マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「マインドフルネス仏式瞑想の基礎」
~理論、入門編~


伝統的マインドフルネス仏式瞑想の
基礎となる思想背景に
仏教哲学があります。

この理論の上で、
各種マインドフルネスの

メソッド(テクニック)が
成り立っております。


・思想(理論)と
・テクニック(瞑想技術)は

いわば「車の両輪」です。

どちらかが欠けても
車は前に進みません。



うつ病・神経症(不安障害)など
私達のメンタルが不調の時

必ず「基礎となる煩悩(ぼんのう)」
(三大煩悩:三毒)

貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)が
暴走しております。



1、貪とは「貪り」


それは物質的なものも、
精神的なものも。

あれが欲しい、これが欲しい、
地位や名誉がほしい、認められたい、

愛されたい、
評価されたい・・・など



2、瞋とは「瞋恚(しんに)」
怒りの事。


よくも私(自我)を軽んじたな!など
他者に対する怒り。

または自分に対する怒り。
その最たるものは自殺(自己破壊)です。


ちなみに自我(我:が)を強化し
執着すると

どんどんおかしなプライド、
自己(自我)愛が強くなり

そういった脳で作った、
勝手な自己イメージが少しでも害されると

強烈な怒りが発生します。
どんどん生きづらくなります。


西洋系の自己啓発や心理学は
自我を強化していきますが、

東洋の思想や心理学は
真逆の立場で、


自我(我)を強化したり、執着したりすると
人間関係のトラブル、愛情トラブル、

自分のメンタルのトラブルなど・・
どんどん生きるのが辛くなっていきます。

その最たるものは、うつ病や神経症です。



*さらに言いますと、
表面上は穏やかに見えても

こういった怒り(瞋恚)を常に
「無意識レベルに」
強烈に抑圧しているケースは重症です。

日常で謎の心理症状、
身体症状に悩まされる典型例ですね。

この、内に内に・・溜めこみ、
抑圧するタイプは
心理学で「タイプC」と言われています。

メンタル的な疾患だけでなく
「がん」にもなりやすいとも
言われています。




3、痴とは
「愚かさ(無知・無明)」


これは心理学的、仏教学的カラクリを
知らない事による失敗、過ち、トラブル。

モノの道理を洞察出来ない事により、
自他ともにトラブルを起こします。


さらに「痴」が強化因子となって
上記「1と2」が強くなります。



また「痴」は、感情(煩悩)が爆発して、
論理的に考える事が出来ない状態。

やってはいけないことを
やってしまう状態。



ざっと簡単に
「貪・瞋・痴」を解説しましたが、

ちょっと待って。。


私達は悟りを開いた
聖者じゃあるまいし・・

煩悩は誰だってあります。



ただ、これらが
健全なレベルを超え、

個人個人、それぞれの
耐えうる「閾値」を超えますと

もれなく心の病が
発動するということです。



さて、この仏教心理学の
三大煩悩(貪・瞋・痴)

これを科学的に解釈するならば、
貪(貪り)・瞋(怒り)・痴(愚かさ)は

大脳辺縁系などの
「原始脳(脳の古い部分)の暴走」と
とらえると科学的でしょう。


原始脳(煩悩)が暴走する時、
私達は必ずメンタルが不調をきたします。

うつ病・神経症はその典型ですね。


*現実に、うつ病患者の脳を
画像分析しますと、

代表的なものですと、
扁桃体が過剰な活動をしていることが
確認できます。



さて、伝統的
マインドフルネス仏式瞑想では、

この状態になって
「煩悩の炎が炎上」した時、

原始脳の過剰な暴走を、
伝統的作法(心理技術)により
上手に乗りこなします。

そして日常生活に
支障が出ないレベルまで
鎮静化していきます。


さらにこれを
行動療法的に般化させていきます。

(般化:いわゆるクセ付け)



人の脳は、智慧の脳
(前頭前野など大脳新皮質)が
優位になりますと、

煩悩の脳(大脳辺縁系など)は
鎮まっていきます。


人間の脳は、
大脳辺縁系などの古い皮質と

前頭前野などの新しい皮質の
シーソーゲームです。

どちらかが優位になった時、
どちらかは鎮まるようになっています。


うつ病の脳は
原始脳が常に優位になってしまっており、

前頭前野がお休みになってしまっている
傾向にあります。


マインドフルネス仏式瞑想では、
これらを逆転させるよう、

私達、心理療法家がマンツーマンで
コーチ&トレーニングしていきます。



例えば、ボディビルダーを目指し、
マッスルになりたい場合、

専門のジムで、
コーチやインストラクターがつくでしょう?

マインドフルネスのお稽古はこれの
心の病、脳トレバージョンです。


ボディビルダーのように
マッスルになりたい場合、

ちゃんとジムに行って
然るべき、
ベテランインストラクター・コーチと

二人三脚でトレーニングする事が
効果的に理想の筋肉にしていきます。


また自主トレや自己流ですと、
ほとんどの場合、三日坊主になり

途中で投げ出し、止めてしまい
続かないことが多いものです。


さらに自己流は「事故流」です。

自己流で誤った方法で
トレーニングを続けてしまうと、
かえって体を壊したりします。



脳も筋肉と同じです。

向精神薬を飲んで
毎日休んでいるだけでは
心の筋肉は強くなりません。


マインドフルネスも
自己(事故)流ではなく、

きちんと然るべき
専門家にマンツーマンで
ついてもらい

トレーニングをしていく事が
肝心かと思います。


脳は然るべき
トレーニングをしていきますと、

その脳部位は
どんどん強化されていく事が
分かっております。

(皮質の厚みの変化や
血流量の変化など)

脳の可塑性と言われております。


まさに筋肉と同じです。

その脳部位は、
使わなければ退化しますし、

きちんと正確にトレーニングし
使えば使うほど強化されていきます。


ストレスを上手にさばける

ストレス耐性のある脳(心)を
作っていく事ができます。


*例えばDLPFC(背外側前頭前野)が
強化されていきますと、

原始脳(扁桃体など)の暴走が
鎮まっていきます。


*マインドフルネス仏式瞑想は
自己流は「事故流」です。

潜在意識を扱いますので
本やCDの独学、自己流は危険です。

必ず心理療法家など、
専門家にマンツーマンで
ついてもらい行います。







当心理カウンセリング、心理療法(マインドフルネス・森田療法)
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【2014/06/11 10:20】 | マインドフルネス「理論基礎講座」
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この鬱病・神経症(不安障害)に対する
マインドフルネス療法(仏教の瞑想法)は
何をやっているのか?

