マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「うつ病の自己破壊思考について」


まず、うつ病・神経症傾向の方は
基本、几帳面・真面目・頑張り屋さん・執着性など。。

(特にメランコリー親和型・執着気質)

「生の欲望(エネルギー)」が普通の人より強い。


「え!?うつ病はだるく、生きる気力が無いのに
生のエネルギー??よく分かりません!」


はい。俗に言うそれらの心理症状は「二次的なもの」

基本、冒頭の基本気質(性格)があり、
それにより疲れ果て、副次的にダルくなっています。


うつ病・神経症傾向の方々は
元々、脳の古い皮質(生命の根源的なものを司る)に
血流が偏りやすく、生の欲動が強い。

ゆえに「一生懸命生きたいがゆえに」
(一生懸命「種」を保存したいがゆえに)

几帳面・真面目・頑張り屋さん・執着気質などの
性格的傾向が目立ちます。


さて、その元々持っている気質的なもの
「マグマのような生のエネルギー」

それを向ける方向を見失うと、
そのエネルギーは
「たちまち自己破壊」に向かう。

その状態がうつ病者独特の

「生きていてもしょうがない。
存在の意味が分からない。死にたい」ですね。


------------------------------------------------------------------

心理学の視点から俯瞰すると、
実は「死にたいは、もっとよりよく生きたいの裏返し」


------------------------------------------------------------------

ゆえに、うつ病・神経症者は
常に何かしらの「ゴールを設定」し、そういった健全な方向に
生のエネルギーのマグマを向けていないと

行き場を失った生のエネルギーが
ブーメランのように自己に向かい
「自己破壊」になります。



また「うつ病=頑張らない」という
昔言われていた古い概念は、

うつ病の急性期や、発症して数週間くらいの
回復期前期「限定」の考え方でしたらよいかと思います。

「うつ病=頑張らない説は」回復期「後期」以降、
または何年・何十年、慢性状態の人に
使うべき論ではありません。

かえって悪化します。


元々、生のエネルギーの強い方が
(脳の古い皮質に血流が偏りやすい)
「頑張るのは自然の理(大切な個性)」です。

自然の理に逆らい、
こういった方々に「頑張らない思想」を押し付けると
うつ気質の方々は「まさに羽をもがれた鳥」

大空を飛ぶことが出来なくなり、
余計うつ病が深くなります。

自分の本来のうまみ(個性)が出せなくなり、
生きているのが、ぎこちなくなります。


正しくは「うつ病は適切に頑張りましょう」

ここで注意するのは、
うつ病の方々は、やや思考の融通が利かず
頭の固い人が多く(まさに原始脳が優位)

非常に要領悪く頑張ります。
無駄な事で頑張ります。
そして余計なことで疲れ果てる。

世間の間違った、うつ病への通説
「うつ病=頑張らない」

そうではなく、
「頑張ること自体が悪でなく、頑張り方の問題」



したがって、
心理学的に理に適った方法論で頑張ります。

心理療法を導入し
「要領よく・上手に」頑張る生き方
を身につけます。

前頭前野を開発し、
「適切に要領よく頑張る」技が育ってきますと、

本来の持ち味である「頑張り屋さん」が活かされ
まさに「水を得た魚」のようにイキイキしていきます。



うつ気質の方々は、
元々頑張り屋さんの性能(個性)を持っているのに
「頑張らない思想」で抑圧しますと、
うつ病が深くなります。

間違った概念(ステレオタイプ)である、
「うつ病=頑張らない」の言葉から解放されますと
うつ病が治ります。

実は「うつ病=頑張らない」の言葉が、呪いの呪縛になり、
うつ病を悪化・「長期化」させていたんですね。


・この間違った概念を鵜呑みにして、
「本当に頑張らず」何年・何十年も抗うつ薬を飲み続ける人は、
治らない典型的パターンです。
(もしくは運が良くて寛解止まり)

*寛解(かんかい)とは、抗うつ薬(物理的な力)でハイテンションになり、
治ったかのように錯覚している状態。
当然の事ながら「再発の危険性」が非常に高い状態。


・逆に、この間違った概念から素早く目が覚め、
思想を柔軟に切り替え、然るべき対処が出来る人が
「典型的な治る人(根治)」



さて、最後にこんなお話をします。


うつ・神経症的な方々は、
元々クセのある脳(気質)の持ち主ですが、
乗りこなすとフェラーリや、名馬のようになります。

名馬というものは大抵クセがあります。
また、フェラーリはクセのあるエンジンですが、
上手に乗りこなすと、まさにスーパーカー。無敵です。

*実際、歴史上の偉人などは、
うつ・神経症的な方が多いでしょう?



