マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
マインドフルネスという心理療法は

仏教哲学や禅の思想がベースにある
特殊なジャンルの心理療法です。

*(心理臨床の世界では、第三世代の
新しいタイプの認知行動療法と位置付けされております)


一般的な「いわゆる」心理療法とは
全く違った角度から入っていきます。

ゆえに、「いわゆる」心理療法で治らなかった方が
回復していくケースも多々あります。


さて、
この心理療法がターゲットにするのは「我(が)」です。
↓(詳しい説明は過去のテキスト参照。全14話)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-66.html


分かりやすく言いますと
歪んだ自己愛や
おかしなプライドなどのこと。


例えば、会社で少し注意されただけでカッとなり
職場を転々としたり、

我(尊大なる歪んだ自己イメージ)が強すぎて
現実に適応できず、
どこの環境に行っても馴染めず、
トラブルを起こしたりします。


そういったパターンを繰り返し、
社会生活に馴染めず、やがて疲れ果て、
うつ病や神経症などの症状(サイン)を出します。

表面上の心理症状を除去しても
潜在意識レベルに、これ(我:が)が引っかかっていますと
人生の中で何度も、うつや神経症症状が顔を出します。



ですが・・・

かといって、私達一般人は
出家僧や聖者ではありませんから
「完璧な無我」にはなれませんし、ならなくてよい。


実際、社会生活していましたら
完璧な無我では仕事が出来ません。

(例えば、仏陀みたいな人が
車の営業マンやっていたら、車売れないでしょうに・・)

おかしなプライド(歪んだ自己愛の防衛)ではなく、
職人のよいプライド(誇り)なども、業務上必要です。
(これも加減の問題ですが)



確かに我(が)が
心の病(生き辛さ)の根本原因ですが、

パーフェクトな無我ではなく、

『我はあってもよいが、
「うつ病・神経症にならないレベルまで」
我が緩まればOK』


我はあってもよいが、
社会生活に支障のないレベルまで
緩まれば問題なし。

それで「結果、うつ病・神経症にならず」
普通に社会生活できれば正解かと思います。




もしパーフェクトな無我になりたかったら話は別。
出家して一生、
山にでも籠った方がよいかと思います。

(そういった生き方も否定はしませんが、
そういった一般人が不可能な理論は役に立たない)


「無我ではなく、我執をゆるめる」という事です。
(我に対する「執着」のこと)

出家僧のように、ストイックな無我ではなく、
「ゆるくプチ無我」くらいでよいかと思います。


その人、個人個人の我の「閾値(いきち)」
レッドゾーンがあります。

これを超えるレベルまで「我(が)が肥大」しますと
うつ病・神経症が発動します。



したがって、
その人の心の閾値を超えないレベルまで
我執を緩めていきますと、

生きるのが楽になり

心の病が治っていきます。


仏教哲学では

「一旦、自我(我)を確立し、その虚しさを知ったら
自我の要らない所を少しずつ捨てていく」

荷物(我:が)を少しずつ捨てていきますと
人生が軽くなっていき、

一定の量まで軽くなると(人それぞれの閾値があります)
精神の病が治っていきます。



ここが「自我(アイデンティティー)の確立」などを目指す
西洋式の方法論(カウンセリング手法など)とは真逆ですね。

また科学的に実証不可能な、
スピリチュアル的なものに対する、極端な執着も
結果的に心の病になる方もみえます。


そういった要らないものを
一つずつ捨てていく心理技術が
仏教哲学(伝統的マインドフルネス)の方法論です。

西洋哲学系の心理療法などで良くならない方は、

それとは違った角度(方法論)から入っていくのも
一つの手かと思います。


*逆に今、世界ではこういった「東洋(仏教哲学)系の心理療法」
(伝統的マインドフルネス、森田療法、内観など)が
注目されてきているのが、面白い現象ですね。

心理臨床の学術的な世界でも、
こういったムーブメントが起きてきております。

うつ病に対する
新しい全くアプローチです。




当心理カウンセリング(コーチング)・心理療法
お問い合わせ・申し込みはコチラからどうぞ。

http://mindfulness-arugamama.com/



【2012/10/10 09:54】 | 自我(我)ってなあに?
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