マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「マインドフルネス禅問答」


禅問答の中にある
「放下著(ほうげじゃく)」
少しアレンジしお話します。

*原典がお好きな方は
趙州録(じょうしゅうろく)をご覧ください。


=====================

ある僧が

「我(が)を捨てろと言うから
マインドフルネス(瞑想)を実践し我を捨てました。
一切を捨て尽くし、何も持っていません。
ですが、まだ鬱的症状は良くなりません・・
私はどうすればいいのでしょう?」


和尚、

「放下著!(捨ててしまえ)」




「ちょっ・・
捨ててしまえと言っても、もう何も持っていません。
何を捨てるのですか?」


和尚、

「その捨てるべき何もないというものを
捨てるのだ」


=====================


*この僧のように
自分は「我(が)を捨てた」「悟った」とか
言う人は一番怪しいですね。。

ま、和尚に一喝された訳ですが・・・



我々一般人は修行僧のように
「無我」まで行かなくていいですけど・・


うつ病、神経症が良くなるという事は

うつ病独特の
「おかしな心のルール」を捨てる事です。

うつ病・神経症的な方は
思考の融通が利かないケースが多いんです。


うつ病、神経症は、
その「おかしな心のルール」に縛られ
一日を無駄に過ごします。

そして
勝手に疲れ果て鬱がひどくなります。


さらに
自分の「おかしな心のルール」で
他人をも縛ろうとします。


思い通りにならず
さらに疲れ果てます。

毎日
「はぁぁ・・」と深いため息・・・

本当に疲れる性格である。



マインドフルネスの訓練でも
クライエントさんが「良くならない・・」と言う時は

「捨てましょう。心の病になってまで、
そのおかしな我(プライド・自己愛)は必要なんですか?」



我(が)にしがみついていると
いつまで経っても苦しいですよ。

それがお好きでしたら止めません。

我にグーッとしがみついていてください。
鬱病がどんどんひどくなりますので。
実験してみてください。



無我まで行かなくていいですが
我(が)を少し緩める
生きるのが楽になります。


マインドフルネスの訓練は
我(が)「おかしな心のルール」
を緩める訓練です。


毎日、淡々と続ける事です。

すると
毎日朗らかに生きる事が出来ます。





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【2011/07/20 08:18】 | マインドフルネス禅問答
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むか~しむかしのこと・・

中国の梁の国に、武帝という
それはそれは偉~い人がいました。

そのお方は仏教が好きで
寺院の建立やお布施などたくさんしてきました。


そこへ、インドから
達磨(だるま)さんがやってきました。
(達磨大師、禅宗の開祖)



武帝:「おお。あなたは高名な僧と聞く。
私は今まで多くの寺院、仏像を建立してきたし、
チョーたくさんのお布施、写経もしてきました。
ねぇねぇ達磨さん。わたしゃどれだけの功徳がありますかね?」

達磨:「無功徳・・」

武帝:「ちょっ・・
これだけのことしたんですよ!功徳があるはずでは!?」

達磨:「無功徳!!」

武帝:「じゃあさ!功徳ってなんやねん!?」

達磨:「廓然無聖!(かくねんむしょう)」



・・・と言って
達磨さんは、とっとと帰っていっちゃいました。。


これは有名な禅問答ですが、
現代風にちょっと崩して書きました。


さて、この武帝さんみたいな人
現代でも結構いますね。

これ見よがしに「善い事?」をしたり・・

「功徳にとらわれ」非常に汚れた心で
ボランティアをしていたり・・


それを達磨さんは
「無功徳!」と喝破しました。

・・で、本当の功徳は
廓然無聖(かくねんむしょう)だぜ。。と・・・

*廓然無聖とは
「とらわれ」なき、カラリと晴れた青空のような心。
そこには聖も俗もない・・・


私達の世界でも
まるでキリストにでもなったかのように
「善行・・という名の偽善」をしている方。

もちろん私達人間は神ではないので
完璧な人などいません。

誰しも心の奥底に「悪なる心」「偽善なる心」はあります。
逆に言いますと、あっていいんです。
善と悪が一体で人間です。

ただ自分の中の「悪なる心(煩悩)」
直視する勇気はありますか・・?
「悪なる心」に客観的に気付いているか・・がポイントです。


自分の中の
「偽善心、悪、しょーもない心」に客観的に気付いていて
「善行」をしている人は、本当の「善行」です。

自分の中の偽善心、悪なる心に全く気付かず
見ようとせず、
キリストのように振舞っている方。
これを偽りの善人「偽善者」といいます。


そういった人は暴走します。
カルト団体で正義の名のもと暴力を振るったり・・
正義の名のもと悪事をはたらく・・

世の中で一番タチが悪い人達です。


また、当カウンセリングで、仏式瞑想を勉強し
これ見よがしに瞑想してみせる人。

これは「無功徳」です。


早く効果(功徳)がほしいほしい!という人。

これも「無功徳」です。


会社で人が見ている時に
わざと、これ見よがしに善い事?をする人。

これも「無功徳」


などなど・・

こういった「武帝さんみたいな人」
心の病から回復する事はありません。


仏式瞑想は独りでこっそり・・
誰も見ていないところで行うのが本当の瞑想です。

(自分の心の成長のために行うもの)

そして、本当の事を言うと、

心の病からの回復・・・を『放棄』して瞑想した時、
逆に「心の病からメキメキ回復を始めます」


おかしな「とらわれ」が無くなるからです。


初級のうちは
回復したい!の一心でもOKですが・・

・・でも心の病から回復しかけた時、
上記の事が理解できてきます。


自殺念慮、絶望感、おかしなプライド・・
逆に、自信、幸福、希望・・・
全ては(くう)」だと。

マインドフルネス仏式瞑想で
心の病から回復しますと皆・・

「聖なるおっさん」になります。
↓(十牛図の10番目:真の目覚め・・)
十牛図10
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-27.html

「聖者ぶった偉そうな人」になるのではなく、
そこらへんにいる「感じのいいおっさん」になります(笑)

・・・ですが
実は、このおっさんが超カッコイイんですね。
大丈夫。コツコツ続ければ誰でも、おっさんになれます


仏式瞑想は
「聖なる凡人」になること。



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【2012/07/18 00:11】 | マインドフルネス禅問答
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むか~しむかし
中国は唐の時代・・

