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マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「うつ病急性期」


うつ病が治っていく
標準的モデルを書いていきます。

まず、
「うつ病急性期」のお話からしていきます。

その前に当ブログの特徴です。


当心理カウンセラーのスタンスは

①心理臨床の教科書的なものを中心に

②かつての自分の
鬱病・神経症(強迫性障害)患者体験

③当時の患者仲間達の分析

④約12年、心理カウンセラーとしての
現場の視点
(2016年現在)

四段構えの視点から語ります。


そして効果的な
心理カウンセラー(心理療法)の
介入タイミングについても語っていきます。


薬物療法にプラスして、

心理カウンセリングや、
心理療法を併用しますと、

もっと効果的に
回復に向かう可能性が高いと思います。





さて、本題に入ります。

「うつ病、急性期の過ごし方」

*これはうつ病だけでなく、
神経症(不安障害)も同様にとらえてください。



急性期とは、うつ病や神経症、
発症したての「どん底の状態」

特にひどい方ですと、
自殺念慮があったりする
命の危険な状態

(私が昔、患者時代そうでした)


思考が鈍くなったり、
病的な倦怠感、物忘れ、

過眠または不眠、
過食または拒食・・様々な症状。


私の場合ですと、うつ病急性期は

例えば、風邪をひいて
40度くらいの熱があり

身体が重くダルく
動かないような状態でした
(もちろん熱はありませんが)

これは鬱病の特徴の一つ
「鉛様麻痺」といいます。


よく鉛様麻痺は非定型うつ病の
典型症状と言いますが、

今までの
心理カウンセリング現場の視点+
リアル患者の視点から言いますと

ノーマルなうつ病でも
訴える方が多いと思います。

*鉛様麻痺について詳しい説明は
こちらをご覧ください。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-20.html



うつ病、急性期は
「どうやってこの世から消えようか・・」
そんな思考の毎日。


ですが鬱病は
適切な対応をすれば治る病気です。

*(薬物療法と、回復期からの心理療法の合わせ技。
これは次回から詳しく述べます)


私自身も回復し
今、こうして元気にここにいます。

(しかも私の場合、強迫性障害も併発していました。
それでもちゃんと治ります)

また、今まで当カウンセリングを受けられた
クライエントさん達も
復活された方、多々みえます。



さて急性期、

この時期はムリに
精神力で治そうとか、

気合いが足りないとか
考えなくて良いと思います。


まずポイントは
「現在の症状になりきる事」


現在こういった症状が起きてるのだから、
これが現実・事実です。

ジタバタせず
その症状に身をゆだねてください。


症状があるんだからしょうがない。

うつ病なんだからしょうがない・・と、
むしろ開き直ってください。


まず、この現実を認める事。
これはむしろ自然な事。

*特に日本男児のサムライは
自分がうつ病という事実を、認められない方が多い。
私も最初そうでした(笑)


================
まず「急性期」
病院へ行ってください。
================

そして薬物療法を行ってください。

薬を飲んで2~3週間くらいすると
ボチボチ効き始めます。

(個人差あり。薬に関しては
病院の指示に従ってください)


急性期は
煩わしい俗世の事は忘れ、

ゆっくり休み、
エネルギーを充電してください。


診断書をいただき、
休職を推奨します。

仕事より
「あなたの命の方が大事です」




================
「春の来ない冬はない」
================


数週間は辛いですが、

必ず次の段階
「回復期(前期)」に入りますので。

それは自然法則的に入ります。


この「急性期」に関しては、
心理カウンセラーの出番は、ほとんどありません。

心理療法も
やらない方が良いと思います。


薬を服用した→敗北・・とか
考えなくて良いです。
誰でも病気になったら薬を飲むでしょうに。

風邪をひいたら薬を飲むのと同じように
当たり前の事です。


そして鬱というものは、
人間という生命体にとって自然な事。



後で克服した時、
気付く方が多いです。

うつ病から学ばされる事が
多いと思います。

うつ病があったからこそ
より良く生きられるんです。


・・でもこの章(急性期)では
あまり哲学的なお話はしません。

「今は難しい事考えず、お休みする時」

お薬を定められた通り服用し
ゆっくりお休みしてください。



日本男児・サムライは

自分がうつ病であることを
認めたがりませんが

(その点、女性は柔軟な発想の方が多い。
ゆえに、うつ病への対処も早い)

そのまま放置しておりますと、
どんどん悪化して

取り返しのつかないことになります。


別にうつ病に
なったからといって負けじゃない

うつ病は、ウインドウズの
バージョンアップのように

心と脳、人生のバージョンアップの
時期ととらえてください。


正しいセオリーで
うつ病を克服したとき

「バージョンアップしたあなた」が誕生します。


大丈夫です。

まず心療内科などの
薬物療法から始めましょう。



さて、次回は
「回復期前期」のお話をいたします。



<続く>



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【2010/05/10 05:20】 | うつ病
トラックバック(0) |


あい
http://www.youtube.com/watch?v=ghU-Lme8o8Q

疲れたときに

きいたことあったらごめんなさい

Re: あいさんへ
ショウセイ
素敵な曲をありがとうございます。
「さくら」癒されますねv-410

管理人のみ閲覧できます
-


Re: 鍵コメントUさんへ
ショウセイ
> 先生のブログを拝見致しますとホッと致します。
> 当方、どうやら逆戻りの様相ですが、瞑想は続けております。始めたばかりで現実に留まる事の難しさを実感する毎日ですが、きっとできると信じて日々精進を続けたいと思います。一進一退、でも気持ちだけは前進です。


コメントありがとうございます。
はい。回復するという事は、
カウンセリングでもお話ししましたが「波」です。

マインドフルネスを行っていきますと、まず少し軽くなります。
ですが、またうつ状態になるときがあります。
しかし以前よりは「落ち加減」が軽いかと思います。
そしてその状態は移り変わり、また良い感じになります。
ですが、また落ちます。ですが先ほど同様「落ち加減」が軽くなります。

・・・そんな感じを長いスパンで繰り返し、
やがて波は平行線になり「そもそも、そういった事どうでもよくなってきます」
その状態が回復であり克服と言ってもよいかと思います。
その時、自分が今まで障害と思っていたことは「無害」であることに気付きます。