~理論基礎講座 2~


まずマインドフルネス入門者
やってしまいがちなのは、

A、
「辛い現実から目をそむけるために」

「または心地よさ、気分のよさが”ほしいほしい”と
煩悩の炎を燃やして」
この瞑想法を一生懸命やっている人。

これは大きな間違いです。



先に結論を言いますと、正しくは、

B、
辛い現実と「共に」坐る。
それを排除するのではなく、
「それと共に」坐禅(瞑想)する。

気分が良くなっても、ならなくても、
どうでもよく、そういったものに縛られず、
ただ、あるがまま坐る「只管打坐(しかんたざ)」



自分の善いところも悪いところも
「現実(事実)」を価値判断・評価せず、
あるがまま受け入れる。

こういったパターンが日々の瞑想で
身体に染み込んでいきますと

「障害が障害でなくなる」
(本当に日常生活で、障害にならなくなる)


つまりこの状態が俗世間でよく言う
「腹が据わった」状態です。

*マインドフルネス用語で「徹底受容」といいます。

さらにこの状態が続いていき、
受け入れきった時(徹底受容)
結果的に「症状自体が消滅します」

(この状態は数年かかりますが)

いわば急がば回れですね。
(急がば受容する)



入門者がやってしまいがちな「A」を
*(マインドフルネスを、辛い現実や自分の情けなさ・・から
目をそらすためのツールにしてしまっている)

あえて言うならば
それはサマタ瞑想と呼ばれる分類で
マインドフルネスではありません。

*サマタ瞑想は、イメージなどを使って
人工的に心地よくなろうとする瞑想。
ありもしない概念に没入して(強引に目をそらして)
一体化するような瞑想。
(オカルト系の”いわゆる”瞑想に多い)



☆煩悩(ぼんのう)さんの声:

「でも、辛い現実を受け入れられないから
見たくないんです!心地よくなりたい!」



なるほど。
お気持ちはよく分かりますが、

目を背けても「現実はまぎれもなくそこにある」
逃げれば逃げるほど、心理学で言う抑圧になり
結果、余計苦しくなりますよ。

(今までそういった方法論で、
うつ病「再発」されてきたのではないでしょうか?)


仮にそれで辛い現実から
目を背ける事に成功しても
その「幻の気分の良さは一時的」で、

明日になったら
「いつものイヤな自分に戻っています」
これを元の木阿弥といいます。


これでは、そこら辺の
リラクセーションの類と同じになってしまいます。

*ちなみに、リラク「ゼ」-ションというのは
日本にこの言葉が伝わった時、
誤訳が広まってしまい定着してしまいました。

精神医学・心理臨床の教科書では
正しくはリラク「セ」ーションです。


さて、リラクセーションをやって
「あぁ気持ちがいい・・・」

しかし、それは数時間、数日で消え去り、
またいつものイライラした
イヤな自分に戻ります。


(リラクセーション中毒の方は、この事実
よくご存知ではないでしょうか?)



「その無意味な行為を
いつまで続けるのでしょうか?」


「今までそのやり方で、うつ病を何度も再発され・・・
なぜその智慧の無いやり方を続けるのでしょうか?」




このマインドフルネスという
2600年前、お釈迦様が作られた

「世界に類のない、
”オカルトではなく”脳科学的に理に適った瞑想法」


なぜ、うつ病・神経症(不安障害)が
根治に至るのか・・

まずは理論の上で学習してまいりましょう。


<続く>


--------------------------------------------

*もちろん今日のお話。
リラクセーションやサマタ系瞑想を
完全否定している訳ではなく、
そういったものは、健常者の趣味程度には良いと思います。

しかし、それでは
うつ病や不安障害など「心の病」は治りません。

うつ病経験者は、身をもってよくご存知かと思いますが、
心の病はもっと深刻で根が深い。




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【2014/06/27 02:40】 | マインドフルネス「理論基礎講座」
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<マインドフルネス・理論基礎講座の続き>
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1035.html


~自然に服従し、境遇に従順なれ(森田療法のことば)~


マインドフルネス療法(仏教瞑想法)&森田療法では、
「気分はあまりいじりません」

なぜなら気分というものは、
「自然現象」であり、
毎日の天気・気象と同じだからです。


雨の日もあれば、
晴れの日もある。

それはどうしようも出来ない事で、

それを我(が:エゴ)の都合の良いように
勝手に操作しようとすること自体、おかしなことです。
まず不可能ですので。


もしそれをやりたければ、
病院の処方する、向精神薬で
毎日ぶっ飛んでいた方がよいのではないでしょうか?

*(その状態が定着した状態が、
病院の推奨する「寛解(軽快)」ですよね)


ですが、その状態は本当に
うつ病・神経症「克服」したのですか?


答えはNOですね。

「寛解と克服は違います。全く別物」


私自身もうつ病患者時代、
約5年これをやりました。

そして
「こんなものは、物理的な力で
脳がハイテンションになっているだけで、何の解決にもならない」
と喝破(かっぱ)し、この理論を捨てました。



「向精神薬(物理的な力)で、強引にハイテンションになっている
あなたは一体誰ですか?」

「それは本当のあなたですか?」



そして、そういった迷いの世界から抜け出し
森田療法・マインドフルネスの道に入りました。

うつ病者がとても大切にしている
「気分」というものは

「博打(バクチ)」のようなもので、
ほとんどの場合「ハズレ(気分が悪い)」です。


そしてたまに
「当たり(気分が良い日)」があります。

その当たり日に、必要以上に感情移入し、
それが人生の価値の全てだ!と錯覚します。

しかし、その気分の良い日は続かない、
また気分の悪い日が、自然法則により
「必ず」やってきます。


それに不満を爆発させ、
毎日気分を良くしようと「もがき」ます。

毎日絶好調、
かつ最高のパフォーマンスを出そうと
不可能な「あがき」をします。


不可能な事をやろうとして、叶わない・・・
そしてイヤになり、イライラし、うつ状態。
(まさしくギャンブルと同じ心理です)


日本は梅雨の時期が始まりましたね。

その雨がイヤだからといって
個人のエゴで、排除できるのでしょうか?

