マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
最近、「うつ病・神経症(不安障害)と脳」
お話が続いているのですが、


前回のブログ講義で、
うつ・神経症傾向の方は、

脳の古い部分・原始脳(旧皮質・古皮質)に
エネルギーが偏りやすい、というお話をしました。

*エネルギーとは:
・西洋医学で言うならば、血流や電気信号、神経伝達物質など。
・東洋医学で言うならば「気血」(気や血液のこと)


ゆえに感情(原始脳)が暴走し、
制御不能、不安定になり疲れ果てます。

*イライラ・不安・焦燥感・自他に対する怒り、
・・そして落ち込み(悲しみ)など。。


心理臨床では、うつ病の別の名称を
「感情(気分)障害」とも言います。

非常に的を射た名称かと思います。


この脳のクセは、
気質的(先天的)な要素が強い。

でも、そういった脳のクセをもっていたら
全員が全員、
うつ病や神経症になっていますか?


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答えはノーですね。
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そういった脳のクセを持っていても、
むしろそのキャラ(個性)を活かし、
楽しく朗らかに生きている人もいます。


ではなぜ、そういった
脳のクセを持っている人で、

うつ病・神経症になる人と、
ならない人が分かれるのでしょうか?



今日は脳がテーマですので、
脳の視点から解説していきます。

まず、前回のお話から続いている
原始脳を、その上に
包み込むように乗っかっている

大脳新皮質が
上手に乗りこなしている状態が
健常と言えるかと思います。


そのお話を
掘り下げていきますと、

うちのカウンセリングで

うつ病・神経症の方々の
こころと脳を修理していく過程で

よく使う例えですが、

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「名馬は、じゃじゃ馬が多い」
ということ。
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名馬はクセがある事が多く、
騎手が上手に乗らないと、
振り落とされます。

ですが、騎手が上手に
乗りこなせるようになると

名馬の才能が発揮され、
騎手と馬が一体になり、

「最強の騎馬武者」となる。


ここでの例えの
①名馬は、強すぎる原始脳
②騎手は大脳新皮質



また、車でも、
フェラーリはとても馬力のある、
大変クセのあるエンジンを持っております。

ドライバーは、上手に乗りこなさないと
すぐにエンストを起こし、まともに動きません。

しかし、よく訓練されたドライバーが乗ると
フェラーリの性能が、いかんなく発揮され、

車とドライバーが一体になり
「最強のスーパーカー」になります。


ここでのお話は、まず

こういった
「クセのある脳」に生まれたのは
どうしようもできない。

それを嘆いていても
何も始まらない。


仏教哲学(マインドフルネスや森田療法)は、

「過去は不問す」

・・・状況は分かりました。
で、「これから」どうするか?の哲学です。


過去に犯罪歴があろうと、
恵まれない境遇だろうと、
少しクセのある脳を持っていても、

そんなことは関係ありません。


「で、これからどうしますか?」
の考え方です。


今回のうつ病・神経症のお話ですと、

そういった「クセのある脳」に生まれたのは、
どうしようもできない、

「で、これからどうするか?
どう生きていくか?」



自らの境遇を嘆いて、
一生、惰性で気休めの抗うつ薬を飲み続け、
一生、グチを言いながら精神科に通い続けるか、

*(一生精神科に通い続け、化学薬品を飲み続ける、
経済的・身体的「デメリット」も考慮しましょう)


心理療法を身につけ、
暴走する原始脳の「乗りこなし方」をマスターし、

一生、幸福に生きるか、
何を選択するかは、自分自身です。



マインドフルネスでは、

大脳新皮質の
上手な使い方をマスターし、

暴走する原始脳(名馬)を
「乗りこなすコツ」を掴んでいただきます。


例えば、当プログラムですと、
6週間、しっかり基礎を身につけ・・

その後、コツコツ
この道を歩んで行きますと、


ある日、馬(原始脳)と
騎手(大脳新皮質)の
「真の融合」を感じる日が来るでしょう。

仏教瞑想では
「三昧(ざんまい:サマーディ)」といいます。
脳科学的解釈ですね。

*(原始脳と大脳新皮質、
右脳と左脳、絶妙な統合・バランスになっていきます)


十牛図6
*(左記カテゴリー、
禅で言う「心の病が治るとは?」十牛図より。
イラストは馬ではなく牛ですが・・
牛が原始脳。上に乗っているお兄さんが大脳新皮質)



また、馬(動物)は、
嫌いな人が乗ろうとすると、
暴れて振り落とします。

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しかし、馬は「愛されている」と感じますと
おとなしくなり、騎手を受け入れます。

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これは私達の脳も同じで、

原始脳という部位は、進化の過程で
「動物」だった頃の名残です。

猫や爬虫類も「愛されている」と感じますと
なついてきますね。


うつ病・神経症の渦中にいる方は
いかがでしょうか?

自分の中の動物(原始脳)を
忌み嫌っていませんか?



マインドフルネスや
森田療法を行っていきますと、

自身の原始脳(個性・先天的な気質)も
許し、愛せるようになります。


その時、あなたの大脳新皮質と
原始脳は「大いなる一体感」
「真の融合」をはじめます。

この状態を、仏道では
「三昧(サマーディ)」といいます。


================

暴れ馬だと思っていた
自身の原始脳が

実は「名馬」だったことに
気付くでしょう。


================

*実際、歴史上の偉人や、
会社などで仕事が出来る優秀な人は、
少し神経質(症)的な「気質(原始脳)」を持っている事が
多いかと思います。


名馬(原始脳)を

乗りこなすことが
出来るようになったあなたは

「最強の騎馬武者」になります。


その時、何も恐れる事は無い。
大いに自信をもって

自分の本当の道を
進んでいってください。



薬物療法は、

意欲がなかったら
ノルアドレナリンで!

気分が不安定だったら
セロトニンで!

・・のように、
目先の利しか見えていません。


もちろん、それも大切ですが、
それは一時的、その場しのぎの
「対症療法」でしかないということ。

行きつくゴールは、せいぜい
再発の危険性を大きく孕んだ
「寛解(かんかい)」です。


心理療法は、「それらも全て包含して」
その人の、人生(こころと脳)全体をケアしていきます。

人生全体、生き方、考え方、
モノのとらえ方(認知の歪み)を、
脳科学・心理学・仏教学的ケアしていたら・・


気が付いていたら、
「何か幸せになっていて」

そして、長年の
うつ病・神経症が治っていた・・・

というのが「心理療法の治り方」


こちらは寛解ではなく
「根治・克服」です。




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【2012/05/20 04:04】 | うつ病と 「脳について」
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