マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
うつ病や神経症(不安障害)など
心の病の方々は、とかく

=======================
①『自分のダメなところ、人生の不甲斐なさ、
恵まれていない事、自分に無いもの・・・』
などに
=======================

グーッと焦点を当て、
見入ってしまう心理グセがあります。


これがクセになりますと、
ネガティブなことばかりに

スコトーマ(心理的盲点:視野の狭さ)が、
かかりがちになり、
それ以外の事が見えなくなります。


またこういったものに
「とらわれ」ていますと

脳内が常に
「ストレスホルモンの攻撃」
受けている状態になります。

ストレスホルモン: コルチゾールや
アドレナリン系のホルモンなど。


抗うつ薬でお馴染みの
「ノルアドレナリン」は

適量ですと「意欲」が出ますが、
これもモノは加減で・・

過剰にでますと、血圧が上がりますし
情緒にも悪影響(イライラ、恐怖、焦燥感)が出ます。

またアドレナリン系のホルモンは、過剰に出ますと、
活性酸素が作られやすく、
細胞・遺伝子にも悪影響を及ぼします。


*原始の頃より私達は、猛獣に襲われた時、
または獲物を狩る時、このアドレナリン系のホルモンを出し
「逃げるか・闘うか」の選択をしてきました。
(ゆえにストレスホルモンと言われております)


コルチゾールは、脳神経細胞を
破壊すると言われております。

特に脳の海馬は、このコルチゾールに弱く、
たちまち神経細胞が弱体化します。

*海馬:記憶や情緒を司る。

うつ病の海馬神経損傷説は、
このコルチゾールによるものが大きい。



当カウンセリングでは、
日記療法を行う事もあります。

日記には
=======================
②『出来た事、進歩したこと、感謝したこと、
してもらった事、(それに対し)して返した事・・・』
などに
=======================

焦点を当てた事を書いていただきます。


冒頭のお話のように、心の病の方は

上記①群のような
ネガティブな事ばかりに焦点を当て、
視野が狭くなりがちです。

------------------------------------------------
ゆえに「スコトーマ外し」を行います。
------------------------------------------------

対極の②群に焦点を当て
書き出してもらい
スコトーマ(視野狭窄)から抜け出します。

*形無き「こころ」を、文字という目に見える形に
することにより、自分の心を客観視(意識化)しやすくなる。
(心の見える化)


②群のような事に焦点を当て、
心の詮索を始めると、

脳内では先ほどとは逆の
セロトニンやβエンドルフィンなど
幸福系ホルモンが出やすくなります。


特にβエンドルフィンは、活性酸素を抑え、
血管を柔軟にし、

脳内のA10神経を伝い
前頭前野に作用すると、無限の創造性や
不動なる自信が出てきます。

幸福感に満たされ、
情緒も安定してきます。


幸福ホルモンは、
待っていても出てきません。

具体的行動(心理作業)をしないと
出てきません。


ゆえに、うつ病は「頑張らない」という
(マスコミと製〇会社が作り上げた
プロパガンダ:情報工作)

「歪んだ俗説」を信仰している人達で・・

「頑張らず」抗うつ薬漬けになり
ずっと寝ていますと、
かえってストレスホルモンにやられます。

「頑張らず」抗うつ薬漬けになり
ずっと寝ていても、
幸福ホルモンは出てきません。


*なお、薬を全否定している訳ではありません。
うつ病発症したての急性期&回復期は
「緊急避難のため」薬物療法は必須です。

(しかし、永久に薬を飲み続けるのは
いかがなものか・・と思います。
大切なのは、薬物療法と心理療法の
双方のメリットを活かした併用・同時進行が効果的かと思います。
そして上手に時間をかけて、薬から離れていきます)



