

マインドフルネスを広めていくのに
「これは仏教ではない」という・・・

奥歯にモノが引っかかったような
言い回しをするのは、
しょうがないと思います。


ですが、何も日本で
アメリカのマネをしなくても・・・

日本人、アジア人の潜在意識・DNAの中に
仏教文化は、なじみの深いものですし、

諸行無常・四苦八苦・無我など
お釈迦様の考え方は、
それほど抵抗は無いと思います。


普通に伝統に従って、仏教の考え方と
瞑想を行っていけばよいと思うのですが。。

瞑想も坐禅でなじみが深いでしょう?
悪いイメージは無いと思います。

逆に坐禅というと
立派なイメージしますよね。

(坐禅とマインドフルネスは
少し違いますが)



話を戻します。

瞑想のテクニックだけでは不十分で、
実際根の深いうつ病・神経症の方は
治らないと思います。

(実際、現実の話、治っていないでしょう?
私も心理臨床の世界に約10年いますが、
俗に言うマインドフルネス本読んで
独学で治ったという人、見たことありません)


テクニックと、仏教の考え方・思想・哲学も
同時進行でお勉強しないと
「瞑想の本来の効果は得られません」

映画のダヴィンチコードではありませんが、
瞑想の各技法の中に
「お釈迦様の隠されたメッセージ(説法)」があります。

その隠されたメッセージが
読み解けるようになり、
日常生活に活かせるようになりましたら

うつ病・神経症は
根本から治っていきます。


ゆえに、仏教のこころ(思想・哲学)の学習と、
瞑想技法は同時進行で学んでいきましょう。


もう一つ、アメリカ式マインドフルネスの
フォローを入れますと

「健常者が、気分転換で行うくらいでしたら」
あれはあれで、良いのではないかと思います。


ただ、根の深い
うつ病・神経症(不安障害)の方は
そんな軽々しいものではない。


当プログラムで扱っている
伝統的マインドフルネスプログラムは
「極めて強力な」アプローチです。

*(ただ、これは言うまでもありませんが
どんな素晴らしい技も、本人が真剣に学び、実施しないと
何の効果もありません。何も変わりません)


ACTなど、各種米国式マインドフルネスで
納得いかなかった方は
「違った入り方もある」という事です。


今日のお話は長くなっちゃいましたが、

マインドフルネス仏教瞑想は
テクニックばかりで中身がスッポ抜けていると

冒頭の当カウンセリングにいらっしゃる
来談者のように

うつ病・神経症で「哲学的問い」を
持っている人達には
全く対応できないという事です。

むしろ「そこ」を対応していくのが
本来の仏教瞑想なんですね。


ただアメリカ式を
全否定しているわけではなく、

「健常者が気分転換で行うくらいでしたら」
あれはあれでよいかと思います。

ですが、うつ病など
根の深い心の病を治していくのでしたら話は別。


テクニックばかりやっていても治りません。


心の病ってね・・・

「効率よく」治そうとしますと、
逆に「効率悪く」なりますよ。




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【2015/09/11 03:58】 | 「欧米式マインドフルネス」で治らない理由
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こんにちは。
いつもお世話になっています。

私は先生に出会うまで、仏教を誤解していました。
本当の仏教というものは、信仰でもなんでもなくて
現実的で矛盾がなく、この世の本質を私に教えてくれました。
先生の仰る「哲学的要因」は
テクニックや病院等の傾聴だけでは、けして解決しないと思います。
私もずっと哲学的な思想に苦しんできました。
・・でも、仏教瞑想(マインドフルネス)は不思議なものですね。。
それらの問題や生き方が、自然と理解できるようになり
続けるほど、素晴らしい気付きをもたらしてくれています。
(新たな発見は楽しいです)
このお釈迦さまの伝統的なマインドフルネスを
多くの方に知って頂きたい。
特に、心の病で苦しんでおられる方々の羅針盤となりますよう
私も願っております。













Re: Kさんへ
ショウセイ
Kさん。コメントありがとうございます。

そうですね。根の深いうつ病や神経症は
一般的な、いわゆるカウンセリング(傾聴)や、
小手先のマインドフルネスのテクニックでは何も解決しません。

それらをやっていても「空回り」するだけです。
もう一歩踏み込んだアプローチが必要になります。

Kさんのように、深い気付きと洞察が必要になります。
ここがアメリカ式とは違った入り方ですね。

テクニックばかりに偏るのではなく、
仏教思想・考え方ばかりに偏るのではなく・・・「中道」です。

その2つをバランスよく「同時進行」で修練していくのが
本当のマインドフルネス仏式瞑想です。
するとマインドフルネスの「本当の効果」を発揮します。


>・・でも、仏教瞑想(マインドフルネス)は不思議なものですね。。
それらの問題や生き方が、自然と理解できるようになり
>続けるほど、素晴らしい気付きをもたらしてくれています。

それに気付けるKさんが素晴らしいのですよ。
今後も精進を続けてまいりましょうね。


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この記事へのコメント
こんにちは。
いつもお世話になっています。

私は先生に出会うまで、仏教を誤解していました。
本当の仏教というものは、信仰でもなんでもなくて
現実的で矛盾がなく、この世の本質を私に教えてくれました。
先生の仰る「哲学的要因」は
テクニックや病院等の傾聴だけでは、けして解決しないと思います。
私もずっと哲学的な思想に苦しんできました。
・・でも、仏教瞑想(マインドフルネス)は不思議なものですね。。
それらの問題や生き方が、自然と理解できるようになり
続けるほど、素晴らしい気付きをもたらしてくれています。
(新たな発見は楽しいです)
このお釈迦さまの伝統的なマインドフルネスを
多くの方に知って頂きたい。
特に、心の病で苦しんでおられる方々の羅針盤となりますよう
私も願っております。











2015/09/11(Fri) 11:40 | URL  | K #-[ 編集]
Re: Kさんへ
Kさん。コメントありがとうございます。

そうですね。根の深いうつ病や神経症は
一般的な、いわゆるカウンセリング(傾聴)や、
小手先のマインドフルネスのテクニックでは何も解決しません。

それらをやっていても「空回り」するだけです。
もう一歩踏み込んだアプローチが必要になります。

Kさんのように、深い気付きと洞察が必要になります。
ここがアメリカ式とは違った入り方ですね。

テクニックばかりに偏るのではなく、
仏教思想・考え方ばかりに偏るのではなく・・・「中道」です。

その2つをバランスよく「同時進行」で修練していくのが
本当のマインドフルネス仏式瞑想です。
するとマインドフルネスの「本当の効果」を発揮します。


>・・でも、仏教瞑想(マインドフルネス)は不思議なものですね。。
それらの問題や生き方が、自然と理解できるようになり
>続けるほど、素晴らしい気付きをもたらしてくれています。

それに気付けるKさんが素晴らしいのですよ。
今後も精進を続けてまいりましょうね。
2015/09/11(Fri) 23:46 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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