マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
以前、精神科領域の診断の
脆弱性について述べました。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-998.html


本日は、最近やたら心気症的に
双極性障害Ⅱ型(躁うつ病)を名乗る方が
増えてきたように思いますので(診断乱発による)
少しアンチの視点でお話ししてまいります。

*(尚、今回のお話は一「元患者」としての
個人的見解ですのであしからず)


メンタル系の病院というものは

診断の確定が「あやふやな自己申告」と
「担当精神科医のモノのとらえ方」ですので、

「伝え方」を気をつけなければ、
おかしな病気にされてしまう事もあります。

あと精神科医も人間ですので、
それぞれの「モノのとらえ方」があります。


「躁エピソードの考察」

例えば、若い子で
夜中にどんちゃん騒ぎしたり、
電話で友人に将来の理想を高らかに語ったり、

はたまた、ちょっと気分が落ち込み
メランコリックになったり・・

そういった事を憂鬱な表情で
医師に言ってしまうと「躁病」
または「双極性障害」と診断されてしまうケースも
あるかと思います。


しかし、ちょっと待ってください。

それは病気ではなく、
「若気の至り」というものであって、

お医者さんだって若いころ、
そういった事あったでしょうに。。
それは躁エピソードなんですか?

これでは
国民全員が双極性障害になってしまいますね。


こういった今振り返ると
顔から火が出るほど恥ずかしい「若気の至り」的なこと
誰だってあるでしょう?
(私自身も恥ずかしながら、若い頃めちゃくちゃやりました)

これは健全な事です。
これに対し「躁病」の薬を出されたら
たまったものじゃない。



もちろん中年期以降でも
会社の同僚と仕事論を語り、気分が高揚して
やんちゃしてしまう、ちょいワルな大人もいます。

ちょっと元気な時、頑張りすぎてしまう事もあります。


これらは、むしろ健全な事です。

これが人間社会です。
これが人の世の営み、文化です。


何でもかんでも
病気のカテゴリーに当てはめられると困りますね。


ちなみに「DSM-Ⅴ」(最新版の診断マニュアル)で
「軽躁エピソード」みていますと、

*(そのまま転載すると問題になりそうなので、
ここでは記載しません)

人の世で誰しもある事を、
さも病気のように書かれております。


一般の方で冷静な目が無い人
あれを見てしまいますと
「心気症」(思い込み病・もしくはそこに書いてある病気になろうとする)
かかってしまう人、続出するでしょうね。


もちろん(自他の視点から)
「明らかな・分かりやすい」躁エピソードがある方は、
メンタル系病院で、然るべき対処が必要かと思います。

*気分が高揚しすぎて、鉄拳で窓ガラスを割ってしまう、
夜中に会社の同僚に鬼電話を連続でかける、
「目が爛々として」2、3日寝ずに働き続ける・・・など
「明らかな、社会的逸脱行為」


しかし、今日の論のように
人間の世の営みとして
「むしろ健常」なところまで病気にしないようにしましょう。


逆に今日の論のような流れに
なってきているところもあります。


☆新しいとらえ方で
「双極性スペクトラム」という考え方。


『大うつ病エピソード ~ 躁(軽躁)エピソード ~
今日の論のような人の世の営みとして当たり前のところ ~
”病気じゃなく”気質・性格的な部分 ~』

このように「総合的に包括して」
対応していこうという視点です。



この新しい考え方が
地方の病院レベルまで浸透していきますと、
微妙なレベルの怪しい?「双極性障害Ⅱ型」の診断が
激減すると思います。

また誤った躁病系の薬の処方も減り、
個人にとっても、国にとっても利益をもたらすかと思います。

*国の医療費はパンク状態になっており
このまま行きますと健康保険制度自体、崩壊する可能性があります。



最後にまとめます。

・メンタル系の病院の診断は基本、自己申告制で
科学的根拠がありませんので「参考まで」にしておき、
一歩下がった視点でとらえるようにします。

・出された向精神薬が、納得がいかない、もしくは腑に落ちない場合、
セカンドオピニオン・サードオピニオンまで行い確認しましょう。

*ただし、程度の低いクレーマー的になるのではなく、
客観的な科学的な視点で行います。
角が立たないように行いましょう。
*また他の病院では、伝え方を工夫しましょう。


もっと根本的な結論は

診断名・症状の定義がどうあれ、「結果論」
生きるのが楽になるか、ならないかが問題です。
それだけのこと。



病院の「いわゆる」正攻法で何年・何十年行っても
回復しない場合、それが科学的結果ですので
その方法に執着せず、さっさと捨てた方がよいかと思います。

逆に、他の方法論でよくなり、生きるのが楽になり
その後、数年・数十年、再発しなければそれが正解です。
(ただし、オカルトや霊感モノ、反社会的なものはNG。
健全なもの限定にしてください)