南岳懐譲(なんがくえじょう)という
偉~いお坊様がいたそうな。

あるとき馬祖(ばそ)という若い修行者が
猛烈に坐禅をしている・・と聞きました。

懐譲さんは行ってみて
一生懸命、坐禅をしている馬祖にこう声をかけました。



懐譲:「チミはなんで坐禅をしてるん?」

馬祖:「仏になるためだ!」

といいました。


そこで懐譲さんは、瓦を拾ってきて
石でゴシゴシ磨きはじめました。

ずーっと止めないので
馬祖は、そろそろツッコミが必要か・・と思い、
タイミングをみてツッコミを入れました。


馬祖:「ちょっ・・何してるの??」

懐譲:「磨いて鏡にしようとしてるんにゃ」

馬祖:「瓦を磨いても鏡にはならないよ・・」

懐譲:「それが分かっているなら、
坐禅をしたら仏になるのかね?」



・・・まだ少し話は続きますがこの辺で。
(原典は漢文で分かりにくいので、
現代風に崩して書きました。あしからず・・)



坐禅をすると
スーパーマン(仏)になると
勘違いされている方が多いんですね。

『しかし俗世に生きる煩悩多き私達(瓦)は
いくら磨いても神仏(鏡)にはなれません』



じゃ、仏式瞑想は何をしてるのかというと
潜在意識の中のキレイな力を出している場所・・
(それを仏と言ってもいいし、心理学で言うならばセルフ)
に出会う事なんですね。


・・・そして「その力」は
うつ病で沈んだ心、
神経症・不安障害で過敏になった心の
バランス調整をかけます。

「中道」に持っていきます。

心の自然治癒力(ホメオスタシス)と言ってもいいです。


『本来、私達は
心の病は自分で治す力を持っています』



例えば
今まで薬を飲んでも、様々な心理療法をやっても
全く回復しなかった方が

当カウンセリングで数カ月・・・
「何か」に気付いた時、不思議な力で満たされて
回復し巣立って行かれた方々。

・・それが心の自然治癒力です。



(ただ、その力を引き出せるようになるまで
潜在意識の抵抗にあいます。日々怠らず仏式瞑想をすることです)

*今回、友人の臨済宗のお坊様。
永正寺の副住職、建岳さんが十牛図というイラストで
分かりやすく説明されています。

http://eishojikengaku.blog33.fc2.com/blog-entry-252.html



「マインドフルネス仏式瞑想」や「古来の坐禅」は
その誰しも持っている「潜在意識の自然治癒力」を引き出すもの。
意識、無意識

仏式瞑想や坐禅は
潜在意識の「不染汚(ふぜんな)」なる場所に出会う方法論です。




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【2012/07/22 04:10】 | マインドフルネス禅問答
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山田です
こんにちは。
ものすご~くわかりやすいお話ですね。
勉強になりました。

>『本来、私達は
心の病は自分で治す力を持っています』。
>「何か」に気付いた時、不思議な力で満たされて回復し・・・・

本当におっしゃる通りかと存じます。

「継続は力なり・・・」
続けることで、いつの日か希望の光がみえますから、やはり気長に訓練することが大切ですね!

日々 精進していきたいと、改めて思いました。
ありがとうございます。



Re: 山田さんへ
ショウセイ
こんにちは。コメントありがとうございます。

> 「継続は力なり・・・」
> 続けることで、いつの日か希望の光がみえますから、やはり気長に訓練することが大切ですね!

そうですね。
止める事が無ければ、遅かれ早かれ
誰しもゴールにたどり着けますからね。

心の病は短期決戦ではなく
気長に構えますと、かえってそちらの方が回復が早いものです。

それではお互い精進していきましょうi-260

Re: 白ネギChopinさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

いただいたコメントにメールアドレスが出てしまいますので、
オンライン上、個人情報保護のため削除させていただきます。
ご了承くださいませ。

後ほどメールいたします。

Re: Chopinさんへ
ショウセイ
こんにちは。
またまたオープンコメントにメールアドレスが入っておりましたので、
オンライン上、個人情報保護・トラブル防止のため削除させていただきます。
すみません(合掌)

> あんなに丁寧に僕の頭デッカチな戯れ言に 答えていただいて正直感激しました!
> そうですね 実践して行かないと分かりませんよね!

いえいえ。Chopinさんは「生きる」ということを真摯に考えている、
大変素晴らしい人かと思います。

> 山中さんのブログは最初から少しづつノートに書いて勉強してます!今は仕事を続けれる事が精一杯でゆっくり理解していきます また自分で理解して疑問など有りましたら 厚かましいですがお答えしていただけたら本当にありがたいと思います!

はい。オープンコメントには
メールアドレスなど個人情報は入れないようにお願いいたします。

回復したての寛解期は、気をつけないと再発する可能性がありますから、
無理のないようにボチボチいきましょうi-260

> ただ感謝を伝えたかっただけです山中さんが幸せでありますように祈ります!
> 本当にありがとうございました!

いえいえ。こちらこそありがとうございました。
Chopinさんがお幸せでありますように。

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今日は前回の
墨蹟(ぼくせき:禅僧の字)について解説いたします。

円相

ちなみにこの字は
「これ食うて、茶のめ」また「謎の〇」・・・


・・これは一体何なのでしょうか?

一般的には、この「〇」を悟りの境地に見立てて
この「悟り」というものにも「とらわれず」

悟りとやらを丸い餅に見立てて
「茶を飲みながら食べてしまえ」というものです。

もちろん、この解釈でもよいかと思います。


人は「悟り」といえば「悟りにとらわれ」
あの髪型が流行ると言えば、みんな「あの髪型にとらわれ」、
今年はあの色が流行ると言えば、みんな「あの色にとらわれ」、
「心の病の回復」といえば「心の病の回復にとらわれ」・・

「とらわれ」ばかり。
実はその「とらわれ」こそが苦しみの元なんですけどね。



今日は、この書画を仏式瞑想家の視点から
少し違った角度で解説いたします。


元々、禅というものは「北伝仏教」で育まれたもの。

北伝仏教とは、チベット、中国、朝鮮半島、日本へと伝わった仏教。
北へ伝播するうちに、その「土地土地の土着宗教」と混ざり合い、
6世紀ごろ日本に伝わったもの。

オリジナルの仏教からかけ離れた
いわゆる「新興仏教」です。


一方、南の暖かい国に今でも現存する
お釈迦様が説いた直説を、歪曲することなく
当時のまま保存している原始仏教
(または上座部仏教:精神医学ではマインドフルネスといいます)

こちらの瞑想を日々実践している人で、
5年・・10年・・・20年・・実践している人は
ご存知かと思います。

上記の画像の「〇」は、

そう。「アレ」です・・・


ちなみに当カウンセリングは、あくまで
「心の病」や「一般人の心のトラブル」を解消するものですので
この部分には、あえて触れておりません。

なぜならば、この部分を強調してしまいますと
一般の方々は、オカルトやスピリチュアル?に
走ってしまう危険性があるからです。

この部分は、心の病の解消とあまり関係がありません。
*ですが、上級者には指導することもあります。


はい。少し脱線しましたが「アレ」とは、
当カウンセリングの2時限目に行う技法で、

その方法を、もう少し上級者向けにしたものを
しっかり行っていますと、

極度に集中が高まった時に・・・

光の

鼻の先、数十センチ向こうに現れます。
(ガスの輪っかみたいに見える人もいます)


「禅よりも歴史が古い」、古代の経典によりますと
その〇は「ニミッタ」といいます。

ニミッタとは、正確に集中型の瞑想が進んでいますと
ある時、その光の「〇」がサインとして現れます。

まさに、禅僧の書画によくみられる
「〇」です!


