マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
今回は心理学で言う
確証バイアス」という

「特殊なタイプの認知の歪み」について
論じてまいります。

よろしくお願いいたします。


それは・・・

人は我(エゴ)の
都合のよいように

「歪んで情報を取捨選択」してしまう
という深層心理です。



=====================
~たとえば~

ケース1、

うつ子さんは、
「〇〇ダイエット法」の理論が気に入りました。

(A)『〇〇ダイエット法に関する
「肯定的意見」をネットなどで拾い上げ』

〇〇ダイエット法の素晴らしさを
友人たちに大いに語り、
ダイエット生活を始めました。


・・・ですが数週間して、

煩悩に負けてしまい
続かず断念。。


今度は手のひらを返したように

うつ子さんは、友人たちに
〇〇ダイエット法は、

・芸能人の〇〇さんが体調を崩した

・あの医師が、
この〇〇ダイエット法は危険だ!と仰っている。

などなど。

(B)『様々な「否定的意見」をネットで拾い上げ』


だから私は
〇〇ダイエットを止めたんです。

あぁ。止めてよかった。


・・・と。

*(そしてリバウンドする・・
いつもダイエット失敗します)



ケース2、

うつ子さんは、
ある心理療法のサイトに出会い、

(A)『その〇〇心理療法の
理論の素晴らしさなど、
「肯定的意見」を探し拾い上げ』

ご家族など、周囲の人達に
高らかにその心理療法の素晴らしさを語り、

カウンセリングを申し込み、
心理療法生活を始める。


・・・が、しかし。
煩悩に負けてしまい、数週間で断念。。


その後、うつ子さんは、
その〇〇心理療法が出来ない理由、
断念した人達の意見のサイトなどに行き、

(B)『〇〇心理療法に対する
歪んだ情報を拾い上げ』

私は、これのせいで止めました。
「ほら。皆さんも言っているでしょう!?」

「あぁ。止めておいて正解だった」

・・・と。

*(長年の心の病を治そうとしますが、
このように、いつも中途半端で終わる)



ケース3、

うつ子さんは、
ある人と交際を始めました。

交際を始める時、周囲の人に
(あるいは自身の心の中で)

(A)『その人に対する素晴らしさや、
肯定的な意見を述べていましたが』


関係を続け、
自分の我(エゴ)にとって
都合が悪くなってきたら、



周囲の人(あるいは自分の心の中で)

(B)『その人に関するネガティブな情報を
これでもか!・・というほど拾ってきて』

「私はこの人のせいで辛いんです。
それは、〇〇の理由からです」

・・・と。
======================



上記(A)(B)の個所が

心理学で言うところの
確証バイアス」です。

*さらに、これらケースのような心理は
心理防衛機制の一種「合理化」ともいいます。

精神分析学では
低次元の心理防衛とされています。



・・・ただ、
ここで問題があります。


人はこれを
意図的に・・・ではなく、

” 無意識(深層心理・潜在意識)レベル ”」で
やってしまっている事が多いものです。


人の意識と無意識は
「時に裏腹」な事があります。
意識、無意識

普段の表層意識レベルでは
そう言っていても

無意識(深層心理)レベルでは、
実は「違った意図」があったりします。


その意識と無意識の
ちぐはぐ・アベコベ」が強ければ強いほど

脳の情報処理が困難になり、

何か頭がスッキリしない。
毎日が悶々とする・・

こんな状態になります。


脳的に言いますと、
脳内情報処理できていない状態 = ストレス
ともとらえる事ができます。


精神分析・脳・
マインドフルネス仏式瞑想の立場から言いますと、

心理カウンセラーなど
専門家との対話の中で、

「無意識レベル」のものを
「意識化」していく事により、

脳の情報処理(特に感情に関する)を
円滑にしていきます。


これを心理学では
無意識の意識化」といいます。


当プログラムでは
様々な手法を使い、

無意識の領域に
「気づき」のメスを入れていきます。


コツコツ・淡々と
無意識領域を意識化していきます。

意識と無意識の
「アベコベ・ちぐはぐ」を解消
していきます。
意識、無意識


・・・すると、

やがて、脳内情報処理が円滑になり、
脳内情報(特に感情に関する)が
サクサク処理され、

頭と心が軽くなっていきます。

それに連動し、憑き物が取れたように
身体も・そして人生も軽くなっていきます。


ここの「根治」に関する部分は
薬物療法には出来ない領域かと思います。


また当ブログ・メルマガで
心理学や瞑想などの学習をするのも

無意識を意識化しやすくなります。
(脳内の未処理な情報を
処理しやすくなります)


