マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「うつ病、メランコリー親和型について」
~メランコリー親和型は、
幸せな人生を送る事ができる~



心理学で言いますと、
持って生まれた「気質」

気質を基にして
後天的に身についた「性格・能力」

この3つを総じて
「パーソナリティ」(人格)といいます。


パーソナリティは
心理学習、心理トレーニングによって
変えられますが

元々持っている核の部分
「気質」は変えられません。


これを、うつ病で例えますと、

核となる(うつ的)気質は
変わらないが、

その周りを包む部分次第で
(後天的な学習・心理療法など)

うつ的気質のまま
「一生うつ病にならず」

普通の人より幸せな人生を
送る人もいるという事です。


*(例えば、うつ気質の人全員が全員、
うつ病になるか?といえば、そうでもないですね。
うつ病になる人もいれば、一生ならない人もいる)


今日はこのモデルに関するお話をいたします。
よろしくお願いします。


例えば、うつの代表格。
「メランコリー親和型」

これは説明するまでもなく
几帳面、真面目、頑張り屋、優しい、
周囲に気を使う(協調性を重んじる)・・・
などでおなじみですね。

メランコリー親和型・・・
こういった人格的特徴であるがゆえに

必要以上に疲れて
鬱病になるのですが・・


・・・でも、これって視点を変えてみますと
悪い事なんでしょうか?



まず、うつ的な気質に
生まれてしまった事実は
変える事は出来ません。


これを「悪い・いやだ」ととらえ、
どうしようもない事を、
一生後悔して生きていくか・・

この気質の良い面を前に出して
ポジティブに、朗らかに生きていくか・・・



「モノのとらえ方・見方」次第で
不幸な人生にもなるし、
幸せで恵まれた人生にもなるんですね。

*これを心理学では
「リフレーミング」といいます。


メランコリー親和型だからこそ
出来る事があるんです。

メランコリー親和型の
悪い面ばかりではなく
良い面も平等にみていく事です。


それを活かして生きていく事は
その人がこの世に生まれて、
社会貢献していく使命なんです。


人一倍、頑張り屋さんだからこそ
情熱的に仕事が出来るんです。
(たまに暴走して壊れますが・・)

几帳面で真面目だからこそ
きめ細やかな、
よい仕事が出来るんです。

周囲に気を使うからこそ
人が気付かないところに目が行き届き
お客様にココロ優しい、
良いサポートが出来るんです。


=================
「メランコリー親和型の人は
いい~~仕事します!」

=================

私はココロ優しい
メランコリー親和型の人好きです。



また、メランコリー親和型の人は
潜在意識下にマグマのような
「生のエネルギー」を持っています。

要はそのエネルギーの扱い方です。

意識、無意識3

そのエネルギーが
健全な方向へ向かえば

非常に素晴らしい人生を
送る事が出来ます。


そのエネルギーの
「向ける方向が分からなくなりますと」

マグマのようなエネルギーが
「自己破壊」に向かいます。
すると「うつ病」になります。


「私なんか生きていてもしょうがない・・・」
という発言はその典型ですね。

「死にたいは、
もっとよりよく生きたいの裏返し」



つまり
メランコリー親和型の人の
強烈な「生のエネルギー」を

心理療法でしっかりバランスをとれば
普通の人よりエネルギッシュな
人生を送る事ができますよ。



あと、メランコリー親和型の
ウィークポイント(弱点)も
しっかり把握、客観視しておくことです。

「やや思考の融通が利かない」
ところがありますので
心理療法でしっかりトレーニングしカバーします。


これさえしっかり出来れば・・

メランコリー親和型サイコーですね。
そうでないと出来ない仕事があります。


………………………………………………
「メランコリー親和型の人生は・・
実はラッキーなんですよ」

………………………………………………

あなたは恵まれた性格の持ち主。

大丈夫。胸を張って生きていきましょう





=========================
山中ショウセイのカウンセリング・心理療法について。
(マインドフルネス&森田療法)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html
=========================



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【2012/05/27 07:13】 | うつ気質(メランコリー親和型)の良いところ
トラックバック(0) |


ペコ
ショウセイ先生。こんにちは(^^)

私も
夢に向かって進んでいいでしょうか…
幸せになっていいでしょうか…

いいえ。私も
夢を叶えて
幸せになります!