*ニミッタが現れたからといって、心の病が治るものでもない。
ですので、無駄なものは基本的に触れません。
「一点集中型の仏式瞑想」は、心理臨床の立場から言って
心の病にあまり向いていません。


ただ、その不思議な光景に「とらわれて」しまい
「神仏が降臨した!」や「高級霊が現れた!」など
おかしなオカルトやスピリチュアルに、
走ってしまう輩が多々みえます。

せっかく瞑想が順調に進んでいるのに
「全てが台無し」です。

その光の〇は、別に神でもなく仏でもなく
「単なる脳が作り出したイリュージョン」なんですけどね・・・


古代仏教(原始仏教)では
「あれだけニミッタに執着しないように!」と

お釈迦様が、あれだけ口を酸っぱくして言っているのに、
「執着しオカルトに行ってしまう方がいるんですね・・」

とらわれや執着から離れるために瞑想をしているのに、
執着が深くなってしまっては、本末転倒です。

いつの世も、本当に人はオカルトが好きなんですねぇ・・


はい。長くなってしまいました。

今日のお話は、何が言いたかったかと言いますと、
何年も瞑想し、もしその「光輝くニミッタ」が現れても

その丸いニミッタを、餅に見立てて
「これ食ふて、茶のめ」


そんなもの
ありがたがらず、茶を飲みながら食べちゃってください



何度も言いますが、
うつ病・神経症など心の病の方。

また、私達世俗の一般人は
「一点集中型瞑想は、あまり向きません」
日常生活、社会生活の中で実践的ではありません。

「マインドフルネス仏式瞑想」をオススメいたします。


もちろん出家し、世俗から離れた生活をしている人は
今日のお話の、集中型瞑想の方がよいかと思います。


どちらのタイプの仏式瞑想が優秀とかではなく、
「山の登り口」の違いです。

登り口の違いだけで、
「たどり着く山の頂上は同じ」



*今日のお話は、一瞑想家の個人的見解です。
上記の書画の解説は、様々な説があるかと思います。
自分に一番合った説を参考にし、検証し、
選択してくだされば幸いかと思います。

*また当カウンセリングは仏式瞑想の事を
広く世間に認知されていますので
「ひとくくりに禅」という名称を「便宜上」使うこともあります。
あしからず(合掌)



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【2012/10/31 17:56】 | マインドフルネス禅問答
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Re: 鍵コメントNさんへ
ショウセイ
> 先生おはようございます。
> お久しぶりでございます。

はい。こんにちはi-179
お久しぶりです。

拝見いたしました。彼氏さんとの事、お察しいたします。

> 昨日は心がくたびれました。
> 今朝も食欲がなく、私の出来が悪いのだから、言われて成長するのだから、と自分に何度も言い聞かすように過ごしていましたが、先生のコメントを見て、
> ちょいと待てよ。
> 指摘されたことと嫌な思いをしたことは分けないといけない。
> 指摘されたことは考えを改め直して行く。
> 嫌な思いをしたことは、コーヒー飲みながらそれとして見ています。
> そういうことなんですかね?

素晴らしいですね。非常に仏教的な解釈ですね。
もし、指摘されたことが「客観的事実」であるならば、
淡々と修正していきます。

そこに過剰に「感情や想い」を入れますと、
人は脳内で、勝手に自分の都合の良いように編集してしまい
「事実誤認」「認知の歪み」が生じます。

さらに、その脳内で捏造したものに「執着」しますと
自分にも彼氏にもトラブルを招きます。

> 嫌な思いをコーヒーのあて菓子のようにパクッと食べちゃえばいいのですかね?

嫌な想いのほとんどが、思考で捏造したものですので
執着するほど価値はありません。

私でしたら、チーズケーキ、
またはモンブランケーキのように食べてしまいますi-277i-269

> とらわれない心。自由な心。

素晴らしいですね。
とらわれなく、自由な優しい心で生きていきたいですね(合掌)

それではまた。
寒くなってきましたので、風邪ひかないよう気を付けてくださいねi-260


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「うつ病など心の病について」
~うつ病式、禅問答~


「うつ病=絶対頑張らない・・」ではなく、
心理学的に理に適った方法で、適度に頑張りますと
治っていきます。


マスコミが作り上げてしまった
「うつ病=頑張らない神話?」を鵜呑みにするのではなく
一度疑って検証してみましょう。


今日は、こんな禅問答(思考の宿題)を
提示します。
自分自身に問いかけてみてください(合掌)


・本当に「頑張らなければ」治るのでしょうか?

うつ病が頑張らなくて治るのであれば、
何年、何十年・・「本当に頑張らず」引きこもっている人が
治らないのは何故でしょうか?(むしろ、余計悪くなっている)

・本当に何の策も打たず、
薬をズルズル飲み続けると治るのでしょうか?

もしそうであるならば、
何年何十年・・抗うつ薬を飲み続けている人達が
現実問題、治っていない人が多いのは何故でしょうか?



こういった視点や発想を
心理学では「クリティカルシンキング」といいます。


これらの投げかけに

A、「なるほど!」とインスピレーションが起きる方は治ります。


逆に、
B、「そうは言っても、主治医が頑張らず、
ずっと薬を飲み続けなさい」って言ってたから・・・


という他力本願的発想の人は、ズルズルと
5年・・10年・・・20年・・薬を飲み続けます。
(それだけの期間、精神薬を飲み続けた時の
脳に与えるダメージを考えてみましょう)

*私も鬱病患者時代、言われるがまま、何の疑いもなく、
ズルズルと5年薬を飲み続けました・・・反省

*ただし、急性期・回復期は薬は必要。
↓(詳しくは)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-531.html


うつ病の根治率が非常に低いのは、
「B」の方たちが圧倒的に多いからです。

うつ病から劇的に回復され
バリバリ社会復帰される方と
そうでない方の決定的な違いはここです。


うつ病は
少し「へそ曲がり」の方が回復は早い。


素直でまっすぐの方は、
「純粋に?」薬を飲み続け・・治らない。


治療に行き詰まりを感じていましたら、
少し「へそを曲げてみて」
違った角度から、今の問題をみてみましょう。


答えは案外見つかるものです。

これを心理学では
「リフレーミング」といいます。


一緒に「へそを曲げて」みませんか?


