マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
<前回の続き>


トラウマ&辛い記憶よ、さようなら
~記憶は忘却の彼方へ~



前回は、うつ病やPTSDなどで、
辛い記憶が何度も出てくる
脳のメカニズムのお話をいたしました。


日常の中で、
社会生活に支障が出るほどの辛い記憶が
頭の中に何度も出てきましたら

こんな心理的作業をしてみてください。


辛い記憶が出てきましたら
その都度、真逆の
「人生で一番幸福だった記憶(エピソード記憶)」を
グッと混ぜ合わせます。

何度出てきてもかまいません。
日常生活が出来なくなるほどの
ネガティブな記憶が出てきましたら
「人生で一番幸福だった記憶」をグッと混ぜ合わせます。

しつこくしつこく・・
何度でも淡々と「機械的に」行います。


仏教心理学では「中道」という理論があります。
反対の極に振れるものを、反対の極をぶつけ中和します。

(あるいは反対の極にも、その反対の極にも執着せず
中道に入ります)


*東洋医学にもこういった理論があります。「中庸」といいます。
(一つ例を挙げますと、ある「病理の力」を緩めるため、
その病理属性の対極の「相剋」の要素をわざとぶつけ、症状を中和する・・
火の病理が強く出ているならば、対極の水の要素をぶつけ緩める)
他にも様々な例がありますが、陰陽五行の考え方です。

*日本では陰陽五行は、オカルトや占いの類になっちゃっていますが、
本当はちゃんとした哲学体系であり人間学です。
長くなりますので、このお話は今回割愛いたします。


さて、話は戻ります。

強烈なマイナス極の記憶に
強烈なプラス極の記憶をぶつけますと
混ざり合って「中道」に入ります。

つまりこの情報は、脳の扁桃体や海馬が
「あなたという種をおびやかすような危険情報ではない・・・」
と認識します。

(大脳辺縁系・古い脳の部位は、難しい事が理解できませんので、
プログラムをすり替えるのは簡単です)


前回のお話の
うまい棒サラミ味と同じ程度・・・と脳が判断します。

徐々に「どうでもよい記憶」に変わり、
側頭葉に転送されストックされます。


「よく思い返せばある・・・」程度の記憶になり、
日常生活を脅かすほどの記憶ではなくなりますから。



ただ自然災害や犯罪被害者などの
強烈なトラウマがある方は

きちんと専門家(心理カウンセラー・心理療法家)についてもらって
対処するようにしてください。

*また、今日紹介した方法。
ちょっと難しい方は、上手に行う「コツ・テクニック・注意点」があります。
カウンセリングにてお勉強いたします。


これ繰り返していますと、少し楽になっていきますが、
まだ寛解(かんかい)状態ですので、

まずこのような脳内の下地を作って
次にマインドフルネスで「総仕上げ」をしないと

人生の「ふとしたところ」で再燃し、
巻き込まれてしまい、ぶり返す可能性があります。


今回のものは
神経言語プログラミングや
ヒプノセラピーの一技法ですが、
これだけでは「まだ甘い」ですので、

これらの心理技法で
脳内環境を一旦落ち着けて

最後にマインドフルネスで「とどめ」を刺します。


なぜこれを、何度も強調して言うのかといいますと
トラウマを抱えやすい人は、独特の脳内の
「情報入力(認知)システム」があります。


内に秘めたトラウマを修理しても、
「外部情報の入力系」(心理学的な)問題がありますので、

今後の人生の中で、
何度も悪いパターンをため込んでしまうからです。


「出力系(トラウマ)+入力系」も
総合的に修理していくのが

(米国式ではなく)アジアの伝統的マインドフルネスです。
2600年の英知の結晶です。

「伝統的」マインドフルネスでは、
これらの理論(情報出力系、入力系の総合ケア)が
すでに2600年前に体系化されております。

また、これがトラウマ根治への王道です。


うつ病のしつこい反すう思考も
(同じシステムですので)やがて落ち着いてきますから。


長年の脳内紛争はここに終結す。
脳に平和が訪れます。



心の病は、治らないので病院に言われるがまま
何十年も向精神薬を飲み続ける・・・という
「絶望に似た諦め」ではなく、

(メンタル系病院の主張は「”参考まで”」にしておき)

