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マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
~~~~~~~~~~~~~~~~~
認知療法から
マインドフルネス仏式瞑想へ
(入門編)

~~~~~~~~~~~~~~~~~


このカテゴリー
「マインドフルネスとは?(入門編)」は

認知療法
それを発展させた
マインドフルネスの特徴を

初心者向けに

若い子でもわかるように
書いていきます。



(理論派の方は、コチラからお入りください)
↓(マインドフルネス初級~上級)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-59.html
↓(マインドフルネス技術編)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-2.html
↓(マインドフルネス理論編)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-30.html



まずマインドフルネスを理解し、
身につける上で基礎となる

「認知療法のお話」をいたします。




こんなお話をいたします。


あるところに

よし子さんと
うつ子さんがいました。



今日は、職場の友人と

いろんなところに遊びにいき
楽しい一日を送りました。


友人から
「一緒にいると楽しいね!」

と言われました。




よし子さんは

「ほんと!うれしい~♪また遊ぼうね!」



対して、
うつ子さんは 

「この人、こうは言っているけど
本当は私のこと嫌っているに違いない」
(本当は楽しくないくせに・・・)
          ↓

「これって私に対する皮肉?
遠回しの悪口かも」
          ↓ 

「私はどうせみんなに嫌われているので、
死んだ方がマシだ。生まれてこない方がよかった。
あぁ。疲れる・・」




また、他のシーンでは、

よし子さんと
うつ子さんが

仕事で
同じ失敗をしました。



よし子さん 

「失敗しても、ここから
何か学べる事もあるな。頑張ろう」



うつ子さん 

「あぁ。私はいつも失敗をする。
何やってもダメ人間だ」
         ↓

「生きている価値すらない・・・
あぁ、もう疲れた。死にたい」




同じ出来事なのに


よし子さんは楽しい。

うつ子さんは
いつも被害妄想で鬱になる。

なぜだろう??



この違いは何なのでしょう?




心理学1




同じ刺激(S)に対して

ある人は「楽しい」

ある人は「不快、苦痛」という
違った反応(R)


================
カギを握るのは
モノのとらえ方
================


モノの見方、とらえ方を
変えてまいりますと

世界は変わり
生きるのが楽になっていきます。


*このモノのとらえ方の歪みの事を
心理学では「認知の歪み」といいます。

(認知の歪みについて、
詳しくは以下リンク参照)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-28.html



・・ただ、

これらは
「頭の理屈」で分かっていても

うつ・神経症の
修羅場が来た時、

分かっちゃいるけど、
実際使えませんね。



そのために
専門家(心理療法家・心理カウンセラー)に
ついてもらい、

日々、心理トレーニング・
お稽古をしていきます。


日々練習をすることで
モノのとらえ方(心の反応パターン)が
修正されていき、

いざ!という時に
使えるようになっていきます。



例えば野球でも
普段から
きちんと修練しておかないと、

いざ本番。試合で
バッターボックスに立った時、
ヒットが打てません。


これはピアノ、武道、
バレーボール、水泳、

どんなお稽古事でも同じですね。



うつや神経症も同じ。

普段からきちんと
心理トレーニングしておかないと、

うつ・神経症の波がやってきたとき、
使えませんね。



専門家
(心理カウンセラー・心理療法家)に
ついてもらい、

普段からしっかり
トレーニングしていきますと、

どこの職場、環境に行っても
(よほどブラック企業でない限り)

おかしなストレス反応をする事なく、
それなりにやっていくことが出来ます。



~~~~~~~~~~~~~~~
モノのとらえ方を
修理していきますと、
人生が変わっていきます。

外界を変えようとするより、
自分の認知
(モノのとらえ方)が変わると

世界(人生)が変わります。

~~~~~~~~~~~~~~~



*現在、心理学の世界では
認知(行動)療法と
それを発展させたマインドフルネスは

うつ病だけでなく、
神経症(不安障害)、パニック症、
摂食障害、各種心の病。

また一般の方のストレス対処、
教育、社員研修など・・

様々な分野で活用されております。



<続く>



---------------------------------------------
☆補足。

上記図式「R(反応)」のところ
「不苦不楽(中立)」は

「中立・どちらでもないと
思っているものも」

厳密に言いますと
微妙に0.1くらい・・・

「苦」か「楽」に揺れています。

(そこも観察できると、
なお良いですね)
----------------------------------------------






当心理カウンセリング、
心理療法(マインドフルネス仏式瞑想・森田療法)

お問い合わせ・お申し込みは、コチラからどうぞ。

http://mindfulness-arugamama.com/mail


*「当心理相談所、
13年運営のポリシー」*

・当カウンセラーは、特定の宗教団体、
自己啓発団体など、一切関わりはありませんし、
一切関係ありません。

・またサプリや霊感グッズなど、
おかしな物品販売・勧誘等も一切ありません。

・悪質な自己啓発セミナーのように、
個別にしつこく勧誘・
セールスすることも一切ありません。





☆ 当ブログ・メルマガ・ホームページは
著作権により保護されています
著者の許可なく、無断転載・転用(一部引用も含む)は
禁止します。






【2011/09/20 18:57】 | マインドフルネス心理療法とは?     (入門編)
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ジャガー
初めまして、ブログ見させて頂きました。
私も最近になりうつ病を発症し、休養中の身です。
治った時のためも含めてブログを書いてます。
もしよろしかったら相互リンクして頂きたいのですがどうでしょうか。
よろしくお願いします。

Re: ジャガーさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。
ジャガーさんの心の病が
良くなる事をお祈りしております。