不可能です。

雨の日はやってくるし、
晴れの日もやってきます。

その中で私達は生活していきます。


心の雨は、別にうつ病者だけではなく
健常者にも「平等に」あります。

しかし、うつ病、神経症者は
毎日の気分が良い・悪いに
「過剰に神経質」になり


気分の良し悪しに
人生の価値を全て投入するような
ギャンブルのような生き方をします。


対して、健常の方(もしくは、うつ病克服者)は
うつ病者と等しく、気分の良し悪しはありますが、

なぜ鬱病にならないのかと言いますと、
「気分に対する執着が緩いからです」

もちろん少しはありますが、
うつ病・神経症者ほど過剰ではありません。


特に(マインドフルネス・森田療法による)うつ病克服者は、
毎日の気象・自然現象(気分)に
身をゆだねきっております。

そもそも気分に
「絶対的な価値」を置いていませんから

毎日の気分が良かろうが、悪かろうが
どうでもいいことです。


それよりも毎日変動する
「気分はそのままに」

仕事や家事、友人と遊んだり、
趣味を楽しんだりしていきます。


この状態を、禅の言葉で
「日日是好日」(にちにちこれこうじつ)といいます。

十牛図10

「あるがまま」の毎日



もちろん、どん底のうつ病・神経症(不安障害)の方が
この状態に入るには、
「心理学的訓練が必須」なのは言うまでもない。

頭の理屈でこれを分かっても、
「うつ病の修羅場」が来た時
その理屈は全く使えません。


これが小手先の頭の理屈で、
楽してマスターしようとする
現代人の落とし穴かと思います。

これを禅では「不立文字」と言います。


*不立文字:ふりゅうもんじ
物事は(特に心の病の回復は)頭の理屈ではなく、
日々の修練で身体で理解するものですよ・・・という禅語


<続く>

*次回はまとめ。
前回と今回のお話をもっと掘り下げていきます。



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【2014/06/29 08:53】 | マインドフルネス「理論基礎講座」
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E
山中先生へ
いつもたのしみに読ませていただいております。
思考は自然現象。
気分も自然現象。
絶えず移り変っていく。
という先生の言葉を今でもよく思い出します。
そして理屈ではなく、多少は感じられるようになってきたかなと思います。
悟りにはまだまだだと思いますが。
ですが悟りたいともあまり思わなくなってきました。
先生のおかげです。
最近はこれをやれば、何がどうなるという思いもないまま毎日、短時間ですが、朝晩座っています。
今回の記事を読んで、自分の歴史を語られている気がしました(笑)。
同時に、なぜ気分に執着する思考パターンが形成されたのか、なぜ同様なことが他人にも起こっているのかという疑問がわいてきました。自分の場合、誰かに教わったわけでもなく、その覚えもないまましらずしらずこの道に入って苦しみました。苦しんでいる他の方も同様ではないかと思います。それを知ってどうなるものでもないと思いましたが、筆に任せて書かせていただきました。
これからもよろしくご指導くださいませ。

Re: Eさんへ
ショウセイ
Eさん。こんにちは。
お久しぶりです。

> 山中先生へ
> いつもたのしみに読ませていただいております。

ありがとうございます。

> 思考は自然現象。
> 気分も自然現象。
> 絶えず移り変っていく。
> という先生の言葉を今でもよく思い出します。
> そして理屈ではなく、多少は感じられるようになってきたかなと思います。

素晴らしいですね。
特に気分の良し悪しに対する「執着」が緩んでいきますと、
生きるのが楽になり、うつ病・神経症からメキメキ回復していきます。


> 悟りにはまだまだだと思いますが。
> ですが悟りたいともあまり思わなくなってきました。

そうですね。
聖者にならなくてよいです。
それは以下の理由です。
↓(脳の視点から)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1030.html

「心優しき聖なるチョイワル」を目指しましょう。


> 先生のおかげです。

いえいえ。Eさんの努力のたまものですよ。

> 最近はこれをやれば、何がどうなるという思いもないまま毎日、短時間ですが、朝晩座っています。

そうですね。ただ坐り(只管打坐)
ただの地球を構成する細胞の一つになっていきます。
私達のいのちも自然現象です。


> 今回の記事を読んで、自分の歴史を語られている気がしました(笑)。

うつや神経症の方の多くは、こういったパターンに苦しみます。


> 同時に、なぜ気分に執着する思考パターンが形成されたのか、なぜ同様なことが他人にも起こっているのかという疑問がわいてきました。自分の場合、誰かに教わったわけでもなく、その覚えもないまましらずしらずこの道に入って苦しみました。苦しんでいる他の方も同様ではないかと思います。それを知ってどうなるものでもないと思いましたが、筆に任せて書かせていただきました。
> これからもよろしくご指導くださいませ。

はい。日々のマインドフルネスにより、
「原因(因)+縁=結果(果)」の流れが
綿密に智慧の目で観察できるようになっていきますと

「知らずになってしまった」の
心理学・仏教学的なカラクリも徐々に俯瞰出来てきます。
カラクリが俯瞰できるようになりますと、再発はもうありません。

それが「般若(パンニャー:智慧・深い洞察の目)」です。
日々の仏式瞑想の実践により深まっていきます。
ワインのように熟成してまいります。

その度合いが、一定レベルを超えますと
当カウンセリングでは「心の病の克服」と定義しております。
寛解ではなく「克服」です。

それではこの辺で。

怠ることなく精進を続けてまいりましょう(合掌)
人は死ぬまで、死の瞬間まで「学び」です。



管理人のみ閲覧できます
-


Re: 鍵コメントRさんへ
ショウセイ
Rさん。ありがとうございます。
そうですね。人生は楽しく歩んだ方がよいですからね。

今後も、ただでさえ難しい仏教学や心理学を
みんなでジョークでも言いながら
爆笑して学んでいけるよう頑張ってまいります。

Rさんも頑張ってくださいね。
私も応援しておりますよ。


p.s
おお!さ〇まさんも・・なんですね!