いつもありがとうございますm(_ _)m

Re: ペコさんへ
ショウセイ
はい。幸せになっていいんです。
ペコさんは幸せになる権利があります。

精進を続けていきましょうi-260


ショコラ
このブログからいつも勇気もらってます!
ありがとうありがとうありがとう!

Re: ショコラさんへ
ショウセイ
いえいえ。こちらこそありがとうございます。
(文字ばかりのブログですみませんi-229)

ショコラさんがお幸せでありますようにi-260

承認待ちコメント
-


Re: まくいるそちとるさんへ
ショウセイ
いただいたオープンコメントに個人情報が入っておりましたので、
個人情報保護の観点から、非公開にさせていただきます。
ご了承くださいませ。

> 自分のくせが良く解りました。

はい。自身のウィークポイント(弱点)さえ、
しっかり客観視&管理できていれば
メランコリー親和型は、恵まれた才能溢るる性格です。

また、まくいるさんのような、お優しい方が
お仕事でお客様に素敵なサービスを提供できます。

そんなメランコリー親和型の人達に
私はエールを送ります。
応援してますよv-410




51才大切な職場に戻れない主婦
いい所を認めてもらう文章を見て涙がでました。

Re: 51才大切な・・・さんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

> いい所を認めてもらう文章を見て涙がでました。

うつ的な方は、自身の悪い面ばかり
グーッと凝視してしまうクセがあるかと思います。

良い面と悪い面は表裏一体。
視点をスッと変えてみると、
メランコリー親和型「ならでは」の良いところもあるものですよ。


ありがとう
なちこ
メランコリー症候群と検索してこのページにたどり着きました。
日常的に、自分の真面目さに苦しめられてつらいと感じています。
この記事しかまだ読んでいませんが、救われたような気持ちになりました。
他の記事も読ませていただきます。
ありがとう。

Re: なちこさんへ
ショウセイ
なちこさん。コメントありがとうございます。


> メランコリー症候群と検索してこのページにたどり着きました。

ご縁ですね。ありがとうございます。


> 日常的に、自分の真面目さに苦しめられてつらいと感じています。
> この記事しかまだ読んでいませんが、救われたような気持ちになりました。


自分の苦しいところ、辛いところは、
自分の長所になりえる可能性を秘めています。
コインの裏表です。
そこがなちこさんの、いいところかもしれませんよ。


> 他の記事も読ませていただきます。
> ありがとう。


当ブログは900ページ以上ありますので、大変かと思います。
ボチボチ読んでください。
何かヒントが見つかるといいですね(^^)


コメントを閉じる▲
~~~~~~~~~~~~~~~~~
『うつ「病」は治りますが
うつ「気質」は直らない』

~要は、うつ「病」に
ならなければよい~
~~~~~~~~~~~~~~~~~


について講話をいたします。
本日もよろしくお願いします。



うつ気質の代表格。

メランコリー親和型、執着気質、
また循環気質があります。

(循環気質は双極性障害:躁うつ病に多い。
循環気質や双極性障害のお話は
またいつかいたします)


*ちなみに最近、
新型うつ病と呼ばれる

ディスチミア親和型などは、
当心理相談所では
「うつ病とは別物」と区分けしております。

こちらは根っこの部分に、
パーソナリティ障害・教育の問題など
様々な問題が引っかかっております。

(厳密に言いますと、
これはうつ病ではありません)



さて、ノーマルタイプの
いわゆる「うつ気質」の
よくある特徴。

几帳面、親切で気遣い上手、
優しく内省的、

やや思考の融通が利かないが真面目、
粘着性の思考、
周囲の事を気にする・・・など


これらが、うつ病のベースとなる
いわゆるうつ気質の特徴ですが、

・・・でもこれって
悪い事なんでしょうか?


