マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「心の病が真に治るとは」


今日のお話は、うつ病・神経症など
心の病の核心に触れるお話をしてまいります。

さて、
私は昔から「うつ病スペクトラム」という考え方を
提唱しております。


それは、うつ病というものは、

1、脳の問題(生物学的な要因)
2、心理学的な要因
3、本人の性格(気質)的、人格的な問題
(これを包括的に2に含んでもよい)

この3つが複雑に混ざって
「各種うつ病症状が出る」と考えております。

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まず「1」、脳の問題


「A」、
この部分は病院の薬物療法でよく言われております、
アミン仮説。
神経伝達物質の流れを薬物で調整する事により、
症状改善を目指します。

*ただ現実問題、この理論で改善しない方も多々います。
もしくは一時的に回復(寛解:かんかい)しても、人生の中で
何度も再発・再燃されるケースも多々あります。


もちろん薬物療法で完全に良くなれば
それはそれで良い事ではないかと思います。

だが、その理論を数年行い、良くならない場合、
(または良くなる兆しすらない場合)
他の脳のシステムエラーを考えるのが常識的です。


「B」、
例えば、ストレスホルモン制御不良による
海馬神経損傷説や

大脳辺縁系や前頭前野などの
ストレス情報の入出力トラブル、
記憶の編集トラブルなど
認知システムの心理学的な問題。

他の仮説で当たってみるのが科学的
かつ常識的かと思います。


Aに関しましては、
心理カウンセラーは専門外。手出しはできません。
したがって病院の医師の指示に従い、
薬物療法を行っていきます。

Bに関しましては、
心理カウンセラー・心理療法家の専門分野です。


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次に「2」の心理学的な要因


これは上記のB例に対し
心理学的な手法をもって、対応していきます。

うつ病・神経症(不安障害)など
各種心の病の方々は、

必ずと言っていいほど
「独特な(疲れる)情報のとらえ方」
「脳内情報の(疲れる)入出力パターン」をします。


元々そういった心理パターンが
人生の中で根付いているケースが多い。

これに対し、心理カウンセラーなどが
心理学的な手法をもって対応してまいりますと、


上記Bが改善されていき、毎日が朗らかになり、
生きるのが楽になっていきます。

それに連動し、Aも整っていく事もあるかと思います。


*ちなみに「神経症・不安障害」

DSM-5から「不安症」に名称変更


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最後に「3」


何でもかんでも「脳のせい」ではなく、
性格や人格的な問題。

典型なのは「新型うつ病」ですね。
*ちなみにこれは病名ではなく通称です。

人格的な未熟さや、社会常識の無さなど、
(これらは「未熟型」と定義されております)
これらが引っかかっていて、社会に適応できず、
うつっぽくなり、落ち込みが多いパターン。


残念ながら、現代のおかしな精神医学は
これすらも「うつ病のカテゴリーに放り込んでいる」

残念ながらこれは「うつ病ではありません」
本人の性格的な問題です。
*(これらを鬱病ではなく
パーソナリティ障害という考え方もある)

これらは抗うつ薬というより、
自己啓発(もしくは社会・心理教育)が必要。

実際・現実のお話、
このケースは薬効いていないでしょう?


逆に言うと、これを薬で治そうという発想自体、
バカバカしいと思いませんか?


またこのパターンは、
自身の心の情けなさに耐えられず、

それから目をそらそうと
「他人が悪い。環境が悪い」「身体の不調のせい」・・・
など「〇〇のせい」にします。(現代型うつ病の他罰性)

こういった脆弱な心理防衛をします。


しかし、自身の心(精神・脳の働き)が、
ある程度成長してきますと、その脳部位に適応した
身体の不調
もある程度整ってくるかと思います。
心と身体は連動していますから。

*これイタリアの医師団による科学的な説があります。
長くなるので今回説明は割愛しますが。

また他罰(心理防衛:○○が悪い)しなくても
自身を律する事が出来るようになると思います。


もちろん新型うつ病でなくても、
その他「性格的なもの」が
引っかかっているケースが多々あります。

*(当ブログで何度も言っておりますが、
うつ病以前に、パーソナリティ障害が引っかかっている人もいます。
ゆえに抗うつ薬では治らないのも納得ではないでしょうか?)


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☆読者の皆様が、選択に迷わないように
当ブログで書いておきます。


・上記「1のA」は病院のお仕事。
心理カウンセラー(心理療法家)は対応できません。

・「1のB」と「2」は、病院では対応できないので
心理カウンセラー・心理療法家のお仕事。

・「3」に関しては、病院では対応できません。
(これを持ってこられても、お医者さん困ってしまいますよ)
あまりに非常識なケースは、心理士も対応しませんが、
「自己啓発的な事は扱います」



*森田療法の森田正馬先生も
「神経症に対する森田療法は療法というより、自己啓発だ」と
仰っております。(つまり心理教育・学習)
*原典ではもう少し強い言い方をしておりますが。


冒頭の1~3を「包括的にとらえ」対応していくのが
私の提唱する「うつ病スペクトラム」という考え方です。

例えば、「1のAの部分だけ」近視眼的に焦点を当て、
そこのみに対応しているのが、
日本の多くのメンタル系病院のやり方ですね。


1~3の、何が強く引っかかっているか
洞察し、全体を俯瞰し、1~3それぞれの専門分野の先生に
当たるのが、うつ病が真に回復していくシステムかと思います。


「最後に大切なところ」

今日のお話。1~3は、あくまでツールであって
それらを使って治すのは、最終的には自分の問題です。

自分の人生です。他者依存ではなく
自分の心の問題は、自分で決着をつけます。


ここが外科領域の病気と
心の病気の違うところ。

外科領域は先生の前に坐っていれば、
勝手にやってくれて治ります。
(逆に言うと外科領域は、自分は触らないほうがよい)

しかし、心(精神)の病はそれでは治らない。
最終的には各種ツールを使って(専門家の指導を受け)
「自分で」治すことが根治に繋がります。


心の病がいつまでも治らない人は、
ひょっとしたら、

外科領域のノリ
(精神の問題をも他者に何とかしてもらおう)で
考えている人達かもしれませんね。



*今日の論は、あくまで一つの「考え方」です。
世の中には様々な意見がありますので、
自分に合った理論を参考にされるとよいかと思います。



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【2014/07/12 10:06】 | うつ病
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