大切なのは「落ちた」「よくなった」に『とらわれず』
日々淡々とマインドフルネスを行っていく事です。
「気分本位ではなく目的本位」ですね。

それでは精進を続けてまいりましょうね。
応援してますよv-410



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<前回(うつ病急性期)の続き>


*これら鬱病の各時期は
個人差がありますので、
目安として参考にしてくださいませ。

*またこれらの各時期のとらえ方は、
うつ病だけでなく、
神経症(不安障害)も同様で
参考になるかと思います。



さて、抗うつ薬や
抗不安薬の服用をはじめて
2~4週間くらい経ちますと(個人差あり)

急性期の時の絶望感、
自殺念慮が少し緩み、

「ちょっと楽になってきたかな・・」
感じる時が来ます。

私も患者時代
そんな感じでした。


具体的な
日にちの定義はありませんが

こんな感じになった時
「回復期前期」と言えるでしょう。


ただ、この時期は不安定です。
波が激しい。

調子がいいな・・・と
思える日があると、

次の日「突然、谷底に
突き落とされる日が来ます」



この波を
どうにかするのではなく、
---------------------------------------
波に身をゆだねましょう。
---------------------------------------

(この時から、今後もう少し
回復した時から始めていきます、
マインドフルネスや森田療法の
下地を作っていきます)


例えば川に落ちた時、
バタバタもがき、暴れると
余計沈みます。

かえって身をゆだねると
自然に浮かびます。

心理症状も同じ。



さて、この回復期前期は、

調子の良い時は、
何か手のつけやすい事をやってみたり。

調子の悪い時は休息を。

ただし全体的に
「休息」に重きを置いてください。


ここでのポイントは
「億劫感」との関わり方。

「億劫感」と「何かやりたい」というのが
50対50くらいでしたら
「何かやりたい」を優先させてください。


ただ、何かやりたい・・も、
疲れ果てる前に、
ほど良く止める事です。

例えば「今日はこれだけの事をやってやるぞ!」
みたいなノルマはかけないでください。


この回復期前期は、
しっかり薬を服用し「まだまだ休息」です。

この時期はまだ
心理療法もカウンセリングも
やらない方がよいかと思います。


煩わしい俗世から離れ、

お薬を飲み
ゆるりとお休みしてくださいね。


<続く>



次回は、重要なところ。

心理療法の導入を検討する
「回復期後期」のお話をします。



【2010/05/12 06:14】 | うつ病
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Hull
私は、不安になると おまじないをしないと心が休まりません。

でも おまじないは、私自身に変な暗示やルールが有り とても不自由です。

どうしたら心を落ちつかせれるのでしょうか?

Re: Hullさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

はい。典型的な強迫観念でございます。
実は私も重症でした(神経症のカテゴリで語ってますが)

例えばあそこの角を曲がる時、電柱のある部分を2秒間触らないと一日の運気の60%失う・・みたいな。
自分ではおかしいと分かっていてもやらざるを得ない。それが強迫観念です。

でもそれ治りますよ。

おかしな行為をしてしまう→それは自分の潜在意識が何か訴えたいというサインかもしれません。

そして私が専門とする特殊技法でその行為を手なずける。

神経症系は私が最も得意とする分野です。

長くなりますので、よろしければメールフォームよりメールをくださればお話聞かせていただきます。


山中紹聖i-260


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<前回(うつ病回復期前期)の続き>


うつ病「回復期後期」
~うつ病の雪解け・・・春の予感~

この時期は、薬物療法を
数ヵ月くらい行い(個人差あり)

だいたい
70~80%くらい良くなった状態。


うつ病、回復期後期・・・

ここからそろそろ
正常な日常に戻る準備をしていきます。


「生活リズムのススメ」


この時期に、急性期のノリで
「頑張らず、
一日中寝て過ごすと」

うつ病がズルズルと、
慢性化・長期化・難治化していく
可能性があります。



身の周りの掃除など
雑事を始めると良いかもしれません。


ここでのポイント。

社会復帰に向けて
ボチボチ準備・訓練を始める。


何でもかんでも頑張らない・・ではなく、
社会復帰に向け、「少し頑張り」始めます。

ボチボチ思考を
チェンジしていきます。


例えば毎日決まった時間に
出勤に見立てて、買い物に行ったり

公園で体操、ファミレスに
本を持ち込みお勉強などなど。。


生活のリズムを身体に刻んでいきます。
形から入っていきます。

型を作ります。

*(もちろん薬はちゃんと服用していてください。
薬に関しては、病院の指示に従って
定められた通り服用してください)


「外相整えば、内相自ずから熟す」
(森田療法のことば)

*形(型)から整えていきますと、
内面(心・精神)も
それに合わそうと変わってきます。



さて、それに平行して
心の反応パターンを変えていく作業
☆(ここが最重要)

心理カウンセラーや
セラピストさんに付いてもらい、

「心理療法」も併用されるとよいでしょう。
回復のサポートになります。


カウンセラー・セラピストさんも
それぞれ専門分野があります。

その先生の主旨を
良く理解した上で依頼されるとよいですね。



「心理療法とは」


例えば職場復帰した時、

心の反応パターン、モノのとらえ方の
クセが修正されていないと

また同じような事で
過剰なストレス反応をして、

脳が疲れ、やがて脳の病気になり・・・

うつ病・神経症を
「ぶり返す(再発・再燃)」ことになってしまう
可能性が大いにあります。

*(この再発防止の部分は
薬物療法では対応できません)



========================

「うつ病が再発してしまう
典型パターン」
(薬だけの療法の落とし穴)


