マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「私信」

以前、お寺に
お土産を持ってきてくださったEさん。
(当日、副住職さんから連絡いただきました)

遠方からはるばる、ありがとうございました。
Eさんが回復し、お元気そうでなによりです。

Eさんにお礼メールをしましたが、
アドレスが変わったのでしょうか。
メールが届きませんでした。

(時間が経ってしまいましたが)
このメッセージを返礼とさせていただきます。
お気遣いありがとうございました。
暑さに負けず瞑想に励んでまいりましょうね。

お仕事頑張ってください。
Eさんがお幸せでありますように。


======================



はい。今日のお話に入ります。

「なぜ絶望感が生じるか?」
~仏教心理学的メカニズム~



うつ病の方に多いのが
この「絶望感」

自分の人生に対する絶望感、
他人に対する絶望感、
漠然とした絶望感・・・


ではなぜ、
この「絶望感」が起こるのか

今日は仏教心理学的メカニズムを
お勉強してまいりましょう。


まず結論から言いますと。

-------------------------------------------
「絶望感とは」

自我(我:エゴ)の
思い通りになると思っていて、

思い通りにならない事に
遭遇すると「絶望感」になります。
-------------------------------------------


<解説>

例えば、西洋式の哲学や思想、心理学は
「自我」をとても大切にします。

ひたすら自我・アイデンティティー・個の確立を
目指すものが多いかと思います。


そして、場合によっては「自我肥大」を起こし
どんどん「わがまま」になったり、
「おかしなプライドばっかり高くなったり」します。

(プライドは良いプライドと、悪いプライドがあります。
ここで言うプライドは、偏屈な薄っぺらい
悪いプライドにしがみつく事を定義します)


*自我肥大:小児的自己万能感。
サービスが過剰になり、個を大切にされすぎた
現代人に多い病です。

(クレーマーや、モンスターペアレンツ、
新型(現代型)うつ病は、この典型ですね)



対して、東洋式の心理療法である

マインドフルネスや森田療法は
仏教哲学が思想背景にあります。

仏教哲学では
「自我(我)こそが苦しみの元」
(我執の病理)ととらえます。


「自我を確立していったら、
次に自我の要らない所を捨てていきます」


自我という「着ぐるみ」を脱いで行ったら
人生の重荷が軽くなります。


ゆえに、冒頭の「絶望感」に対して。

東洋式の心理療法は
西洋式の「いわゆる」心理療法とは
真逆のアプローチ法をとります。


日々の仏式瞑想により
「自我の思い通りにならない事が多い」(無我)
という事が、身体で分かってきますと

友の裏切り、恋人の浮気、
職場での左遷、リストラ、
人生のアクシデントなど・・・


思い通りにならない事が起こっても
「思い通りにならない事を、
頭の理屈ではなく、身体で知っていますので」


(悲しくて、辛くて、確かにイヤですが・・)
うつ病・神経症など、
「病気レベル」にはなりません。



現実的な対策を打って、しっかり努力してみて、
それでも不可抗力的な事が起こりましたら

「無我」
(「わたくし」を放棄し、自然法則に身をゆだねます)


西洋哲学的な、
自己万能感を持っている方は

こういった不可抗力的な事が起こった時、

深層心理下では・・
「自我の思い通りになるはず・
自分は幸せなはず・願望は成就するはず・・・」と

強烈に錯覚しています。


頭の中の理想と、現実のギャップに葛藤し
絶望し、ひどい人ですと
うつ病や神経症になります。


*(この状態を森田療法では
思想の矛盾といいます:神経症の悪循環モデル)


以上が「絶望感」の
仏教心理学的メカニズムです。



仏式瞑想を行っていきますと、

自身の弱いところ、
人生のしょぼいところも

あるがまま受容できるようになります。


でも「弱いものは強いんですよ」


剛直な木は、強そうにみえますが
嵐が吹き荒れると、
案外ボキッと折れてしまいます。

柳の枝や、竹は、
嵐が来ても、しなるだけで折れはしない。
大風にゆだねきってしまいます。

----------------------------------------------
・・・「人生の嵐」がやってきても
しなるだけで折れはしない。
(うつ病にはならない)
----------------------------------------------

仏教瞑想の生き方は
「弱いけど強い生き方です」


マインドフルネスをしっかり行い、
「弱く強い人?」になるといいですね。


長年のうつ病や神経症は
「生き方」を変えると、

抗うつ薬より効くこともあります。


・・・いや。
そもそも、「心の」病気は

化学薬品で治すより、こちらの方が
「王道」なのではないでしょうか?




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【2015/08/06 00:48】 | 自我(我)ってなあに?
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Re: Eさんへ
ショウセイ
こんばんは、コメントありがとうございます。
またメールいたします。
それではおやすみなさい。

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このコメントは管理者の承認待ちです
2015/09/07(Mon) 00:25 |   |  #[ 編集]
Re: Eさんへ
こんばんは、コメントありがとうございます。
またメールいたします。
それではおやすみなさい。
2015/09/07(Mon) 00:34 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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