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<前回の続き>

このマインドフルネスという心理療法は、
2600年前、お釈迦様が作られた
仏道の修養法がルーツにあります。
(それを脳科学的にアレンジしてあります)


以下の2点により
うつ病・神経症(不安障害)が回復していきます。
(人によっては根治します)

*ちなみにDSM-5(最新版診断マニュアル)では
「神経症・不安障害→不安症」になるようですね。


1、
うつ病・神経症者の、気分に対する
「歪んだ価値観」
を修正していきます。

(心が)雨の日は雨の中に生き、
晴れの日は晴れの中を
「あるがまま」生きていく

気象と同じ、
自然現象である気分を操作しようとせず
あるがままの自分を受容し、ひょうひょうと生きていく。


気分が悪くても、良くても
そこに価値を置いていませんので
「日日是好日」

『気分を改善せず、理性的・行動的になり
うつ病が治ります』


*これらを頭の理屈的理解ではなく、
お稽古により、身体の技術レベルに落とし込んでいきます。

ここまでは前回のおさらい。
詳しくは前回のお話を参照。


2、
辛い現実があるのも「事実」
その事実からリラクセーションや
マントラ、イメージなどで

「目をそらし、逃げようとせず」
あるがまま受容します。



目をそらし、逃げていても何も解決しません。
目をそらせばそらすほど、
「一時的に」楽になるかもしれませんが
実は心理学で言う「抑圧」になっている。
(問題が余計深くなっていることに気付いていない)

そういった人は、毎日長年の
「原因不明の頭痛・うつ状態・耳鳴り・肩こり・イライラなど・・」に
悩まされます。



したがって、リラクセーションでは治りません。
リラクセーションは一時的な逃避です。

現実を受け入れてこそ(徹底受容)、具体的に
「では、今何していこうか?」が明確になり
取るべき正しい理性的な方法論が明確になります。


分かりやすく言いますと、
(学生さんの場合)

今の自分に学力が無い。
それを自分をごまかそうと、

学問の神様にお祈りしようとか、
スピリチュアルグッズ(開運ネックレスなど)を
身につけたりします。

当然、そんなものでは学力は上がりませんし、
受験失敗するでしょう。


しかし、現実を受け入れると、
学力が無い→ならば神頼みスピリチュアルしている暇があったら
テキストの一冊でも勉強できますね。


ダイエットも同じですね。
辛い現実から目を背けようと、

A、夜のテレビ番組などでよくやっている
カプセルを飲めば「努力せず」スリムになる!
という「妄想・ありもしない幻」に逃げます。

*(外国人が満面の笑顔でやっているのを観ると
買いたくなりますよね(笑)お気持ちは分かります)


B、逆に現実を真に受け入れ、しっかり分析しましたら
「やることは明確」になります。
ちゃんとジムに行ったり、運動や食事を改めたり、
心理療法などストレス対処法を身につける・・・など
具体的なものになっていきます。


「A」はダイエット失敗し、
サプリ業者にクレームなど・・・
しかし、それは全体を俯瞰すると自業自得です。

*もちろんそういった、カプセルで〇日で「楽して痩せる!」などの
粗悪品を売る業者も悪いですが。

うつ病も、DVD・CDで〇日で「楽して治す!」などに騙されるのも
よくよく考えると自分が悪い。ちゃんと論理的に物事をみれば、
それはあり得ない事は分かると思います。
自身の煩悩(悪い心)から出た「身から出た錆」ですね。


「B」は、当然ダイエット成功します。
言うまでもなく、当たり前の事です。


簡単に言いますと、これが
仏道の方法論(禅やマインドフルネス)の全てです。

当たり前のことを、当たり前に理解し
実行に移す。これが仏道の教えの全て。
(心理プログラムで、そういった脳を育てていきます)

禅やマインドフルネスは「神頼みの宗教ではなく」
単なる人間学・心理学である事が
理解できるかと思います。


話は脱線しましたが、上記「1と2」

これは文章を読み頭で理解も大切ですが、
頭の理屈。これだけでは、
実際「うつ病の修羅場」が来た時、対応できません。


ちゃんとした、プロの瞑想家、コーチについてもらい、
実際、毎日正しい方法で行い、
身体に落とし込んでいかないと使えません。

これは仕事やお稽古事、
芸事も全て同じかと思います。


現代人はこのプロセスを外して
「楽して」マスターしようとします。

ゆえに治りませんし、何事もマスターできず
中途半端で終わります。

仏教瞑想のうつ病を治す技術は、
ネットで検索してマスターできるものではなく、

ちゃんと身体で、毎日修練して
はじめて本当に理解できるものです。
ゆえに、心の病が治っていきます。
当然の理ですね。


昭和のうつ病は
主に頑張り屋さんのうつ病でしたが、
(薬と心理療法で、比較的すぐよくなる)

現代型うつ病が厄介で治りづらいのは
こういった事です。
(薬も効かないし、理屈ばっかりで心理療法も真面目にやらない


当マインドフルネス、森田療法のお稽古では、

今までやってきたCD・DVD教材・
ネットのうろ覚えの知識(検索)など
全部捨てていただきます。

「コップに入った濁ったお茶を全部捨て」

講師とじっくりマンツーマン、「人と人」の
お稽古をしていきます。


ここに難治性と呼ばれている
現代型うつ病、「究極の回復」があります。
(ただし真剣にやられる方は)

ゆえに当心理相談所は
どこへ行っても治らなかった方々が
全国・海外からいらっしゃいます。

そういった方々の
「最後の砦」となります。


*カウンセリング・講義は主にスカイプ(もしくは固定電話)。
もちろん希望者は教室面談もあり。

(また希望者は課外授業→食事や一杯飲みに行きます。
これ案外人気があり、はるばる県外から遊びにいらっしゃる方が多々みえます。
最近は多忙で、なかなか時間がとれませんが・・)


*ただ、当心理相談所のスタイルは
一人一人丁寧に、マンツーマンで
じっくり向き合っていきますから
受け入れ人数に制限があり、
予約待ち状態が多いところが難点ですね。

いい加減な、流れ作業のようなやり方は
やりたくないからです。



それでは3部作、
お読みいただきありがとうございました。

この「マインドフルネス、理論基礎講座」のカテゴリーは
適度に更新していきます。


心理カウンセラー
山中紹聖




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【2014/07/01 10:43】 | マインドフルネス「理論基礎講座」
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mgm
山中先生、こんにちは。

ネット検索、まさにワタクシ!(笑)
すみません、笑っている場合ではないですね。

「今ここ」を身体に教えている最中に
ネット検索は、「今」ではない事に身体(右手人差し指)を使ってまで妄想してますね。

「最後の砦」です。
初心に戻る記事を、ありがとうございます。

Re: mgmさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。


> 「今ここ」を身体に教えている最中に
> ネット検索は、「今」ではない事に身体(右手人差し指)を使ってまで妄想してますね。

あはは。
はい。右手でマウスを操作しているのを客観視していてください。
そして心に生起している妄想も客観視していてください。

さらに「今」
この文章を読んだ時の心の流れも観察していましょう。


諸々の事象は過ぎ去るものである。
怠ることなく精進を続けてまいりましょう。


> 「最後の砦」です。
> 初心に戻る記事を、ありがとうございます。

mgmさんは、もうすぐプログラムが終わりますが、
ここで終着駅にしましょうね。
セラピー遍歴は止め、心の病から卒業しましょう。

基礎を身につけた
ここからが本番です。腰を据え頑張りましょう。


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病院の薬で治らないタイプ
うつ病・神経症(不安障害)