もし意識・無意識・・と聞くと
オカルトっぽく聴こえる方は、

意識:
大脳新皮質などの働き、
意識レベルで管理出来る領域。

無意識:
原始脳(大脳旧・古皮質など)
感情などの原始的・本能的な部分。
意識しづらい領域。

と、とらえると
科学的かもしれませんね。



ただ、今回のコラム。

私達は聖者ではありません。
具足煩悩の身、普通の凡人です。

誰だって認知の歪みはありますし、
今回のコラムのようなことを
してしまう事があります。


ですが、以下のようなフィルターが
かかっていないか?を
客観的にチェックしますと、

脳内におかしな情報を入力することを
少しでも防げると思います。


=====================
A、間違っている情報ですが、
自分の我(エゴ)を満たしてくれる情報

「良い情報・美しい情報」

B、たとえ正しい情報でも
自分の我(エゴ)を満たしてくれない情報は

「悪い情報・汚い情報・誤った情報」


・・・と、なっていないか?

情報を入力する前に、
このチェックを入れます。
=====================


我(エゴ)を基軸に
情報を取捨選択しますと、

「歪んだ情報」が入りやすくなり
「認知の歪み」が起きやすくなります。


仏教系の瞑想で
「無我」を推奨するのは、

情報の歪みを
起きにくくするためかもしれませんね。


例えば、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
うつ病は回復期後期からは、
「頑張らない」ではなく、心理学的に理にかなった
適切な「頑張り」(心理療法の訓練など)は必要ですよ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


・・・と、聞いた途端、瞬間的に

1、「ギャー!うつ病の人に頑張れって言った!
この悪魔!鬼!悪い情報!」・・という人と。

(深層心理では、実は・・・
深層心理を炙りだしてみてください)