後ほど訪問させていただきます。

Re: 鍵コメントさんへ
ショウセイ
こんにちは。
はい。台風は特に被害はありませんでした。
ありがとうございます。

さて、相談内容ですが

なるほど。寛解期ですね。
「寛解期について」のお話をします。

参考までに、今の状況から抜け出す
二つのヒントを貼っておきます。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-289.html

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-321.html


二番目のテキストの心理療法ですが、
世の中には様々な心理療法がありますので
自分に合った心理療法を選ばれるとよいかと思います。

一番目のやり方も良いですが、

心理療法で心の安全地帯を作り社会復帰・・・
というのが無難かもしれませんね。


後はその場に留まるか
一歩踏み出すかは自身の問題です。

苦しいかもしれませんが
決断するのは自身の問題です。
これだけは精神科医もカウンセラーも
どうすることもできません。

ですが、あえていいますと
「一歩踏み出すと、そこは探していた場所かもしれませんね」

それではご武運を祈ります。

はい。
いつかお会い出来るといいですね。

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~~~~~~~~~~~~~~~~~
「認知療法」から
「マインドフルネス&森田療法」へ

~~~~~~~~~~~~~~~~~


*森田療法について
↓(全55話:こちらは長いのでボチボチお読みください)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-4.html




1、
まず認知療法の視点


クセになってしまっている
うつ病・神経的思考が浮かんだら、

即座に修正をかけます。


*(うつ病・神経症的思考とは?全12話)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-28.html


それは、お笑いで言うところの
「ボケ」と「ツッコミ」のようなもの。


自分のネガティブな
鬱病思考に対し

「独りツッコミ」
(反論・多角的な視点)をいれます。

*上記リンク参照



うつ病思考が暴走する前に

タイミングよく
「ツッコミ」を入れる事。


このタイミングが
外れますと

うつ病思考に巻き込まれ
持っていかれます。


これらの事を、
頭の中で行ってもよいですし、

もっと効果的なのは、
「認知シート」という
紙に書いていきます。


詳しいやり方は長くなりますので
カウンセリングにて講義いたします。



これが認知療法の主な手法。


ただ、この方法は
限界がありますので、

これに慣れてきましたら
さらに「レベルアップ」させていきます。



それは、

2、
「マインドフルネス仏式瞑想」&「森田療法」の
心理技術を使います。




不快な想念が
浮かんでくるのは

むしろ人間として
自然な事ですよ。


力技で
抑え込むことは出来ません。



ですので

鬱や神経症的思考が
浮かんできても

それを掴まない訓練。


まるで柳の枝のように

どんな感情の
暴風が吹き荒れても

掴まなければ、
ただ自然に流れゆく現象。

それを淡々と見送ります。



ただ、これも
前回のお話同様、

これらを
頭の理屈だけの理解ですと、


実際、うつ・神経症の
大嵐がやってきたとき、

何の役にも立たないでしょう。


当プログラムにて
日々真剣にお稽古していきますと、
こうなっていきます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
頭の中に、うつ・
神経症的ネガティブ思考の
嵐が吹き荒れても・・・

諸々の事象は
諸行無常である。

それは瞬間瞬間、
移り変わっている
ただの現象と知る。

瞬間瞬間、変化・変滅している事象を
ただ淡々と見送ります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



いくら鬱・神経症的思考が
出てきてもかまいません。


掴まず、うつ病思考を
「確認はするが受け取らない」



具体的、心理訓練により

良いクセが
体に染みついていきますので、


「必要以上に、思考・感情に
巻き込まれることもなくなっていきますし、
落ち込まなくなります」



頭の理屈の理解も
大切ですが、

それを実際日常で
使えるようにするために

日々の訓練で
「体で理解していきます」


*具体的な作法・修練法は
当プログラムにて、
丁寧にご指導いたします。




~激流を制するは静水~


日常で、頭の中で、
怒涛(どとう)のように押し寄せてくる

激流のような
うつ・神経症的な思考も

静水に包まれて
やがて穏やかになる





こういった
認知行動療法や

マインドフルネスを使った
カウンセリング・コーチングは


従来型の
「話を聴くだけ(傾聴)」

「ありきたりな事だけ言って、
ハイおしまい」のような

とらえどころのない
心理療法やカウンセリングと違い

「ではどうするか?」という、
『心理学的具体策』を出していきます。



1と2により、
「モノのとらえ方」
(認知の歪み)に焦点を当て

具体的に練習し
実際うつや神経症の
大嵐が来ても

淡々と対処していけるように、
「克服」まで持っていきます。

心理学的な
具体策を出していきます。



*ただし病的に
ヤル気が出ない方、

もしくは現在
精神混乱状態の方は

まず病院の薬物療法で
少しモチベーションを上げて、
少し状態を落ち着かせてから

心理療法を導入された方が
よいかと思います。





【2011/09/23 14:03】 | マインドフルネス心理療法とは?     (入門編)
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Re: 鍵コメントさんへ
ショウセイ
はい。ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。

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~~~~~~~~~~~~~~~~~
心が辛い時
「心理学的な対応策がある安心感」
~~~~~~~~~~~~~~~~~


日常で、
どうしようもない不快な事は

避けて通れない事が
多いかと思います。


生きている限り、
必ず不快な事に遭遇します。



心が不安定になる・・

そんな時どうしましょう。



対処法を知っていないと

以下のような不健全なものに
逃避しがちです。


==================
酒やタバコ、ギャンブル、
ドカ食い、他人や物に当たり散らす、

惰眠を貪る、妄想に浸る、
リストカット・・・などなど。
==================


ネガティブな逃避」ですね。
(結果的に身を滅ぼしていく逃避)



