マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「うつ病=頑張らない」思想の危険性


今回のお話は、脳にドカンと来るお話です。
最後までお読みくださると

今までの騙されていた
「うつ病観」がひっくり返り、
回復への王道を歩まれる方が増えるかと思います。


「注意」
*今日のお話は、うつ病発症したての「急性期」、
また「回復期前期」(発症から数週間し、薬が効きはじめたくらい)の方は
参考にはなりません。

この時期に限っては、本当に頑張らず
薬を飲みお休みし、脳を一旦リセットしてください。


☆ 今回のお話は、発症から数ヵ月した回復期「後期」以降、
また長期、慢性化したうつ病向けのお話です。



さて、本題に入りましょう。

私達の脳は、
とかくルーティン化しがちです。

「うつ病=頑張らない思想」の
危ないな・・・と思うところは、

発症したての急性期や回復期前期はよいが、
それ以降、その思想でズルズルいきますと、

本当に社会に対応できない
「頑張れない脳」になってしまいます。
(脳のお話は後でします)


「うつ病=頑張らない」は、確かに耳触りはよく
マスコミは好んで使い、大衆受けがよく、
そして製〇会社の営利に貢献し、聞こえはよい・・・が、

ある意味、危険な思想かと思います。


現実の社会では、(特にこのご時世)
頑張らないと食べていけませんし

会社での業務も、「頑張るところは頑張らないと」
現実問題ついていけません。

ちょっと言葉キツイかもしれませんが、
これが「事実」であり「現実」です。


「社会が私を理解しなさい。私に合わせろ」という
”自我肥大”した現代思想ではなく、

「自分が社会に、努力し合わせていく(それぞれの力量で)」
という思考法にチェンジしていきませんと

行きつく先はこうなりがちです。

「社会が悪い」「周りが悪い」
「あの人のせいで!」などの
被害者妄想的(新型うつ病的な発想)になっていきます。

*(この思考法になってしまうと、難治性になります。
現代型うつ病が、難治性と言われるのはここです。
ここの部分は「脳の病気のせい」ではなく、思想の病気です)


したがって「社会に適応できる思考法」や、
「心理技術(メンタルスキル)」を身につけないと

一生、製〇会社と、
メンタル系病院のお世話になってしまいます。

「一生、抗うつ薬飲み続けたいですか?」

*(もちろん、薬がお好きでしたらそれもよいでしょう。
何を選択し、どう生きようが犯罪行為でない限り個人の自由です)


もちろん、物事は「中道」で、

過度に頑張りすぎもNGですが、
「頑張らなさすぎ」もNGかと思います。
モノは加減です。


-----------------------------------------------


さて、次に
脳の視点でみていきましょう。

例えば、脳の側坐核淡蒼球などの部位は、
(ヤル気を司る部位)
外部からの刺激が無いと、活動しません。

実際、「頑張らないで」行動しないと、
この部位はお休みしたまま。


もっとまずいのは、その状態を続けると
その部位はパターン(ルーティン)化し、
さらに鬱の泥沼にハマります。悪循環。



心理学(特に行動心理学)では

「意欲があるから行動するのではなく、
行動するから意欲が出ます」


意欲は待っていても出ません。


これを検証するために、実際うつ病の方、
意欲は「頑張らず」待っていて出てきますか?

ほとんどの場合、意欲が出るまで待っていると
余計、億劫になっているのではないでしょうか?」



それは上記、脳の部位に関係します。
その部位は「刺激(行動などによる)」を与えないと
「起動しないまま」です。

それどころか、どんどん機能が落ちていきます。

うつの泥沼にハマるのも
当然の理屈かと思います。


もう少し分かりやすく言いましょう。


例えば、掃除をやり始めるのは
「非常に億劫」ですが、

周りに言われて、
イヤイヤでもやり始めてしまったら
気分がのってきて、最後まで
やり遂げないと気が済まなくなる。

もう「この燃える”意欲”は」誰にも止められない!!

こんな経験ありませんか?


これは心理学で「作業興奮」と言います。
これも上記、脳の部位が関係してると言われています。


もちろんこの興奮は一時的なのですが
カウンセラー(コーチ)についてもらい、

心理学的理論に適った方法論
「頑張って」このパターンを続けますと

先ほどとは逆に
これもルーティン(パターン)化し、
良いパターンが脳に固定されていきます。
善い循環。


これを心理学で「馴化」(じゅんか)といいます。


つまり、うつ病は
「頑張らず、ずっと薬を飲んで休んでいる」
という何の解決にもならない、
底なし沼にハマる思想ではなく、
(かえって患者さんが不幸になる)

・・・「ここぞ!」という時は、
「多少の頑張りは必要」という事です。



そして脳は、
具体的アクション(行動など)を起こさないと
動かない部位があるということ。
(ずっと「頑張らず」休んでいると、うつのままです)


-------------------------------------------------


したがって、結論は

1、
うつ病発症したての急性期、回復期は
薬を飲んでゆっくりお休みし、一旦脳をリセット。

2、
数ヵ月し、回復期後期あたりになりましたら、
徐々に「策」を打って行く。
ストレス社会に対応できる脳に、
心理学的にチューンナップしていく。


「周りを変えようとせず、自分が変わっていきますと
世界が変わります」


ただし、この「策」は、素人の生兵法的に
やみくもに頑張るのではなく、
(これですと、余計悪くなります)