私には、こういった
気質の持ち主である

うつ病患者の皆様は、
非常に優秀な人に思えるのですが。


やや思考の融通が利かないが
(ここの部分は心理療法で
チューンナップできます)

菩薩のような素晴らしい人達です。


歴史上の偉人などは、

大抵こういった神経症的・
うつ的な気質を持っています。


ここの気質の所は
むしろ直さなくても
良いかと思います。

これを直そうとして

人生の貴重な時間を
無駄に浪費するより

むしろメランコリー親和型を
活かすこと
です。


メランコリー親和型の
「良い面」を前面に押し出して

社会に貢献していくことです。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
精神科医や
心理カウンセラーが「標的」とするのは、

うつ「病」であって、
うつ「気質」ではありません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


持って生まれた
気質(個性)は変わりません。


*後天的な学習や努力で、オプションがついたり
カスタムされたり、チューンナップされますが、
基本的な「気質自体」は変わりません。


ゆえに、うつ「病」は適切な
心理療法+薬物療法で治っていきますが
(ただし心理学的理論に適った努力が必要)

うつ「気質」は直りません。


==============
要は、そういった
「気質」を持っていても

うつ「病」に
ならなければ良いだけの事。

==============


そこの部分は
心理療法(訓練)を身につければ

解決する問題です。
何の問題もありません。



むしろ心理療法を
身につければ

そういった
基礎気質(うつ的な気質)に
感謝する時がやってきます。



まず執着(うつ)気質は

裏を返すと
天然の粘り強さ」です。

これは一般の人達は勝てない。


また天然の気遣いにより、
人が気が付かないところまで、
神経が行き届きます。


とても内省的ですので、
マインドフルネス仏式瞑想などに巡り会い、

潜在意識を開発していきますと、

素晴らしい才能を
開花させる人もいるでしょう。

*一般の人は、禅や仏式瞑想は
それほど真剣にやらないし、
やろうともしません。



几帳面な性格が、
人の心の「かゆいところ」に
サッと手が届きます。

とても親切でいい人です。

上記の理由で、
うつ気質サイコーですね。

非常に優秀です。
素晴らしい。



ただ、なんでもモノは加減で、
この気質が暴走しますと、

うつ「病」に発展しますので
心理療法で加減を調整します。


何度も言いますが、
けっしてこの気質自体が
悪いわけではなく

「世の人間のどんな気質」にも、
長所・短所はあります。

完璧なブッダや
キリストのような人は存在しません。


うつ気質は、
世の様々な気質タイプの
単なるカテゴリーの一種で、

この気質自体は
病気ではありません。



一般の「健常者」と
呼ばれている?人達も
変な人はたくさんいます。

そういった人達も
気質の短所が暴走すると、

過ちを犯したり
精神的な病気になりますね。


今回のコラム
全体を考察してみますと、

一体何をもって「健常」で
何をもって「心の病」か・・・
という事ですね。


どんな気質(個性)を持って
生まれてきても、

心理療法を使い、
朗らかに、幸せに生きられれば

結果オーライかと思いますよ






【2013/08/21 06:09】 | うつ気質(メランコリー親和型)の良いところ
トラックバック(0) |
当サイトでは以前から
「メランコリー親和型」の良い面も提唱しております。

*↓参考過去記事
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-77.html


これはよく鬱病で悪玉視されているのですが、
仏教哲学では、物事は「中道」

陰と陽の面を平等に観る事が
智慧ある視点です。


*仏教哲学では「見る」という字をあまり使わず、
「観る」という文字をよく使います。
「常に客観的に観察(俯瞰)している」ということです。


メランコリー親和型がうつ病になりやすい・・・など
世の中では悪く言われすぎているので
反対の「陽」も平等に観てバランスを取ります。

メランコリー親和型の「陰」の部分は
他のよくありがちな、心理系サイトを
ググってみてください(検索のこと)


当サイトは普通にググって書いてあることは
無駄なので書きません。

うつ病の皆さん、ありきたりな一般論
もう耳にタコが出来るほど聴いて知っているでしょう?