当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2012/12/02 20:04】 | マインドフルネス禅問答
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「拈華微笑」(ねんげみしょう)
~素敵な笑顔が出来る人~


*今日は、読者(元クライエントさん)から
禅問答解説のリクエストがありましたので
かなり放置してあったカテゴリー
「マインドフルネス禅問答」を追記します。


拈華微笑とはこんなお話です。

(分かりやすいように、
若干脚色しますがご了承ください)

----------------------------------------

今日は、お釈迦様の
大切な説法があると
たくさんの人が集まりました。

しかし、お釈迦様は黙って
ただ、スッとお花を掲げました。
(ひねったとも伝えられています)


シーン・・

・・・・


「え!?」


多くのお弟子さん達は、

「!?」

意味がサッパリ分からない。


また頭のよいお弟子さんは、

(文系のお弟子さん)
「きっとお釈迦様の事だから、何か
哲学的な意味が込められているに違いない。
うーん。どんな意味なんだ。分からない!」


(理系のお弟子さんは)
「花を掲げた時の、腕の角度や力点、秒数に
意味が隠されているのか!?
それを方程式にするとY=〇△・・・」


(猜疑心が強く、疑り深いお弟子さんは)
「はは~ん。私達を試しているのだな・・」

「遠いところわざわざ来たのに
一体これが何の意味があるのか??」

「これは何かの暗示をかけて、
私達を騙そうとしているのか・・・?
何か裏があるに違いない・・」


などなど・・

・・・・


しかし、多くのお弟子さんの中で
摩訶迦葉(マハーカッサパ)だけは
スッと微笑みました。



お釈迦様はカッサパが
仏道の全てをマスターしたと
瞬時に判断されました。

(お釈迦様亡き後の
僧団(サンガ)はカッサパが継ぎました)


------------------------------------------

(これは原始仏教
ではなく大乗仏教説ですが)

禅宗(主に臨済宗)の禅問答で、
よく使われるお話です。


皆様もこの禅問答の
意味を考えてみましょう。

カッサパさんの微笑み・・
これなんだと思いますか?


禅問答で正しい答えはありませんが、
あくまで私流の解釈をしてみます。


私のお仕事の事で恐縮ですが、

仏教瞑想のお稽古を
観察していますと、
様々な方がみえます。


ただ身体の感覚を観察する・・・

これだけのお仕事なのに、


感覚をどうすればよいのか、
どのように呼吸すればいいのか?
何秒なのか?

どれだけやればいいのか・・?
足の角度は何度か?

などなど・・妄想だらけ。


こういった理屈ばっかりの
「頭のいい人」は、

最終的に
「これやって何になるのか?」という
結論に帰結してしまいます。

こういった人は何年やっても
何の効果もないですし、
うつ病・神経症もよくならないでしょう。


またこういったパターンの人は、
会社でもこういったノリの仕事ですから、

やがて会社の仕事も
「これやって何になるのか?」という結論になり、
ヤル気が無くなりうつ病になります。

(特に「現代型うつ病」は
この典型かと思います)


逆に、うつ病・神経症が
最速で良くなる方は

当お稽古でお勉強した作法を使い、
「ただ」感覚を純粋に感じる。

「単なる感覚をただ純粋観察」
それだけ。

簡単なお仕事を簡単にこなす。
ただそれだけ。


複雑に絡まった
タコ足電線コード。

要らないコードを全て撤去し、
スッと一本の
本当に必要なコードにします。


数ヵ月もすると、
理屈ばっかりの「頭のいい人」より
頭がよくなる。



話はそれましたが、
拈華微笑のカッサパさんは

お釈迦様が、お花を掲げたら、
ただスッと自然な微笑み。


街でお店で、地域で
スッと自然な
屈託(くったく)のない
微笑みされる人いませんか?


悟りってね。
別に天才的なスーパーマンになる事じゃなく

「自然に明るく、朗らかな優しい人になること」を
言うんですよ。

当講義では
「聖なる凡人」と定義しております。

↓(参考テキスト)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-27.html



女の子も
彼氏から花や指輪をプレゼントされたら

「(心の中で)フンっ。
こんな安そうなものを・・」と

ツンデレになるのではなく、


スッと自然な微笑みが出来ますと
とても魅力的な
女性になるかもしれませんね。

彼とのデートで
心理学実験してみてください。

「非言語」は「言語」を超える。
彼のハート(潜在意識)に直撃します。



で、今日のお話をまとめますと

この拈華微笑で言いたかった事は、
最終的には、その人の「非言語の部分」

ここにその人の「本当」がでます。
言葉はいくらでもごまかせますが、
非言語はごまかせない。

*心理学ではノンバーバルコミュニケーションと言います。


お釈迦様は、理屈ばかりの弟子たちの中で
カッサパの微笑みに「本当」を観たんだと思います。


(何度も言いますが、禅問答というものは、
模範解答や正解のない問答です。今回のお話は
あくまで私の個人的見解です。参考までにしておいてください)




私達大人は
ひねくれていますが、

私達もカッサパさんのように
素直で素敵な微笑みが
出来る大人になりたいですね。

蓮2

今日は拈華微笑のお話でした(合掌)






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【2014/04/13 12:20】 | マインドフルネス禅問答
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「真夜中の禅定」
〜主客未分の状態〜


今日は眠れなかったので
夜坐(マインドフルネス)に入りました

深夜スッと一坐り

*お寺の仏式瞑想者も
眠れない日、夜中にこっそり
坐ることを夜坐(やざ)といいます


私の住んでいるところは
愛知県の田舎の方ですので
この時期、蛙の大合唱です


真夜中に
こだまする
蛙の声

それを聞く自分


蛙の声に

このタイミングで、
このトーンがいいのに・・・
とか

ここで鳴き止まないで・・・
とか

あぁ。心地よい・・・
とか


そういった
思考、妄想を
手放していく


「何も狙わず、期待せず」

ただ蛙の声と共に在る



自然に在る現象と
共に在る

自我(我)の壁が溶け出し
自然現象の中に・・


主体と客体の
未分化の状態

三昧(さんまい:サマーディ)
といいます


我だ!と思っていたものが
地球を構成する細胞の一つ

地球のちりのようなもの


この禅定(ジャーナ)、
マインドフルネスの状態を

日常生活に少しずつ
シンクロさせてまいります


雑多な日常の中で
湧き起る煩悩(うつ・神経症思考)

