マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
今日は久しぶりに
うつ病と脳について語りたいと思います。
よろしくお願いいたします。

*先日、当講義を受けられた方々は、復習になるかと思います。
*一般読者の方々も参考になるかと思いますので、
どうぞお勉強していってくださいませ。


「うつ病・神経症、独特の反すう思考」


うつ病・神経症の方々は
よくネガティブな反芻思考に巻き込まれます。

過去に起こった辛い体験を
頭の中で「まるで今現在、
目の前でその辛い事が起こっているか」
のように思い返し、
わざわざリアルに「苦しみ直す」思考の事です。

*PTSD(心的外傷後ストレス障害)の強烈なトラウマによる
フラッシュバックはこの強化バージョンです。

うつ病の反すう思考は、PTSDほど強烈ではないが
かなり長い年月続き、コツコツと
ダメージが蓄積し効いてきます。


未来の不安も同じ。
まだ起こっていない未来の不安を勝手に妄想し、

その未来の未確定情報を
今現在の「事実情報のように」設定し、
何度も頭の中で反芻し、苦しみ直します。


もちろん健常な方もこういった事はありますが、
うつ病・神経症の方は、一日の大部分をこの反すう思考で
頭の中が占領されます。
「日常生活に支障が出る病的レベル」です。


①こういった思考パターン(クセ)により
脳が「普通の人以上に負荷」がかかり
(他にもうつ病・神経症者独特の心理パターンがあります)

②その人個人のストレスに耐えうる
「閾値」を超えると「脳の病気」になり、

③うつ病・神経症など、各種心の病になります。


(脳科学ではこの状態を「アロスタティック負荷」といいます)


つまり②、③のところに「近視眼的に」焦点を当て、
薬物療法を何十年も行っても「無意味」です。

仮にそれで
「寛解」(一見軽快し、克服したと勘違いされがちな時期)に入ったとしても
人生の中で何度も再発・再燃する可能性が高いかと思います。

これが俗にうつ病は治らないと・・・??
「勘違い」されているゆえんです。

*近視眼的なスコトーマ(心理的盲点)がかかった
非常に智慧の無い状態です。


うつ病を根治・克服に持って行くのは
古典的な、薬物療法一本主義のやり方「だけ」では弱い。

もう一歩踏み込みましょう。

現在の辛さを、とりあえず薬物療法で散らしつつ・・
水面下で「①」に焦点を当て、
コツコツ対処していくこと。


①の対処が「心理(精神)療法」で熟成していきますと

「寛解+再発防止=克服・根治」

という黄金の方程式が完成します。

*しかも、この状態を数年続けていますと
「ある境地」に達します(ここは長くなりますので、本日は論じませんが)


当ブログでは①に焦点を当てた
森田療法やマインドフルネス、認知行動療法などの
対処について論じております。


また当ブログは、巷でよくある
「実践を伴っていない机上の空論」だけの論と違い

「教科書的な理論+長年の心理臨床経験の視点」も
踏まえて論じております。


*教科書的な理論というものは、それ単体ではなく
それを基に現場の実践を伴わないと
ある一定のラインから観えない所が出てきます。

例えば一般の職場でも、現場を知らない人が、
理論だけで現場論を語ると、非常に薄っぺらいでしょう?

キレイにまとまっているようには聞こえ、
それはそれでよいのだが「説得力ゼロ」です。
つまりそういった論は「何かが」足りない。

これをことわざで「仏作って魂入れず」と言います。
素人が片手間でマニュアルで作った仏像と、仏師が作った仏像、
一見同じですが「何か」が違いますね。

心理学(心理療法)は仏像ではないが、
本質は同じかと思います。



さて、話を戻しましょう。
うつ病的なネガティブな反芻思考、

これのメカニズム&対処法を考察してまいります。


*さらに今回はオマケとして
神経言語プログラミング・ヒプノセラピー的な
対処法も提示してまいります。

(当カウンセラーは、マインドフルネスや森田療法が専門ですが、
もう一つの顔は、ヒプノセラピストでもあります。
現在はこの技法はあまり使いませんが、昔はよくやっておりました。
今回は脳を説明するのに都合がよいので、この論を出してまいります)


<続く>


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【2014/05/20 07:21】 | うつ病と 「脳について」
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