さて、うつ病気質の
得意技である「ネガティブ思考」

これは使い方によっては
病的な状態を脱する事ができる。


世の中のコテコテの
「ポジティブ!ポジティブ!前向きに!」のような
疲れる自己啓発セミナー

ポジティブ心理学という学問分野を
否定するわけではありませんが、
これも「モノは加減」

加減を超えると
「どんどん周りも自分の心もみえなくなる」



自分の心の「闇の部分を絶対悪」と勝手に決め込み
強引にポジティブな面に注視し、

自分の本当の心から目を背けようと
「悪い心理防衛」がかかってしまいます。
*(つまり臭い物にはフタをする
・・・でも臭い物は無くなった訳ではない)


*図で言うならば、こんな感じですね

意識、無意識2


結果、(心に爆弾を抱えている事にも全く気づかず)
全く自分をかえりみようとせず
ブレーキの壊れた戦車のように、どんどん前に進んでいく
「迷惑な善人」になる事もあります。

大抵こういった人は
何かしらの異常行動を起こします。

*カルト宗教やマルチ商法にハマって
おかしな勧誘している方に多い。

また職場で、会社に迷惑をかけても、
得体のしれないポジティブ思考により、なんとも思わない
「困った社員」皆様の職場にいませんか?


またこういった人は非常に視野が狭く
多角的、総合的な見解が出来ない。

客観的な視点(メタ認知)が出来ない
「困った脳」になってしまいます。

これらの事を心理学では
「ポリアンナ症候群」と言います。

一種の心理症状です。



対して、メランコリー親和型など
うつ病思考の得意技である「ネガティブ思考」
ポリアンナ症候群を予防します。

「自身の心」や「世の中の闇の部分」を
客観的によく把握していますので

暴走することはありませんし、
危険を上手に察知し回避できます。

会社にとって非常に有用な人材です。
会社のリスクヘッジに繋がります。
会社の守り神。

うつ病・神経症独特の常人ではマネできない
ネガティブなアンテナが役に立つ。



・・ただし、これも「モノは加減」
これもやりすぎると、闇の部分に「とらわれすぎ」
本当にうつ病になります。

森田療法マインドフルネスなど
仏教哲学系の心理療法・セラピーは
「よい加減・中道」「バランス」をとります。


・ポジティブな面ばかりみて逃避するのではなく
・ネガティブ面「だけ」観て落ち込むのではなく

両方の側面を平等に観て
客観的に観察しています。

これを仏教哲学(禅)では「平等性智」と言います。
(現代心理学では「メタ認知」)


人は両極端に振れると病気になります。

・ポジティブ病(ポリアンナ症候群)
・ネガティブ病(うつ病)

マインドフルネスや森田療法は、
両極端を離れた「良い湯加減」「中道」
バランスをとります。


また世の中によくある「単なる抽象論・理想論」
「机上の空論」ではなく、

日々の「心理学的・現実的、具体策(宿題)」を
出していきます。




最後にこんなお話をして締めくくります。


心理学の見解では
「持って生まれた気質(その人の心の基本性能)」は変わらない。

でもその気質を上手に活かし
「メランコリー親和型」でも「一生うつ病にならない人」が
いるのも現実。



また大抵、そういった人は
「メランコリー親和型のまま」「あるがまま」

悠々自適な人生を、満喫している方が多い。
「真の意味で」幸せな人かと思います。


十牛図10
*十牛図より(うつ病の真の回復とは?)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-27.html


森田療法やマインドフルネスは
従来型の「症状のみ」に焦点を当てる療法とは違い、
その人の人生全体を治療していきます。


ことわざで
「木をみて森をみず」という言葉があります。


「目の前の病んだ木ばかり見るのではなく、
なぜ全体(森)の中で、この木が病んでいるのかを観る」

(病院の薬物療法などで)症状を一時的に治したところで
全体の森が病んでいたら、人生の中で何度でも、
うつ病や神経症は再発・再燃しますよ。


*世の多くの「薬だけ出しておしまい、3分診察の病院」は、
うつ病の再発率の高さ、その背景にあるもの
客観的に分析出来ているでしょうか?そして「策」はありますか?