蛙の声と同じように
「何も狙わず、期待せず」

ただ移り変わる
蛙の声(音声)と共に在る


ただ心に湧き起る
煩悩と共に在り

それが過ぎ去り
そして滅していく


何も狙わず、期待せず
煩悩と共に在り


それに対する執着が
緩んでいった状態が

心の病を克服した時ですよ

(私達は悟りという、
畏れおおい境地には達しませんが、
生き辛さや心の病を克服した時が
「現代版悟り」かと思います)



何も狙わず
期待せず

生起→生成→消滅・・・

その流れに
身をゆだねます



その心理状態
(マインドフルネスな状態)が

うつ病克服のカギとなります


-------------------------


「本日の禅問答」


その昔
一休さん(一休禅師)は

琵琶湖のほとりで
独り坐り

深夜に響く
カラスの鳴き声を聞いて

お悟りを
開かれたそうな



皆様も一緒に坐って
感じてみましょう(合掌)


-------------------------



一休2

琵琶湖

去年、修行に行った帰りに

一休さんのカラスエピソードの場所
実際の現場撮影してきました。

(写真は一休さんが
深夜に坐禅したと伝えられている
琵琶湖のほとりです)



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【2014/06/13 03:58】 | マインドフルネス禅問答
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「達磨不識(だるまふしき)」


これは有名な禅問答ですね。
簡単に書きますと、こんな内容です。


むかしむかし、
古代中国の南北朝時代・・・

梁の武帝という王様がいました。

インドからはるばる
高名な僧(達磨大師)がやってくると聞き
面会しました。

そこで武帝は達磨(だるま)大師に対し
こんな質問をしました。


===========================


武帝 「私は長い間、お寺をたくさん建立し、写経もたくさんし、
僧を育ててきましたが、どんな功徳があるんでしょうか?」

達磨 「無功徳」(功徳などない)


武帝 「え!?・・・
・・・・・・ま、いいか。。」

「じゃ、仏教の真理とは何か聞かせてください」


達磨 「廓然無聖」(かくねんむしょう)

(カラリと晴れた青空のようで、
特に聖なるものも真理というものも無い)


武帝 「うーん。。
私の前にいるあなたは一体何者か?」

達磨 「不識」(知らぬわ)


と喝破し、去っていきました。


===========================


・・・・こんなようなお話ですが


この武帝さんのように、
これ見よがしにボランティアしてみせる人(偽善者)や

あるいはギラギラした
ご利益信仰みたいな人いますよね。

これに対し、
達磨さんは「無功徳!」と一喝。。


・・・そして、今日のお話。
焦点を当てるところは

この達磨大師の
「不識(知らぬわ!)」・・・最後の一言(笑)


さて、私達は

「私の人生が」とか
「私の考えが」とか

我が、私が、オレ様が!
「我思うゆえに我あり」
・・・などと言いますが、

大きな目で俯瞰しますと人間は
地球を構成する細胞の一つ

「地球の塵(ちり)」のようなものです。
地球の循環物です。



「私はこれだけ良い事をしたのに
私に限って、なんでこんな病気なんだ・・・」

「なんで私に限って、人生こんな境遇なんだ・・」

「私だけなぜ恵まれないのだ・・・」

「なんで私はうつ病・神経症の人生なんだ・・・」
とか言いますが

----------------------------------------------------
地球から言わしてもらいますと
「不識(そんなこと知らぬわ)」です。

----------------------------------------------------

その人が
恵まれない境遇であろうとなかろうと
調子が良かろうと悪かろうと

うつ病・神経症が治ろうが治らまいが


地球は毎日、何事も無かったように
自転、公転しております。

宇宙も何事も無かったように
運行しております。



禅や仏教瞑想(マインドフルネス)で、

我(われ・が)を放棄し放棄し
・・・放棄していきますと、

我(が)が溶け出し、
地球の細胞の一部、循環物、
地球の塵である事に気付きます。

「地球(宇宙)に身をゆだねきります」


その時、うつ病・神経症(不安障害)など心の病は
「不識!(そんなこと知らぬわ)」になります。

その状態になっていきますと
心の病は「根治」していきます。

*ただし、心の病が治るのは、頭の理屈ではなく
自身の深い瞑想体験が必要なのは言うまでもない。


やや荒っぽいお話でしたが、

この禅や仏教瞑想(マインドフルネス)の
「真髄が分かる方」は

うつ病や神経症(人生病)が根治します。


*冒頭の問答の「達磨」のところを
「地球(宇宙)」に置き換えると
冒頭の禅問答が理解しやすくなるかと思います。



・・・ですが、

かといって私達は実際
現実的な社会生活がありますので、

この思想を現実的に使っていくならば、


マクロな視点→地球(宇宙)
ミクロな視点→社会道徳・社会生活

このマクロな視点とミクロな視点の
「調和」が大切かと思います。


こういった禅や
仏教瞑想(マインドフルネス)の

思想背景を「持った上で」、
社会的に生きていきますと

生きるのがとても楽になっていきます。

抗うつ薬より効きます。


はい。今日は禅問答、
達磨不識のお話でした。



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【2015/04/14 09:37】 | マインドフルネス禅問答
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マインドフルネス禅問答「喫茶去」

今日は禅問答の
「喫茶去(きっさこ)」のお話をします。

それはこんなお話です。
(少し現代風にアレンジします)


===================

ある日、
趙州(じょうしゅう)禅師のところに
修行者が訪れました。

趙州
「前にもここに来たこと
ありますか?」

修行者
「ありません」

趙州
「喫茶去」
(まあ、茶でも一服どうぞ)


またある時、
別の修行者が訪れました。

趙州
「前にもここに来たこと
ありますか?」

修行者
「あります」

趙州
「喫茶去」
(まあ、茶でも一服どうぞ)


それを見ていた
院主さん(寺の管理者)は、

来たことが無い人にも、
来た事がある人にも「喫茶去」・・・

なぜですか?
何の意味があるの?