2、「なるほど。そうですね。
うつ病、発症したての急性期~回復期前期は、
頑張らなくてよいと思いますが、

回復期後期くらいからは、急性期のノリで
「頑張らず」ずっと薬を飲んで、一日中寝ていたら
円滑な社会復帰は出来ないでしょうね。

仮にそれで社会復帰しても、
またストレスイベントに遭遇すると
再発すると思います。

この意見は理にかなっていると思います」


*言うまでも無いと思いますが、
「1」の人は、マスコミ等に洗脳され続け、
ずっと治らないケースの典型でしょう。


「うつ病は頑張らないで・・」
「あなたはあなたでいいのよ・・」

・・・は一見、耳ざわりがよく、
とろけるような
甘美な言葉のように聞こえますが、

実は甘いもの(煩悩)は、
糖尿病のように、知らぬ間に
人生を蝕んでいる事もあります。



もう一例。
新型(現代型)うつ病によくあるケース。


例えば

~~~~~~~~~~~~~~~~~
・うつ病の人は思いやりがあり、
とてもいい人が多い・・

「うんうん。その通り。私の事だ」

・責任感が強く、真面目で・・

「その通り!まさに私の事だ。
この情報は私の全てを見通しているようだ」

・頑張りすぎてうつ病になった、

「素晴らしい情報だ!その通り。
私はいい人で、頑張りすぎてうつ病になった。
私は悪くない。社会が悪い。
この情報は素晴らしい!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~


・・・と、

これも「確証バイアス」の典型ですが、
(我・エゴを満たしてくれる情報を
良い情報ととらえる)

ただ本人は確証バイアスをしている事に
全く気づいておらず、
無意識的にやってしまっています。



確かに定型うつ病の人は、
真面目で優しく、思いやりがあって・・
という人はいますが。。
(特にメランコリー親和型性格)

自分で自分の事を
「真面目とか思いやりがある」などと
言っている人ほど、怪しいと洞察してください。


本物のメランコリー親和型・鬱的な人は、
自分で自分の事を
「真面目・頑張り屋」」などと言いません。。

本物のメランコリー親和型の方は、
「自虐的・内省的」で、

自分の事を
「怠け者だとか、根性が無い、
いつも人に迷惑をかけている」などと
真剣に思っているケースが多い。

ですが、こういった人が本当は、
「真面目・優しく・頑張り屋さん」かと思います。



*ちなみに新型うつ病は、
「自己愛性パーソナリティ障害」的なものが
ベースにある方も多いものです。

→そして社会との軋轢が多く→
慢性的ストレス脳になり→
抑うつ状態になっている。
(厳密に言いますと、うつ病ではありません)

ベースにパーソナリティ障害的なものがあって
「鬱は副次的」に出ています。
当然、このケースは薬では治りません。




今回は
確証バイアスについてのお話でしたが

私達は日常の中で
ついついこういったことを
やってしまう事があります。


ですがそういった情報の
とらえ方をしそうなとき、

===================
「あ・今私は、確証バイアス的に
情報をとらえていなかったか??」

===================

・・と、
客観的「気づき」を入れます。


すると脳内に精度の高い
人生を富ます良い情報が
入ってきやすくなるかと思います。

*この作業が、無意識でやってしまう事を
意識レベルに上げる
「無意識の意識化」にもなります。



今回は、
少し厳しいお話でしたが

ここまで読んでくださった
読者様の勇気に敬礼いたします。





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【2017/07/27 04:18】 | 心理防衛機制 「こころは壊れないように不器用に守っている!?」
トラックバック(0) |
~~~~~~~~~~~~~~~~
長年の心の病。
自分の深層心理から目をそらすと、
かえって問題はこじれます。
~~~~~~~~~~~~~~~~


心理学では
心理防衛機制」という考え方があります。


今回のコラムは、
この「心理防衛機制」を、いくつか例を挙げ
紹介してまいります。


これを読むことによって、
今まで薬物療法で解決しなかった問題が

少しずつ解決していく
兆しが出てくるかもしれません。


セルフカウンセリング・セルフコーチングとして
活用してみてください。

よろしくお願いいたします。



さて、この心理防衛機制

当ブログでよく出てくる言葉ですが、

例えば、とても辛いことがあった時、
受け入れがたい事があった時、

それを無意識の中に
グーッと押し込んで
意識、無意識2

強引にフタをして、抑え込み、

無かったことにしたり、
見て見ぬフリしたりします。

*ちなみにこれを
本人は「無自覚で」やっています。
本人も気づいていません。


これは一番スタンダートな
心理防衛機制で「抑圧」といいます。


ですが「それ」はまた、
時間を置いて

意識の世界に顔を出し
噴火します。
意識、無意識3

「それ」は精神に出るケースと
身体に出るケースがあります。

人によって出方は様々。


例えば、病院で科学的検査をして
異常がないのに、
身体に謎の痛みや不快感が出る・・・

それは上記の心理学的問題が多い。

*精神に出る場合は
うつ病・不安障害などの、いわゆる心の病。


身体に出るか、精神に出るかは
人それぞれ。




また例えば、

何か困難に遭遇した時、
物事を遂行していく力が無い自分を
認めたくなくて

「どうせこれやっても
〇〇の理由で意味がないでしょう」と、

屁理屈をつけて
出来ない事を強引に
正当化しようとしたりします。

これを「合理化」といいます。


心理学の世界で、
合理化を説明するのに
よく例えられるのが、