ですが、それらに逃げても
何の解決にもならないと思います。

それらは結果的に
不快な想念を増す、悪循環を作ります。


不快な出来事を、
そういった不健全な刺激対象に
注意をそらすことにより、

潜在意識に押し込め
意識、無意識2

強引にフタをして
忘れたフリをしているだけで・・


「それ」はまた
時間をおきますと、

普段の意識レベルに浮上し、
謎の精神不安定が生じてきます。
意識、無意識3


そしてまた情緒不安定になり、

不健全な刺激対象に注意を向け、
潜在意識の中に押し込める。
意識、無意識2


また時間をおいて浮上します。
意識、無意識3


また押し込める・・・
意識、無意識2



この悪循環
繰り返せば繰り返すほど、

不快な心的エネルギーは
強くなっていきます。



*このシステムを心理学では
「抑圧」といいます:詳しくはこちら

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-9.html



この悪循環サイクルは、

ハマればハマるほど
抜け出せません。


また、そういったものへの依存が
身体をも蝕んでいきます。

↓(異常なドーパミンレベルが、脳をおかしくします)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1250.html




そこで、その悪循環から抜け出すため

心理学・脳科学的理論に基づいた
「対処法があるという安心感」

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-66.html


これが心の安定を連れてきます。
心のお守りです。


マインドフルネス仏式瞑想を
身につけますと

そういった場合、
サッと数十分

マインドフルネス仏式瞑想モードに
入ります。


誰も侵す事ができない
完全な心の聖域、

自分だけの
心の安全地帯を作ります。

「ポジティブな逃避」です。



上達しますと
ストレスイベントに遭遇しても、

何事も無かったかのように
心は晴れ渡り、
ニュートラルな状態になっていきます。


とても生きるのが
楽になっていきます。



また、マインドフルネスや
森田療法は、

自分の良い所、悪い所を
「あるがまま」に
受け入れる心理トレーニングです。


すると今度は外の世界も
「あるがまま」に
受け入れられるようになっていきます。

マインドフルネス仏式瞑想は

そんな仏教の哲学が
込められています。


自分を本当の意味で
受け入れられると

職場の人達も、友達も、
家族も、周りの人も・・・

徐々に受け入れられるように
なっていきます。


対人緊張・対人不安が
緩んでいき、

人付き合いが
とても楽になっていきます。




ここで言います
ポジティブな逃避は

実は逃避ではなく、

逆に「現実に向かう力」が
出てきます。



心の病で辛い時、

過去や未来は
一旦シャッターを閉め


心理技術を使って
現在・今・この瞬間の事実」に

穏やかに目を向け
対応していきます。


頭の中で、

過去・現在・未来・・・
三世の情報を一気に

パーフェクトに
情報処理しようとしますと
脳的に、とても辛くなります。

情報処理が困難になっていき
バグを起こします。

(そして謎の精神的不調を
起こします)


しかし、私達が
現実生きられるのは

「今・現在・この瞬間だけ」です。



「今・現在、目の前の事実」を

一つ一つ対応していくならば
楽でしょう。


*すると、あなたの脳も
情報処理が楽になり、
バグを起こさなくなっていきます。

↓(体験版:プチワーク「現在・今・この瞬間」)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1354.html



かえってこちらの方が
人生の能率がよくなります。

マインドフルネス仏式瞑想の技術を
努力し身につければ、誰でも出来ます。


とても生きるのが
楽になります。

マインドフルネス仏式瞑想的な
生き方です。



今まであなたは、
うつ病・神経症的な

とても辛い人生を
歩んできたと思います。


これからの人生は、
マインドフルネス・森田療法的な
新しい生き方を身につけ


朗らかな楽しい人生を
歩んでまいりましょう。





↓当心理療法・カウンセリングについて
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html




【2011/09/26 11:53】 | マインドフルネス心理療法とは?     (入門編)
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~~~~~~~~~~~~~~~~~
うつ病闘病中の
「頭の中のヒソヒソ悪魔!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~



うつ病をはじめ心の病は

頭の中で一日中、
自分に対する批判的な言葉」が
浮かびます。


頭の中のヒソヒソ悪魔は、
こんなつぶやきをします。


=====================
「きみはダメ人間だ」「クズだな」
「生まれてこない方がよかったのでは」
「何も出来ない最低な人間だよ」などなど・・
=====================

こんな言葉が
頭の中で一日中・・

浮かんできては縛られます。



認知療法と
マインドフルネス仏式瞑想で

「頭の中のヒソヒソ悪魔」の
対処をしていきましょう。



☆まず旧来型の、
「認知療法の戦法」




ヒソヒソ悪魔

「きみはダメ人間だ」


自分

「ダメ人間かもしれないが、今こうして
カウンセリングに通い、
心理療法を修練して頑張っている。

この点に関しては
必ずしもダメ人間ではない」



ヒソヒソ悪魔

「何も出来ない最低な人間だよ」


自分

「それは事実と、そうでない点がある。
確かに今、休職中だが、

今まで仕事で
良い成績をあげた事もあるし、

今、ボランティアに参加し
地域貢献もしている。

心理療法の修練も始めた。

この点では何も出来ない・・は
間違いなのではないですか?
何かやっているので。

それに悪魔くん。最低とは
何をもって最低なんでしょうか。

最低とは自分が自分に、
最低とレッテルを貼った時に最低になる。

私は現在、心理療法により
以前と思考パターンが少し変わった。
自分のこと、そこまで最低とは思っていない」



などなど。

~~~~~~~~~~~~~~~
頭の中のヒソヒソ悪魔に対し、
淡々と事務的に反論
していきます。
~~~~~~~~~~~~~~~


もしくは認知シートを使い、
うつ的な認知の歪み(自動思考)に対し、

反論を書き込んでいきます。


*頭の中で行うか、
認知シートに書くかはお好みで。


これが旧来型の認知療法。




しかし・・・




うつ病の人は、
よく分かるかと思いますが

頭の中の
ヒソヒソ悪魔の攻撃は一日中です。

敵が多すぎてキリがない。
泥沼の戦いになります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*私自身が昔、
うつ病&強迫神経症患者だったころも

