マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
うつ病「薬物療法と心理療法について」

陰と陽、メリットとデメリット、
二つの視点から

(私自身のうつ病患者体験談も交えて)
語ってまいります。


うつ病がひどい時、

それは
発症したての急性期や、

数ヵ月くらいして
少し良くなったか?のように安定した時・・

安心しきった時に
突然やってくる鬱のビッグウェーブ。
(回復期はまだ不安定ですので)


こんな時、うちのクライエントさんでも
よくみえるのですが、
心理療法一本で頑張ろうとする。

不可能です。


ここは病院の薬物療法のメリットを
フルに活かしてください。

薬物療法は、現在、今出ている辛さを
物理的な力で
「とりあえず・一時的に」抑える力があります。

心理療法に比べ即効性があります。
まず現在の何ともならない辛さを
薬で散らすのをおススメいたします。


ちなみに・・・余談ですが、
かつて私自身、患者時代、

鬱が何ともならない時、
薬を飲んで寝逃げしました。
鬼のように寝ました。

そして、爆睡から目覚めた時の「この清々しさ!!」
この状態で心理療法(マインドフルネス)に入りますと
「鬼集中」できます。(メキメキ良くなっていきます)


急性期・回復期は鬱で何ともならない時に
心理療法やっても、あまり身にならない。

薬で落ち着けてから
心理療法に入りますと
効率がよいかと思います。




さて、ここで

薬物療法と心理療法を
分かりやすく説明しますと

当カウンセリングでよく使う「たとえ」ですが、


=======================

雑草があって
地表にワサワサと出ている草を
とりあえず草刈機で刈って駆除します。

一見、それで
キレイになったようにみえますね。
しかし、それは完全駆除ではありません。


なぜなら地中に
根っこがビッシリと残っているからです。
それは何度でも生えてくる。

雑草を根絶するには
根っこをえぐり取り、駆除し、地質を改良しますと
もう草は生えてこなくなります。

これが完全駆除です。


さらに、またどこからともなく
雑草が生えて来ないかチェックし、
メンテナンスをしっかりする。

これでパーフェクト。


これはうつ病の回復プロセスと全く同じ。

========================


この例えの

・雑草=うつ病・不安障害などの心の病
・地表に出ている草=現在の精神症状
・草刈機で駆除=薬物療法
・根っこの部分=心(脳)の反応パターン・心理学で言う、認知の歪み(モノのとらえ方)
・根っこからえぐり取る&地質改良=心理療法で根本のところを消滅&改善させていく。
・地質のメンテナンス=再発予防


つまり、現在出ている精神症状・辛さは
薬物療法で、とりあえず散らした方が早いし楽です。

文明の利器、草刈機でサッと刈り取ります。


しかしそれは
一見よくなったかのように見える
「寛解(軽快状態)」であり、「克服」ではありません。
(ここをよく勘違いされる方がみえます)

肝心なのは、地表に出ている
「とりあえずの症状」を
薬物療法で「散らしつつ」

水面下でコツコツ、心理療法を行い
潜在意識の根っこの部分を少しずつ駆除し、
地質(潜在意識の流れ・脳や心のパターン)を
改良していく事です。


そして良くなってきましたら
薬を徐々に減薬、断薬していく。
(薬に関しては必ず
病院の医師の指示に従って行ってください)


---------------------------------------------------------------

1、薬物療法=何の努力も要りませんし即効性はあるが、
一時的に辛さを散らすだけの、とりあえずの対症療法。
根治にはならない。これでたどり着く境地は「寛解」です。

*寛解:一見よくなったかのようにみえますが、
根っこの部分は何も解決していないので、よく再発します。
うつ病の再発率の高さがこれを物語っていますね。


2、心理療法=中・長期的時間はかかりますが、
根治に至る可能性を秘める。再発予防にもなります。
しかも社会人の脳トレ・自己啓発にもなります。
仕事のスキルアップにもなり、一石二鳥ですね。

