マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
今回は心理学で言う
確証バイアス」という

「特殊なタイプの認知の歪み」について
論じてまいります。

よろしくお願いいたします。


それは・・・

人は我(エゴ)の
都合のよいように

「歪んで情報を取捨選択」してしまう
という深層心理です。



=====================
~たとえば~

ケース1、

うつ子さんは、
「〇〇ダイエット法」の理論が気に入りました。

(A)『〇〇ダイエット法に関する
「肯定的意見」をネットなどで拾い上げ』

〇〇ダイエット法の素晴らしさを
友人たちに大いに語り、
ダイエット生活を始めました。


・・・ですが数週間して、

煩悩に負けてしまい
続かず断念。。


今度は手のひらを返したように

うつ子さんは、友人たちに
〇〇ダイエット法は、

・芸能人の〇〇さんが体調を崩した

・あの医師が、
この〇〇ダイエット法は危険だ!と仰っている。

などなど。

(B)『様々な「否定的意見」をネットで拾い上げ』


だから私は
〇〇ダイエットを止めたんです。

あぁ。止めてよかった。


・・・と。

*(そしてリバウンドする・・
いつもダイエット失敗します)



ケース2、

うつ子さんは、
ある心理療法のサイトに出会い、

(A)『その〇〇心理療法の
理論の素晴らしさなど、
「肯定的意見」を探し拾い上げ』

ご家族など、周囲の人達に
高らかにその心理療法の素晴らしさを語り、

カウンセリングを申し込み、
心理療法生活を始める。


・・・が、しかし。
煩悩に負けてしまい、数週間で断念。。


その後、うつ子さんは、
その〇〇心理療法が出来ない理由、
断念した人達の意見のサイトなどに行き、

(B)『〇〇心理療法に対する
歪んだ情報を拾い上げ』

私は、これのせいで止めました。
「ほら。皆さんも言っているでしょう!?」

「あぁ。止めておいて正解だった」

・・・と。

*(長年の心の病を治そうとしますが、
このように、いつも中途半端で終わる)



ケース3、

うつ子さんは、
ある人と交際を始めました。

交際を始める時、周囲の人に
(あるいは自身の心の中で)

(A)『その人に対する素晴らしさや、
肯定的な意見を述べていましたが』


関係を続け、
自分の我(エゴ)にとって
都合が悪くなってきたら、



周囲の人(あるいは自分の心の中で)

(B)『その人に関するネガティブな情報を
これでもか!・・というほど拾ってきて』

「私はこの人のせいで辛いんです。
それは、〇〇の理由からです」

・・・と。
======================



上記(A)(B)の個所が

心理学で言うところの
確証バイアス」です。

*さらに、これらケースのような心理は
心理防衛機制の一種「合理化」ともいいます。

精神分析学では
低次元の心理防衛とされています。



・・・ただ、
ここで問題があります。


人はこれを
意図的に・・・ではなく、

” 無意識(深層心理・潜在意識)レベル ”」で
やってしまっている事が多いものです。


人の意識と無意識は
「時に裏腹」な事があります。
意識、無意識

普段の表層意識レベルでは
そう言っていても

無意識(深層心理)レベルでは、
実は「違った意図」があったりします。


その意識と無意識の
ちぐはぐ・アベコベ」が強ければ強いほど

脳の情報処理が困難になり、

何か頭がスッキリしない。
毎日が悶々とする・・

こんな状態になります。


脳的に言いますと、
脳内情報処理できていない状態 = ストレス
ともとらえる事ができます。


精神分析・脳・
マインドフルネス仏式瞑想の立場から言いますと、

心理カウンセラーなど
専門家との対話の中で、

「無意識レベル」のものを
「意識化」していく事により、

脳の情報処理(特に感情に関する)を
円滑にしていきます。


これを心理学では
無意識の意識化」といいます。


当プログラムでは
様々な手法を使い、

無意識の領域に
「気づき」のメスを入れていきます。


コツコツ・淡々と
無意識領域を意識化していきます。

意識と無意識の
「アベコベ・ちぐはぐ」を解消
していきます。
意識、無意識


・・・すると、

やがて、脳内情報処理が円滑になり、
脳内情報(特に感情に関する)が
サクサク処理され、

頭と心が軽くなっていきます。

それに連動し、憑き物が取れたように
身体も・そして人生も軽くなっていきます。


ここの「根治」に関する部分は
薬物療法には出来ない領域かと思います。


また当ブログ・メルマガで
心理学や瞑想などの学習をするのも

無意識を意識化しやすくなります。
(脳内の未処理な情報を
処理しやすくなります)


もし意識・無意識・・と聞くと
オカルトっぽく聴こえる方は、

意識:
大脳新皮質などの働き、
意識レベルで管理出来る領域。

無意識:
原始脳(大脳旧・古皮質など)
感情などの原始的・本能的な部分。
意識しづらい領域。

と、とらえると
科学的かもしれませんね。



ただ、今回のコラム。

私達は聖者ではありません。
具足煩悩の身、普通の凡人です。

誰だって認知の歪みはありますし、
今回のコラムのようなことを
してしまう事があります。


ですが、以下のようなフィルターが
かかっていないか?を
客観的にチェックしますと、

脳内におかしな情報を入力することを
少しでも防げると思います。


=====================
A、間違っている情報ですが、
自分の我(エゴ)を満たしてくれる情報

「良い情報・美しい情報」

B、たとえ正しい情報でも
自分の我(エゴ)を満たしてくれない情報は

「悪い情報・汚い情報・誤った情報」


・・・と、なっていないか?