「起きている時間の90%くらい」

ヒソヒソ悪魔の攻撃に
さらされました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~



軽い鬱なら
これで良いかもしれませんが

ヘビー級の鬱は
いつしかネガティブ思考に巻き込まれ
持っていかれます。



そこで戦法を変えましょう。


認知療法のやり方では、
やがて鬱に敗北しますので、

「マインドフルネス仏式瞑想」の
対処法
を修練していきます。



<続く>





【2011/10/04 17:14】 | マインドフルネス心理療法とは?     (入門編)
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~~~~~~~~~~~~~~~~~
うつ病「頭の中のヒソヒソ悪魔」2
~マインドフルネスの対応法~

~~~~~~~~~~~~~~~~~


<前回の続き>


うつ病をはじめ
心の病は一日中、

頭の中で
「自分を批判する言葉」
「自分をけなす言葉」が

浮かんできて苦しみます。


前回は旧来型の
「認知療法」の対応法でした。


今日はそれを発展させた

心理学の世界では、
新しい(第三世代)の
心理療法といわれている

「マインドフルネス(仏式瞑想)」の
対応法
の一部を紹介いたします。




例えば

頭の中で、頭の中で
ヒソヒソ悪魔くんが

どんな不快な言葉を
もってきても


「受け取らなければ」
害になりません。



それをグーッと掴むと
苦しみになります。


受け取れば

落ち込み、
鬱状態になります。


受け取らなければ

不快な想念は力を失い
過ぎ去っていきます。


持ってきた不快なプレゼントは
ゴミ箱行きです。



マインドフルネス仏式瞑想は
確認はするが受け取らない訓練

そのクセ付けをします。




~「聖なる無関心」~


テレビのチャンネルをかえる時

興味がなさそうな番組は
1秒でサッと
チャンネルをかえますね。

あんな感じです。

もうヒソヒソ悪魔の言葉は
興味がないんです。



「聖なる無関心」とは
単なる無視ではありません。

「認識(確認)はするけど受け取らない」
「確認はするが執着が無い」


ということ。



出てきてもかまいませんが
受け取りませんよ。

どうぞ持ち帰ってくださいな。


一日中、不快な言葉や
想念をもってきますが

「ご苦労さんな事です。
どうぞご勝手に。お疲れさま」



これがマインドフルネスの
対応法です。

そのうちヒソヒソ悪魔は、
攻め疲れします。


ヒソヒソ悪魔の
攻撃の盲点は

現実の世界には
直接攻撃出来ないということ。


彼(悪魔くん)のやり方は

不快な言葉、想念を
「掴ませる」・・・

そして「自滅を誘発する」
というやり方です。


掴まなければ
ヒソヒソ悪魔は無害になります。


*前回・今回のお話の
「悪魔」はたとえです。




さて、
ざっと概要を書きましたが、


ただ、これらを
頭の理屈で分かっても・・

実際、うつ・神経症の
「修羅場」がやってきたとき、

やはり巻き込まれてしまい、
使えないでしょう。



日々、心理トレーニングをしていき、

身体で身につけ、分かっていく事が
本当に分かる事です。


A・頭の理論 + B・身体の理解(技術修練)= 「本当に使える智慧」


Aだけでなく、Bだけでなく、
「AとB同時進行」で身につけていきます。



*ただし具体的なやり方は、
心理療法の専門家
(心理カウンセラー・心理療法家)に

必ずマンツーマンで
ついてもらって修得していきます。

自己流・独学ではまず不可能です。

必ず心理療法の専門家に
ついてもらって行います。





【2011/10/05 04:33】 | マインドフルネス心理療法とは?     (入門編)
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うつ病・神経症(不安障害)などの
「だるさ・億劫感・イライラ・自殺念慮・不安感・・・」

このように心がネガティブな時、
こんな体験ワークをやってみましょう。


(一時的にですが)インスタントで「即」
心静かに穏やかになります。




「身・口・意」(三業:さんごう)を清める。
(身口意とは身体と口、心のこと)


私達人間は放っておけば
ろくなことをしません。

身体、口、心の想念・・・
これらによって「悪さ」をします。


そして精神的に疲れ果てるのですが・・
心が疲れましたら、
こんなワークをやってみてください。



1、まず「身」

目は閉じてください。

身体をピタッと静止する。
お地蔵さんのように動かない。

「意志の力」で止められるものは全て止める。
*ただし呼吸は普通にしていてくださいね。
呼吸は操作しない事「あるがまま」


かゆくてもかかない。
どうしても足が痺れたら崩してもよいですが、
基本動かない。

↓この写真のように坐を組み
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-465.html

背筋をスッと伸ばし、少しだけ胸を張り、
首を起こし、アゴを軽く引き、
腰骨を起こし、肩の力を抜き坐ります。


2、次に「口」

口は閉じ、おしゃべりは止める。
口は空気がこもらないようにし、
奥歯は噛みしめない。
舌を前歯の裏あたりに当てる感じ。

ですが、あくまで自然な感じで・・


3、最後に「意」

心から浮かんでくる
想念・妄想・感情・雑念・・・
出るがままに放っておきます。
執着しない。

また、出てくるイメージや画像は
脳が作り出した「単なる幻想」ですので
ありがたがらず捨ててください。


うつ病・神経症独特の
想念への「執着性」を緩めていきましょう。
「掴まない掴んでしまったら手放す」
「確認はするが受け取らない」

身体の感覚も同様。
感覚を出るがまま放っておく。
「掴まない掴んでしまったら手放す」
「確認はするが受け取らない」


想念も感覚も出るがまま
「あるがまま」

私達人間も地球を構成する細胞の一つ。
地球の細胞「自然現象になりきる」

~ 一即多 多即一 ~


この状態を
数分・・数十分続けてみてください。

身・口・意が
インスタントで(一時的にですが)
清らかになります。

この時間だけは
身・口・意が作る
悪業(あくごう)を止める事ができます。


これはマインドフルネス仏式瞑想に
入る前の「準備体操」ですが、

続ければ続けるほど
心の嵐が止み
心静かに、穏やかになっていきます。

~全ては移り変わり、過ぎ去っていく~

aozora.jpg

あれだけネガティブだった心が晴れ渡ります。


ただし、これの効果は一時的です。
時間が経てば「元の木阿弥」

当カウンセリングで行うマインドフルネスでは、
ここからさらに深く「心の病の根っこ」に対応していきます。


まず今日のお話のような状態を作ってみましょう。