こんな視点の新しい「心理(精神)療法」が
森田療法やマインドフルネスです。

もちろん世の中のいわゆる心理療法が
悪いと言っている訳ではなく

自分に合った納得のいく心理療法を
選択するのがよいかと思います。



山中紹聖のカウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2014/02/05 12:08】 | うつ気質(メランコリー親和型)の良いところ
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てつ
今迄この性格を疎んでいましたが、先生の文章読んで泣きそうになりました。
同時にモノの見方を一辺倒にしている自分にも反省です。

Re: てつさんへ
ショウセイ
てつさん。コメントありがとうございます。

> 今迄この性格を疎んでいましたが、先生の文章読んで泣きそうになりました。
> 同時にモノの見方を一辺倒にしている自分にも反省です。

うつ気質・性格。
その素材を悪いと決めつけ、潰そうとしますと心の病になります。

しかし、その素材の良いところ「うまみ」をみつけ、
上手に活かし生きていきますと、うつ病者は
水を得た魚のようにイキイキしてまいります。

うつ的な人ほど、素晴らしい人生を送ることが出来ます。
「うつのまま」幸せになることが出来ます。
応援しております。



てつ
御返信有難う御座います。
近々にカウンセリング受けたいと思います。


Re: てつさんへ 2
ショウセイ
> 御返信有難う御座います。
> 近々にカウンセリング受けたいと思います。

いえいえ。こちらこそお返事ありがとうございます。
はい。お待ちしております。

コメントを閉じる▲
「メランコリー親和型の定型うつ病」


このメランコリー親和型の
いわゆるノーマルタイプのうつ病

言わずと知れた、
几帳面、責任感が強い、粘着性(執着性)がある、
やや思考の融通が利かず頭が固い・・・
などの特徴を持ちます。

*(ちなみに現代型(非定型)うつ病は、
これとほぼ真逆の特徴)