ひょっとしたら哲学的な原因
引っかかっているかもしれません。


今日のお話は、
人間の根本の苦しみに対するお話ですが、

哲学的なお話は、どうも苦手・・・と言う方は、
今日のお話はパスしていただいて結構です。

(しかし、この世の苦を知り尽くしている鬱病の方々は、
今日のお話はよく共感できますし、深く理解できると思います)


また、特に神経症(不安障害)の
”深層心理に引っかかっている問題”の
「究極の原因」です。


(今日のお話が分かる人は、早い段階で治ります)

頑張って読んでみる事をおすすめいたします。


また、若い方ですと
なるべく人生の早いうちから
こういった事を知っていますと、

今後の人生
余計な苦しみを抱えなくて済みます。



さて、本題に入りましょうか。

まず仏教哲学では
「苦聖諦(くしょうたい)」というものがあります。

お釈迦さんが菩提樹の木の下で
お悟りになられた事ですね。


まず、この世の苦しみの本質。
「四苦八苦(しくはちく)」の説明に入ります。

*俗に言う、四苦八苦・・・という言葉の語源は仏語です。


1、生:
私達は生まれてきたくなくても生まれてきてしまう。
うつ病患者がよく言われる「生まれてきたくなかったのに・・・」は
よく本質をとらえています。
その通りで、生まれてきたくなくても生まれてきてしまう。
「何一つ自分の意思で操作できない」
まさに苦しみです。赤ちゃんは泣いてお腹から出てきます。


2、老:
青々とした若葉もやがて枯れ落ちる。
「散る桜。残る桜も散る桜」
生まれたものは必ず老い、散っていく。


3、病:
病気は避けられない。一生病気にならない人はいません。
うつ病患者さんは、現在渦中にいるのでよく分かるかと思います。


4、死:
私達は100年後、誰もこの世にいません。
確実に死んでいます。
生まれたものは必ず死がある。生物最大の苦しみ。


5、愛別離苦(あいべつりく):
どれだけ仲睦まじい人とも、近しい人も
必ずいつか別れがある。


6、怨憎会苦(おんぞうえく):
会社のパワハラ上司、イジワルお局。
ママ友のイジメなど。嫌な人は避けられない。
どこの職場・環境に行っても一人はいます。


7、求不得苦(ぐふとくく):
求めても得られない。愛・名誉・財産・地位・・・
自分の思い通りにならない。


8、五蘊盛苦(ごうんじょうく):
心身から発する欲望・激情・怒り・悲しみ・不安、
それに伴う苦しみは避けられない。



・・・で、この「普遍的事実」
誰でも知っているハズですが、

この事実を素直に認めない。
見て見ぬフリをして、
潜在意識下押し込めたりしますと(抑圧)

意識、無意識2

やがて何かのきっかけで
「普段の意識レベル」に浮かんできて
ちょっかいをかけます。
意識、無意識3

この「ちょっかい」の度を超えますと
うつ病や神経症(不安障害)など、心の病になります。



では、心の病にならないためには簡単な事です。

1~8の普遍的事実、当たり前の事実を
「当たり前に受け入れる事」です。




「え!?こんなこと当たり前の事ですよね?」
「こんなこと知ってますよ・・」

いえいえ。まだ甘い。


頭の理屈だけで
この事実を知っているだけですと、

そういう人ほど、

いざ苦しみが目の前にやってきた時、
人生の修羅場が、いざやってきた時、


「愛する人との別れが受け入れられず、うつ病になる」

「嫌な人が一人もいない理想の?職場を求め・・」

「大病を患った時、受け入れられず
頭の中が真っ白になり自暴自棄になる」

「会社で自分の思い通りにならないと、すぐキレて辞める。
永遠の理想郷のような職場を求め、職場を転々とする」


また、自分の誕生も
自我でコントロール出来ると錯覚している人は、

「私は生まれてきたくなかったのに!
なぜ親は私を生んだ!」という思想に苦しむ。


・・・などなど。盛りだくさん。

純粋な「苦」ではなく、
「歪んだ苦」が降りかかる。

「純粋な苦」は耐えられるが、
「歪んだ苦」は耐えられない。

うつ病など心の病になります。



うつ病の方々は、
この世の「苦」をよく知っていますが
「この苦の事実を歪んでとらえています」




また上記の概念は、頭の理屈だけですと、
実際人生の修羅場が目の前にやってきた時
もれなくうつ病になります。


日々、禅や仏式瞑想(マインドフルネス)を行っていますと
これらを頭の理屈を超越して、
もっと深い理解が潜在意識に染み込んでいきます。


======================

逆に言いますと

上記1~8を真に受け入れきった時
「もう人生の苦しみは緩まりますよ」

上記1~8を真に受け入れきった時
苦しみに対する”最強の耐性”がつきます」


苦の本質を身体で分かっていますから
人生、ちっとやそっとの苦しみがやってきても

「初めから苦しみと知っていますので、
うつ病になるほどの苦しみにならない」


======================


人は予期せぬ苦しみがやってくると
頭がパニックになりますが、

初めから苦しみだと知っていると、
たしかに苦しいは苦しいが

うつ病や神経症になるほどの苦しみには発展しない。



人は1~8の苦しみから
目を背ければ背けるほど、逆に苦しみは深くなる。

そして絶対やってくる苦しみが
いざ、お約束のようにやってきた時
パニックになりうつ病になる。


上記1~8が避けられない、
どうしようもない普遍的事実と
真に受け入れる事が出来ましたら、

次に、苦に対する
「関わり方・とらえ方」を変えていきます。

事実は変えられないのだから、あと出来る事は

「コチラの受けとらえ方」は、変える事は出来ます。




分かりやすい例を一つ挙げますと、
「怨憎会苦」(おんぞうえく)


どこの職場に行ってもパワハラ上司。
イジワルお局みたいな人はいます。
どこの地域に行っても、イヤなママ友は必ず一人はいます。

これはこの世に生きる限り、
避けられないのだから

「これらの人に遭遇しても、うつ病にならないように
過剰なストレス反応をしないように、
こちらのとらえ方・心理パターンを変えていきます」



この心理学的訓練がマインドフルネスであり
森田療法・認知行動療法です。

この心理訓練を身につけていないと、
どこの職場、どこの環境に行っても、

被害者思考・ネガティブ思考になり
行きつく先は、うつ病・神経症(不安障害)になります。


モノのとらえ方・考え方が歪んでいますと
例えどんなこの世の理想郷に行っても、
やがてうつ病になってしまいます。


病院も「うつ病=脳の病気を謳う以前」に、
根本の「根っこの部分」を直すよう方向付けしないと、

抗うつ薬をどれだけ飲んでも
一時的にはよいかもしれませんが
ほとんどの人々は根治に至っていないでしょう?