情報を入力する前に、
このチェックを入れます。
=====================


我(エゴ)を基軸に
情報を取捨選択しますと、

「歪んだ情報」が入りやすくなり
「認知の歪み」が起きやすくなります。


仏教系の瞑想で
「無我」を推奨するのは、

情報の歪みを
起きにくくするためかもしれませんね。


例えば、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
うつ病は回復期後期からは、
「頑張らない」ではなく、心理学的に理にかなった
適切な「頑張り」(心理療法の訓練など)は必要ですよ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


・・・と、聞いた途端、瞬間的に

1、「ギャー!うつ病の人に頑張れって言った!
この悪魔!鬼!悪い情報!」・・という人と。

(深層心理では、実は・・・
深層心理を炙りだしてみてください)


2、「なるほど。そうですね。
うつ病、発症したての急性期~回復期前期は、
頑張らなくてよいと思いますが、

回復期後期くらいからは、急性期のノリで
「頑張らず」ずっと薬を飲んで、一日中寝ていたら
円滑な社会復帰は出来ないでしょうね。

仮にそれで社会復帰しても、
またストレスイベントに遭遇すると
再発すると思います。

この意見は理にかなっていると思います」


*言うまでも無いと思いますが、
「1」の人は、マスコミ等に洗脳され続け、
ずっと治らないケースの典型でしょう。


「うつ病は頑張らないで・・」
「あなたはあなたでいいのよ・・」

・・・は一見、耳ざわりがよく、
とろけるような
甘美な言葉のように聞こえますが、

実は甘いもの(煩悩)は、
糖尿病のように、知らぬ間に
人生を蝕んでいる事もあります。



もう一例。
新型(現代型)うつ病によくあるケース。


例えば

~~~~~~~~~~~~~~~~~
・うつ病の人は思いやりがあり、
とてもいい人が多い・・

「うんうん。その通り。私の事だ」

・責任感が強く、真面目で・・

「その通り!まさに私の事だ。
この情報は私の全てを見通しているようだ」

・頑張りすぎてうつ病になった、

「素晴らしい情報だ!その通り。
私はいい人で、頑張りすぎてうつ病になった。
私は悪くない。社会が悪い。
この情報は素晴らしい!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~


・・・と、

これも「確証バイアス」の典型ですが、
(我・エゴを満たしてくれる情報を
良い情報ととらえる)

ただ本人は確証バイアスをしている事に
全く気づいておらず、
無意識的にやってしまっています。



確かに定型うつ病の人は、
真面目で優しく、思いやりがあって・・
という人はいますが。。
(特にメランコリー親和型性格)

自分で自分の事を
「真面目とか思いやりがある」などと
言っている人ほど、怪しいと洞察してください。


本物のメランコリー親和型・鬱的な人は、
自分で自分の事を
「真面目・頑張り屋」」などと言いません。。

本物のメランコリー親和型の方は、
「自虐的・内省的」で、

自分の事を
「怠け者だとか、根性が無い、
いつも人に迷惑をかけている」などと
真剣に思っているケースが多い。

ですが、こういった人が本当は、
「真面目・優しく・頑張り屋さん」かと思います。



*ちなみに新型うつ病は、
「自己愛性パーソナリティ障害」的なものが
ベースにある方も多いものです。

→そして社会との軋轢が多く→
慢性的ストレス脳になり→
抑うつ状態になっている。
(厳密に言いますと、うつ病ではありません)

ベースにパーソナリティ障害的なものがあって
「鬱は副次的」に出ています。
当然、このケースは薬では治りません。




今回は
確証バイアスについてのお話でしたが

私達は日常の中で
ついついこういったことを
やってしまう事があります。


ですがそういった情報の
とらえ方をしそうなとき、

===================
「あ・今私は、確証バイアス的に
情報をとらえていなかったか??」

===================

・・と、
客観的「気づき」を入れます。


すると脳内に精度の高い
人生を富ます良い情報が
入ってきやすくなるかと思います。

*この作業が、無意識でやってしまう事を
意識レベルに上げる
「無意識の意識化」にもなります。



今回は、
少し厳しいお話でしたが

ここまで読んでくださった
読者様の勇気に敬礼いたします。





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