①例えば、薬だけの療法で
化学薬品により人工的に
モチベーションが上がり、

「治ったように」みえるだけで
肝心のところが修正されていない。

それは、何でもかんでも
ストレス的に歪んでとらえてしまう

心の反応パターンが
直っていない状態で

一足飛びに社会復帰しますと・・

最初はよいが、また数ヵ月くらいして
同じようなストレスパターンをやってしまう。

そんなストレス的な日常を
繰り返していますと。。


②その結果、
ストレスホルモン・コルチゾールなどが
慢性的に流れやすくなり

それにより、
海馬などの脳神経細胞が弱ったり、

また、扁桃体が暴走したり、
前頭前野の働きが弱くなったり、

③「慢性的ストレス脳」になっていく。

④やがて脳が病気になり
また鬱病再燃

⑤薬で封じ込める・・・

まさに「悪循環」ですね。


☆『この悪循環を繰り返さないために
心理療法は必須です』

========================

心理療法は、
せっかく良くなったものを

ぶり返さないための善いクセ作り、
予防的な側面があるかと思います。



「一生薬に依存して生きていくのは、
いかがなものかと思います」

ゆえに、薬に依存せずとも
自分の足で人生を歩んで行けるよう

心理学的トレーニングが
必要かと思います。


心理療法で、再発せず、
完璧に復活される方もみえます。
(真剣に心理療法を実施する人の場合)

ただし毎日少しでも良いですから、
自宅で続けることです。


心理療法で
うつ病再発・再燃の悪循環を止めます。

*うつ病というものは、
再発しますと、次の再再発率が
上がると言われています。


また、薬物療法にはない、
「心理療法のメリット」

心の病の対応だけではなく

------------------------------------------------
ストレス対処の方法が習得でき、
「生きるのが抜群に楽になります」
------------------------------------------------

身につけますと、
「一生モノの心理スキル」になります。


それは今まで
生き辛さを抱えてきた人が

生きるのが楽になり
「幸せになる」という事ではないでしょうか。

*この部分は薬物療法では
ケア出来ないところですね。



一応、当カウンセラーの
特徴、主旨を掲載しておきます。

様々なカウンセラーさんがみえますので、
一つの参考までにしておいてください。


当カウンセリングは
通常のカウンセリングとは違う
「特殊カウンセリング」です。


*例えば、よくありがちな、
50分くらいタイマーで計って

ただ話を聴いておしまいの
(傾聴)カウンセリングではなく、
「心理療法の実践を重視」します。

漠然とした、
よく分からないカウンセリングではなく
「問題解決型」カウンセリング(コーチング)です。


*第3世代の認知行動療法である、
マインドフルネスや森田療法などを行います。

中部地区(愛知県)で
マインドフルネスを指導して12年。

マインドフルネスの老舗です。
(通信も対応しております)

↓当心理カウンセリング・心理療法の詳しい概要
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


木漏れ日

私は基本的に
楽しくやるのを主旨としております。
楽しくなければ続きませんね。


そして、ご縁がありましたら
皆様にお会い出来るのを楽しみにしております。


*尚、心理療法はうつ病だけではなく

神経症(パニック障害などの不安障害)、摂食障害、
社会人の自己啓発などなど・・・


様々な分野に対応しております。


<続く>



---------------------------------------
え!?まだ続くんですか?
---------------------------------------

はい。次は昨今の社会問題である、

うつ病が何年・何十年・・・
慢性化・長期化してしまった

「慢性期(維持期)」についても
語っておきます。

*ここが「薬物療法一本主義」の療法の
現代精神医学、最大の問題点です。





【2010/05/13 04:49】 | うつ病
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はじめまして!
ガンバル塾長
 はじめまして、ガンバル塾長です。色々悩むことが多いわたしには、ショウセイさんのブログが
何かヒントになれば・・・と思っていつも拝見させて頂いています。お互い頑張りましょう!!

Re: ガンバル塾長さんへ
ショウセイ
ガンバル塾長さん。コメントありがとうございます!

生徒さんのために頑張ってるアツい塾長さんのブログ読ましていただいて、こちらこそ元気をいただいてますよ!

お互い教えるジャンルは違いますが心は一つ。
共に精進していきましょうi-234


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Re: 鍵コメントさんへ
ショウセイ
予約お申し込みありがとうございます。

まずはメールにて少しカウンセリングをいたしたく思います。
後ほどメールいたします。

鍵コメントKさんへ
ショウセイ
先ほどメールお送りいたしましたが届きませんでした。

「パソコンからのメール受信設定OK」に
携帯の設定変更お願いいたします。

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<前回(うつ病回復期・後期)の続き>


うつ病「慢性期」(維持期)

*回復「後期」以降、数年・・
あるいは数十年にわたって
微妙な一進一退。


この時期は、薬は維持しつつ
「心理療法」に重きを置く
のも
一つの手です。


物事は「石の上にも三年」
数年そのやり方をやってみて、

よくならない・・
何の変化もないのでしたら

やり方を少し変えてみるのが
常識的な考え方かと思います。


もちろん、薬物療法で
よくなるケースもあります。

それならば
それでよいと思います。


しかし、薬一本主義の療法・・・
数年やって、何の変化もなかったケース・・

それが「科学的事実」です。

「科学的結果」が出ているのに、
なぜそのやり方に
固執するのでしょうか?

少し視点を変えてみる事を
オススメいたします。


何の具体策もなく、
盛りだくさんの薬を
出し続けるメンタル系病院は

様々な角度から、
客観的に分析してみましょう。

(他の専門家の意見も
参考にすることをオススメいたします)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本当に患者さんの為に、
「盛りだくさんの薬」を
出し続けているのか・・ですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(私が患者だった時代は、出したい放題でした。
まさに盛りだくさんです)

ま、これに関しては賛否両論ですので、
様々な方の意見を参考にされるとよいでしょう。


ですが一般的には
完全に良くなったといっても、

向こう半年~一年は
薬を服用した方が良いと言われてます。

再発率がケッコウ下がると
言われています。

これら薬に関しては、
「”良識ある”」病院の指示に従ってください。


*急性期から慢性期(維持期)まで語りましたが、
これらは個人差がありますので、
あくまでも目安として参考までにしておいてください。




今日の論点をまとめますと、

薬物療法一本主義のやり方で
何年・何十年も行ってきて、

何の改善もみられないようでしたら、
薬物療法に並行し、

心理療法など、他の方法論を
導入してみる
のが
「常識的判断」かと思います。



*ただし、方法論はオカルトや
霊感モノなど、不健全なものはNG。

あと巷でよくありがちな
「うつ病・神経症が〇日で治る!」
「CDを聞き流すだけで治る!」の
ようなものも避けた方が賢明かと思います。

人間が長年刻み込んできた
心と脳のパターンが〇日で治るのは、
科学的に言ってありえません。


ちゃんと科学的に、
国際的に、認められている「心理療法」を
選択されるのをおすすめいたします。

(認知行動療法・マインドフルネス・森田療法など)