当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html



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【2013/02/19 07:03】 | マインドフルネス心理療法とは?     (入門編)
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Re: 鍵コメントMさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

> 体験ワークを実践してみました。心身がリラックスでき、気持ちがとても軽くなりました。これだけでも、効>果十分な感じですが、マインドフルネス瞑想法の準備運動でしかないのですか?マインドフルネスって、奥が>深いのですね。

そうですね。ここに書いてありますのは、
いわばスポーツに入る前のストレッチみたいなものです。

「心の筋肉」がほぐれましたら
メインのワークに入っていきます。

マインドフルネスはシンプルであるがゆえに
奥が深いものですよ。

続ければ続けるほど、段階的に深くなっていきます。
ある「心の閾値(いきち)」を越えますと、
心の病がどうでもよくなり、執着が緩まり
生きるのが楽になっていきます。

また集中力養成や脳トレ効果もあります。
一石二鳥ですねi-260


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「コンビニ、うつ病駅前店の一日」

~うつ病を寛解ではなく「克服」すると
こんな世界になります~


駅前のコンビニ。

今日もお店には
様々な人がやってきます。


いつも来る人
たまに来る人
初めての人

ずっと立ち読みして
長居する人。


店員さんの目で
観察してみましょう。


「お・初めてのお客さんだ」
「ああ・またあなたですか」

「いつも長いですね」

「おやおや今日は
何も買いませんか」

「今日はお急ぎですか」


私達の頭の中の
「うつ病・神経症思考」も

店員さんの目で
観察してみましょう。



コンビニ(頭の中)に
様々なお客さん(思考・妄想)が
やってきます。

・自分はダメだという思考(お客さん)

・私なんか生まれてこなけりゃよかった・・
という思考(お客さん)

・私はみんなに
迷惑をかけているという思考(お客さん)

などなど・・・


「おお・またあなたですか」
「お・初めてのご来店ですね」

「いつも滞在が長いですね」
「おやおや今日は何も買いませんか」

「今日はお急ぎですか」
「またやってきましたか」

「おやおや、今日は2回目の
来店ですね」



コンビニ(頭の中)には一日、
様々なお客さん(思考・妄想)が

やってきては
去っていく

去って行っては
やってくる

「いらっしゃいませ」

「おお、お帰りですか。
ありがとうございました」

今日もにぎやかな
コンビニ(頭の中)でした。


さ、今日も一日
お客さん(うつ病思考)に
「とらわれず」

今日やるべき
行動(仕事)を終えました。

閉店です。
おやすみなさいませ。


頭の中の
思考・妄想・雑念は

やってきては
去っていく

去って行っては、

またどっかから
やってくる

お客さんのようなもの


============
おお。やってきたか
おお。去って行きましたか

いらっしゃいませ

ありがとうございました
============


去って行っては
やってくる

やってきては
去っていく

うつ病・神経症思考を

お客さんを「観察する」
店員さんのように

客観的に
観察していてください。


もちろんこれは
読んだだけ、

理屈の理解だけでは
実際出来ません。


熟練した専門家
(心理療法家・心理カウンセラーなど)
の指導による

「心理学的理論に適った、
具体的専門トレーニング」
が必要です。


*ただし、教材などをみて
「勝手にやってね」というものではなく、

必ず生身の人間(専門家)に
「マンツーマン」でついてもらって
行ってください。



身体を使った
日々のトレーニング
(マインドフルネス仏式瞑想)なしに
この境地へは入れません。


(禅では「不立文字(ふりゅうもんじ)」
といいます)



心理療法が
身につきますと、

これからの人生

頭の中の思考・妄想、
それに伴う「気分」
振り回される事が無くなっていき・・・

人生の手かせ
足かせが外れ

生きるのが
とても楽になっていきますよ。


ついでに
仕事などで作業効率が
抜群に上がるというオマケつき




p.s

私も若い頃
コンビニでバイトしたことが
ありますが、

いつもいらっしゃる
常連さんは
観察していて面白い。


店に入って、歩く経路、歩き方、
手に取る商品、かごの持ち方、

買う商品も、毎回同じような
パターンがあります。


私達の頭の中の

うつ病・神経症的な
思考や妄想も

「コンビニの常連客」と同じで

「毎回同じようなパターン」が
ありませんか?


それを店員さんの目で
客観的に観察してみてください。

面白いですよ。



さらに踏み込んだ
具体的な心理技術は

カウンセリングで
お稽古します。




当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html




【2013/10/21 18:10】 | マインドフルネス心理療法とは?     (入門編)
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1125
比喩?を使った表現でとてもわかりやすかったです。 コンビニみたく大勢のお客を相手にして一人一人に戸惑ってたらやりきれないですよね(笑)



管理人のみ閲覧できます
-


Re: 1125さんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

そうですね。
うつ・神経症的思考に対する執着が、心理訓練で緩んできますと
「確認はするが受け取らない」というパターンが定着してきます。

自分の思考に対する、店員さんの目(客観視)が完成します。
これを心理学では「メタ認知」といいます。

それではまたいらしてくださいね。



Re: 鍵コメントRさんへ
ショウセイ
おはようございます。
おお!Rさんお久しぶりです!

> 朝夕寒くなりましたので。
> どうぞ御身お大切になさって下さいませ。

ありがとうございます。
ほんと朝は冷えますね~
Rさんも風邪などひかないよう気をつけてくださいませ。

またサイトに遊びに行きますねi-260



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~~~~~~~~~~~~~~~~~
心の病で辛い時、
きちんとした対応策がある「安心感」
~~~~~~~~~~~~~~~~~