さて、この日記療法で、
②『出来た事、進歩したこと、感謝したこと、
してもらった事、して返した事・・・』

などに焦点を当てた心理パターンになるよう
クセづけをしていきます。


幸福ホルモンを流せる
「コツ」を掴んでいきます。

これは当プログラムで
指導を受けていると
コツが掴めるようになるかと思います。


当プログラムを受けていない
一般読者さんですと

日記やブログを書く習慣がある方でしたら、
②群のような事に
焦点を当てて書いてみてください。


ですが、独りで行っていると
三日坊主・・サボりがちになりますし、

プロの心理カウンセラーから
フィードバック(専門的なコメントなど)をもらった方が
モチベーションが上がると思います。


お稽古事全般に言える事ですが

先生やコーチ、専門家が付いた方が、
物事は、はかどると思います。

*また、日記療法単独では難しいので、
それにプラスして、
心理技術のお稽古も必要になります。
(特に心の病の方は)



幸福ホルモンを前頭前野に流せる
コツをつかみますと

前頭前野が活性化し、

下位の原始的な脳部位(大脳古皮質・旧皮質)の
暴走(感情や情緒の乱れ)が治まっていきます。


脳というものは軍隊と同じで、
トップダウン方式の
指令形態を持っております。

「上位・高次脳(前頭前野)の命令を、
下位の脳(古皮質・旧皮質)は従う」
というシステムになっております。



脳の司令長官は「前頭前野」です。
(おでこの裏あたりにあります)

司令長官(前頭前野)がヘタっていると
下位の脳は制御不能になり、
うつ病や神経症など心の病になります。


*ちなみに、
うつ病患者の脳を画像撮影しますと
前頭前野の機能低下がみられる事が
明らかになっております。

近年の脳研究では、
マインドフルネスや認知行動療法を、一定期間行いますと
前頭前野の活性化が確認されると言われております。



最後にまとめますと、

心の病の方は
人生のネガティブな側面「のみ」に

焦点を当てて
物事を見るクセがありますので、

========================
②『出来た事、進歩したこと、感謝したこと、
してもらった事、(それに対し)して返した事・・・』
などに
========================

焦点を当てた、モノの見方を訓練し
「バランスをとります」


すると、今まで
「無いもの(欠点)探し」だった人生が

「あるもの(恵まれているもの)探し」
人生に変わっていきます。


無いもの(欠点)探し、
無いものを欲し、

「ほしいほしい」と渇愛する人生は
仏道では「餓鬼道(がきどう)」といいます。

いつまで経っても満たされない。
不満ばっかりの人生。

「我利我利亡者」(がりがりもうじゃ)
ともいいます。
地獄を這いずり回る生き方。


俗世的な成功を収め、
財産がたくさんあっても
餓鬼道にいる方もみえます。

(中には恵まれているが、
心の病の方もみえます)

こういう人は
「物質的には恵まれているが、
心は地獄である」



対して、あるもの探しの人生は
(俗世的な財産が有る無しではなく)
精神的に恵まれた人生になります。


天国や地獄は、
あの世にあるのではなく

「あなたの心の中」にあります。




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【2012/05/17 07:16】 | うつ病と 「脳について」
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通りすがり
おっしゃるお話し、人間の本能の逆を刷り込む、所謂筆記式の内観ですね。
所謂感情に直接働きかける瞑想ともいえますよね。
新型うつや人格障害には受容系の治療がいいかもしれませんね。
ところでマインドフルネス瞑想はブッダのヴィパッサナー瞑想が拡がった流派の一つだと思うのですが、自動思考に流されにくくなる以外にアクセプタンス的な要素で違いはあるのですか?

Re: 通りすがりさんへ
ショウセイ
> おっしゃるお話し、人間の本能の逆を刷り込む、所謂筆記式の内観ですね。
> 所謂感情に直接働きかける瞑想ともいえますよね。

本能(原始脳)が暴走すると、
我(が)がどんどん肥大化し、心の病になります。

ゆえに、本能の逆を刷り込み、
理性(大脳新皮質・前頭前野)優位にしていく事はとても大切です。

原始脳(本能)はケダモノ脳ですから、放っておきますと
何をしでかすか分かりません。
しっかり前頭前野(理性)で管理・監督しておく
トレーニングをしていきますと、生きるのが楽になっていきます。