ちゃんと心理学・脳科学的な「策」
淡々と打っていきましょう。


具体的に動けば、具体的な結果が出てまいります。
「賢い患者になりましょう」

そして皆さん一緒に
メンタル系病院を卒業しましょう。

あなたの居場所はそこ(メンタル系病院)じゃないですよ。
健全な社会生活に戻ります。



それでは4部作、ここで終了します。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

皆様、ごきげんよう。


心理カウンセラー
山中紹聖



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【2014/05/27 10:03】 | うつ病と 「脳について」
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りんりん
鬱の主人はネガティブで辛い状態の時は
昔の良い事を考えて、昔はあんなに
幸せだったのにと、どんどん辛くなるようです。うまく中和出来ないです。

Re: りんりんさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

> 鬱の主人はネガティブで辛い状態の時は
> 昔の良い事を考えて、昔はあんなに
> 幸せだったのにと、どんどん辛くなるようです。うまく中和出来ないです。

なるほど。
①良いエピソード記憶だけでなく、 
②「現在のイヤな自分、それに伴う感情」も
混ぜてしまっていますね。

そのやり方ですと、余計悪くなるかと思います。

したがって②は不要です。
①のみ「機械的に」行ってください。

脳という機械を修理するような感じで、
シューティングゲームでミサイルを打つような感じで行います。

そして脳のカラクリをよくお勉強していく事も大切です。


また心理学的な視点でも分析してまいりましょう。
果たして昔の自分は「真の」
完全無欠な幸せだったのか・・も分析してまいります。

↓(参考テキストを貼っておきます)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-986.html

このリンクを考察していきますと、
昔の自分の生き方、心理的パターンだったからこそ
「結果」鬱になったという事実があります。

昔の自分に戻る事は、必ずしも幸せじゃないかもしれません。
現状を「大きなプロセスの流れ」で俯瞰(ふかん)します。

それではご主人様の鬱が、回復する事をお祈りしております。




りんりん
ありがとうございます。
分かりやすい説明で納得が
いきました!
いつも、拝見させて頂いています。
これからも、よろしくお願いします。

Re: りんりんさんへ
ショウセイ
はい。またいらしてくださいね。
こちらこそよろしくお願いします。



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コメント
この記事へのコメント
鬱の主人はネガティブで辛い状態の時は
昔の良い事を考えて、昔はあんなに
幸せだったのにと、どんどん辛くなるようです。うまく中和出来ないです。
2014/05/27(Tue) 15:56 | URL  | りんりん #a4WawVow[ 編集]
Re: りんりんさんへ
コメントありがとうございます。

> 鬱の主人はネガティブで辛い状態の時は
> 昔の良い事を考えて、昔はあんなに
> 幸せだったのにと、どんどん辛くなるようです。うまく中和出来ないです。

なるほど。
①良いエピソード記憶だけでなく、 
②「現在のイヤな自分、それに伴う感情」も
混ぜてしまっていますね。

そのやり方ですと、余計悪くなるかと思います。

したがって②は不要です。
①のみ「機械的に」行ってください。

脳という機械を修理するような感じで、
シューティングゲームでミサイルを打つような感じで行います。

そして脳のカラクリをよくお勉強していく事も大切です。


また心理学的な視点でも分析してまいりましょう。
果たして昔の自分は「真の」
完全無欠な幸せだったのか・・も分析してまいります。

↓(参考テキストを貼っておきます)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-986.html

このリンクを考察していきますと、
昔の自分の生き方、心理的パターンだったからこそ
「結果」鬱になったという事実があります。

昔の自分に戻る事は、必ずしも幸せじゃないかもしれません。
現状を「大きなプロセスの流れ」で俯瞰(ふかん)します。

それではご主人様の鬱が、回復する事をお祈りしております。

2014/05/27(Tue) 18:11 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
ありがとうございます。
分かりやすい説明で納得が
いきました!
いつも、拝見させて頂いています。
これからも、よろしくお願いします。
2014/05/27(Tue) 23:25 | URL  | りんりん #a4WawVow[ 編集]
Re: りんりんさんへ
はい。またいらしてくださいね。
こちらこそよろしくお願いします。

2014/05/28(Wed) 04:50 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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