純粋な脳の病気でしたら
薬で治るはずなのに、
それでは治らないのはなぜか?という事です。


精神医学だけでなく、
哲学・心理学が混ざり合うところに

「うつ病根治への
本当の答え」
があると思います。




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【2014/11/11 04:18】 | マインドフルネス「理論基礎講座」
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Re: 鍵コメントKさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。
ブログ拝見しました。素敵なブログですね!
タイ文化の良さが広まるとよいですね。
応援しておりますi-260


四苦八苦
オペレ
仏教的真理を日常におとしこむには、心底実感できないとだめなんでしょうね。
私は日々直面するストレスに揺れっぱなしですよ。
まだまだですね。

Re: オペレさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

日々の仏式瞑想により
ストレスに揺れる自分をも受容して生きますと、
「苦も包含した楽」に至るかもしれませんね。
それが苦楽を超越することかと思います。

精進を続けてまいりましょう(合掌)


コメントを閉じる▲
仏道には「六道輪廻」という考え方があります。

よくスピリチュアル系の方々が
魂は6つの世界を輪廻する・・・と言う人もいますが、

これは、そういった「根拠のない迷信やおとぎ話」ではなく、
日々の「人間の心理状態」の事を言います。

*本来の、初期の頃の仏教は宗教性は無く、
いわば哲学・心理学の一体系で、物事を
非常に科学的、心理学的にとらえます。


さて、前置きはこの辺に。
本題に入りましょう。

六道とは

天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道のことです。
(初期の仏教では修羅は外し、五趣といいます)


何度も言いますが、
これは人間の心理状態のことです。


========================

1、天:
例えば、仏教瞑想などで非常によい状態になると
とても清々しく、神々しい感じになる心理状態。

また仏教瞑想だけではなく、
非常に崇高になった気分の時が
誰でもあるでしょう?

*また双極性障害の「躁」の状態や、
自己愛性パーソナリティ障害の方が
まるで神にでもなったように「心地よい誇大妄想」に浸るときも
ある意味この天の状態かもしれません。


2、人間:
気分が沈んだ時もあれば、楽しい時もある。
苦もあれば、智慧のある時もある。
そんな玉石混淆の心理状態。


3、修羅:
イライラしてぶち壊したい時、キレる時、
闘争と、競争、蹴落とし合い、
憎しみや怨念の心理状態。


4、畜生:
動物のように智慧の無い状態。
心理学や仏教学的カラクリを知らないがゆえに起きる
無知な心理トラブル、心理症状。


5、餓鬼:
貪って貪って貪りまくる心理状態。
愛がほしい、名誉がほしい、おいしいものがほしい、地位がほしい・・・など。
少しなら誰しもありますが、異常な状態になると
まさに人は餓鬼そのものです。


6、地獄:
これは言うまでもない。非常にひどい心理状態。
また悪さをすれば罪を償わなければならない。

因果の法則で、過去に作った原因が結果になり、
火の粉が身に降りかかっている状態。
非常に苦しいが、よくよく観察すると自業自得なんですね。


=========================


さて、私達の一日を客観的に観察しますと

心の世界は、こんな6つの世界を
グルグル回っていませんか?



例えば、
会社員Aさんがいたとしましょう。


ある日、仕事で営業成績が上がり上司にほめられ
舞い上がり(人間道)

嫉妬したライバルに足を引っ張られ
憎しみと怨念が巻き起こり(修羅道)

イライラしたので、
マックでハンバーガーをドカ食いして(餓鬼道)

お得意先の受付のお姉さんを
非常に空気の読めない状態でデートに誘い
断られ恥をかき(畜生道)

それが本社に知り渡り、上司に叱られ減給(地獄)

非常に不快な一日でしたので、
家に帰って仏教瞑想したら、とても清々しくなり
穏やかで優しい気分になった(天上)


・・・(ちょっと例えが若いお兄さんの例でしたが)

私達の一日、心の中は
こんな感じではないでしょうか?




今日のお話の大切なところは

人間は、一日こんな感じで6つの心理状態を
グルグル回るのですが、


1~6。
特定のところで、過剰に執着し
「想いや感情」という薪をくべますと

その世界の炎が炎上し、
精神的トラブルになります。



例えば、修羅で
「強烈に執着し、想いや感情という薪」をくべてしまうと

闘争や蹴落とし合い、怒りや怨念、
イライラが制御不能なくらい炎上し、
神経症症状を発症します。


また天のところで、
「強烈に執着し、想いや感情という薪」をくべてしまうと

カルト宗教に多いのですが、
「私は〇〇霊をみた。スピリチュアル体験をした・・と勘違いする」
ヤバい人が誕生します。

(そういう人は統合失調症の可能性も否定できません)


もしくは、この心地よさに、もっともっとと渇愛を起こし、
瞑想をしながら餓鬼道に転落し、

煩悩で真っ黒コゲになる方もみえます。
(余計心の病が悪化する)
一体何のために瞑想しているのか・・・?という事です。

*この天という状態は、とても心地よく清々しい状態ですが、
ある意味、要注意の状態です。
(人が一番勘違い・錯覚しやすいところ)



で、今日のお話は
何が言いたかったかといいますと、


自分の心の中。
「1~6の心理状態を客観的に観ていましょう」
ということです。




今、修羅でしたら
「あぁ、今私の心は修羅という状態なんだ」

今、畜生でしたら
「あぁ、今私の心は畜生という状態なんだ」

今、貪りの餓鬼でしたら
「あぁ、今私の心は餓鬼という状態なんだ」

今、天で心地よかったら
「あぁ、今私の心は天という状態なんだ」


・・・こんな感じで、



自分の心の「六道輪廻」を
人ごとのように観察していてください。


そこに執着し、
過剰に想いや感情という薪をくべなければ
1~6どの世界にいても「無害」になります。

それはただ過ぎ去り、移ろいゆく心理状態。
脳内現象です。

特にうつ病や神経症になるほどの
苦しみにはなりません。


私達は生きている限り、
六道を輪廻します。

それはそれで問題ありません。
この俗世に生きる限りしょうがない。

ただ過剰に1~6のどれかに執着し、
想いや感情という薪をくべなければ
煩悩は炎上しない。



もし「私には六道はなく悟った」という人がいたら
まず疑ってください。騙されないように。

その人は99%、詐欺師か
ウソだらけのインチキ霊能者です。


もちろんこの世には
本当に悟った人はいるかもしれませんが

この日本で普通に生活していて、
お目にかかる事は、まずないと思います。


私も仏教瞑想を13年やっていて、
いまだ六道を輪廻していますよ(笑)