> 新型うつや人格障害には受容系の治療がいいかもしれませんね。

新型うつ病は正式な病名ではなく、
昔からある抑うつ神経症がこれに当たるかと思います。
どの方法論がよいかは、ケースバイケース。その人によります。

いわゆる新型(現代型)うつ病と言われているものは、
極端に受容系(例えば来談者中心療法のみ)で行きますと
かえって自我肥大を起こし、余計悪くなるケースもあります。


> ところでマインドフルネス瞑想はブッダのヴィパッサナー瞑想が拡がった流派の一つだと思うのですが、

大きく分けて2種類あります。
主にアメリカで盛んな臨床マインドフルネスと、

伝統的な作法に近い、ピュアマインドフルネスがあります。
こちらは源流に近いものです。

*もちろん伝統的なマインドフルネスも、
細かく言いますと流派がありますが、根本的な理論は同じです。


>自動思考に流されにくくなる以外にアクセプタンス的な要素で違いはあるのですか?

この瞑想を頭の理屈ではなく、身体である程度体得していきますと、
無常・苦・無我の三相が、身体で理解出来てきます。

この三相がある程度浸透してきますと、全てが「あるがまま」
「あるがまま=アクセプタンス=受容」ととらえてもよいと思います。


ただ、先ほどのお話のように、
人それぞれ、ケースバイケースですので、マインドフルネスが合わない人もいます。

世の中には様々な心理療法がありますので、
その人に合ったアプローチ法がよいかと思います。


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この記事へのコメント
おっしゃるお話し、人間の本能の逆を刷り込む、所謂筆記式の内観ですね。
所謂感情に直接働きかける瞑想ともいえますよね。
新型うつや人格障害には受容系の治療がいいかもしれませんね。
ところでマインドフルネス瞑想はブッダのヴィパッサナー瞑想が拡がった流派の一つだと思うのですが、自動思考に流されにくくなる以外にアクセプタンス的な要素で違いはあるのですか?
2015/07/21(Tue) 11:06 | URL  | 通りすがり #-[ 編集]
Re: 通りすがりさんへ
> おっしゃるお話し、人間の本能の逆を刷り込む、所謂筆記式の内観ですね。
> 所謂感情に直接働きかける瞑想ともいえますよね。

本能(原始脳)が暴走すると、
我(が)がどんどん肥大化し、心の病になります。

ゆえに、本能の逆を刷り込み、
理性(大脳新皮質・前頭前野)優位にしていく事はとても大切です。

原始脳(本能)はケダモノ脳ですから、放っておきますと
何をしでかすか分かりません。
しっかり前頭前野(理性)で管理・監督しておく
トレーニングをしていきますと、生きるのが楽になっていきます。


> 新型うつや人格障害には受容系の治療がいいかもしれませんね。

新型うつ病は正式な病名ではなく、
昔からある抑うつ神経症がこれに当たるかと思います。
どの方法論がよいかは、ケースバイケース。その人によります。

いわゆる新型(現代型)うつ病と言われているものは、
極端に受容系(例えば来談者中心療法のみ)で行きますと
かえって自我肥大を起こし、余計悪くなるケースもあります。


> ところでマインドフルネス瞑想はブッダのヴィパッサナー瞑想が拡がった流派の一つだと思うのですが、

大きく分けて2種類あります。
主にアメリカで盛んな臨床マインドフルネスと、

伝統的な作法に近い、ピュアマインドフルネスがあります。
こちらは源流に近いものです。

*もちろん伝統的なマインドフルネスも、
細かく言いますと流派がありますが、根本的な理論は同じです。


>自動思考に流されにくくなる以外にアクセプタンス的な要素で違いはあるのですか?

この瞑想を頭の理屈ではなく、身体である程度体得していきますと、
無常・苦・無我の三相が、身体で理解出来てきます。

この三相がある程度浸透してきますと、全てが「あるがまま」
「あるがまま=アクセプタンス=受容」ととらえてもよいと思います。


ただ、先ほどのお話のように、
人それぞれ、ケースバイケースですので、マインドフルネスが合わない人もいます。

世の中には様々な心理療法がありますので、
その人に合ったアプローチ法がよいかと思います。
2015/07/23(Thu) 00:28 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2015/07/23(Thu) 09:37 |   |  #[ 編集]
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