人は精神的に辛い時、

「これがある!」というものを
持っていますと
強力な安心感が得られます。



元うつ病・
神経症患者の視点で言いますと、

うつ病や神経症(不安障害)は
日によって
「波」があるかと思います。


例えば、
調子のよい日が続いたのですが、

ある日突然、
谷底に落とされたように、
どん底に落ちる日もあります。


そんな時、
薬物療法しか「策」が無いと
とても苦しむかと思います。

(薬物療法は一時的な対症療法なので、
根本解決にはなりません。
また、薬物療法だけでは弱い)


もちろん薬物療法を
否定するわけではなく

もう一つ「軸」を
持っていると
「強力な安心感」が得られます。

薬物療法と
心理療法の二刀流。

安心して闘病できます。


心理療法は、薬物療法とは
全く違った方法論から

心の病に
アプローチしていきます。


心理療法
(マインドフルネス・森田療法)を
行っていますと、

うつ病で、とても辛い時・・
辛いは辛いのですが、

ちゃんと心理学的
「対応策」があります。


逆に言いますと、
うつ病や神経症で辛い時、

「何も策が無い」と
地獄の苦しみです。


「私は一体
どうすればよいのか!?」・・・と。


人は「どうすればよいのか分からない時」が
最悪の苦しみです。


何か「策」があると、
どれだけ安心か・・・ですね。




=========================

こういった考えを
裏付けるため

有名な心理学実験を紹介します。

*(weiss.J:1972、
「ストレスと疾患における心理的要因」より)



簡単に説明いたしますが、
こんな実験です。


3匹のラットを
それぞれ実験装置の中に入れ、

・1のラットは何もしない。

・2のラットは、警告音の「10秒後」に
必ず電気ショックを与える。

・3のラットは、警告音は適当に流し、
ランダムで電気ショックを与える。


=========================




この実験の結果・・

3のラットは
「神経性の胃潰瘍」が
たくさんできました。

何ともならない病的な状態。

(実際の戦争でゲリラ戦法を受け、
神経症になってしまう兵隊も
同じような状態かと思います)



対して、

1はもちろん、
なんと「2」のラットも

あまり胃潰瘍は
できませんでした。


*また2を改良し、警告音が鳴った後に
「安全地帯」に行けば

電気ショックは免れるという
仕組みも作りましたが、同様の結果でした。

ストレス性の胃潰瘍はあまりできません。




いつも当講義でも
皆様にお話するように

A、
「今から頭をぶつけるぞ・・・」

「せーの・・・ガツン!」

「あいたたた・・・」
「ま、痛いけど何とか耐えられる」


B、
「突然、何の準備も予測もなく、
おもいきり頭をぶつける」

「鬼のような耐え難い痛みです」


皆様も家で、タンスの角に足の小指を
無意識的にぶつけた時あるでしょう?

「悶絶するような痛みですよね」



上記のワイスの実験の
ラットのように

今から来るぞ!と
分かっていれば


心の構え、
また「策」を使って対応ができる
安心感がありますので、

ストレスはあるのだが、
あまり有害な影響を及ぼさなくなる



・・という実験です。




さて、これを

うつ病・神経症(不安障害)に
照らし合わせてみますと


うつ病や
神経症の波も、

調子がよい日に、
「大丈夫だ」と

余裕をかまし、
あぐらをかくのではなく、


今は安定しているけど、
また移り変わり

「うつの大波はくるぞ」と
分かっていれば、

実際うつの波が来た時、
「あ・来たか」と
乗り越えられます。

(確かに辛いのですが、
壊滅的な心理ダメージはありません)


一切の事象は「諸行無常」
現在の状況も、

全て移り変わっている
「プロセス」です。


今の心地よい状態も
移り変わるし、

とても辛い状態も
移り変わっている・・

という単なる「現象」です。



もう一つ大切なことを
付け加えますと、

ただ波が来るのを
分かっているだけではなく、

「うつの波の乗り方・対応策」を
持っておかないと

波にのまれ、
やられてしまいます。



心理療法を行う事は、
うつの波が来ても、

マインドフルネスや
森田療法というサーフボードで、

うつの波をひょうひょうと
乗りこなす事が出来ます。


サーファーにとっては
大きな波が来れば来るほど
ワクワクします。


ただし心理療法という
サーフボードを持っていれば・・の話です。

ちゃんとしたサーフボードを
持っていないと

うつの大波が来た時、
地獄でしかないと思います。


上記実験の
「3」のラットのように、

対応策の無い
「心理的恐怖感・不安感」に
やられてしまいます。




今回のお話は、
心の病に対し

薬物療法一本では弱いので、

心理療法もプラス」して
二刀流をおススメします

・・・というお話でした。



*ただし心理療法は、
怪しいオカルトモノはNG。

ちゃんと科学的・
心理学的理論に適った

国際的に認められている
方法論限定で行います。




辛い時「これがある!」
(きちんとした心理学的方法論を持っている)