イソップ童話の、
「すっぱいブドウの話」があります。


ある日、キツネさんが高いところに
おいしそうなブドウの実が
なっているのを見つけました。

とって食べたいのだが、
どうジャンプしても自分の能力では
取れないので、

「あのブドウは、酸っぱいに違いない。
とって食べるまでもない」と言って、
去っていったとさ。

こんなお話ですね。



長年のうつ病・神経症。

薬物療法の限界点を悟り、
根治を目指すため、心理療法生活に入る。


しかし、ちょこっとやってすぐ挫折し、
(深層心理では)そんな自分を認めたくないので、

「心理療法をやっても無駄。治らない。
ネットで皆そう言っているし、
有名な〇〇医師も否定的な見解をしている。
止めておいてよかった」・・・と。

これも心理防衛機制「合理化」ですね。


ダイエットで、すぐ挫折する人も
この心理防衛を使う人が多いかと思います。



これらは心理防衛機制の一例ですが、
他にも様々なものがあります。


==================
☆ これらの特徴・共通項は、

・本人も気づかず、
まさに「無意識的に」やっている。

・現実を直視すると耐えられないので、
自分を守るためにやっています。
==================



また例えば、新型(現代型)うつ病で
よくありがちな

他人が悪い、あの人が悪い、
旦那のせいで!女房のせいで!
環境が悪い、親が悪い、
上司が悪い、私は悪くない!


というのも、一種の心理防衛です。


もちろんこれも、
「情けないコンプレックスだらけの自分を
認めるのが怖いから」

無意識的な心理防衛で
やっているのであって、

本人にとっては
必要だからやっています。


*他人が悪い!・・とやっていれば、
自分の潜在意識の本当(イヤな部分)を
みなくて済みます。


ただ残念な事に、これらは
非常に低次元な心理防衛」であり、

これらを「やればやるほど」
余計問題はこじれ、複雑になっていきます。


*当然、この問題に対し
薬物療法では解決できない事は
洞察出来ると思います。






この心理防衛機制シリーズは
様々な種類がありますので、

今後も時々、
連載していこうと思いますが、


今回はもう一つ
「特殊な心理防衛機制」を紹介します。


それは 「 知性化 」 という防衛機制


これは例えば、
自分の内なる葛藤や、問題が生じた時、

ネット情報や本などを読み、
知識を詰め込み「分かったフリ」をする。


ですがこれはあくまで
「分かったフリ・屁理屈」であり、

何の問題の解決にも
なっていないのが大きな特徴です。



例を挙げますと、

仏教学・心理学・マインドフルネスについて
「博士級の”知識”」があるのに・・・

肝心の、うつ病など
心の病が治っていない人。
生き辛さが直っていない人。

これだけの(ガラクタ)知識があるのに、
不安障害が治っていない人など。

*昨今のマインドフルネスブームで
こういった人が目立ちます。



もちろん知識はよいものです。
学習するのはとてもよい事です。

「ですがポイントは」


・その知識が何の役にも立ってない。

・その知識の詰め合わせが、
現実逃避の道具」になってしまっている。

・分かりやすく言いますと
その知識が「単なる屁理屈」になっている。


・そういった人は
ネットなどの寄せ集めの知識を使って、
知識武装はしていますが、

本人自身
「生き辛さの底なし沼にハマっていて、
心の病が治っていない」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これはネット情報に振り回され
糸の切れた風船のように、

あっちにフラフラ、こっちにフラフラしている
現代人に多いのではないかと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


これも今回の心理防衛機制同様、

実は深層心理では、
「自分の本当の問題(コンプレックスなど)」から
目をそらしたいから、

ネットに依存し、ガラクタ知識を
詰め込んで、逃げているのであって、

一見問題から都合よく目をそらし、
楽になった・・?ようにみえますが、


実は「これをやればやるほど
余計問題は、こじれていきます」




さて、今回、
ここで話が終わってしまいますと、

実も蓋もない話で、
困ってしまうかと思いますので

一つ「プチワーク」を提示しておきます。


今回のような心理防衛機制を
(他の心理防衛機制については
今後も書いていきます)

やってしまいそうな時、
あるいはやってしまった時、


=====================
「あ・今、自分がやっていることは、
知性化という心理防衛機制かも・・

「まてよ。自分が心理訓練が上手くいかず
都合よく言い訳しているのは
心理防衛機制、合理化かも・・」

「〇〇のせいで!〇〇が悪い!というのは、
自分の本当(コンプレックスなど情けないところ)を観たくないから
それを直視すると辛いから、
自分はこうやって心理防衛しているのかも」

・・・などなど。
=====================


客観的「気づき」を入れます。


*ただし、これは他人から言われると
イヤだと思いますので、
自分で自分に問いかけます。

他人から言われると腹が立ちますが、
自分に言われるのでしたら
抵抗は無いと思います。



これを心理学(精神分析)では
無意識の意識化」と言います。

普段、無意識でやってしまっているカオス(混沌)に、
意識の光(秩序・理性)で照らしてあげる。
意識、無意識


普段、無意識的にやってしまい、
それが積み重なってしまいますと、

脳がそれら情報を
情報処理しにくくなり、

それが、その人それぞれの耐えうる
「閾値(いきち)」を超えるとバグを起こします。