趙州
「院主さん!」

院主
「は・はい!」

趙州
「ムフフ」
「喫茶去」
(まあ、茶でも一服どうぞ)


茶


=====================


と、まあ。こんなお話です。

禅問答というものは、
不思議な世界観です。

そして、正解はありません。


また禅問答というものは、
世俗の価値観にとらわれていますと、
問答の意味が分かりません。

世俗の価値観を一旦横に置き、
各自、禅や瞑想の視点で
スッと問答を読み解くと

様々なメッセージが
浮かび上がってきます。


人生の袋小路にハマり、迷った時、
スッと「別の視点」「別のモノのとらえ方」に
切り替えるトレーニングにもなります。

これを心理学では、
「リフレーミング」といいます。


当ブログのカテゴリーには、過去様々な
禅問答のお話をいたしましたので、

皆さんもお読みいただき
一緒に考察してみましょう。


*一応、今回の問答。一般的には、
職業・身分の貴賤を問わず、
平等に迎い入れるという意味合いが
込められているという解釈が一般的です。



さて、ここからは今回の禅問答について、
私流の解釈ですが、
禅や仏式瞑想(マインドフルネス)により、

うつ病・神経症(各種、不安障害)など
心の病が治った世界観で語ります。

それは外的な世界だけでなく、
むしろ内的な世界(自身の心の中)も
「喫茶去」


うつや神経症などの心理症状、

また、自身のコンプレックス、トラウマ、
身体の痛みや不快感なども・・・

良いとか悪いとか、快や不快、
渇望・嫌悪などレッテルを貼らず

平等に受容し歓迎します。


私達は、心の病の症状、トラウマ、
身体の痛み、自身のコンプレックスなど

イヤだ!これのせいで!
あっちいけ!見たくない!・・・と、

やっている内は、
症状は治りません。


自身のイヤなところも、
人生の不遇さも、トラウマも平等に
「喫茶去」(まあ、茶でも一服どうぞ)

穏やかに優しく、
平等に歓迎し受容します。

-----------------------------------------------------
歓迎し、徹底受容しきった時に
その症状は、症状でなくなります。

「症状の無害化」がはじまります。
-----------------------------------------------------

今まで自分の人生を苦しめてきた
トラウマも、謎の心理症状も、コンプレックスも、
人生の不遇さも、謎の身体の痛みも、
怒りも、悲しみも・・・

すべて自身の妄想が
作り上げていた産物だと気付きます。


マインドフルネス仏教瞑想では、

良い悪い、渇望・嫌悪、快・不快など
価値や評価・判断を与えず

平等に受容する瞑想の技術を
「徹底受容」といいます。



快・不快などの
評価を下さなければ
その症状は無害になります。

その症状に
「不快」というレッテルを
心でつけてしまっているから

その現象が「害」になります。

冷静に自身の心を
観察してみてください。


頭の中で、うつ・神経症的な
思考やトラウマが出てきても
「はい。喫茶去」
(まあ、茶でも一服どうぞ)


心の中に何が出てきても
「はい。喫茶去」
(まあ、茶でも一服どうぞ)

----------------------------------------
全て穏やかに優しく

歓迎してみてください。
迎い入れてみてください。

茶でも一服さしあげる気持ちで。
心理症状が「無害」になる。
----------------------------------------


「え!?でもトラウマはイヤです!
見たくありません。辛いです!」

〇〇さん!

「は・はい!」

喫茶去
(まあ、茶でも一服どうぞ)



トラウマ(心の傷)や
心理的な問題。

目を背け、
恐れている限り治りません。


トラウマは受容しきった時
本当の意味で「治ります」

その時、トラウマでなくなる。



はい。今日は
有名な禅問答のお話でした。


ですが、これは「頭の理屈」ではなく
禅やマインドフルネス瞑想により

「身体で」分からないと、
何の意味もありませんし、

心の病は治りません。


当カウンセリングで
一緒にお稽古していきましょう。



マインドフルネス禅問答・・・

全ての答えは
あなたの潜在意識の中にある




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【2015/04/30 03:16】 | マインドフルネス禅問答
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Re: 鍵コメントRさんへ
ショウセイ
Rさん。お久しぶりです!お元気でしたか?

> 最初・・・喫茶法・・・かとおもっちゃった~~(^o^)

あはは。喫茶「去」(きっさこ)です。
禅語は難解ですからね。。
難解な禅語を、分かりやすくお伝えしていこうと思います。

Rさんもブログ頑張ってくださいね!
またお邪魔させていただきます(合掌)


コメントを閉じる▲
うつ病や神経症(不安障害)の方が
やってしまいがちな
「認知の歪み」(モノのとらえ方・考え方の歪み)

うつ・神経症的な方は
何でもかんでも、物事を
ストレス的にとらえてしまいます。


今日は、これを修正していく
お話をしてまいります。


その前にまず、こんなお話。

=======================

むかし昔、中国の唐の時代
無業禅師という方がいました。

この方は、誰に何と聞かれても

「莫妄想(まくもうそう)」
(妄想することなかれ)


これしか言いません。
「莫妄想・・莫妄想・・・」

この禅語の意味は
一体何なのでしょうか?


========================


マインドフルネス禅問答
~「莫妄想(まくもうそう)」~



これはマインドフルネスなど、
原始仏教系 瞑想の奥義。
核となるところです。

前回の合宿に参加された方に
この「莫妄想」の講義をいたしました。


講義を受けていない、
一般読者の方に説明します。
(合宿参加者はおさらい)

少し難しいお話ですが、
うつ病・神経症の方にとって

「とても大切なお話」ですので
学習していきましょう。
*(ブログ版プチワークもあります)


さて、心の病に対する実践学問である、
仏教心理学のお勉強です。

私達の普段の
「意志(チェータナー)」(それに伴う行為など)は、
感情に左右されやすい。

そして、その感情は「妄想」により
かきたてられる。


「基本公式」
-------------------------------------------------
「①妄想→②感情(貪瞋痴)→③意志」
-------------------------------------------------

*貪瞋痴(とんじんち)とは:心の三毒(人間の三大煩悩)
貪(貪り)・瞋(瞋恚:怒り)・痴(愚かさ:無知)

痴→仏教学・心理学的カラクリを知らない事により
犯してしまう過ち。心のトラブル。


冒頭の禅語の
「莫妄想」(妄想を止め)

これにより「感情」が揺さぶられないので
貪瞋痴が起動しにくくなる。

貪瞋痴を伴う感情が、出てこなければ
「意志」がキレイになる。

つまり、悪い(うつ・神経症的な)
思考や行動パターンが修正されていきます。


*心理学的に言いますと、
うつ・神経症の方がやってしまいがちな
「認知(モノのとらえ方)の歪み」
修正されていきます。


仏教心理学(マインドフルネス)は、

アーロン・ベックの
「認知療法」とは違う角度から

「認知の歪みの修正」をする
アプローチをしていきます。

*認知療法が、どうもしっくりこない方は
こちらの入り方ですと、スッと出来る方もみえます。


話を戻しますと、
(もう少し砕いてお話しします)

