マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
以前から当ブログで
よく言っている心理現象ですが、

「後光(ハロー)効果」

これは簡単に言いますと、その人の肩書、職業、
社会的地位など、大きなバイアスがあると
全体がそのように観えてしまう心理的錯覚

スコトーマ(心理的盲点:視野の狭さ)がかかります。


残念ながら
これに”簡単にかかってしまう人”もいます。

これにかかってしまいますと、
「たちまち知性・理性が極端に下がり」
物事が俯瞰出来なくなり
その人物(団体)の言う事を鵜呑みにしてしまいます。


*洗脳もある意味、
後光効果を上手に使うケースもあります。

*逆に言いますと、後光効果で錯覚を起こしやすい人は
洗脳されやすい人。

*霊感商法・カルト宗教などにハマる人は
大抵こういった→ スコトーマ(心理的な視野の狭さ)が
かかりやすい人です。



具体例を出し、もう少し
分かりやすく説明します。


例えば、うつ病患者さんで、

1、「白衣を着た精神科医」

2、「医師なので絶対100%正しい」

3、お医者さんに対し(水戸黄門のように)
ははぁ~m(__)m と平伏する。

4、(あれだけ私は洗脳にはハマらない・・と
自信満々に言っていた人が)
「精神科医の言った事を
無条件で鵜呑みにする」


*日本人は特に、
「医師(権威)・白衣・病院」のキーワードに弱い。



上記1~4の図式。
(病院モデルだけでなく、こういった類似ケース全般)

『これ危険ですので止めましょう』

この状態になると、あなたの脳の中では
脳の古い皮質、原始脳(大脳辺縁系など、爬虫類だった頃の脳)が
完全優位になり、理性を司る
前頭前野の活動が弱くなってしまう。


このパターン
「権威・カリスマ→無条件で鵜呑みにする」・・・を
繰り返してしまいますと脳のパターン化が始まり
どんどん頭が悪くなります。
*(仕事や生活全てにおいて、
こういった思考パターンになっていきます)

理性の活動が「劇的に弱くなります」ので
うつ病もどんどん悪くなりますよ。


皆様の周りでも、精神科や偉い人?の
言う事を鵜呑みにして
何年・何十年、向精神薬をズルズル飲んで
治る兆しもないという科学的結果が明確に出ているのに
さらにズルズル惰性で飲み続ける・・・・こんな方いませんか?


これは、
理性の働きが弱くなっている証拠です。
論理的思考力が低下した状態。

私も昔、うつ病患者時代、約5年これをやってしまいました。
人生最大の不覚・・・(反省)

ただ、プラスに考えると、
こういった過ちをやってしまったがゆえに、
バカバカしさに「体験を通して」深く気付き、
*(多くの心療内科の理論
(主にアミン仮説とカウンセラーの傾聴理論)では限界があり、
根治には至らないと洞察し)
きちんとした、心理療法に出会えました。感謝です。


*ただし、うつ病発症したての急性期・回復期、
もしくは心理療法もやる気がしない時は薬は必要。


今日のお話はけっして
薬物療法や病院を否定している訳ではありません。

「薬を続ける時はズルズルと、惰性で飲み続けるのではなく、
(また、惰性でズルズル心療内科・精神科に通い続けるのではなく)
常に前頭前野(理性・客観視・全体を見通す目)のスイッチをオンにしている事」




最近(・・いや、いつの世も)
冒頭のお話のような、危険な心理状態の人が
社会で多く見かけます。

一般の方々の職場・仕事でも
こういった(悪い意味で)スコトーマがかかりやすい人が
(いわゆる前にならえの人達)
企業の力を停滞させ、イノベーション力を低下させます。


もっと大きな視点で言いますと、
歴史の中でも、国家が荒廃する時、
独裁者と、それに盲従するバカが
国のかじ取りをした時に悲劇が起こっていますね。

(これは、よその国の事だけでなく、
皆様の会社でもこのパターンありませんか?)