脳が情報処理できなくなった状態が
すなわち、心のトラブルと
とらえてもよいかと思います。



このマインドフルネス仏式瞑想は、
別名「気づき(sati:サティ)の瞑想」と呼ばれています。

(実際の訓練では、もっと具体的、かつ高度な
「気づきの技」を使っていきますが)


この瞑想を修練していきますと、

何年もかけて、精神分析家に
かかる必要が無くなります。


なぜなら、自分で自分を
精神分析(カウンセリング)
できるようになるからです。


精神分析的要素・来談者中心療法的要素・
認知行動療法的要素。

世の中の主要心理療法の「エキス」

全てが「オールインワン・パッケージ」

一つになった、
お得な心理療法かと思います。



ただ、今回の心理防衛機制のお話。

私達は完璧に清らかな
聖者ではありません。

誰だって、今回のお話のような事を
やってしまう事があります。


ただ、もしやってしまっても
「やったことに気付いていればOK」
かと思います。


例えば、カラオケに行って、
自分が歌っている歌を、CDに焼いて、
後で聴いてみると

案外・・サビのフレーズが
半音ズレていたりします。

そのズレに気付いていれば

「次にその曲を歌う時
そこのフレーズ気を付けますね」


逆に、そのフレーズの「ズレ」に
気付いていなければ

今後もずっとその曲を、
「音程外れて」歌い続けます。


客観的に気づきが入りますと、
音痴は徐々に直っていきます。


こころも「音痴」と同じで、

気付いていれば、
悪い心理防衛機制も

社会生活に支障がない程度に
なっていきます。


自分で「気づき」を
入れていきますと、

こころがバランスを取り始め、

「生き辛さ」も、ゆっくりと徐々に
治っていきます。



ただ、こういった理論も
頭の屁理屈で終わってしまいますと、

今回のお話の
「知性化」になってしまいますので、


マインドフルネス仏式瞑想を
身体で「日々実践する」事により

その知識は、
自分の本当の血肉になり
「智慧(ちえ)」に変わります。


心の病が治り、
人が人生、幸福に生きていくのは

「1、知識」でもなく「2、知恵(浅知恵)」でもなく

3、智慧(ちえ)』かと思います。


旧来型の認知療法・
および認知行動療法(CBT)は、

「1・知識」「2・知恵」がゴールですが、


第三世代の
新しい認知行動療法である、

マインドフルネス仏式瞑想は
3の智慧」を開発していきます。



根の深い うつ病、
神経症、人生の病。

本当に再発の無い
根治」に持っていくのは、

「知識」でもなく「知恵」でもなく
智慧』かと思います。



それでは、
うつ病・神経症の読者の皆様。

今回も、うつ・神経症で辛いところ、
長文お読みくださり
ありがとうございました。

よく読破されましたね。

今週も精進してまいりましょうね。




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【2017/08/17 02:28】 | 心理防衛機制 「こころは壊れないように不器用に守っている!?」
トラックバック(0) |
例えば、こんなケース。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一週間、スケジュール表がびっしり。
毎日せわしなく動き回って、

家に帰り、独りになると
不安感、焦燥感、抑うつ感などが沸き上がる。

それがイヤなので、もっとスケジュールを入れたり、
やることを多くして、
不快な心が起きないようにする。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


今回のコラムは、
こういったケースについて論じてまいります。

当プログラムは、昔から
忙しいビジネスマンも多く、

こういったケースは、
よくあるパターンです。


上記のケースは、仕事がよく出来て
非常によい事かと思います。

これで毎日充実して、
幸福感に満たされているのでしたら
何の問題もありません。

それがその人の
ベストな生き方かと思います。


もしくは、本当にお金に余裕がなく、
明日食べる食事もない、
今月の家賃も払えないような状況で

朝も夜も、せわしなく
働かざるをえない状況でしたら

これは経済的な理由で、
しょうがないと思います。


・・・が、しかし、

上記の日常で
(別に経済的に困っているわけではなく)

====================

・毎日せわしなく生きているのだが、何か虚しい。
・なにか生き辛さを感じている。

謎の抑うつ感や、神経症に悩まされている。

・「なにか私の人生・・
違うんじゃないかな・・・?」という違和感がある。
====================

こういった人は、

仏教心理学的な対処をしていく
必要があるかと思います。




さて、
深層心理の視点から言いますと、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
例えば一週間、スケジュール表がびっしり。
毎日せわしなく動き回って、

家に帰り、独りになると
不安感、焦燥感、抑うつ感などが沸き上がる。

それがイヤなので、もっとスケジュールを入れたり、
やることを多くして、
不快な心が起きないようにする。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

なぜこれをやっているのか?
と言いますと、


自分の中の本当(コンプレックスなど)を
みたくないから、
毎日せわしなく動いて、見ないようにしている、
一種の心理防衛の可能性があります




以前「サマタ(止)瞑想の功罪」について
論じたことがありますが、