「付録」


ヘーゲル哲学的な
観察をしますと、物事は

「ある意見」(テーゼ)に、
「反対の意見」(アンチテーゼ)をぶつけて

「真実に近い見解」
(ジンテーゼ:アウフヘーベン)になります。


例えば
AとBがケンカをしたとしましょう。

Aの意見ばかり聞くと、
自分を正当化した意見しか言いませんね。

逆にBの意見ばかり聞くと、
Bは自分を正当化した意見しか言いません。


ではAとB。
双方の意見を客観的に聞いて、
たして2で割った見解が
「真実に近い見解」かと思います。



そして例え病院といえど
権威が言った事、
偉い人が言った事も「鵜呑み」にするのではなく

しっかり客観的、中立的にみて
総合的に検証してみる事ですね。

それで間違いない!と
判断しましたら受け入れましょう。


「本当に患者さんのために
何の具体策も提示せず、

3分の流れ作業的診察で、
大量の薬を出し続けているのか?」ですね。


人間は何年も精神科(心療内科)に通い
ルーティンになってくると
冷静な判断が出来なくなってきます。

しかし、一度ここで立ち止まって
冷静に「今、自分が置かれている現状」を
考察してみましょう。



今回のお話は、全部が全部
こういった病院という事ではありません。
(ただ、こういった病院が目立ちます)

中には非常に良心的な
素晴らしい病院もあるかと思います。



あと、多くの精神科・心療内科の医師は
「薬の専門家」であり
心の専門家ではありません。


心(心理)の専門家でない人に
心の相談しても
適切な答えは返ってきません。

(これはリアル患者の皆様は、
この「事実」を、よくご存知かと思います)


=======================
・精神科・心療内科の医師→薬の専門家

・心理カウンセラー(心理療法家)→心(心理)の専門家

*また心理カウンセラーも、
50分タイマーで計り、ただ話を聴いておしまいの
流れ作業的な人ではなく、

「しっかりマンツーマンで」納得いくまで
指導してくれる人を推奨します。

=======================

上記のように
それぞれ「専門分野」が異なります。


*先ほどの「ジンテーゼ(アウフヘーベン)」的な
視点で言いますと、薬物療法と心理療法の
「合わせ技・いいとこ取り」の方法がよいかと思います。



それでは皆様が、素晴らしい病院と
心理カウンセラーに出会える事を
願っております。





【2010/05/14 06:57】 | うつ病
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まず、うつ病発症したての時期
(急性期~回復期前期)

この時期は
頑張らなくてよいと思います。

お薬と休息で、煩わしい俗世から離れ、
何も考えず、ゆっくりお休みします。


======================

水面に浮かぶ、木の葉になったように、
ただ、お布団に身をゆだねます。

↓(詳しいやり方:森田療法・うつ病と絶対臥褥)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1002.html

======================


薬物療法を正確に行っておりますと、
やがて、必ず
「うつの雪解け」がやってまいります。

一般論ですが、無理せず、頑張らず、
お薬と休息を心がけます。





・・・そんな日が続き、
やがて回復期(中~後期)になっていきます。

この時期、ある程度症状の落ち着いた方は
次の段階を用意します。

少し方策を転換します。


それは
「正常な日常に戻る練習」

心理療法・メンタルトレーニングなどを
少し「頑張ります」


ここの所をしっかりしませんと、

また行く先々の人生で、
ストレスイベントに遭遇しますと、

また過剰なストレス反応をしてしまい、
症状をぶり返してしまう事に繋がります。

うつ病はよく再発するといわれますが、
その原因の一つがここです。


薬は一時的に、今の症状・辛さを抑え込み・
封じ込めるだけですので、

過剰なストレス反応をしがちな
心の反応パターン(心のクセ)を変えませんと、

行く先々の人生で、何度でも、
「過剰なストレス反応→うつ状態→鬱病」を
再発してしまいます。


そしてまた薬で封じ込める。
悪循環になってしまいます。




うつ病・神経症の方は基本的に

頑張り屋さん、几帳面、
真面目な方が多いといいます。


実は「本来、心のエネルギーの
強い方なんですね」


ですので、コーチング的に言いますと、

何でもかんでも
「頑張らない!」と押さえつけるのではなく・・


むしろその「頑張り屋さん」の
基本性能を活かし、前面に押し出しますと、


水を得た魚のようにイキイキしてきます。
(これについては後述します)



また、うつ病の方々は
「頑張れ」という言葉に、

アレルギー反応を
起こしがちかと思いますが、

それは以下の理由からかと思います。


例えばマラソンを
するとしましょう。

最後まで走れるのは
ゴールがあるからです。

ゴールが無いマラソン。
何をどう頑張ればいいの!?


ランナーに「一生懸命、頑張って走れ!」
「よく分からないけど、ずっと走り続けて!」と、言われても・・

最初はムリヤリ走るかもしれませんが、

そのうち「走る意味」が分からなくなり、
イヤになってヘタリ込む。


でも頑張れと言われ、
無理やり走り続ける。

その状態が長く続くのが
「うつ状態」とも考えられます。


ゆえに「ゴール設定」をします。

そのゴールは、
よくわからないものではなく、

心理学・脳科学的、
理にかなったゴール設定。



きちんとしたゴールがありますと、
走る意味が分かり、やりがいをもって、

人生というマラソンを
イキイキと走る事が出来ると思います。

元々頑張り屋さんなので。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~
うつ病の方々が不快になるのは、

ただやみくもに
「頑張れ、頑張れ!」と言われるから

「何をどう頑張ればいいの?
何のために頑張るの?」

・・・とイヤになってきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~



そうではなく

「心理学・脳科学的意味、
これをやることによる人生の意味・効果などを提示し、
こういう理由で、こうなるから頑張りましょう!」

*さらにそれを実現する、具体的方法論なども提示します。
うつ的な方は、やり始めが億劫になりがちなので、
それを円滑に実行に移せるよう、
心理カウンセラーなど専門家についてもらう。