うつ・神経症的な方は、
コーチやカウンセラーさんなどと対話し
「健全なゴールを設定」をする。

(これは詳細なやり方がありますので、
カウンセラーさんについてもらってください)

すると、うつ・神経症的な方独特の「生のエネルギー」が
「常に健全なゴール」に向くので、自己破壊に向かなくなります。



「うつ病=頑張らない」を鵜呑みにしますと

マグマのような潜在意識下の
「生の欲動(エネルギー)」の行き場(方向性)を失い、
やがて自己破壊に向いてしまいます。



「うつ病=適切な頑張り」は、
自己破壊を上手に回避できます。

頑張らない・・・でズルズルやっていますと、
やがて自己破壊思考になっていきます。


世間(マスコミなど)の情報は、鵜呑みにするのではなく、
自身で客観的に、冷静に考えてから受け入れるようにしましょう。

そしてうつ・神経症的な方の脳は、
視点を変えると

「悪い物ではありませんし、
病気ではありません。むしろ個性です」

うつ・神経症的な脳は、すごい馬力を持った、
フェラーリのエンジンだと認識してください。
(脳の古い皮質にエネルギーが偏りやすいので。
旧皮質は生命活動の根源的なものを司ります。まさしく車のエンジン)


フェラーリのエンジンは、若干クセがありますが、
乗りこなすとスーパーカーになります。
天才的な才能を発揮します。

うつ。神経症的な脳は、実は恵まれているんですよ。
普通の人より優れている。


また冒頭の、うつ病・神経症傾向の方独特の、

几帳面・真面目・頑張り屋さん・執着気質(粘り強さ)・・・は、
一般社会では「優秀な人材」である。

堂々と生きてください。




【2014/10/28 12:02】 | うつ・神経症的な「気質」のお話
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はじめまして
オペレ
ショウセイ様
きょうでやっと全てのブログを読み返しました。
私は精神障害者の福祉施設の管理者をしている者ですが、私自身も若い頃から抑鬱傾向で、ストレスを抱えやすく、また糖尿も患いましたが、何とかここまでやってきました。
昨年あたりから初期仏教に巡り会い、真の救いというものへの確信を抱き始めていましたところ、ようやくここにたどり着いた次第です。
これからも度々訪問させていただきます。

Re: オペレさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

> きょうでやっと全てのブログを読み返しました。

おお。そうでございますか。
実は現在3、4年前に書いたものを中心に
「大幅に加筆・修正」をかけて編集中でございます。

またお暇なとき、カテゴリーからいろいろご覧になりますと
違った表現になっているものもありますのでどうぞ。


> 私は精神障害者の福祉施設の管理者をしている者ですが、

人のためになる素晴らしいお仕事ですね。応援しております。


>私自身も若い頃から抑鬱傾向で、ストレスを抱えやすく、また糖尿も患いましたが、何とかここまでやってきました。


苦しみをよく知っている人は、他人の苦しみもよく分かる優しい人です。
オペレさんは素敵な方ですね。


> 昨年あたりから初期仏教に巡り会い、真の救いというものへの確信を抱き始めていましたところ、ようやくここにたどり着いた次第です。
> これからも度々訪問させていただきます。


仏教に興味を持たれているんですね。素晴らしいです。
私が専門としております、マインドフルネスという心理療法は、
古代仏教の伝統技術を、鬱病や不安障害(神経症)の人達にも対応できるよう、
脳科学・心理学的にアレンジしてあるものです。

初期仏教とはまた違った
現代のニーズに適った方法論にまとめあげられております。
心理臨床としての瞑想ですね。

こういった分野を心理学の世界では
「第三世代の認知行動療法」と定義されております。

よろしければまたいらしてくださいね。
オペレさんがお幸せでありますように(合掌)


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この記事へのコメント
はじめまして
ショウセイ様
きょうでやっと全てのブログを読み返しました。
私は精神障害者の福祉施設の管理者をしている者ですが、私自身も若い頃から抑鬱傾向で、ストレスを抱えやすく、また糖尿も患いましたが、何とかここまでやってきました。
昨年あたりから初期仏教に巡り会い、真の救いというものへの確信を抱き始めていましたところ、ようやくここにたどり着いた次第です。
これからも度々訪問させていただきます。
2014/10/29(Wed) 10:34 | URL  | オペレ #lElAeA3I[ 編集]
Re: オペレさんへ
コメントありがとうございます。

> きょうでやっと全てのブログを読み返しました。

おお。そうでございますか。
実は現在3、4年前に書いたものを中心に
「大幅に加筆・修正」をかけて編集中でございます。

またお暇なとき、カテゴリーからいろいろご覧になりますと
違った表現になっているものもありますのでどうぞ。


> 私は精神障害者の福祉施設の管理者をしている者ですが、

人のためになる素晴らしいお仕事ですね。応援しております。


>私自身も若い頃から抑鬱傾向で、ストレスを抱えやすく、また糖尿も患いましたが、何とかここまでやってきました。


苦しみをよく知っている人は、他人の苦しみもよく分かる優しい人です。
オペレさんは素敵な方ですね。


> 昨年あたりから初期仏教に巡り会い、真の救いというものへの確信を抱き始めていましたところ、ようやくここにたどり着いた次第です。
> これからも度々訪問させていただきます。


仏教に興味を持たれているんですね。素晴らしいです。
私が専門としております、マインドフルネスという心理療法は、
古代仏教の伝統技術を、鬱病や不安障害(神経症)の人達にも対応できるよう、
脳科学・心理学的にアレンジしてあるものです。

初期仏教とはまた違った
現代のニーズに適った方法論にまとめあげられております。
心理臨床としての瞑想ですね。

こういった分野を心理学の世界では
「第三世代の認知行動療法」と定義されております。

よろしければまたいらしてくださいね。
オペレさんがお幸せでありますように(合掌)
2014/10/29(Wed) 13:31 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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