別に薬物療法だけではなく、心理(精神)療法・環境調整療法・
心理カウンセリング・TMSなどなど・・・様々な道があります。


病院というブランドや建前が、どうのこうの・・・ではなく、
結果よくなるか、ならないか、それだけです。
シンプルに考えます。

本来の目的は

精神系病院と、さっさとおさらばし、
朗らかで幸せな人生を送っていく事なんですから。





【2014/06/07 10:25】 | 双極性障害(躁うつ病)について
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「マインドフルネスによる
軽躁(そう)状態の対処」

~双極性障害Ⅱ型(躁うつ病)~



まず人間の脳の情報処理系を
大きく二つに分けると

--------------------------------------------------

・「第一信号系」

主に情動を司る大脳辺縁系。
*海馬・扁桃体など

その他、原始的な脳部位・脳の古い皮質

我(が)・エゴ・生存本能などが
脳のこの部分


・「第二信号系」

大脳(新)皮質・主に前頭前野
脳の新しい部位

理性・物事を「スッと客観視」する力。
第一信号系が暴走した時の制御・抑制力

*仏教で言うならば無我・
客観的気付き(sati:サティ)

--------------------------------------------------

例えば、
双極性障害の「躁状態」になっている時、
(興奮状態になっている時)

「第一信号系」が暴走し、
「第二信号系」の制御が働いていない状態。


軽躁状態は上手に扱うと
有効活用できる事もあります。

これを上手に乗りこなしますと
とても素晴らしい仕事が出来ます。


☆注意: ただし極度の躁状態(双極性障害Ⅰ型に多い)は
しっかり薬でコントロールしないと危ない。

*極度の躁状態とは、気分が高揚しすぎて鉄拳で窓ガラスを割る。
車を暴走させる。その他危険行為・反社会的逸脱行為・・・など。


軽度の躁状態(双極性障害Ⅱ型に多い)の軽躁を
上手に乗りこなすという事。

躁状態(マニー)が出た時、
上記脳の部位(第一信号系)が暴走しています。


「躁」を無意識に任せ、
暴走させると身を滅ぼします。

言ってはいけない事や
やってはいけない事をやってしまい

ひどい結果になり、
周りに迷惑をかけ、嫌がられ・・

それゆえ自己嫌悪に陥り
反動で鬱がひどくなります。


したがって躁が出た時
「あ・今、自分は躁状態なんだな」・・・と、

一歩下がった視点
客観的に気付くワークをクセにしていきます。

これはお稽古として「常に」やること。

(もちろん鬱に転じた時も、常に客観視していること。
鬱の時も、躁の時も、常に第二信号系を働かせる事


*実際、躁病の方は、躁状態の時
「それに気づいていない人が多い」
(第一信号系の自動暴走です)


このお稽古を続けていきますと
冒頭の脳の「第二信号系」が育っていきます。
よく起動するようになります。

第二信号系がチューンナップされていきますと
第一信号系(原始脳)が暴走しても

スッと理性が働き
抑制が効くようになっていきます。


それどころか、その第一信号系、
原始脳のマグマのようなエネルギーを
上手に有効活用出来るようになっていきます。


躁のエネルギーを上手に使い
何か社会に役立つ事をやったり、

有用な仕事に打ち込んだりする事が
出来るようになります。


躁状態。
その力を有効利用するという手もあります。

*ただし何度も言いますが、極度の躁状態は話は別。
危険ですので薬で抑えてください。
そもそも極度の躁状態の時
「自分が今、躁状態と気付いていないでしょう」
(第二信号系の抑制力が、完全に停止しています)


さて、この客観視・理性を働かせるワークは
上記を読んで出来る人はそれでよいですが、

「分かっちゃいるけど出来ない・・」という人は

当カウンセリングで
マインドフルネス(心理療法)の訓練を実施する事を
おすすめいたします。



やはり独学・自己流で行うと
余計悪くなる方もいますし

プロの心理士につかず行っている方は、
大抵めちゃくちゃなやり方になっております。

*(今までこういった人、たくさん見てきました。
またこういった人達は、たいてい何の効果も得られず
途中で止めていますね・・)


さて、普段から「正しい
マインドフルネスのお稽古」をしている方は

躁状態が暴走しかけても
それすらも客観視していますから
暴走する事はない。


マインドフルネスのお稽古により
第二信号系(理性・客観視)が
しっかり起動しますから

上手に第一信号系(原始脳のエネルギー)を
乗りこなすことが出来ます。


むしろ普通の人よりエネルギッシュな人生を
送ることが出来ます。


そして、そんな毎日を送って、数年して

気がついたら心の病は治っていることが
多いものです。



これは余談ですが、国会も
上記の脳のシステムのように動いております。

衆議院(第一信号系)が暴走しても
参議院(第二信号系)が理性で客観視して
暴走を抑えます。

(でも衆議院の暴走を
止められない事もありますが・・(笑))


最後は社会風刺になってしまいました・・

はい。今日のお話はこの辺で。



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【2015/01/08 02:27】 | 双極性障害(躁うつ病)について
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