莫妄想(妄想止め)・・莫妄想(妄想止め)・・・

朝起きた時から、自身の心(頭)の中を
よくチェックしていきます。

・小さな妄想
・中くらいの妄想
・大きな妄想

妄想したら、
すぐ莫妄想(妄想止め)

妄想したら
すぐ莫妄想(妄想止め)


そして「今、現在、この瞬間」
行っている作業に
スッと意識を向けます。


(*さらに踏み込んだ、具体的な技術は
カウンセリングでお勉強します)


------------------------------------------------
一日、意識的に
「妄想を止める意志」を持ちます。

------------------------------------------------
すると「善い循環」が始まります。


*仏道で言う「妄想」とは、
過去の後悔、未来の不安など。
それら全てひっくるめて「妄想」


「妄想を止める意志」

妄想しなければ
感情(貪瞋痴)が起動しにくくなる

感情(貪瞋痴)が起動しにくくなれば、
意志がキレイになっていく。

☆『意志がキレイになっていけば、
さらに「妄想を止めやすくなります」』

妄想しなければ
感情(貪瞋痴)が起動しにくくなる

感情(貪瞋痴)が起動しにくくなれば、
意志がキレイになっていく。

・・・・・・


この善い流れは
エンドレスで続いていき、

意志がキレイになっていき、
「認知の歪みが修正」されていき、

物事に対し、うつ・神経症的な
歪んだストレス反応をしなくなる。



そして、莫妄想(妄想止め)の
生活を続けていきますと

どんどん心が楽になっていき
心が浄化されていき、
人生が好転していきます。

やがてうつ病・神経症も治っていきます。




逆に「妄想」し→感情(貪・瞋・痴)が爆発し、
それにより生じた「意志」で
事を起こすとどうなるか?ですね。

必ずトラブルを招きます。
それは自分のメンタルにも不調をきたします。


これは、うつ病・神経症的な方が
普段やってしまいがちな事で、
すでに実験済みかと思います。

自他ともにトラブルを
招いているのではないかと思います。



今日は合宿講義の
おさらいを書いておきました。

後は、当授業でお勉強しました
各種、瞑想の技術を使って、
具体的に心の病を治していきましょう。


莫妄想(妄想止め)・・・
莫妄想(妄想止め)・・・・

・・・・莫妄想(妄想止め)


意識して
「はい。妄想止め」


小さな妄想止め。
中くらいの妄想に、気付いて止め。
大きな妄想に気付いて止め。

はい。妄想止め。


そして、今、
行っている作業に、スッと意識を向ける。
(それは仕事、家事、散歩など)


---------------------------------------------
心地いい系の
妄想(イメージなど)もダメなんですか?
---------------------------------------------

はい。心地いい系の妄想は
三毒の貪(貪り)系の感情を爆発させやすい。

また貪り系の心は、それが現実、得られないと
瞋恚:しんに(怒り・嫌悪)系の感情に変わります。

それらによって、起こった意志・行為は
必ず汚れ、長い目でみますと
自他共に苦しみになります。



はい。莫妄想(まくもうそう):
(妄想することなかれ:禅語)

そんな毎日を送ってみてください。

生活の「型」をつくりましょう。
その「型」にハメた生活をしていますと、
脳や心がそれに対応しようと変わってきます。


正しく行い、数週間、数ヵ月しますと、
心の病が「劇的に」楽になっていることに
気付くことでしょう。



------------------------------------------------
「妄想を止めるという意志を持つ事」
(特にストレスが溜まりやすい方は)
------------------------------------------------

一般読者の皆様もやってみて。

莫妄想(妄想止め)
莫妄想(妄想止め)

・・・・・・・

*「グッと」妄想止めるのではなく、
「スッと」自然に妄想止めます。
(その善いクセをつけます)


それでは本日の講話は
ここで終わります。


~莫妄想 「はい。妄想止め」~

・・・「妄想しない」
という事も妄想しない(笑)



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【2015/06/14 09:13】 | マインドフルネス禅問答
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瞑想修行から
帰ってまいりました(合掌)


不在中にいただいた、メール、
カウンセリングお申込み、お問い合わせ
一つずつ順に返信していきます。

少々お待ちください。


マインドフルネス仏式瞑想・
森田療法プログラム
中断していた方は、お待たせしました。

再開いたします。
精進してまいりましょう。


*「お知らせ」

今月(11月)は
予約が満席になりました。

今申し込みますと、最速で、
12月上旬~中旬の予約となります。

(12月上旬まで
キャンセル待ち状態)


ゆえに当カウンセリングご検討の方は、
「早めの」予約確保を推奨します。

理由は、早く申し込み手続きを行いませんと
最悪の場合、来年1月まで
予約が取れない状態になる可能性があるからです。


=====================


はい。本日のお話に入ります。

お山の大自然の生活を終えて。


マインドフルネス禅語シリーズ
~「明歴歴露堂堂」(めい れきれきろ どうどう)~


私は普段、カウンセリング業務で
クライエントさんのメール対応、
ブログ、メルマガ、スカイプ、

スマホ、パソコン・・・・などの
IT機器に囲まれて、

二次加工・三次加工された
人工的な情報洪水の中で
生活しております。


たまに人里離れた
お山で修行生活。
(かなりストイックな修行でしたが)

人工的な情報群から
離れた世界。


野生の動物、山の空気、
谷水、木々や草花、

夜霧の中にこだまする動物の声、
星空と風のさわめき・・・

山は緑、花は紅・・

十牛図9
(十牛図より:返本還源)


ただあるがままの
自然の姿を

思考・妄想で捏造せず

ただあるがまま純粋に、
見る、聴く、触れる・・・


自然界の堂堂とした姿が
顕わに露出する。

「明歴歴露堂堂」


思考が脱落し

坐る身体と心
すっぽり抜け落ちていき

十牛図10
(十牛図:日鄽垂手:うつの迷いから晴れた人)