・・ただ、仏教瞑想(マインドフルネス)の技術により、
うつ病になるほど炎上することはなくなりました。

もちろん、この世に生きる限り苦はありますが、
心の病とは無縁の世界です。
(克服・根治)


これでいいんですよ。

このマインドフルネス瞑想は、別に悟りすました
ウソくさい偽善者になるのではなく、

うつ病や神経症を治して、再発しないようになり
根治に至り、

楽しく朗らかに、社会生活を送れれば
それでゴールです。


本格的な、仏教的な悟りに至りたければ、
どうぞヒマラヤ山中にでも籠って一生送ってください。

そういった生き方も否定はしませんが、私達は
仕事、学校、家庭などのしがらみがあり無理でしょう?


マインドフルネス仏教瞑想は、
そういったストイックなものではなく、

心の病の方々が、ちゃんと克服し
楽しく幸せな一生を送るための心理技術です。


出家の仏教瞑想とは主旨が違います。

「心理療法としての科学的な瞑想法」です。


心理学の学術的世界では
「第三世代の新しいタイプの認知行動療法」
と定義されております。

またこれが21世紀の
新しい仏教のスタイルかと思います。


別に出家する必要はありません。
変な宗教に入る必要もありません。

その身そのままで
理性的なブディスト(仏教者)になれます。


うつ病・神経症(不安障害)とは
無縁の世界になっていきます。




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【2014/11/15 06:28】 | マインドフルネス「理論基礎講座」
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今日のわたし
オペレ
ショウセイ様
このところ仏教哲学のお話が続き嬉しい限りです。
六道輪廻はそういう意味(解釈)なんですね。なるほど、目から鱗です。
思えば今日のわたしも六道のうち少なくとも四つ位はさまよっていましたよ。

でも極力それらに執着せず、客観的に気付いているよう心がけています。

あと、21世紀の新しい仏教の形、理性的な仏教者という表現はいいですね。
わたしも聖なる凡人を目指しますよ。

Re: オペレさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

> このところ仏教哲学のお話が続き嬉しい限りです。

そうですね。マインドフルネスは、ただ技術だけやっていても
空回りし治りませんので、
生き方・考え方の部分も治していく事が大切かと思います。

↓(参考テキスト)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1090.html


> 六道輪廻はそういう意味(解釈)なんですね。なるほど、目から鱗です。
> 思えば今日のわたしも六道のうち少なくとも四つ位はさまよっていましたよ。
> でも極力それらに執着せず、客観的に気付いているよう心がけています。

はい。大丈夫です。日々俗世に生きる私達はそんな感じです。
ただ、本能的に六道を輪廻するのではなく、
それに理性的・客観的に気付いているだけで、ずいぶん世界は変わります。


> あと、21世紀の新しい仏教の形、理性的な仏教者という表現はいいですね。
> わたしも聖なる凡人を目指しますよ。

はい。オカルトや迷信を鵜呑みにするのではなく、
常に理性的でいる事が大切かと思います。
そして聖なる凡人を目指しましょう(合掌)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-27.html


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---------------------------------------
「善人なをもて往生をとぐ
いわんや悪人をや」

(歎異抄より)
---------------------------------------


これは鎌倉時代の名僧
親鸞(しんらん)聖人のことばです。


現代風に
分かりやすく訳しますと

「善人でも救われるのですから
悪人なら、なおさらの事」

つまり悪人ほど救われる
(心の病が治る)


*悪人正機といいます。


・・・え!?
何かおかしくないですか?


常識的に言うと、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「善人が救われるのは分かりますが、
なぜ悪人なんかが救われるのですか?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


はい。
もう一度繰り返します。


「善人なんかでも救われるのだから
悪人なら最速で救われます」

「悪人こそが早く救われます。
早く心の病や生き辛さが治る」


(マインドフルネス仏式瞑想の世界でも
悪人から「優先的に」
心の病が治っていきます。
悪人から「最優先で」救われます)


なにか禅問答?
謎かけ話みたいですが、

しっかり
考察してまいりましょう。

考察する事も
脳トレになっていきます。


ここで言う「善人」とは、

「自分の事を
素晴らしい善人だと思っている
空気の読めない人の事」

「自分に限っては、まあ。あの人より・・
他の人よりは善人でしょう」

「自分の中の、黒い心・煩悩が
みえていない(見ようとしない?)
把握できていない、視野の狭い人の事」


こういった人達は
決まってこう言います。

「私は上司のせいで
鬱病になったんだ!」

「〇〇のせいで神経症になった!」

「なんで私に限って!」

「〇〇にこう言われた私は被害者だ!」

・・・と。


これらの発言の「深層心理」
意識、無意識

「まず自分が正義・善人だと言う前提で
この発言・論理が構成されております」


「〇〇が悪い。〇〇のせいで」
という事は

相手が絶対悪で、
自分は正しい善人であるという
心理的な立場です。


これは現代型クレーマーなどに
よく当てはまります。

「学校に怒鳴り込んでくる
モンスターペアレンツ」や

「店舗などで
みっともないマネをする大人」


変化球ですと

最近の流行言葉で
「逆パワハラ」
という言葉があります。

昨今、これが社会問題に
なってきているようです。


これは部下・従業員が
上司の事を「何でもかんでも
パワハラ・モラハラ」とまくし立て

上司を鬱病・休職・退職に
追い込むというものです。


こういった部下は、本人は
「無意識的に」気付かずに
やっているので
タチが悪いものかと思います。

「自分の主張は正義だと」
かたくなに信じて・・


このパターンは
新型(現代型)うつ病の
パーソナリティの方に多い。


「正義」という言葉ほど
危ないものは無い。

自分が正義だと思っている事は
逆に相手も自分が正義だと信じて
対抗してきます。

その最たるものは「戦争」です。


人類は「正義」の名のもと

たくさんの戦争・争い・
残虐な行為をしてきました。

自分の「正義」を疑う勇気・
冷静さを持つ事です。


話はそれましたが、

こういった人達が
親鸞聖人が仰る

「善人(偽善者)」です。



対して「悪人」とは?