・・・と、明確な意味と
方法論を提示した「頑張れ」は、

几帳面・真面目な気質の
うつ・神経症の方々にとっては

「実は元気の出る言葉」になることもあります。



うつ病の方に「頑張れ」というのは
絶対NGという論説がありますが、

絶対NGではなく、
「頑張れ」という言葉は『使い方』次第で、

うつから脱する「希望の言葉」になります。





話をまとめますと、


・うつ病発症したての急性期~回復期前期は、
お薬と休息で「頑張らない


・お薬と休息で数ヵ月し、ある程度回復しましたら、
(回復期、中~後期)

心理カウンセラーなどの専門家についてもらい、
心理療法・メンタルトレーニングなどを「少し頑張ります

社会復帰・日常に戻った時、
またうつ病再発を繰り返さないために。

この回復期中~後期の
過ごし方がとても大切です。


何でもかんでも
「うつ病=頑張らない・・」ではなく、

やはり人生では踏ん張りどころ、
頑張らなくてはならないところもあるのが事実です。


「頑張るところと、頑張らなくていいところ」を見極める
冷静な視点を育てます。

回復期中~後期は、そんな時期かと思います。







【2010/05/20 09:07】 | うつ病
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No title
リオ
大小かかわらず、目標に向かって頑張っていきたいと思います。ショウセイさんのお言葉ありがとうございます。