それゆえに焦燥感(焦り・イライラ)が出て
疲れ果てるのですが、

この生真面目タイプのうつ病の方々が、もう少し
ゆる~くなってもらうために

今日は仏教哲学や
心理学のお話をいたしましょう。


社会心理学で
有名な実験があります。

フランス心理学者、
リンゲルマンが唱えた理論で、
こんな理論があります。


長くなりますので、ざっくり話しますが、


=====================

例えば、
『今から綱引きをしましょう』


一人で思い切り綱を引っ張ると、
「100%の力」を発揮します。

ではその綱を、二人で引っ張りましょう。
すると個人個人の力が「93%」しか出さなくなる。

ではでは・・三人で引っ張りましょうか。
すると個人個人が「85%」の力しか出さなくなる。

・・・・

では「8人」になったらいかがか!?
なんと!個人個人が「48%」の力しか出さなくなる。


======================


これは、人は集団になると、

「社会的な手抜き」が起きますよ・・・と
使われる心理学的理論ですが、

几帳面・真面目な定型うつ病には、
この理論を逆手にとります。




仏道では「一即多 多即一」
という考え方があります。

簡単に言いますと、
私は「個」にみえるが、俯瞰して観ますと
「地球を構成する細胞の一つ。全体の一つ」である。

地球の循環物であり、
地球の塵のようなものです。


この視点になりますと、
私が私が・・という自我(エゴ)がいくら暴走しても、

「わたし」の思い通りにならない事が多い
ということがストンと落ちるかと思います。

どれだけ自我が肥大し、
ジャイアンのように「オレ様が!」と言っても

単なる地球のチリです。
オレ様の力は、地球(宇宙)の中では非常に微々たるもの。
「オレ様」の思い通りにならない事が多い。

この視点が
仏道の「無我」の一つのとらえ方です。



ちょっと話はそれましたが、

先ほどのリンゲルマンの理論で言いますと、
独り、私が私が・・・と、「自我や個」にこだわっていると、

几帳面なうつ気質の方は、職場などで
やらなくてもいい事に
100%の力を出して疲れ果てます。



メランコリー親和型でよくありがちな、
意味不明の責任感に疲れ果て、鬱になります。

よくありがちな、メランコリー親和型の
バーンアウト(燃え尽きてうつ状態)ですね。


しかし、地球を構成する循環物であり
地球のパズルの1ピースという視点になりますと

個人でなく全体になりますと・・
先ほどのリンゲルマンの理論のように、
「よい感じ」で手抜きが出来ます。

私が私が!が緩み、心にゆとりが出ます。




もちろんこういった理論を
頭の理屈で分かっているだけでは

実際、「うつ病の修羅場」が来た時、
あまり使えないかと思いますので

こういった理論を、マインドフルネス(行動療法)を使って
「身体レベルに染み込ませる事が必要」
なのは言うまでもない。

そうでないと、この理論が実際生きてこないからである。
これが実際、うつ病が治る行動療法です。



*ただし今日のお話は、
几帳面・真面目なメランコリー親和型や
神経質(神経症)の方、「限定の」考え方です。

*「うつ病のタイプ」によって理論は使い分ける事が大切。
現代型うつ病(非定型うつ病など)は、それほど几帳面ではありませんし、
それほど生真面目ではない事が多い。
古典的な定型うつ病とは「別物」と考えます。対応する理論も違います。



最後に話を締めくくりますと、
今日のリンゲルマンの理論は、社会でどちらかというと

「職場の手抜き防止のため」など
ネガティブにとらえる事もある理論ですが、

視点を変えると
「人を生かす理論」にもなるという事です。


メランコリー親和型(過剰な責任感、真面目、几帳面)の

定型(ノーマルタイプ)うつ病の方が、
楽になる考え方かと思います。


几帳面・真面目すぎる
メランコリー親和型「定型うつ病」の方は、
60%くらいの力で生きると楽になるかと思います。





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【2014/11/18 15:14】 | うつ気質(メランコリー親和型)の良いところ
トラックバック(0) |
まず心理学では、

①その人がもって生まれた「気質」
②そして後天的に身につけていく「スキル」

*(うつ病・神経症になり、当カウンセリングで
心理療法をお稽古し、身につけるのもスキルですね)


「気質」と「スキル」により
形成されていくのが③「性格」です。


「気質」+「スキル」+「性格」の
総和が 『あなた』(パーソナリティー) です。

(諸説あり)


気質は持って生まれたもの。
お父さん、お母さんからいただいたものであり
先天的なもの。

例えば、生まれたばかりの赤ちゃん。
誰に教わった訳でもないのに

十人十色の独特のクセや
行動パターンがあったりします。

これが気質(個性)です。


これは、ほぼ一生モノです。

----------------------------------------
「これは治らないし、
治す必要はありません」
----------------------------------------

例えば、うつ的・神経症的な
気質を持っていると

「うつ病・神経症になりやすい」と
言われていますが、

ですが・・・
こういった気質を持っている人


「全員が全員、
うつ病・神経症になっていますか?」

答えはNOですね。



そういった気質を持っていても
普通にハッピーに生活している人
いくらでもいます。

そういった気質があっても
後天的なスキルと性格により
心の病にならずに、一生を送る事は可能。


・・・いや。むしろ、
うつ・神経症的気質を持っている人は
「職人的な方が多く」優秀な人が多い。


*歴史上の偉人も、
うつ・神経症的な方が多いですね。

別に偉人でなくても、
会社などで「デキル人」って

よく観察していると、
神経症(質)的な方が多いかと思います。

そういった人達は独特の感性や
鋭い観察眼を持っています。


一つ例を挙げると、
天才落語家の桂枝雀 師匠は
うつ病で有名ですね。

それゆえの観察眼であり、
天才的な話芸なんです。

枝雀師匠を尊敬しています。



私は約12年、様々な
うつ・神経症の方と面談していますが、

「時間はきちんと守る、約束はきちんと守る、
真面目、几帳面、頑張り屋、義に熱い、
礼儀正しく、挨拶もきちんとできる、
思いやりがあり・・・それゆえに傷つきやすい」