ここでいう悪人とは
「自分の事を、とんでもない
煩悩まみれの、救いがたい悪人だ」


と、「自覚」している人の事を言います。


当カウンセリングは
仏式カウンセリング
(コーチング)なのですが、

なぜか昔から
クリスチャンの人が

当ブログに共鳴されて
いらっしゃるケースが多い。


あえて、クリスチャンの方向けに
表現しますと、

悪人とは?

「自分は絶対的善人(正義)だ!
という傲慢さを捨て、

自身はとんでもない
煩悩まみれの人間だと自覚し、

神の前に頭(こうべ)を
垂れる人達のこと」


まずマインドフルネス仏式瞑想は
基礎・基本が育ってきますと

自身の深層心理に隠していた
「黒いもの(煩悩)」
ありありと見えてきます。


それが見えてこない人は
たぶんやり方が間違っていますので

きちんと専門家についてもらって
正しく行っていきましょう。


*もしくは本人の強烈な
潜在意識の抵抗があり、見ようとしない。
ですが仏式瞑想は、
それも分析的に観察していきます。

*瞑想というものは独学は危険です。
潜在意識を扱いますので
必ず熟練した専門家(瞑想家)に
「マンツーマンで」ついてもらってください。



そして「黒いもの」が見えてきますと
以下、二つのパターンに分かれます。

=====================

A、「それを見たくないから
ひた隠しにしようと、
あの手この手で隠そうとします」

「目をそらそう、逃げようとして
様々な心理防衛
(合理化など:言い訳のこと)を発動させます」

*(新型・現代型うつ病に多い)


B、優秀なパターンは

「ああ。私は普通よりは
善人だと思っていたのに・・・

なんだ私の潜在意識は・・
煩悩だらけじゃないか!」


「私は今まで、いかにこれから
目をそらしてきたか!
私はとんでもない悪人である」

*これはメランコリー親和型の
定型うつ病の方は
すぐにこの境地に至ります。

=====================


今まで12年間、心理カウンセリング、
マインドフルネス指導の現場にいまして、
観察していますと、

「最速で鬱病・神経症が治っていく」のは
「Bの人」である。



*(一般的に、メランコリー親和型の
定型うつ病の人の方が、治るのが早いと言われるのは、
仏教学・心理学の視点からも言えると思います。
理論は後で述べます)


「Aの人」は治らないパターンか、
治るのが非常に遅い

心理療法に対し、
非常に抵抗性があります。


病院の薬物療法に対しても
批判的で、どんな療法も上手くいかない。

また病院遍歴・カウンセラー遍歴を
続けるのも、このタイプの人達です。


まさに
「善人なをもて往生をとぐ
いわんや悪人をや」




・・・さて、
「人間なら誰しもある煩悩」


あって当たり前。
私もあなたも聖者ではありません。

イエス様や
お釈迦様のような聖者は
煩悩はありませんが、


私達は俗人です。
具足煩悩の身。

煩悩があって当たり前。


正々堂々と腰を据えて
自身の煩悩(黒い心)と
向かい合おうじゃありませんか。


自身の中の煩悩を「自覚」しますと、
うつ病・神経症、生き辛さなど
治るのが早くなります。


例えば暗闇から

突然どこかからボールが飛んでくる。
そしてあなたの頭にボカン!と当たる。

人は想定外の事、
突然の出来事に遭遇しますと
パニックになります。

それが長期間続くと、心理学で言う
「学習性無力感」といって
無気力・うつ状態になります。


ですが、自身の潜在意識に
パッと明かりをともし

煩悩を自覚し、分かっていれば
あとは、さばくのが簡単です。


先ほどとは逆で、

明かりのついた空間で
ボールが飛んでくるのが分かっていれば

「スッとよけたり」
「バットで打ち返したり」
対応出来ますよね。

(当カウンセリングでは
心理学・脳科学的技術をお稽古します)


このシステムを
フロイトの精神分析学では
「無意識の意識化」ともいいます。

意識、無意識3

いつも煩悩が、

無意識でやっている事、
自覚出来ていない事を

マインドフルネス仏式瞑想を使い、
「自覚(意識化)」する。


脳科学的に言うならば

原始脳・感情脳(大脳辺縁系など)が
やっている事を

常に「前頭前野」(高次脳)で
チェック(検閲)出来ている状態。


前頭前野が
しっかりチェックしていますと

原始脳は「悪さ」が
出来なくなります。


もっと分かりやすくいいますと、

セコムやALSOKの
警備員さん(前頭前野など大脳新皮質)が
バッチリ見張っていますと

泥棒(原始脳:感情脳)が
悪さをしづらいのと同じです(笑)

脳はこんなシステムで
出来ております。



私達俗人は、今世では
煩悩を完全滅尽できません。

ですが、各個人
「うつ病・神経症が治るレベルまで」

煩悩の暴走を緩めるだけで
よいと思います。


私達俗人は、
マインドフルネス仏式瞑想を使い、

心の病・生き辛さが治り

一生を幸福に生きられれば
それでよいと思います。


心理学の観点から言って、

「自身の深層心理下に
ひた隠しにしている、
とんでもない煩悩を自覚する。
するとそれを処理しやすくなります」


~「善人なをもて往生をとぐ
いわんや悪人をや」~


悪人正機

「悪人」(と深層心理下の煩悩を、真に自覚している人)
こそが救われる。

「悪人こそ」が、心の病が治るのが
早いものかと思います。


私に限っては普通の人より・・
ほら。あの人よりも・・・
キレイに生きていると思う。。

という「善人」(偽善者)は
治るのが遅い。

*無意識の意識化が出来ない。
心理的トラップにハマりやすく、

また、モノのとらえ方の視野が狭くなる。
こういった人が、
謎の精神的不調に悩まされます。



あと変化球ですと、
自分はとんでもない悪人だ・・・と

言っている自分に酔っている人も
「善人(偽善)」 の部類に入ると思います。



深層心理では
「ほら。自分はこんなに謙虚で
慎み深いんだぞ」・・・と。

これを仏教学では
「卑下慢(ひげまん)」と言います。

卑下する慢心・
煩悩の一種です。



「善人なをもて往生をとぐ
いわんや悪人をや」


親鸞聖人のお言葉は

心理学の観点から言っても
うなずける事が多いと思います。



*この「悪人正機説」は、
様々な解釈があります。

本コラムは、あくまで一瞑想家、
一心理カウンセラーの個人的な解釈です。
あしからず。




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【2016/09/01 02:14】 | マインドフルネス「理論基礎講座」
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