次回は、こんなお話を書きます。

今日のお話の「後光効果の具体的な破り方」
(前頭前野の効果的なスイッチの入れ方)


それでは、続きをお待ちください。


<続く>


ブログランキング参加しております。よろしければクリックお願いします
(Ctrlキーを押しながらクリックしますと画面の処理が早いです)

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ

人気ブログランキングへ
2クリックしていただいた方・・ご支援ありがとうございました。

FC2blog テーマ:メンタルヘルス - ジャンル:心と身体

【2014/08/22 02:26】 | 後光(ハロー)効果の破り方
トラックバック(0) |
<前回の続き>
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1045.html

*人が客観的(理性的)な判断が出来なくなる時、
まず上記リンクのような心理学的錯覚に陥りがちです。
(後光効果のお話)


「後光効果の破り方」
~心理学的錯覚から目を覚まそう~


さて今回は、この危険な状態の
脱し方、破り方のお話をしてまいります。

まず禅や
マインドフルネス仏式瞑想をやっている人は

そういった後光効果的なものを、
どんな視点で観るかと言いますと、


例えば病院の例を挙げますと、

1、精神科医

2、男性(または女性)

3、人間

4、生物

5、地球の循環物



このように「抽象レベルを上げて」モノを観ます。

1の抽象レベルの低い状態ですと、
前回のお話の例になってしまいがちですね。
後光効果がかかりやすい。
歪んだ情報を脳内に入力してしまいがち。


かといって、4、5になりますと
抽象レベルが上がりすぎて、
目の前の事象に対応しづらくなる。

(もちろん上げれば上げるほど、
前頭前野の脳トレになりますが)

したがって「3」くらいに抽象度を上げます。


すると目の前の人物の肩書・権威などの
化けの皮がはがれ、物事を理性が上がった状態
客観的に正しく観る事ができます。

精神科医も普通の人間ですね。


肩書に目がくらむのではなく、
「その人間」が何を言っているのかを観察します。

本当に正しい方法論を提示しているのかを
客観的に観察します。


私達、瞑想者の目には
偉いと言われる人達も普通の人間。

その人間の社会的な身分の貴賤を問わず、
平等に「人間」として観ることを推奨します。

これを禅の世界では「平等性智」といいます。
*智慧(般若)を伴った視点「正見(正しくモノをみる)」


心理カウンセラーも
「抽象度」を上げて観ます。

例えば〇〇病院の〇〇心理士!という肩書や
くだらない着飾ったものを観るのではなく、

「その人間」を観ます。
「その人間」が何を発言しているかをみます。



その人間(心理士)が、
「うつ病は頑張らず薬を飲んでいて~」や、

「傾聴しているだけで患者は
自分を取り戻し治るのよ~」
など・・

今どき、そういった時代遅れの事を言っている、
肩書にふんぞり返った、勉強不足の大先生か、

(このように後光効果を破壊してしまうと、
案外大したこと言っていない先生もみえます)

(そういったカウンセラーの先生は、一度自分がうつ病になって
地獄に落ちてみることを推奨します。
本当に克服するのに「何が必要か?」がみえてきますから。
これは心理臨床の「教科書」では学べない)


それともその人間が
革新的な理論、非常に理に適った方法論を
説いているのかを俯瞰(ふかん)します。


どちらの先生(→人間)が自身の病の回復にとって
ためになるか・・・を俯瞰します。

こういった視点を瞑想(脳トレ)で育てていきますと
今後の人生も、(完璧には無理ですが)
比較的正しい選択が出来るかと思います。


これは職場でも、ママ友のサークルでも、
学校でも、趣味でも使えます。


抽象レベルを上げますと
後光効果(洗脳)が解けます。
前頭前野が働き出し
理性的な判断が出来るようになります。

逆に抽象レベルが低いと
他者に振り回され、洗脳され
奴隷のような生き方になります。


仕事でも融通が利かず、
よいパフォーマンスが出せません。
(当然、会社でも怒られる事が多い)

やがてストレス状態が積もり、
脳が病気になり、うつ病になる。

*(うつ病は結果論であり、大切なのは
その「心理プロセス」を俯瞰する事です)