↓(サマタ瞑想と、受講生のQ&A)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1307.html


*サマタ瞑想とは?
ろうそくの炎や水晶、あるいはイメージなどに
一点集中・没入するタイプの瞑想。

いわゆる世間で言う瞑想→「メディテーション」は、
このタイプの瞑想を指します。



忙しくしたりして、何かに没入し、
「本当の問題」を見て見ぬフリしますと、

その間はよいかもしれませんが・・
実は『何も問題は解決していません


いや。むしろ
見て見ぬフリしていますと、

深層心理に問題を、強引に封じ込め
余計「抑圧」が深くなります。
意識、無意識2


「それ」はまた、時間を置いて
表層意識に「心理症状」として噴火します。
意識、無意識3


そしてまた、忙しくして
「それ」を押し込み封印する・・・
意識、無意識2


つまりサマタの悪循環』を
してしまいます。

これは、やればやるほど
「抑圧」は悪化します。




対して当プログラムの
マインドフルネス仏式瞑想」(観の瞑想)は、

サマタとは違い、
「自分の本当の問題を、あるがまま観察し、
きちんと直視していきます」 「逃げません」
「きちんと向かい合います」



ただし問題(暗黒面)に、丸腰で向かっていきますと
必ずやられますので、
当プログラムの各、瞑想技術で武装し、
向き合っていきます。


*ちなみに雑学ですが、
暗黒面(ダークサイド)・・・といいますと、
スターウォーズを連想しますが、

実はスターウォーズの背景に流れる思想は
仏教思想がベースになっているそうです。

仏教思想の視点から
スターウォーズ作品を、み直しますと
非常に奥が深い作品です。

「歴史的名作」というものは、必ず背景に
しっかりとした思想・哲学が
流れているものかと思います。

これは映画だけでなく、
音楽、絵画など全てそうですね。



さて、そんな感じで、
観の瞑想(マインドフルネス仏式瞑想)を使い、

自分の「本当の問題(暗黒面)」に対し、

腰を据え、まるで幼子(おさなご)をあやすように
問題に向き合えるようになっていきますと、

「心理防衛」(忙しさに逃げるなど)をする
必要が無くなっていきます。


なぜなら、自身の
コンプレックスなどの暗黒面を
きちんとあるがまま受容し
観察できるので、

それから目をそらすための
心理防衛する必要性が無くなります。

人は「必要性がなくなると」
悪いクセをやらなくなります。



そんな感じで
マインドフルネス仏式瞑想を
正しい作法で、きちんと精進していますと、

別にせわしなく、忙しくしなくても、
毎日朗らかで、楽しく、
幸福に生きられるようになっていきます。

人生が悠々としていきます。



また全国から
当プログラムにいらっしゃる方々で、

坐って瞑想していても、
そわそわしてしまい、

「サマタ的に逃げる」のが
クセになってしまっている方も
多々みえます。



サマタは、強引に
何かの対象に注意をそらしますと、
一見楽ですが、そのやり方は

何の解決にもならない
ということを悟ってください。


もちろんサマタ瞑想を
完全否定している訳ではなく、

サマタ瞑想は、集中力を
養成するには良い方法です。

(実際当プログラムでも
3時限目に少しお稽古します)


しかし、サマタでは、
今回のコラムの理由で

心の病、「根治への決定打にはならない
という事を洞察してください。

「サマタは心の病には向かない」
という事を洞察してください。


人生の中で本当に
自分と向き合うのは
「今」なのではないでしょうか?

ここでまた、せわしなくして、
「サマタ的に逃げても」

一時的にはよいでしょうが、
『問題は何も解決しません』



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
人生で、この伝統的瞑想法に出会うのは
「とんでもなく希少な確率」です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

せっかくの機会に
きちんと時間を作り

自分の本当と向き合うのは
「今」かと思います。





<おまけ心理学コラム>


最後に
ユング心理学の視点から


ユング心理学(分析心理学)では、

無意識(潜在意識)の奥深くに、
集合的無意識」というものがあります。

集合的無意識

集合的無意識は
様々な元型(げんけい・アーキタイプ)・
パーツから成り立っています。

その中の一番コア(核)の部分、
セルフ元型


これは、様々なパズルのピース(元型)を
統合するもの。

潜在意識・こころ・
人生全体のバランスを取るもの。


例えば、その人が
おかしな生き方をしていますと、

もう今までの生き方では、
今後の人生、生きていく事はできないよ
」と、

様々なサイン・SOSを出します。


そのサインは、うつ病や神経症。
謎の生き辛さ。

もしくは謎の身体症状など。
(科学的検査をしても全く異常がないのに、
謎の痛みや身体症状が出る)

様々な形で「サイン」を出してくれます。


その「サイン」をさらに無視して
暴走しますと、

セルフは「もっと強いサイン(症状)」を出し
警告します。


今の「生き辛さ」は、
セルフ元型からの「メッセージ」

====================
もう今までの生き方では、
今後の人生、生きていく事はできないよ

====================

その潜在意識からの
「メッセージ」を洞察し、


人生の半ば。折り返し地点。
生き方を変えるのは「今」かと思います。


そういった視点で俯瞰しますと、

うつ病って・・直近で、視野が狭くみると
不幸かもしれませんが、

人生全体で俯瞰すると、
ラッキーかもしれません。

なぜなら、人生のそういった「大切なこと」に
気付けるチャンスだからです。