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~~~~~~~~~~~~~~~~
「死にたい」は
「もっとよりよく生きたい」の裏返し

~~~~~~~~~~~~~~~~


うつ病は頑張り屋さんが
頑張りすぎた時、

心がオーバーヒートし、
自殺念慮が出るようになる
というのが通説かと思います。


ですが、もう少し深く考察しますと、

有り余った心のエネルギーが
方向性を見失ったり、目標が無くなったり、
使う場所が無くなってしまった時、

その強烈な
心のエネルギーが「自己破壊」に
向いてしまった状態とも言えます。


うつ病の方々が仰る
「もう死にたい」「消えて無くなりたい」は
その典型例ですね。


ですので
うつ病は心の弱い人という解釈は
間違いかもしれません。

「本当は心のエネルギーが強すぎる人」


普通の人は
自分を破壊したいなんていう

強烈なエネルギーは
持ってないですよね。


その潜在意識の底からくる
マグマのような

強烈なエネルギーを
「上手に扱うのが心理療法」です。



名馬というものは
大抵「じゃじゃ馬」です。

そのすごいパワーの暴れ馬を
上手に乗りこなすと「名馬」になります。

名馬と、じゃじゃ馬は紙一重です。


うつ気質の潜在パワーを
上手に乗りこなすと

自己破壊ではなく

「自己実現」に向きます。


するとパワフルな人生を
送ることが、できるようになっていきます。



心理学の視点から観ますと、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「死にたい・・」は、
「もっとよりよく生きたい」という心の裏返し

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


*うつ気質独特の認知の歪み。
「二極思考」も絡んでいるかと思います。
(100か0か、全か無か、などの完璧思考)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-305.html



心理療法を身につけていき、
そのエネルギーを上手に扱っていきます。

やがて、強烈な自殺念慮は消えていきます。






【2010/05/20 09:21】 | うつ病
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うつ病等の心の病は、
ZIP
脳内物質の異常と言われてますね

完治するには、
脳内物質の異常を治す事と

潜在意識のネガティブな部分の浄化しかない、
と、カウンセラーに言われました。

Re: うつ病等の心の病は、
ショウセイ
ZIPさんコメントありがとうございます。
カウンセラーのショウセイです。

そうですね。
まずセロトニンやノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質の異常を薬などで治し、
落ち着いたら心理療法などで根治療法に入るのが王道ですね。

しかし昨今は「永遠に薬漬け」になっている患者の多いこと。。

そのうち精神薬依存になり、それが無ければ生きていけない身体になってしまいます。
そうなる前に心理療法を受けるタイミングが必要だと思います。
私自身も患者の頃、様々な精神薬を服用してましたがドラッグと紙一重だと思います。
ある意味危険ですね。依存性もありますし。

心理療法について、当ブログのカテゴリ「一人で出来る心理療法のススメ」をご覧ください。

それではこの辺で。私もZIPさんのブログ訪問させていただきますね。
そしてコメントありがとうございました。 
今日もZIPさんにとって良い一日でありますように。   

山中紹聖i-260


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たとえば今、

大ジャングルの真ん中に
落とされたとしましょう。

そこは鬱蒼(うっそう)と
木々が生い茂るジャングル。


今、自分が
どこにいるのかも分からない状態。

そのジャングルを
抜けるため歩き続けます。


何時間か歩いて
よく見てみると・・

最初にいた地点に
戻っていました。


ジャングルで迷い
方位磁石が無いと、

人は同じ所を
グルグル回り続けるといいます。

永遠に出られません。


ジャングルを抜けるには

方位磁石や
サバイバルグッズといった
ツールが必要です。




たとえ話をしましたが、

ここで言うジャングルは
うつ病など「心の病」です。


これは経験した人でないと
実感できないと思いますが、

心の病でどん底に
落ちてる時って、

ジャングルに迷って
抜け出せないような心境です。


鬱病の「鬱」という字は、

鬱蒼と生い茂った草木
という意味もあります。

まさしくそんな状況の中を
さまよっている状態。



心の病のジャングルを
抜け出すための

「方位磁石などのツール」は
心理療法。


それらの使い方を
伝えサポートするのは、

心理療法家ですが、
(カウンセラー・セラピスト)


それらのツールを使って
ジャングルを出るのは

クライエントさん、
その人自身です。


心理療法という
効果的なツールを使って、

自分の足で、人生の迷いのジャングルを
抜けだします。







【2010/05/20 18:34】 | うつ病
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カウンセリング・心理療法の
本当のゴール
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



うつ病の方の心の中は
ネガティブなものでいっぱい。

「わたしはダメな人間なんだ」
「生きていてもしょうがない」
「もう疲れた、消えたい」など・・


さらにそれらを、頭の中でグーッと掴んで
「執着」してしまいます。

そこから、ネガティブ妄想が連鎖して
がんじがらめになってしまう。



例えばカウンセラーなど、

心の問題に理解ある人に聴いてもらうと、
少し軽くなるかもしれません。


・・・ですが

数時間、数日経つと
またあのイヤな妄想が出てきて
がんじがらめになってしまいます。


ストレスが溜まる→カウンセラーに愚痴などを聴いてもらう→
ストレスが溜まる→カウンセラーに愚痴などを聴いてもらう・・・

これがエンドレスで続いてしまい、
何の解決にもなりません。

最悪の場合、依存のようになってしまいます。



話を聴くことは大切です。
カウンセラーの基本的立場です。

しかし、ただ話を聴くだけで終わってしまう
カウンセリング(傾聴)の盲点でもあります。



カウンセラーさんは
24時間そばにいることは出来ません。

やはり、不快な心理症状が出た時
なんとかするのは自分自身です。


「不快な心理症状」が出た時

自分でそれをサバける方法
(心理学的技術)をお伝えするのが

カウンセラー(セラピスト)の
本当のお仕事かと思います。



ただ漠然と、カウンセラーが
共感して話を聴くだけですと、何の解決にもなりません。

ですが、クライエントさん自身が
辛い心理症状を、自分でサバける技術が身につけば、

カウンセラーや精神科医・
薬に頼らなくてもよくなります。


カウンセリング・心理療法の本当のゴールは、
「依存」ではなく『自律(自立)』です。

不快な心になった時、
自分でクリアできる「心理技術・メンタルスキル」を身につけていくのが
究極のゴールかと思います。



当カウンセリングは、従来型の、
ただ話を聴くだけのカウンセリングと違い、

「心理カウンセリング」+「一人で出来る心理療法のレッスン」
という形をとっております。





【2010/07/28 14:46】 | うつ病
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「うつ病的な方の、
朝の身体の動かなさ・・・」


これは、うつ病経験者の方は
よくご存知かと思います。


さて
朝、身体が動かない時

頭の中はいかがでしょうか?
観察してみてください。


「今日あれやって、これやって・・
ああ!あれもやらなくちゃ・・・」


こんな思考でがんじがらめになり


最終的には
「あぁ・・面倒くさい・・・」

また寝てしまうんです。。


読んでいてギクリ!「そう。その通り!」
と感じた方、多いかと思います。

うつ的な方の思考パターンは
一見、ただダルいようにみえますが
実は複雑すぎるほど複雑なんです。



朝ダルくて動けない時
まず思考をシンプルにしましょう。

あれやって、これやって・・・
を一旦止め

「まずやる事を、一つに絞ってください」

例えば
お風呂入って、洗濯して、食事して、トイレ掃除して・・
あ・しまった!郵便局に行かなくちゃ・・・