ちゃんと専門家についてもらい、
「心理学的理論に適った方法で」
ボチボチ頑張ります。



「うつ病は永遠に薬を飲み、頑張らない・・・」と
某業界が放ったプロパガンダに洗脳されて生きますと
本当に廃人みたいになるかと思います。

そうではなく、
「頑張るところは、ちゃんと頑張る」
「休むところは、休む」と、

ストレス社会にしっかり対応できる、
メリハリのつけられる脳にしていきます。



仮に、その「薬を飲んで頑張らない・・・」で
運よく回復したとしても、
それは克服ではなく、「寛解(かんかい)」状態です。

寛解とは、一見よくなったかのように「見えますが」
再発の危険性を大いに孕んだ危険な状態。


なぜなら、寛解というものは、
「薬物の力で一時的にハイテンション」になっているだけで

心理的な反応パターン
(悪い鬱的なモノのとらえ方、心理グセ)、
心の根っこの部分は
「何も変わっていないから」
です。

当然、再発の危険性が高いかと思います。
(薬が切れれば元の木阿弥)



昨今、「うつ病=頑張らない」という言葉が
独り歩きし、それを鵜呑みにし

何年、何十年、うつ病が
「長期化してしまっている方」を多々みかけますので、
今回のお話を書いてみました。


「頑張る」という言葉
「無条件で”反射的に”ストレス反応」している人は


実は「自分の意思ではない」ところもあります。
(マスコミ等の、刷り込みの心理効果による)

*それに「ハッと」客観的に気付きますと、
その魔法は解けます。


今回のお話が、
そういった洗脳から脱する一助になり

うつ病・神経症から回復する
本当の道をみつけ、

皆様が幸せで、
よりよい人生を送ることができれば
幸いに思います。



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【2014/08/30 01:55】 | うつ病
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Re: 鍵コメントFさんへ
ショウセイ
こんにちは。コメントありがとうございます。

そうですね。
頑張って、病気になる人とならない人を
心理学的な視点でみてみます。

頑張って病気になる方は、大抵、
認知の歪み的な発想の頑張り方をします。

一方、頑張れば頑張るほどイキイキする人もいます。
この違いはなんでしょう。

頑張ること自体が問題ではなく、
「頑張り方の問題」も引っかかっていることもあります。

講義でお勉強しました技術を使い、
マインドフルネス的に頑張りますと、

頑張るのですが、精神的に疲れにくい
「さわやかな」頑張り方になっていきます。

そして、その人の本来の力を発揮でき、
それが社会貢献(仕事力など)に繋がり、
さらに人生イキイキしていきます。


> 私も含めて、大半の方は、気力が湧いたらがんばろう!とか、健康になったら行動を起こそうと考えていますが、順番が逆ですね。
> 恐怖突入で、行動を起こすと、不思議と、気力が湧いてきます。


仰る通りです。森田療法の恐怖突入や、
認知行動療法のエクスポージャーは、
今回の脳の説明の理に適っているかと思います。
脳によいクセづけを行っていきます。
(パニック障害など不安障害の場合、これにもう少し理論の肉付けをしますが)


> 私の場合、思考が全か無になりやすいので、中道に近づけるのが、最大のテーマです。


マインドフルネス・森田療法的な生活を送っていますと、
自然にそれら、認知の歪みを(全か無か思考など)
上手にさばける生き方になっていきます。
中道に近づいてまいります。

それではFさん。精進を続けてまいりましょう。

*認知の歪みとは。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-28.html



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2014/08/31(Sun) 10:04 |   |  #[ 編集]
Re: 鍵コメントFさんへ
こんにちは。コメントありがとうございます。

そうですね。
頑張って、病気になる人とならない人を
心理学的な視点でみてみます。

頑張って病気になる方は、大抵、
認知の歪み的な発想の頑張り方をします。

一方、頑張れば頑張るほどイキイキする人もいます。
この違いはなんでしょう。

頑張ること自体が問題ではなく、
「頑張り方の問題」も引っかかっていることもあります。

講義でお勉強しました技術を使い、
マインドフルネス的に頑張りますと、

頑張るのですが、精神的に疲れにくい
「さわやかな」頑張り方になっていきます。

そして、その人の本来の力を発揮でき、
それが社会貢献(仕事力など)に繋がり、
さらに人生イキイキしていきます。


> 私も含めて、大半の方は、気力が湧いたらがんばろう!とか、健康になったら行動を起こそうと考えていますが、順番が逆ですね。
> 恐怖突入で、行動を起こすと、不思議と、気力が湧いてきます。


仰る通りです。森田療法の恐怖突入や、
認知行動療法のエクスポージャーは、
今回の脳の説明の理に適っているかと思います。
脳によいクセづけを行っていきます。
(パニック障害など不安障害の場合、これにもう少し理論の肉付けをしますが)


> 私の場合、思考が全か無になりやすいので、中道に近づけるのが、最大のテーマです。


マインドフルネス・森田療法的な生活を送っていますと、
自然にそれら、認知の歪みを(全か無か思考など)
上手にさばける生き方になっていきます。
中道に近づいてまいります。

それではFさん。精進を続けてまいりましょう。

*認知の歪みとは。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-28.html

2014/08/31(Sun) 11:49 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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