~~~~~~~~~~~~
心の問題、人生の問題、
長年の心の病、
根治」ってなんだろう?
~~~~~~~~~~~~


化学薬品で、脳をハイテンションにして
「こころの問題」が
本当に解決したのでしょうか?

小手先の心理学テクニックで
ちょこちょこっといじって、
都合よく問題を「ごまかす」事が、
本当に「治る」ことでしょうか?


現代精神医学・
現代心理学に問いかけます。




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【2017/08/31 01:15】 | 心理防衛機制 「こころは壊れないように不器用に守っている!?」
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・例えば、「謎の痛みや身体症状
(肩こり、腰痛、原因不明の難聴、胃痛など)

病院で厳密に
科学的検査をしても

全く異常が見当たらないのに、
謎の身体症状が続く。


・あるいは「謎の心理症状

病院で医師の指示通り
薬物療法をきちんと続けているのに、

謎の抑うつ感、不安感、焦燥感、
または過呼吸などの
各種パニック症状がある。


----------------------------------------
これらは一体何なのか?
----------------------------------------


ほとんどの場合、
心理学的な問題」が潜んでいます。


自身の潜在意識(深層心理)の中で、

抑圧した感情、
葛藤などが非常に強く、

それと上手に
関わる術(すべ)がないと、


それらを直視すると
耐えられないので、

心の葛藤から上手に目をそらすための
心理防衛」として、

謎の身体症状や心理症状を
「無意識的に」出す事があります。



その「謎の強い痛み」、
「心理症状」を出していれば、

そちらに注意が向くので


自身の本当の問題(葛藤)から
都合よく目をそらす事ができます。

そうやって人は、無意識的に
心理防衛をすることがあります。



さらに、少し変化球ですと、
謎の「難聴」


これは嫌いな上司など、
嫌な人の話、

あるいはストレス環境から
強制的にシャットアウトしたい」と・・

深層心理は心理防衛として
謎の難聴」を出す事があります。

*(当然、科学的検査をしても
どこにも異常は見当たりません)



もう一つ変化球ですと、

例えばある人が、
いわゆるブラック企業に
勤めていました。

(この例は数年前に接した
私の知人の実例です)


意識、無意識

その人は、表層意識では

「全然平気!私はこんなことでは
ヘコタレませんから。
私は心は弱くないので!」

と、言いつつ・・

謎のめまい、皮膚の湿疹、
体の倦怠感などに
悩まされていました。


ですがある日、朝起きた時、
「足が動かない」

なんとか家族に付き添われ
病院にて検査をしましたが
「全く異常なし」


その後、普通に
足は動くようになりましたが、

以後、度々そういう事が
起きるようになりました。


これは心理学的に
何なのか?と言いますと、


その人の表層意識では

「全然平気。
私は心は弱くありませんので!」
意識、無意識

ですが、
潜在意識(深層心理)では・・
「もうだめ。ギブアップ」


そして深層心理(本音)が
表層意識に度々顔を出し、
意識、無意識3

謎の身体症状に
出ていると思います。
(謎のめまい、皮膚の湿疹、体の倦怠感)

つまり、その謎の身体症状は
「深層心理からのSOS」



その人は、
それも無視して暴走した結果、

深層心理はもっと強烈な
SOSを出しました。


ある日、朝起きた時、
足が動かない


(つまり、もう出社したくない・・
という本音(深層心理))



こういった自身の
表層意識に出ている謎の症状に
振り回されるのではなく、

心理学の視点から
洞察してみます。


「なぜ自分はこういった症状を
出しているのか?」を洞察します。

そうしませんと
問題は解決しません。




さて・・