抽象レベルが低い視点で、もっと最悪なのは
うつ病で何年・何十年、薬を飲んで良くなる兆しすらもない・・
という科学的結果が出ているのに、

なおも「精神科医を信仰し、盲信し」ズルズル薬を飲み続ける
「依存症」のようになってしまうケースですね。
(理性の働きが完全に止まってしまっている典型例)



禅では「本来無一物」(ほんらいむいちもつ)
という禅語があります。

人はとかく、肩書、権威、
取り巻きの腰ぎんちゃくなど・・・

様々な「金魚のフン」をつけて
偉そうに生きております。


しかし、私達は
「裸で生まれ、裸で死んでいきます」
死んだら財産も肩書も名誉も全部置いていきます。
何も持って行けない。


大切なのは
「その人間が何を考え、どう生きたか」です。


後光効果に飲み込まれるのではなく、
その「人間」を観る事です。

すると案外、そこら辺のノーマルな
商店のおじさん、おばさんが
菩薩さまだったりします。



「前回と今回のお話まとめ」

1、人はとかく、権威(カリスマ)に触れると理性が停止し、
盲従しがちなので「今、後光効果にかかっていることに、ハッと気づくこと」
(前頭前野を起動させる)

2、洗脳されないために、抽象レベルを上げてモノを観る。
(般若:パンニャー)

3、肩書や権威などのバイアス(ゴミ・汚物)を一旦外し、
冷静にその「人間」が何を言っているのかを俯瞰する。

というお話でした。


若干ブラックなお話でしたが、大切なお話です。

物事は「陰と陽」「光と影」を
平等に観る事
が、必要かと思います。


*日本ですと「般若」という言葉は、般若心経で
なじみが深いのではないでしょうか。
般若は、おっかないお面の事を言うのではなく、
上記のような仏教哲学用語です。



ブログランキング参加しております。よろしければクリックお願いします
(Ctrlキーを押しながらクリックしますと画面の処理が早いです)

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ

人気ブログランキングへ
2クリックしていただいた方・・ご支援ありがとうございました。

FC2blog テーマ:メンタルヘルス - ジャンル:心と身体

【2014/08/24 06:31】 | 後光(ハロー)効果の破り方
トラックバック(0) |


うつっち
勉強になります。

Re: うつっちさんへ
ショウセイ
そうでございましたか。
よかったです。

コメントありがとうございました。

管理人のみ閲覧できます
-


Re: 鍵コメントFさんへ
ショウセイ
Fさん。こんばんは。
先日は講義お疲れ様でした。
その後の調子はいかがかな?


>立派な心理士もいる反面、単なる傾聴のみの心理士も多く、うつ状態を軽減する策や、自殺念慮に対応できる策の具体的な策がないのが、残念です。


それが「多くの患者さんの率直な感想」かと思います。
私自身、うつ病患者時代。そして
うちにいらっしゃるクライエントさんや
読者の皆様の多くが同じことを仰います。

肩書やブランドにふんぞり返ると
人は勉強を怠りがちです。そして視野が狭くなる。
これはいつの世も同じ。

傾聴(ロジャーズ理論)を全否定するつもりはありませんが、
それを提唱する(特に病院の)心理士は、一度ご自身が重篤なうつ病になり、
「患者として」傾聴一本のカウンセリングを受けられると
その理論の脆弱さが骨身にしみると思います。
(それで治るのか・・・ですね)

教授に言われたから、教科書に書いてあるから・・・と、
それを鵜呑みにして信仰するのではなく、
自身の頭で考える事が肝心かと思います。

心理の専門家が後光効果に引っかかり、
全体がみえなくなっている人が多いのが面白い現象です。
そういう病院系の心理士を、今まで何人もみてきました。

こういうお話をしていますと・・・何かとありそうですので、
ブラックな業界の裏話(本音)はこの辺にしておきます。

それでは精進を続けてまいりましょう(合掌)


承認待ちコメント
-


Re: Kさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

コメントを閉じる▲