という強力な安心感が
安定した闘病生活、

そして、回復へと導きます。








 当心理カウンセリング、
心理療法(マインドフルネス仏式瞑想・森田療法)

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*「当心理相談所、
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【2014/03/25 13:27】 | マインドフルネス心理療法とは?     (入門編)
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~~~~~~~~~~~~~~~~~
うつ病と無気力(学習性無力感)

~うつ病の人は、
無気力を学習してしまう~

ゆえに、心理療法にて
治していきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~



今回は、少し心理学の
理論的なお話をいたします。


少し難しいかもしれませんが、

当ブログは、
心理学や仏教学の難しい学説を、

なるべく、一般の人でも分かるように
砕いてお話ししてまいります。


ゆえに、若干、
オリジナル学説と

違った表現をすることもありますが
ご了承ください。


それでは今回
少し長いですが

お付き合いいただけますと
幸いに思います。




今回は、心理学の世界で

セリグマンの犬」で知られる
有名な実験を紹介いたします。

Seligman&Maier:1967:

(Effects of inescapable shock upon subsequent escape and avoidance responding)
(Failure to escape traumatic shock)


*うつ病と
関連の深い実験です。



=====================

学習性無力感


まず、A・B。
二匹の犬がいます。


Aの犬には、
警告音が鳴ったら
電気ショックが流れる。


ですが、
ボタンを押せば、

電気ショックは
止まる環境に置きます。


Aの犬は、電気ショックが
流れるのですが、

やがてボタンを押し、
止める事を自発的に学習し、

電気ショックを上手に
回避するようになる。




対して、Bの犬は、
電気ショックが流れた時、

何をやっても、
どんな手段を使っても、

電気ショックが
止まらない環境に置きます。


やがて、Bの犬は、
「無力感にさいなまれ」

ただ黙って
電気ショックを受けるようになる。




・・・次に、

先ほどのAの犬を

電気ショックが流れる
装置のついた箱に入れます。


ですが、その隣に
「もう一つの箱」を置き、

そのもう一つの箱は
「安全地帯」にします。


箱と箱の間には、
飛び越えられる高さの
塀を置きます。


そして、
電気ショックが流れると、

やがて、ピョンと
隣の安全地帯の箱に、
飛び移る事を

自発的に
学習するようになります。




はい。次に

Bの犬を
同じ仕組みの箱に入れます。


するとどうでしょうか。


電気ショックが流れても、

「隣の箱に
飛び移ろうという意志もなく」

ただ電気ショックが
流れるがまま、

うずくまってしまいました。。




*(動物好きの方には、こういった実験は、
イヤな内容かと思います。

心理学系の理論書に、およそ掲載されている
論説ですので今回紹介させていただきます。
ご了承ください)