~~~~~~~~~~
ではどうするか?
~~~~~~~~~~

以下A~Cの段取りを
提示しておきます。



A、
まず、病院にて
「科学的検査を厳密に受けてください」


その結果、
全く異常がないのであれば、

今回のコラムの
心理学的要因」を考察してみます。



B、
こういったコラムを読む事により、
心理学的カラクリを知る事によって、

自身がやっていることが
脳内 情報処理しやすくなります。


「あ、なるほど。自分の深層心理は
おそらく、こんな状態なのかな」・・と。

脳内情報処理がしやすくなりますと、
こころもいくぶん楽になります。



C、
そして次に、心理療法で、
(マインドフルネス仏式瞑想)


自身の心(深層心理)の中に
封印・抑圧している、
意識、無意識2

「強烈な葛藤・迷いなど」に
きちんと腰を据え、向き合えるように
修練していきます。


すると、もう心の深い問題から
「目をそらす必要性」が無くなりますので、

今回のコラムのような
「謎の身体症状・心理症状」を
出さなくなります。


深層心理の問題から
目をそらしたり、
見て見ぬフリしたりしますと、

深層心理は「気づいてくれよ・・」と、
様々な形(身体症状や心理症状)で
SOS信号を出します。


ですが、心理療法で、
それらを上手に
さばけるようになりましたので、

もうSOS信号を
出す必要性がなくなります。


人は、深層心理が
必要性が無いと判断しますと、
悪いクセをやらなくなります。


それは今回の謎の症状だけでなく
各種、依存症(嗜癖・しへき)も

*例えば、チューイング行為、
タバコ依存、暴飲暴食などなど。



当プログラムにいらっしゃる方々も

例えば、神経症で、
深層心理に抑圧している

「怒り・嫌悪感」などに
アプローチしていたら、
意識、無意識2

神経症が治った 「ついで」 に、

長年の「謎の腰痛・肩こり」が
解消した
方もよくいらっしゃいます。


また、謎の胃痛、頭痛なども

心理療法的アプローチをしていたら
消滅していく例もよくあります。



ただし、何度も言いますが、

身体症状に関しては、
「まず病院の科学的検査」をしてください。


そして「全く異常が見当たらず」

それでも謎の痛み、
症状などが続くならば、

心理学的アプローチ(心理療法)も
視野に入れていく事を推奨いたします。





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【2017/09/07 00:59】 | 心理防衛機制 「こころは壊れないように不器用に守っている!?」
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