「模範的な社会人」が多い。


わたしは、そんなきちんとした
うつ・神経症的な人
(特にメランコリー親和型の人)は大好きです。

とても魅力的な人間です。


*(ただし新型(現代型)うつの人は、
上記と真逆の特徴。
新型うつ病は、うつ「病」ではなく、
自己愛性・回避性などの人格障害に近い)



話を戻します。

冒頭の図でいいますと、
①気質は
「治らないし、治す必要が無い」


昔、誤ったうつ病論
「頑張らない説」が
流行っていた時代がありました。

(最近は精神医学・心理臨床の世界でも
論調が変わってきており「うつ病=頑張らない」を
言っている人は少なくなりましたが)


このうつ病「頑張らない説」は
余計悪化する可能性があります。

その理由を
2つに分けて説明します。


「まず一つ目」

うつ病、発症したての
急性期(数週間~1ヶ月くらい)は
本当に頑張らず、お薬を飲み休養です。


しかし問題は、
数ヵ月~数年・数十年・・・

抗うつ薬を大量に飲み続け
一日中布団で寝ていて、

「頑張らない!」
「頑張っちゃダメなんだ!」・・・と


まるでカルト宗教にでも洗脳されたように

マスコミや精神科の言う事を
鵜呑みにして


治るうつ病が
長期化・難治化してしまっている

人達が多いと思います。

(これは昨今の社会問題です)

*またこれに、全く無関心で
「何の問題意識も持たない」
多くの精神科医も、いかがなものかと思います。


『いつになったら
社会復帰するんでしょうか?』


うつ病「回復期(中~後期)」になりましたら、

*(具体的な日にちの定義はありませんが、
発症から数ヵ月くらいして
薬物療法でだいぶ落ち着いた状態。
詳しくは当ブログやメルマガに書いてあります)


・心理カウンセラーが行う「心理療法」

・自治体・NPOなどが行っている
「社会復帰プログラムなど(SSTなど)」

--------------------------------------
参加し 「少し頑張らないと」
--------------------------------------

いつまで経っても、抗うつ薬を飲んで
「頑張らず」寝ている状態ですよ。


*何度も言いますが、これを指導せず
患者を何年・何十年、薬漬けにして、
知らんふりして馬耳東風。

そういった多くの精神科医も
いかがなものかと思います。

(精神科医はあてにならないので、
自分で気付くことです。自分の身は自分で守る)


(ただ誤解の無いように、
中には素晴らしい精神科医もいると思います)


これが「うつ病=頑張らない説」が

うつ病を悪化(長期化・難治化)
させてしまう
点の一つ目。


次に「二つ目」の説明をします。


うつ・神経症(質)的な方は
(特にメランコリー親和型や執着気質)

元々「頑張り屋さん」の
気質(脳のシステム)を持っています。


その人たちに
「頑張っちゃダメ!」
「頑張らない!頑張らない!」と
抑えつけ、強要すると、


例えていうならば、

魚に泳ぐな!と言っているようなもの。
鳥に飛ぶな!と言っているようなもの。
犬に走るな!動き回るな!と言っているようなもの。

お魚さんも、鳥さんも、ワンちゃんも、
自由を奪われ鬱病になります。

(ちなみに、最近の研究では魚も
鬱病になる事が分かっております)


元々頑張り屋さんの気質を持っている
うつ病や神経症の人達に
「頑張らないで!」という事は

魚に泳ぐな!
鳥に飛ぶな!と
言っているようなものです。


私自身、精神科通院歴豊富、
元ベテランうつ病・
神経症患者の視点から言って

「うつ病=頑張らない」は
非常におかしな発想です。


この「鬱病=頑張らない」を、
マスコミと精神科・製〇会社が結託し、
流行らせた背景は

様々な「大人の事情・コゲ臭い香り」がしますね。
(ブログには書けませんが)