自然法則の一部になっていく


=================
うつ病・神経症という
心と脳が作り出した「幻」を喝破する。
=================



現代人は、

なかなか自然と触れ合う機会が
無いと思いますが、


例えば、
会社員の皆さんで、

いつもの忙しい通勤路
何気に立ち止った時

アスファルトの片隅

足元に咲いている
路上の草花にスッと目を向ける

花2

草花をみた→その『瞬間』、主観と客観が
未分化の状態: 主客未分の状態

------------------------------------------------
その瞬間、あなたの心と身体は
純粋な自然法則と一体化します

------------------------------------------------


*これは仏式瞑想用語で
三昧(さんまい):サマーディの状態です。

うつ病・神経症を「根治」に持って行くには
ここからさらに
次のステップが必要になります。
詳しくは当講義にてお勉強します。



日常でこころを休める
一工夫をしてみるとよいですね。



それではまた
ブログ・メルマガ通常更新に戻ります。

今後ともよろしくお願いします。




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【2015/11/16 09:54】 | マインドフルネス禅問答
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今日のマインドフルネス・禅のことば
「一切唯心造」(いっさいゆいしんぞう)

~全てが自身の心・認識が
作り出した世界である~


例えば、
赤いサングラスをかけて
周りを見渡すと
全てが「赤色の世界」になります。

緑色のサングラスをかけて
周りを見渡すと
全てが「緑色の世界」になります。

普段から「うつ色のサングラス」をかけて
生活していますと、本人にとっては
観るもの全てが「うつ色」の世界にみえます。


どんなに恵まれた環境でも
その人の心(眼)が曇っていますと
全てが「ストレスで歪んだ世界」になります。



今まで11年、カウンセリングで
様々な人を面談していますと
様々な境遇の人がいます。

不思議なのは
いわゆるセレブ層の方で、

年収・学歴・キャリア・・・全てをみても
「この世的には」大変恵まれている人達。

================
でも本人は、うつで不幸で
どん底なのである。

================


例えばこんな主張をする
鬱病・神経症の方がいたとしましょう

「人生こんな境遇でなければ・・・」
「私にお金があれば・・」
「素敵な伴侶がいれば・・・」
「地位や名誉があれば・・」
「あの上司さえいなければ・・」
「環境さえ整っていれば・・」

・・・私はうつ病にならず
楽に生きられるのに。。


ですが、これは
仏教瞑想の視点から言いますと
必ずしもそうではない。



例えば、秦の始皇帝は
広大な領土、地位、金銀財宝を手に入れ、

また、自分の意見に反対するものは
全て粛清(処刑)し
自分の周りは全て「イエスマン」にし、

非常に恵まれた「環境」で、
ストレスは無いはずです。


ですが、始皇帝は、
全てを手に入れたが「満たされない」
不安で不安で仕方がない。

それは「死に対する恐怖」

「自分が築いた富を、
権力を・・永遠に残したい。
手放したくない」

また「誰かが私を
暗殺しようとしているのではないか」・・・と。


部下に「不老不死の薬を探してこい」と
無理難題を言う始末です。
(当然そんなものはあるはずがない)

そして最後の最後まで、不安におびえ、
満たされぬ想いで死んでいきました。



例え世界の王、皇帝になっても
その人の心(眼)が曇っていますと
全てが「ストレスで歪んだ世界」になります。




冒頭のサングラスの話に戻しますと
「自分は被害者だ」という
サングラスをかけて生きていますと

世界は全て「自分の敵で」
どんな恵まれた環境に行っても
「被害者」になります。


「自分はダメ人間だ」という
サングラスをかけて世界を観ますと

取り囲む全てのものが、優秀にみえて
自分は劣っている世界になります。


「自分は愛されていて、
全てが自分の思い通りになる」

というサングラスをかけて生きていますと
現実はそれほど愛されないし、
思い通りにならない事実に
必要以上にイライラします。


マインドフルネス仏式瞑想や禅。
そして森田療法は

この(思い込みの)「サングラス」を
外す心理技術です。


*また認知行動療法では
これを「認知の歪み」と定義しております。


サングラスを外せば、
「明歴歴露堂堂」
(めいれきれきろどうどう:禅のことば)

そこは「とらわれ」のない
あるがままの世界。

-----------------------------------------------
「わざわざ」心で
ストレスに捏造しない世界。

-----------------------------------------------


ただ今回の話は
誤解の無いように

めちゃくちゃなブラック企業や
犯罪的な環境などは話は別。
それは別問題。


ただ、うつ病や神経症傾向の方は
普通の環境にいても
もしくは「俗世的に恵まれた環境」にいても


「うつ色のサングラス」をかけて
世の中を観ていることが多い。

すると目に映る全てが
「うつ色」の世界になります。

====================
当然それは、
ストレスが溜まりやすく

そんな毎日を送っていれば
コルチゾール(ストレスホルモン)たっぷりの
「慢性的ストレス脳」になっていき

やがて脳が病気になっていき

うつ病や神経症を発症します。
または、どんどん悪化させます。
====================


そのサングラスを外さない限り
どれだけ抗うつ薬・抗不安薬を飲んでも

一時的にはよいが、人生の中で
何度もうつ病が再発・再燃します。


もしくは、仮にうつ病から
回復したとしても・・

「なにか生き辛さが残り、
悶々とした毎日」になります。

(この中途半端な状態を「寛解」といいます。
寛解は数年後、再発する危険性が高い。
寛解は「根治」ではない)


その悪循環を断ち
「根治」に持って行くために

マインドフルネスや
森田療法の技術を使い

「サングラス」を外す
お稽古をしていきます。


==================
「サングラスを外す生活」

五官から入力される情報に
「いちいちストレス情報として」
変換するクセ
を止める
心理学・脳科学的訓練をしていきます。

ストレスホルモンが減っていき
(または扁桃体の鎮静化。
前頭前野の善いクセのパターンニング)

ストレスホルモンにさらされなければ
脳神経(特に海馬)の神経は
修復・増幅をはじめ

脳が元通り・もしくはバージョンアップし
(前頭前野の皮質の厚みの変化など。
これらを脳の可塑性といいます)

脳の病気が治っていき
それどころか発症前より
グレードアップします。

うつ病・神経症は再発しない
「根治」に向かいます。
==================


はい。今日は
古来から伝わる禅のことば

「一切唯心造」の
心理療法的解説でした。


今回のお話を
認知心理学的にまとめますと。

………………………………………………

五官から入力された情報(信号)を
あなたの心や脳が

どう「とらえるか」で
天国か地獄かが決まります。


天国や地獄は
あの世にあるのではなく、

「あなたの心の中にある」


………………………………………………


ここで終わりますと
ただの観念論になってしまいますので・・

そのための
具体的な心理学・脳科学的方法論」
「実践的方法論」が
マインドフルネスや森田療法です。




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【2015/11/22 14:58】 | マインドフルネス禅問答
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