マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
薬物療法に対し、初めから偏見を持たれて
正しく活用できていない方が多いように思います。

今日は「元うつ病患者・現役心理カウンセラー」の視点から
薬物療法を語ってまいります。


まず抗うつ薬は、百発百中ではありません。

一般的に「大体40%弱」くらいの確率
と言われております。



第一選択された抗うつ薬で
一発で当たればラッキーです。
(これは、よほど引きが良い人)

ですが、第一選択でハズれて
第二・第三・・・とコロコロ変わる時もあります。


これ本当に不思議なんですが、
同系の抗うつ薬でも

成分はあまり変わらないのだが
この抗うつ薬は効いて、あの抗うつ薬は全く効かない・・・
というパターンがあります。


ゆえに一種類だけ試して
「はい。効かない」という短絡的発想は止めてください。

冒頭で述べましたが
「抗うつ薬は40%くらいの確率です」
(確率論ととらえてください)

ならば種類を変え、40%を何回か試せば
「いずれヒットする確率が高い」ととらえるのは、
理性的な判断かと思います。


*どれだけクジ運の悪い人でも
何度も引けば、いつか当たります。
(ただし薬物療法に関しては、必ず医師の管理の下行ってください)


『あとよくありがちなパターンで』


抗うつ薬を1週間くらい試し、あまり効果が無く、
ちょっとした副作用があるので
「はい。もう止め。ダメだ。薬は効かない」と判断するのは
あまりに短絡的な発想です。



抗うつ薬は飲み始めの最初の数週間
ちょっとした副作用は出ます。当たり前です。

抗うつ薬は一般的に、
服用し始めて2~4週間くらいで「ボチボチ効いてきます」

そして1~2ヶ月くらいで「安定してきます」
これが一般的な見解です。

実際、私自身も患者時代こんな感じでした。


うつ病者独特の思考パターン(認知の歪み)、
すぐ短絡的な発想で、パーフェクトな結果を出そうとするのを
闘病中は一旦止めます。

理性(前頭前野)を働かせます。


物事を全体的に俯瞰して、理性的に判断し
それでも、どうしてもおかしな副作用等があり

続けるのが困難な場合、すぐに担当医師に連絡し
薬を変えるなどの相談をしてください。


闘病中は「薬は絶対ダメ!」などの歪んだ信念より
科学的な冷静な視点で闘病します。

信念より科学的メリットを優先してください。


これら諸々の注意点を冷静にとらえ
数ヵ月くらいしますと必ず落ち着きます。

そこが「回復期」というものです。


発症したての急性期・回復期(前期)は
今日の論のように薬物療法で安静に。

回復期後期(安定して、さらに数ヵ月くらい)になりましたら
「心理療法もしっかり導入した上で」

徐々に減薬にもって行きます。


ただしこの回復期後期に「何の策も打たず」
急性期のノリで、ズルズル寝て過ごしますと

うつ病が何年・何十年
「長期化」する恐れがあります。
そうなると大変ですし、難治性になります。

回復期後期になりましたら「必ず」
心理療法を導入してください。


世の中が作り上げてしまった歪んだ世論
「うつ病=頑張らない」は

「急性期・回復期前期」限定の論であり、

「回復期後期・慢性状態」の患者さんに
用いる論ではありません。


回復期後期以降は
心理療法(正しい心理学的方法論)を導入し
「ボチボチ頑張ります」

(何年・何十年)慢性状態の方は
しっかり心理療法を使い、うつの泥沼(悪循環)から
脱するべく「頑張ってください」


「うつ病=頑張らない」は確かに耳触りはよいが
これでは治りませんし、長期化すると思います。

間違った論を鵜呑みにするのは止め

本気でうつ病を治すには
どうすればよいかを
冷静に考えることが大切かと思います。


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薬物療法でたどり着く境地は
「寛解(かんかい)」です。

*寛解=薬・物理的な力で一旦落ち着いている状態。
(一見、治ったようにみえるがゆえに危険。
まだ心理的、危険因子は潜伏している)

「寛解で放置すると」再発の危険性が非常に高い。

ここで油断し、余裕をかまし、再燃して
一気に急性期に転落する方が非常に多い。
これは典型的な再発のパターンです。



したがって、正しい方法論は、
まず薬物療法で窮地を脱し、
寛解状態に持って行き

そこから「心理療法に繋ぎ」
「克服(根治)」に持って行きます。

うつ病に「とどめ」を刺しましょう。



*メンタルヘルス後進国の日本は
なぜか薬物療法一本主義ですが、
(急性期・回復期はそれでよいが、
その後の方法論が無いのが盲点)

メンタルヘルス先進国の米国・英国では
上記の図式、薬物療法と心理療法の併用は
すでに一般的な考え方です。


「うつ病は寛解ではなく、克服(根治)に持って行きます」


ただし、何度も言いますが、
うつ病発症したての「急性期・回復期」は

冒頭の論を参考に、薬物療法で
しっかり正しい対処をしていきましょう。
(薬物療法に関しては、必ず医師の管理の下行ってください)

*心理(精神)療法は、その後の方法論です。


薬物療法と心理療法を正しく理解し、
「お互いのメリットを組み合わせた」方法論が
最良の方法論かと思います。


うつ病→「もうダメだ!」という短絡的発想は止め、

正しい方法論で、(時間はかかりますが)治りますから
あきらめないで。




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【2014/10/09 01:38】 | うつ病・神経症(不安障害)「薬物療法の視点」
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