マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
当カウンセリングは
うつ病や神経症(不安障害)に対する心理療法として、

「森田療法」「マインドフルネス」を専門とし
10年ほど、この活動を行っております。
(他、催眠療法やカラーセラピーも行います)


そこで今日のお話は
「森田療法とは」

について論じてまいります。



森田療法とは

森田正馬(まさたけ)先生(1874-1938)
が作られた、日本古来の精神(心理)療法です。


この心理療法の特徴は、森田正馬本人の
神経症克服体験を基に作られた
少し変わった心理療法です。

(健常者には分からない、森田先生の元患者ならではの
視点と発想が素晴らしいと思います)


森田先生は、子供のころ地獄絵をみて
死の恐怖にかりたたれました。

「死の恐怖」・・・これが、
その後の彼の人生の一貫したテーマになりました。


そして思春期になり、
心気症的症状(自分は○○病じゃないのか・・と過度に思い込む病気)
↓(心気症とは:全7話)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-41.html


強烈な死の恐怖を伴うパニック発作など、
様々な神経症的症状に悩まされ、

また親への反抗や家出など、
いわゆる問題児だったそうです。


青年になった、森田正馬先生は
この自分の精神症状の解明と
こういった病気で苦しんでいる人のために
自ら精神療法研究の道に入りました。


東京帝大の学生時代の
試験勉強エピソードで。。

試験勉強のとき、いつもの神経症的症状が出て
精神不安定になりました。

その時、なぜか親からの仕送りが来ない時があり、
不安とイライラが暴走し、
「もうどうにでもなれ!」と、たくさん飲んでいた
向精神薬を投げ捨て、試験勉強に没入しました。

すると、かえって神経症が落ち着き
薬を飲まなくても不安は消えたということです。


これが森田療法の理論。
「恐怖突入」の原型になりました。

現代では認知行動療法(CBT)が
エクスポージャー(暴露療法)と呼んでいるものです。



1915年
パニック障害の患者をカウンセリングで治す。
本格的に精神療法を導入し始め、
外来(カウンセリング)森田療法の原型が出来上がってくる。

この時に森田理論の悪循環モデルなど、
(簡単に言いますと、認知療法で言うような
認知のゆがみによる苦しみ)
基本理論が出来上がってくる。


*ここは驚きですね。
現代でやっと「認知のゆがみ」
カウンセリングで扱われるようになったのに、

昭和初期に「すでに」認知療法の理論が出来上がっていた。
しかも、すでに心理臨床で導入されていた。

(認知の歪みとは、うつ病や神経症の方々が起こしてしまいがちな
モノの見方、とらえ方、考え方のゆがみ)
↓(認知の歪みとは:全12話)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-28.html


1919年
入院森田療法のプロトタイプ(原型)が始まる。


1926年
通信療法が始まる。

現代で言うならば、メールカウンセリングです。
これは当心理相談所で、おなじみの日記療法です。

私のところは電子メールですが、
森田先生の時代はネットが無かったので
手紙で通信カウンセリングをしていました。

森田正馬先生は、偉大なる先駆者です。

*私のところも、昔は「手書きで交換日記」していましたが、
現在はクライエントさんが多くなり、物理的に不可能になり
電子メールに代わっております。
ですが、この森田療法のやり方は忠実に守っています。


1929年
患者の会の原型ができる。

現代でも自助グループがありますが、
すでにこの時代に存在していました。

森田先生は何もかも先駆者、
時代のパイオニアですね。素晴らしい。


*私のところの名古屋での
患者の会は現在止まっています。
ですが、また再開しますのでよろしくお願いします。

再開するときは告知しますので、
皆さんいらしてくださいね。
皆で食事に行きましょう。

私も一「元うつ病&強迫性障害患者」として参加いたします。

皆で患者体験談を
いっぱい語り合いましょうね。


以前行った患者の会では、
独特のうつ・神経症「症状体験談」で
皆さん非常に盛り上がりました。

うつ病・神経症(不安障害)の方々は皆、仲間です。
恥ずかしくないから、どんどん語っちゃいましょう。
かなりスッキリします。


==========================


最後にまとめますと

日本が世界に誇れる心理療法である
森田療法を作られた森田正馬先生も
「元患者」であるように、

やはり患者体験のある医師やカウンセラーは、
ノーマルな医師・カウンセラーとは一味違います。


いろいろな見解はあるでしょうが、

やはり患者の気持ちをよく分かるのは
患者体験のある人かと思います。
(特に目に見えない心の病は)

そして心の病の迷宮から抜け出る道を
よく知っているのも、
やはり心の病、患者経験のある人かと思います。


特にこの「目に見えない心の病」は
「健常者の」医師やカウンセラーでは
分からない「境地」みたいなものがあります。


この心の病という世界は
教科書(精神医学書・心理学書)では分からない
「境地」みたいなものがあります。

それは教科書では学べない
仏教の「さとり」のようなものです。


<森田療法編、その2へ続く>



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【2015/04/01 01:21】 | 神経症(不安障害) 「克服のヒント」
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毎日が恐怖突入
オペレ
私は朝の抑鬱感は半端なく、眠りも常に浅いですが、死にたい程ではありません。中途半端な鬱です。思考に走らず、毎日その時その時を乗り切るようにしています。

Re: オペレさんへ
ショウセイ
> 思考に走らず、毎日その時その時を乗り切るようにしています。


素晴らしいですね。森田療法的です。
そうですね。思考に走らず、淡々と恐怖(行動)突入していきます。

気分本位ではなく、目的(行動)本位で日々生きていきますと、
鬱の泥沼にハマる事が、なくなっていくかと思います。

精進を続けてまいりましょう。



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毎日が恐怖突入
私は朝の抑鬱感は半端なく、眠りも常に浅いですが、死にたい程ではありません。中途半端な鬱です。思考に走らず、毎日その時その時を乗り切るようにしています。
2015/04/03(Fri) 09:01 | URL  | オペレ #lElAeA3I[ 編集]
Re: オペレさんへ
> 思考に走らず、毎日その時その時を乗り切るようにしています。


素晴らしいですね。森田療法的です。
そうですね。思考に走らず、淡々と恐怖(行動)突入していきます。

気分本位ではなく、目的(行動)本位で日々生きていきますと、
鬱の泥沼にハマる事が、なくなっていくかと思います。

精進を続けてまいりましょう。

2015/04/03(Fri) 10:39 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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