またその情報を「鵜呑みにして」
踊らされている人達が
多いのではないかと思います。


何年・何十年・・・
抗うつ薬を飲み続け治らない方々は

心理学で言う「リフレーミング」をします。
(発想の転換・視点を変えてみます)


「うつ病=頑張らない」ではなく、

「うつ病=頑張り屋の気質を活かす。
チューンナップする」


という発想にチェンジします。


鳥は、やはり大空を悠々と飛び、
魚は水の中をスイスイ泳ぐ。


これは「自然の摂理」です。


森田療法では
こんな考え方があります。

==================
「神経症が治るという事は
神経症(質)を活かすことである」

==================


うつ病が治るという事は
うつ気質を活かす事です。

頑張る事。
大いに結構じゃないですか。


それは持って生まれた
気質的なものなので
消そうにも消えないものです。

(逆に消すのは不自然ですよ)


うつ気質の頑張りを
抑えつけるという事は、

鳥から羽を
もぎ取るのと同じ酷なこと。

自由を奪われた鳥は
うつ病になります。



ただし、
頑張るのはよいのですが

「頑張り方を心理学・
脳科学的にチューンナップ」
する
必要があります。


私も患者時代そうでしたが、

うつ的な方は、
変なこだわりから意味不明な頑張り・

効率の悪い頑張り・
仕事の段取りの悪い頑張りを
してしまう事があります。
(そして燃え尽きる・・)


ゆえに当カウンセリングでは

マインドフルネス仏式瞑想・森田療法や
脳科学・心理学的なトレーニングを行い


効率の良い・段取りの良い頑張り、

そして、「意味不明な
こだわり(妄想)への執着」を緩め、

「脳の情報処理をしやすくします」


これにより、
うつ病・神経症がよくなるどころか、
日常業務もサクサク進むようになり、

それにより、会社での業績が
上がる事もあります。

すると上司から褒められたりしますので、
毎日楽しくなっていきます。


まるでウィンドウズ95
(ダイヤル回線:懐かしい・・)から

ウィンドウズ10(光回線)に
バージョンアップしたような毎日になります。

*(脳・こころの適切な
情報処理の仕方を身につけると、
パーッと世界が明るくなります)

*(ただし身につけるのに
努力が必要なのは言うまでもありません)


うつ病のとらえ方も21世紀に入り、
「イノベーション」を起こす時が来ました。

さぁ、もう「うつ病=頑張らない」という
何の解決にもならない
人を不幸にする思想を捨てる時がきました。


「うつ病=頑張らない」ではなく

『うつ病=元々持っている「頑張り」を、
社会に適応、貢献できるよう工夫する・
活かす・チューンナップする』


という時代に変わりました。


うつ病・神経症患者の皆様は
立ち上がりましょう。

もう精神科のいいなりになって、
薬をズルズル飲み続ける時代は終わった。


社会にイノベーションを起こすのは
うつ・神経症(質)気質の人達である。


==================
神経症(うつ)が治るという事は、
神経症(うつ)的気質を活かす事である


(森田療法のことば)
==================


いつしか心理療法で
うつ病・神経症を克服した時、

うつ・神経症(質)的な気質を
「誇らしく」思える日が来るでしょう。



最後に禅の言葉で
本日のお話を締めくくりたいと思います。

「一切衆生悉有仏性」
(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう:禅の言葉)


人それぞれ、様々な
持って生まれた「気質」があります。

気質は、たとえるならば
「ほとけさま」


あなたの「ほとけさま」を
活かして生きる事が
最大の社会貢献です。


ほとけは
あなたの心の中にいます。

あなたは
どんな「ほとけさま」がいますか?



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【2016/03/15 00:34】 | うつ気質(メランコリー親和型)の良いところ
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