マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
人は苦しみの渦中にいる時、
とかく視野が狭くなりがちです。

そして、そういった視点がゆえに
さらに「モノのとらえ方」が歪み、
悪い情報を脳に入力しがちです。

↓(うつ病・神経症的、認知のゆがみ)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-28.html


・外には職場(仕事)や人間関係などのトラブル。

・内には頭の中の妄想・想念に翻弄され
一日中、悶々と苦しみます。


やがて脳が必要以上にストレス反応をし
疲れ果て、機能がダウンしていき、
(アロスタティック負荷といいます)

その人の耐えうるレベル(閾値)を超えると

「脳の病気」になり、

「結果」うつ病や神経症(不安障害)など
心の病を発症します。



上記の大元のところ。

視野の狭さの事を、専門的に言いますと
「スコトーマ」といいます。

今日はこれについて、お話をしてまいります。


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例えば、恋が始まったばかりの人は
こんなことありませんか?


大好きな人がいたとしましょう。
それに対しRAS(ラス)が働き、

「好き関連」の情報のみフィルターにかけ、
「好き関連」の情報しか見えてきません。


例えば、彼女の頬に「あばた」があるが
彼氏にとっては「かわいいえくぼ」にしか
見えなくなります。
「どうみても、えくぼにしかみえない」

盲目的に「キミの事が大好き」状態です。
恋はこうやってはじまる。


そしてそのカップルがケンカをし
破局が来ました。

こんどはRASが
「嫌い関連の情報のみ」
フィルタリングするようになります。


こんどは「かわいいえくぼ」だったのが
「醜いあばた」にしか見えなくなる。

どうみても「あばた」にしかみえない。
(また、性格の悪いところがやたら見えてくる)

こうなったらカップルは終わりです。
お付き合いの破局は、こうやってやってきます。

(ここは恋多き読者の皆様は、
耳が痛い話ではないでしょうか?
恋の破局の時はイヤですね・・(泣))


これは恋の話だけじゃなく、
人生全般に言える事です。

・好きな人が→嫌いになる
・尊敬していた人が→イヤになる
・悪い印象だった人物が→好印象になる

・・・などなど。


この認知の変化の時に
必ず「スコトーマ」(心理的盲点)がかかっています。

人はスコトーマがかかると
他の情報が遮断され、みえなくなる。
物事の「陰と陽」が平等にみえなくなる。

これが「視野の狭さ」の心理メカニズムです。




もっと分かりやすく説明しましょう。

以下の絵をご覧ください。



老婆と娘



「お婆さん」にみえますが、
心の中で視点をスッと変えると
「あっちむいているお姉さん」にみえます。

お婆さんとお姉さんを
同時にみる事は難しい。


お婆さんをみると、
お姉さんはスッと消え

お姉さんをみると
お婆さんはスッと消えます。

簡単に言うと、
これが「スコトーマ」の心理システム。


仏教心理学(仏教哲学)では、
「般若(智慧の目)」を推奨します。


例えば、嫌いになった人は
スコトーマにかかって
見えていない面があると洞察する。
*(嫌いな所ばかり偏ってみている、
良い面をみていない。歪んだ見解)

逆に好きになった人は
スコトーマにかかって
見えていない面があると洞察する。


その人物を主観(我:が)で
グーッと凝視するのではなく(認知の歪み)

スッと客観で、上記の絵のように
自由自在に視点(見方)を変える事ができて、

良い面も悪い面も
平等に観る事ができるという視点を
常に持っておきます。


すると仕事や人間関係でのトラブルが
いくぶんですが、減っていくかと思います。


もっと裏ワザを言いますと、
会社の人事担当の方は

新規採用の面接で、この「スコトーマはずし」を
意識的に行いますと、よい人材を
GETできる率が高まるかと思います。


私達の日常、
職場や夫婦生活、友達、恋人など

この「スコトーマはずし」を意識的に行う事により
その人の「陰と陽」を平等に観る事ができ、
無駄なトラブルが減るかと思います。


もちろん、ずっとスコトーマがかかった状態で
「あなたの事が好き!」でもよいのですが、

それですと、いざその人の
「影の部分」がみえてしまった時(必ずその時が来ます)

関係は粉々に砕けちり、険悪な状態になります。
「愛が深いほど、いざ反転すると憎しみは深くなる」

『それは非常に智慧の無い、
小児的なお付き合いかと思います』



なぜなら、この世のどんな人間も完璧ではない。
私達は聖者じゃない。
人は「陰と陽」「理と矛盾」を孕んだ生き物だからです。
これが事実であり現実です。

その人の「陰と陽」を受容することが
真の(智慧ある)お付き合いかと思います。

*夫婦仲、友情関係問題のカウンセリングをしていますと、
大抵このパターンが根底に引っかかっているかと思います。


======================

また、これはうつ病・神経症(不安障害)も同じ。
メンタル系病院で、薬を何年、何十年飲み続けて
何の成果も無いのに、尚もズルズル飲み続ける・・・

これもスコトーマがかかっています。

「スコトーマ外し」をスッと行いますと
その枠組みの外の世界。
(心理療法やコーチングなど)


「回復するために、本当に必要な情報」
自然に入ってきます。

======================


このようにスコトーマを意識的に外し、
陰と陽を平等に観て
「とらわれのない視点」で過ごしますと
智慧ある生活ができ

冒頭の「脳の余計なストレス負荷」が緩和されていき、
毎日が、人生が、いくぶん楽になっていくかと思います。


これはもっと「具体的訓練法」がありますが、
こういった仏教心理学的な方法論が
パッケージされたものが「マインドフルネス」です。


スコトーマを外し、目の前の事象を平等に観る事を
仏道の修行で「正見」といいます。

*仏教心理学は宗教ではなく、
宗教性を排除し、心理・臨床に使える学問の集大成です。

*マインドフルネスは、心理学界の学術的位置づけは、
「第三世代の認知行動療法」と定義されております。
仏教哲学というよりは「認知心理学の一種」
とらえた方がよいかと思います。



「スコトーマ」は生きている限り
完全になくすことはできません。

実はこれも意味があって存在するシステムです。
膨大なデータが脳に入るのを防止するためです。
(脳を保護している)


ですがモノは加減で
「スコトーマ」もかかりすぎると



モノが正しくみえなくなり、
(うつ病独特の、認知の歪みに発展しやすい)

思考の融通が利かなくなり、
仕事などでトラブルが増え、

冒頭の図式のようになり、
ひどい人は心の病になります。


もちろん、私達は聖者ではありませんので、
完璧にスコトーマ外しは無理です。
ボチボチ「中道」で結構ですよ。

まずはこのシステム、カラクリだけ
知っていれば大丈夫です。

日常で検証してみてください。

人間関係のトラブルの発端は、ほとんどがこの
スコトーマ(視野の狭さ)によるものが多いかと思います。


はい。今日は昼ドラの世界のような
お話になってしまいました(笑)

それでは今日のお話はこの辺で




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【2014/09/05 02:48】 | 「リフレーミング」モノの見方を変えよう!
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