まずこれを一旦止めます。


そしてまず、第一選択をしてください。
仮に「お風呂」にしましょう。

そう設定しましたら
お風呂以外の選択肢をストップ

「身体を動かし、
お風呂に入るにはどうすればよいか」
それだけに意識を向けます。

その他の思考はストップ。



そうしますと
ごちゃごちゃでした思考回路が
スムーズに働きます。

脳の指令がスムーズに行き渡ります。


布団から起き上がるまで
少々時間はかかってもよいです。

「お風呂に入るためには
どうすれば身体が動くか」


それのみに意識をスッと向けます。


そして・・・

身体が動き、
お風呂に入る作業を始める事ができたら
うつ病的な方は強い!


うつ的性格の方は一旦動き始めると
普通の人以上に、パーフェクトに活動します。

後は芋づる方式で
洗濯→食事→トイレ掃除→郵便局・・・

今日一日、
充実した日が送れるでしょう




~まとめ~


動けない時は頭が思考、妄想で
ごちゃごちゃになっております。

一旦停止し、
選択肢を一つに絞ってみてください。

動きやすくなります。


そして、几帳面・完璧主義の
うつ的な方は、
動き始めると普通の人より能力が高い。

たとえば、掃除をやり始める時、
とても億劫ですが、

一度やり始めると止まらなくなり
パーフェクトにやり遂げます。

うつ的性格の特性を
上手に活かしましょう。



山中紹聖のカウンセリング・心理療法

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html



【2010/08/12 13:11】 | うつ病
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こんにちは
なべ酒造
ご無沙汰しております。

分かりやすいですねぇ。
確かに調子が悪い時ほど、あれこれ考えて行動している気がします。

一つ一つに目標を設定すればいいのですね。

簡単な事ですが気付かなかったです。。。

Re: なべ酒造さんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。


> 確かに調子が悪い時ほど、あれこれ考えて行動している気がします。


選択肢を一つに絞り、一つ一つ片づけていくと思考が楽になり
行動しやすくなるかと思います。

> 簡単な事ですが気付かなかったです。。。


鬱は視点を変えますと、人生の中で貴重な時間なんです。
潜在意識が大きくバランスを取っている時です。

鬱の時にしかできない事を
いろいろ実験してみるとよいですよi-179

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「タナトス(死の欲動)と
エロス(生の欲動)」



今日は
うつ病、神経症に関する、

欲動二元論(フロイト説)
森田理論(森田療法)に絡めて
お話いたします。


うつ病、神経症(不安障害)の方、

本当は普通の人より
エネルギーの強すぎる人。


タナトス(自己破壊願望)
エロス(生存欲求)
裏返しなんですね。


=====================
「死にたい」が強い人は、
本当は「もっとよりよく生きたい!」の裏返し。
=====================

完璧にミスなく、
より良く生きたいと思い、

でもそれが出来ないから・・
時に「死にたい」が、どっと出ます。


*これはうつ病・神経症者独特の
「認知の歪み」でもあります。
(100か0か思考、完璧思考)

たとえば、完璧に出来ないのでしたら
いっそ0を選択するような思考のクセ。

うつ病


潜在意識下に
エロス(生の欲望)が極端に大きいと

その反動で、意識の世界に、
タナトス(死の欲動)が
大きく出る事もあります。


タナトスとエロスは
コインの裏表。

例えばコインの裏(死)が、
意識の世界に大きく出ているのは

コインの表(生)が
潜在意識の奥深くに潜んでます。

その潜在意識の反作用です。


生の欲望が
本当は強いんですね。


これはうつ病だけじゃなく
神経症も

たとえば、神経症独特の
異常なまでの
鍵かけ確認、ガスの元栓確認、

不合理と分かっていても
やってしまう強迫行為(儀式)

自分は〇〇病で死ぬのではないか?
という異常な不安。

他人の目線が気になる、
将来が不安で仕方がない・・・など

これらも潜在意識の
「生の欲望」
強すぎるために起こります。



執拗な、鍵かけ、
元栓確認は

自分の財産を守りたいという
強烈な生の欲望の裏返し。


自分が〇〇病で
死ぬのではないか?というのは

死にたくない、いつまでも生きていたいという
強烈な「生の欲望」の裏返し。


他人の目線が
異常に気になるのは

自分が周りから
よく思われたいという
生の欲望の裏返し。


将来が不安で仕方がないのは、
将来もっとよりよく生きたいという
生の欲望の裏返しです。


神経症(不安障害)の方は、これらが
「社会生活に支障をきたすほど」
強烈に出ます。


このように、潜在意識に
「エロス・生の欲望」が
強ければ強いほど

普段の意識の世界に
「強烈な不安」
として出てきます。


まさしく潜在意識の中の
「生の欲望」の暴走です。
非常に欲望が強い。



*神経症の方で、一見穏やかに見える人も
潜在意識に、強烈な生の欲望を持っている方は
様々な「神経症的症状」を出します。



ちなみに、これらに対し、
私達、心理カウンセラーは

心理療法を使い、
潜在意識の「生の欲望」に
アプローチをかけていきます。

そして回復に導きます。




こんな視点もあります。

うつ病や
神経症の人は

生のエネルギー
方向性が定まれば
普通の人より「いい仕事」します。


うつ病、神経症的な方は
粘着性気質で真面目で
几帳面な方が多い。

これを悪くとらえると
「うつ病、神経症気質」なんですが

視点を変えてみますと
「デキル人」です。

この視点を変える事を
「リフレーミング」といいます。


うつ病・神経症の方は、
なんでも悪い方、悪い方に
とらえるケースが多いですね。

でもリフレーミング
視点を変えますと
強烈なエロス(生きる欲求、エネルギー)を持った人。


その素晴らしいエネルギーを、
仕事や趣味、社会のためになる事など
に向かいますと、

ものすごい「いい仕事」します。

普通の人より「いい仕事」します。


ですが方向性が定まらないと

その本来の強烈なエネルギーが
強烈な自己破壊(タナトス)と出てしまう。


「ですので死にたくなる」



例えば「火」

火は私達の生活には
なくてはならないもの。

しかし、方向性が無く
ただ燃え盛る火は、紅蓮の炎となり
自分も周りも全て焼き尽くす。

反面、
コントロールされた炎
生活にとって有用なものですね。



なにが言いたいかといいますと、
モノは使い方なんです。

うつ病、神経症の
本来のエネルギーをどう使うかです。


まずは
「自分のエネルギーの
方向性を定める事」
です。

方向性が定まりますと、
うつ病・神経症の方は、
良い感じに人生が進みます。


方向性が無くなると、
人生に迷い混乱し、

うつ病の方は、
マグマのようなエネルギーが
自己破壊に向かってしまいます。

*神経症の方は、各種不安や、
異常な「とらわれ」が出てきます。







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【2011/02/19 08:27】 | うつ病
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Re: 鍵コメントさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございますi-260

後ほどお返事いたします。

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
うつ病
「脳の病気?の奥底にある哲学的な問題」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



うつ病・神経症など心の病は

・生物学的な要因
・心理学的な要因
・遺伝的要因
・環境的要因

などが
複雑に絡まって起こります。



ですので、
薬物療法の主力理論である

脳内神経伝達物質の異常説
(アミン仮説)のみ取り上げて

「これが原因だ。薬で治ります」
といいますのは

視野が狭く
全体が見えていない発想かと思います。


*もちろんそれも「生物学的要因」として
一つの側面としてあるかと思います。
あくまで一つの要因ですが。




さて、今回のお話は

今まで14年間
心理カウンセラーとしての現場経験と、

元うつ病・神経症患者として
私の患者時代の体験を基に
お話をさせていただきます。


