マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「マインドフルネスによる
軽躁(そう)状態の対処」

~双極性障害Ⅱ型(躁うつ病)~



まず人間の脳の情報処理系を
大きく二つに分けると

--------------------------------------------------

・「第一信号系」

主に情動を司る大脳辺縁系。
*海馬・扁桃体など

その他、原始的な脳部位・脳の古い皮質

我(が)・エゴ・生存本能などが
脳のこの部分


・「第二信号系」

大脳(新)皮質・主に前頭前野
脳の新しい部位

理性・物事を「スッと客観視」する力。
第一信号系が暴走した時の制御・抑制力

*仏教で言うならば無我・
客観的気付き(sati:サティ)

--------------------------------------------------

例えば、
双極性障害の「躁状態」になっている時、
(興奮状態になっている時)

「第一信号系」が暴走し、
「第二信号系」の制御が働いていない状態。


軽躁状態は上手に扱うと
有効活用できる事もあります。

これを上手に乗りこなしますと
とても素晴らしい仕事が出来ます。


☆注意: ただし極度の躁状態(双極性障害Ⅰ型に多い)は
しっかり薬でコントロールしないと危ない。

*極度の躁状態とは、気分が高揚しすぎて鉄拳で窓ガラスを割る。
車を暴走させる。その他危険行為・反社会的逸脱行為・・・など。


軽度の躁状態(双極性障害Ⅱ型に多い)の軽躁を
上手に乗りこなすという事。

躁状態(マニー)が出た時、
上記脳の部位(第一信号系)が暴走しています。


「躁」を無意識に任せ、
暴走させると身を滅ぼします。

言ってはいけない事や
やってはいけない事をやってしまい

ひどい結果になり、
周りに迷惑をかけ、嫌がられ・・

それゆえ自己嫌悪に陥り
反動で鬱がひどくなります。


したがって躁が出た時
「あ・今、自分は躁状態なんだな」・・・と、

一歩下がった視点
客観的に気付くワークをクセにしていきます。

これはお稽古として「常に」やること。

(もちろん鬱に転じた時も、常に客観視していること。
鬱の時も、躁の時も、常に第二信号系を働かせる事


*実際、躁病の方は、躁状態の時
「それに気づいていない人が多い」
(第一信号系の自動暴走です)


このお稽古を続けていきますと
冒頭の脳の「第二信号系」が育っていきます。
よく起動するようになります。

第二信号系がチューンナップされていきますと
第一信号系(原始脳)が暴走しても

スッと理性が働き
抑制が効くようになっていきます。


それどころか、その第一信号系、
原始脳のマグマのようなエネルギーを
上手に有効活用出来るようになっていきます。


躁のエネルギーを上手に使い
何か社会に役立つ事をやったり、

有用な仕事に打ち込んだりする事が
出来るようになります。


躁状態。
その力を有効利用するという手もあります。

*ただし何度も言いますが、極度の躁状態は話は別。
危険ですので薬で抑えてください。
そもそも極度の躁状態の時
「自分が今、躁状態と気付いていないでしょう」
(第二信号系の抑制力が、完全に停止しています)


さて、この客観視・理性を働かせるワークは
上記を読んで出来る人はそれでよいですが、

「分かっちゃいるけど出来ない・・」という人は

当カウンセリングで
マインドフルネス(心理療法)の訓練を実施する事を
おすすめいたします。



やはり独学・自己流で行うと
余計悪くなる方もいますし

プロの心理士につかず行っている方は、
大抵めちゃくちゃなやり方になっております。

*(今までこういった人、たくさん見てきました。
またこういった人達は、たいてい何の効果も得られず
途中で止めていますね・・)


さて、普段から「正しい
マインドフルネスのお稽古」をしている方は

躁状態が暴走しかけても
それすらも客観視していますから
暴走する事はない。


マインドフルネスのお稽古により
第二信号系(理性・客観視)が
しっかり起動しますから

上手に第一信号系(原始脳のエネルギー)を
乗りこなすことが出来ます。


むしろ普通の人よりエネルギッシュな人生を
送ることが出来ます。


そして、そんな毎日を送って、数年して

気がついたら心の病は治っていることが
多いものです。



これは余談ですが、国会も
上記の脳のシステムのように動いております。

衆議院(第一信号系)が暴走しても
参議院(第二信号系)が理性で客観視して
暴走を抑えます。

(でも衆議院の暴走を
止められない事もありますが・・(笑))


最後は社会風刺になってしまいました・・

はい。今日のお話はこの辺で。



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【2015/01/08 02:27】 | 双極性障害(躁うつ病)について
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