---------------------------------------------------------------

どちらが良くて、どちらが悪いではなく
「お互いのメリットを組み合わせ」ますと

患者さんにとっても楽ですし、
問題解決型ですよね。

1、病院(精神科医)=心理・心の専門家ではなく、「薬の専門家」

2、心理カウンセラー(心理療法家)=心理療法・心理技術・心理指導の専門家



メンタルケア先進国の欧米のように
「1と2」の組み合わせを推奨します。
こちらの方が患者さんは楽かと思います。

メンタルケア後進国、日本は
「1」のみでなんとかしようとします。
ゆえに、うつ病再発率が高い。


しかし、どうしても
「薬や精神科だけは絶対イヤです!!」

という困ったちゃんも実際います。

そういう人は、
2の心理(精神)療法で行くしかありませんね。
*本人が断固イヤだと言っているものを
無理やり強制する事は出来ないでしょうに。

もちろん、これ一本で
やり遂げるクライエントさんも実際います。

ですが、イバラの道ですよ。
そこだけは覚悟してください。
(薬物療法も並行して行うと楽なんですけどね・・)



ただ、多くの精神科・心療内科でよくありがちな
「薬物療法一本主義」のやり方の問題点は、

当ブログで何度も
警鐘を鳴らしておりますが、

薬物療法を何年・何十年続け
平行線になって、これ以上全く進歩が無く

治っていないという
「科学的結果」が出ているのに

(むしろ余計悪くなっている人もいます)

なぜその方法論を
ズルズル続けるのでしょうか?

これは「智慧の無い」行動です。

(化学薬品を何十年も体内に取り込む
デメリットも考えましょう)


そういった場合、
少しやり方を変えてみますと
道は開けます。

薬物療法と心理療法の
併用をおすすめいたします。


(ただし心理療法は、オカルトや霊感モノはNG。
マインドフルネスや森田療法、認知行動療法など
ちゃんと国際的に認められた方法論限定)





当心理カウンセリング、心理療法
お問い合わせ・お申し込みは、コチラのホームページからどうぞ。

http://mindfulness-arugamama.com/


【2014/06/19 07:00】 | うつ病・神経症(不安障害)「薬物療法の視点」
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りんりん
入院して薬を飲んでいる主人を
見ていて、本当に良かったのか…と
悩む毎日でしたので、
このブログを読み、救われた気持ちです。
入院して20日弱、
本人は何も変わらない!治らない!
退院したいと言ってますが、
今はとにかく、病院でゆっくりしてもらいたいです。
周りも焦らず、ゆっくり待つしかないですよね。


Re: りんりんさんへ
ショウセイ
りんりんさん。コメントありがとうございます。

今はご主人さんが落ち着くまで
病院に任せておき、周りの支える人も
精神的に疲れぬようボチボチ行きましょう。

そして落ち着きましたら、
心理学的な要因も大きく引っかかっていると思いますので、

担当のカウンセラーさんと
心の問題も解決していけるよう、
一つ一つ取り組んでいけるとよいですね。


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この記事へのコメント
入院して薬を飲んでいる主人を
見ていて、本当に良かったのか…と
悩む毎日でしたので、
このブログを読み、救われた気持ちです。
入院して20日弱、
本人は何も変わらない!治らない!
退院したいと言ってますが、
今はとにかく、病院でゆっくりしてもらいたいです。
周りも焦らず、ゆっくり待つしかないですよね。
2014/06/19(Thu) 17:17 | URL  | りんりん #a4WawVow[ 編集]
Re: りんりんさんへ
りんりんさん。コメントありがとうございます。

今はご主人さんが落ち着くまで
病院に任せておき、周りの支える人も
精神的に疲れぬようボチボチ行きましょう。

そして落ち着きましたら、
心理学的な要因も大きく引っかかっていると思いますので、

担当のカウンセラーさんと
心の問題も解決していけるよう、
一つ一つ取り組んでいけるとよいですね。
2014/06/20(Fri) 01:12 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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