~~~~~~~~~~~~~~~
それは、上記4つの要因の他に
「哲学的要因」が
引っ掛かっているケース

~~~~~~~~~~~~~~~


これは

「私なんか生まれて
こなけりゃよかった・・・」

「なんで辛いのに
生きていかないといけないの?」

などが、人生の根本に
引っ掛かっているケース。


心理学や精神医学は
学問の一種です。

この問題が出てしまうと
お手上げなんですね。

机上の学問では答えられない。


ましてや薬で解決できる
問題ではありません。


また、例えば病院等の
カウンセリングのように、

それを小手先の
傾聴テクニックで

「なぜそう思うのですか?」

「その気持ちを
もう少し聴かせてください・・」など

延々とオウム返しされると
患者としては
非常に不快になると思います。

*(私も患者時代、こういった
カウンセリングをたくさん受けました。
何の解決にもなりません。時間と料金の無駄でした)



それら教科書的、
小手先のテクニックで来ますのは、

鬱病で苦しんだ事の無い
カウンセラーの発想かと思います。


ですので、
そういったカウンセラーや
精神科医の方々は

うつ病の方が、何を悩み、
何をそんなに苦しんでいるのか
サッパリ分からない。


人の心は、心理学の教科書や
マニュアルでは分からないものです。

そして根本的な事は
傾聴では解決しないと思います。


そのクライエントさんは
もう二度と来ないでしょうね。

あるいは何の解決にもならないのに、
ズルズルとルーティンに
受け続けてしまうかと思います。

時間と料金の
無駄になってしまいます。


私も患者時代、
傾聴一本で終わらせようとする
カウンセラーさんを困らせたものです。


今は逆の立場で
カウンセラーです。

その患者時代の経験を活かし、

心理学で対応出来る普通のケースは
基本、心理学でいきます。


しかし、人間の「生き死に」などの
哲学的な問題が大きく引っ掛かって

うつ病になっている
クライエントさんには

マインドフルネス仏式瞑想
(禅思想・仏教心理学など)で対応していきます。


心理学(机上の学問)は捨てます。

心理学では
対応できないからです。


根底にある「哲学的な問題」が
納得いかない限り

そういったケースのクライエントさんは
例え良くなっても
うつ病を再発する可能性が高いと思います。


また、抗うつ薬等で
脳がハイテンションになっても、

その脳の状態は、化学薬品の力で
「一時的にそうなっているだけで」

うつ病(人生病)が
治ったわけではありません。



この「哲学的要因」は

認知行動療法でよく言う
「認知の歪み(モノのとらえ方の歪み)」

より、もっと根が深い問題です。


もっと言いますと
哲学的要因が根源にあって→「認知の歪み」が
発生しているケースもあります。



当カウンセリングのスタイルは、
既存のカウンセリング技法にとらわれず

クライエントさんのタイプによって


・ティーチング
(心の病対応型のマインドフルネス仏式瞑想指導)
を中心に

・心理カウンセリング、心理療法
(主に森田療法・認知行動療法)

・コーチング


3つを複合、
あるいは使い分けます。




最後になりますが、

この「哲学的要因」は
心理カウンセリングの
教科書に載っていない定義です。

教科書にはない現場の智慧。


そして根底に
これが引っかかっているクライエントさん
非常に多いです。

・・で、病院やカウンセリングを
転々としている。



うつ病の方々は一見、
無気力にみえますが

実は普通の人より
真摯に生きている人達です。


一生懸命生きて
「生きる」という事を

超真面目に向き合いすぎて、
うつ病になってしまう。



当カウンセリングは、
マインドフルネス仏式瞑想などを使い、

その根本問題にもアプローチし、
「とらわれ」を緩やかにし、
生き辛さから解放していきます。


すると「脳の病気」も、
「認知の歪み」も
自然に治ってくるものです。

脳の病気や認知の歪みは
人生の中で
「副次的に出ているもの」ととらえます。



根本的なものが
解決していきますと、

副次的に出ているものは、
自ずと「根本解決」してくるかと思います。



例えば
「最近ちょっと過労がたたって、
うつ病になりました」 のようなケースは、

普通の薬物療法や休息、
ノーマルな心理カウンセリングで治ると思います。


・・ですが、

今回のお話のような、
こういった深い「哲学的問題」が
引っ掛かっているケースは
普通の方法では治らないと思います。

アプローチ法を変えてみます。





【2011/06/19 07:27】 | うつ病
トラックバック(0) |
~「症状」マインドフルネスから
「生涯」マインドフルネスへ~




今日は案外誰も語らない

うつ病「寛解後」について

現役心理カウンセラーの立場から
お話いたします。


日本の多くの
メンタル系病院は、

うつ病は抗うつ薬で
ハイテンションにして
寛解(かんかい)で

「はい。おしまい」と、
とらえるところが
非常に多いです。


ですが、
それでは不十分です。

鬱病、再発率が
50~60%以上と
言われているのは、

そういった
多くのメンタル系病院の対応も

一つの
要因かもしれません。


対して、欧米の進んだ
心理臨床や精神医学は

とらえ方が少し違います。

うつ病「寛解後」こそが
重要なんです。

そこにアプローチを
かけていきます。


*寛解(かんかい)とは、
一見良くなったかのようにみえるが

実は根本のところは、何も変わっておらず、
いつ再発するか分からない状態。



さて、まず
当カウンセリングに
いらっしゃる方々は

現在の「うつ病・うつ状態」を
なんとかしたいと思い
来談されます。


熱心にやられる方は、
数か月し、うつ・神経症から
回復してきます。


すると
「マインドフルネス&森田療法」の
心理技術は

うつ病・神経症だけでなく、

職場、家庭など
「日常で」使える事に

気付かれる方が
多いと思います。


マインドフルネス・
森田療法の心理技術は、

慣れてきますと
簡単に誰でも出来る
心理エクササイズです。


いつでもどこでも出来、
身につければ
お金のかからない

一人で出来る、
生涯役に立つエクササイズです。


うつ病は寛解した後
再発率が50~60%と
言われております。

例えば薬で
不快な心理症状「のみ」取り除き

そのまま放置しますと
再発する可能性が高いです。


『何故かと言いますと、
うつ病の根っこには

認知の歪み(モノのとらえ方の歪み・
独特のうつ的心理パターン)があるからです。

また「何故生きるか・・」などの
哲学的問題を持たれている方もいます』



この二つが
スッキリしないと

また行く先々
同じようなストレスに
さらされますと

適切に対処できず、
鬱がぶり返す・・・
という「悪循環」に陥ります。


または
「鬱からは回復したのだが、
何か毎日、悶々としている・・・
という状態になります」



それが昨今
問題になっております

うつ病の再発率の高さの
根底にあるものです。

寛解期というものは、
まだ克服ではありません。




当プログラムの
マインドフルネスや

森田療法的生活を
日々送っていますと


毎日眉間にしわを寄せ
ため息ばかり・・・

ストレスで疲れきった
うつ病・神経症気質の人達が

ストレスを緩め、毎日を楽しく
朗らかに生きていく事が
出来るようになっていきます。


そんな毎日を送っていたら

気がつけば、
鬱・神経症から回復していた・・・

という状態になっていきます。


そしてそんな毎日は、
回復後も
生涯再発する事はないでしょう。


また、マインドフルネスや
森田療法は

回復後、大人の
生涯学習としても使えます。

(思想・哲学的背景が
しっかりしますと、
「強力なストレス耐性」がつきます)



「症状」マインドフルネスから
「生涯(学習)」マインドフルネスです。



カウンセリングしていて思うのは

最初、すごい深刻な顔をして
来られる方が

当プログラムを
終了され数ヵ月し、

久しぶりに
カウンセリングをしますと、

笑顔の頻度が多くなり、
ジョークがうまくなる方が
多いです(笑)


私はこれを見るのが、
ひそかな楽しみなんですね。



鬱病回復(克服)は
自分の鬱病を
人ごとのように

笑い飛ばせるようになったら
回復の目安かと思います。


自分の鬱病を
笑いのネタに
出来るようになったら
なおさらGoodですよ。


いつか
心の病を笑い飛ばせる日が
来るといいですね。





【2011/10/25 19:36】 | うつ病
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