=====================




はい。ざっと概要を
書いてみました。


この実験ですが、

後にセリグマンは、
1980年代に、

このモデルが
人間のうつ病にも適応する
」という

研究結果も発表しました。


*また近年では、この理論が
児童虐待や、いじめなどの問題にも
幅広く使われております。



それは、身体的な
ストレス環境もそうですが、

「精神的なストレス環境でも」


まさに上記
Bの犬のようになってしまい、

「あぁ。私は何をやっても
ダメ人間だ・・・」と

「無力感を学習」してしまい
うずくまってしまうのです。




ここで、元うつ病患者として、
私が付け加えるのは、

精神的なストレス環境は、

何も職場や、
人間関係ばかりではなく、


「自身の頭の中の
ネガティブ妄想・雑念に巻き込まれる事」
(内的世界)も


最大の精神的
ストレス環境かと思います。



うつ病・神経症患者は
実際の職場等のストレスより、

家に帰ってからの
頭の中の独り相撲」が辛い。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
例えば、

「私はなぜ、あんな対応をしたんだ。
私は大バカ者だ」

「私など生まれてこない方が
よかったのでは」

「私は会社に迷惑をかけ、
取り返しのつかない事になってしまった。
ダメ人間とは私の事だ」

・・・などなど。

頭の中で一日中、
ネガティブ妄想に苦しみ悶々とします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



うつ・神経症系の
読者の皆様は

こういった
「頭の中の独り相撲」

思い当たるフシが
あるかと思います。


*私も患者時代は、
起きている時の90パーセントくらい、

こういった思考に執着してしまい、
悶々とし、苦しみました。



毎日、頭の中が
こんな状態にさらされ、

これを上手に対処できる
「心理技術」が無いと・・・

やがて、先ほどの実験の
Bの犬のようになります。


---------------------------------------
「どうせダメなので、
何をやっても無駄だ」・・・と。

人生ずっと、その場に
うずくまってしまう。
---------------------------------------



ちなみに、
脳科学の視点から言いますと、


ラットを使った、これと同じような
実験(A・Bの犬→A・Bのラット)があります。

*weiss.J:1972、
ストレスと疾患における心理的要因

↓(詳細はこちら)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-977.html



そして、先ほどの
犬の実験のように、

「Aの適切な回避」を
学習しているラットの脳内。


電気刺激を
受け続けたのにもかかわらず・・

ノルアドレナリンの濃度は
「いたって正常」であるのに対し、



Bの無力感を
学習してしまい、

適切な回避行動を
止めてしまったラットは、

脳内ノルアドレナリンの濃度は
「劇的に減少」していました。


ノルアドレナリン
(ノルエピネフリン)は、

抗うつ薬を服用されている方は
よくご存知かと思いますが、

これが減少しますと、
「無気力・ヤル気が無くなり・
億劫になり・だるくなります」



*ただ、このノルアドレナリンも
「モノは加減で」

たくさん出すぎますと、

「悪玉(ストレス)
ホルモンになります」

かえって脳や身体に
ダメージを与えてしまいます。




・・・さて、
話を戻しますが、



では、今回のお話。
ここで終わってしまいますと、

「ええ!?じゃ、
どうすればいいんですか?」

になりますね。



当心理相談所の
プログラムでは、

うつ病・神経症的、
「Bのような無力感を
学習してしまった人達」に


マインドフルネス仏式瞑想や
森田療法、

また、認知行動療法の
心理技術」を使い、


逆に「大丈夫」という

心理学的 学習プログラムを
徹底的に身につけていきます。



------------------------------------
「え!?
何が大丈夫なんですか?」
------------------------------------


はい。それは

うつ・神経症的、
思考・妄想の嵐、

またストレス環境でも、


心理学的技術
(マインドフルネス・森田療法など)を使い、

上手に適切に
クリアできることを


当カウンセラーと
マンツーマンで

一定期間、
訓練していきます。

Aタイプになるよう
「学習」し

メンタルスキルを
身につけていきます。


*この方法は、認知行動療法では
・条件付け
・エクスポージャー(暴露療法)
・森田療法では恐怖突入といいます。




もちろん賢明な
読者の皆様は

説明するまでも
ないと思うのですが、


人の脳の構造は、
そんなに
単純なものではありません。

一日・二日・・短期間で
変わるものではありません。


世の中には、
「うつ病が〇日で治る」を謳う、

自己啓発セミナーや、
カウンセラーを
たまにみかけますが・・


当ブログの読者様は、
智慧がありますので、

こういった類のものに、
騙される事は無いと思いますが、、



この心理学的技術が
浸透するまで

私達、専門家と共に、
一定期間の訓練が必要です。


*少し大変ですが、
ここ(心理療法)で得られるものは、

薬物療法のような、一時的寛解ではなく、
根治にたどり着きます。




辛い時、困った時、

「これがある」という安心感を
身につけていきます。


………………………………………………
ただ・・この世に生きる限り

ストレスの全くない
「完全なる理想郷はありません」

どんな人でも、生きていれば、
必ずストレス
(いわば人生の電気ショック)に
遭遇します。
………………………………………………


ですが、その時、


上記実験のAタイプになるか、
Bタイプになるか、

人生の電気ショック
(苦・ストレス)に、対する

適切な
「心理学的メンタルスキル」を
持っているか、持っていないか

・・・が、カギとなります。



当心理相談所で
行っている心理療法は、

薬物療法とは
「全く違った理論と技術」から
入っていきます。



例えば、
病院に言われるがまま

何年・何十年、ズルズル惰性で
抗うつ薬を飲み続け

「どうせ治らないんだ」・・・と、

「Bパターン(学習性無力感)」に
なるのではなく、



しっかり
心理療法を身につけ、

人生の電気ショック
(苦・ストレス)に健全に対応できる


Aパターンの、
苦難を乗り越えられる

「智慧とメンタルスキルがある人」に
なっていきます。



そして・・・

そんな心理療法的生活を
送っていますと、


やがて脳内神経伝達物質
(ノルアドレナリン・セロトニンなど)の

濃度・バランスも
正常になっていくと思います。

病的な無気力から
脱する事が出来るようになります。


この、うつ・神経症的
「学習性無力感」に対し、

新しい環境に身を置き

(心理療法家に
ついてもらうのも新しい環境)


新しい「条件付け(心理技法)」を
訓練し、身につけていく事により

徐々に改善されていきます。



当活動では、
2004年から、

様々なクライエントさんと共に
歩んできました。

そして様々な人たちが
回復を勝ち取り
巣立っていきました。


必ず人生の苦難は
乗り越えられます。




長文、最後までお読みくださり
ありがとうございました







当心理カウンセリング、
心理療法(マインドフルネス仏式瞑想・森田療法)
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【2015/07/24 02:09】 | マインドフルネス心理療法とは?     (入門編)
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例えば、
「10人の人」がいたとしましょう。


A、 10人の内、1人が
あなたの事を嫌って罵倒する。

B、 10人の内、3人が
あなたの事を何とも思っていない。
いわば中立の状態。

C、 残り6人は、あなたに好意を持っている。
あるいは、まあまあ好意を持っている。


ですが、うつ病・
神経症(不安障害)の方は

「A」のたった一人のところに、
異常に執着して、


スコトーマ(視野の狭さ)がかかり、

~~~~~~~~~~~~~~~
「私は全員に嫌われている・・
あるいは全員が私を
害そうとしているに違いない」

「世の中の私の評価は
こんな感じに違いない」

・・と錯覚しがちです。
(思い込みます)

~~~~~~~~~~~~~~~


私のところで行っている
マインドフルネスのトレーニングでは

様々な部位に、ある特殊な心理技術で
意識の矢印を向ける訓練をします。

*専門的な技術が必要になります。
必ず専門家(心理療法家)についてもらって
マンツーマンで行ってください。

(この方法は欧米式
マインドフルネスとは違います)


-------------------------------------------
「先生。これって
何の意味があるんですか?」
-------------------------------------------

はい。よくある質問ですね。

これは「スコトーマ外し」の
お稽古になります。


冒頭の10人の話。

うつ病・神経症の方は
Aの嫌っている人のところに
グーッと焦点を当てて

さも、全員に嫌われているような
錯覚を起こしがちです。


このマインドフルネスの訓練が
慣れてきますと

一歩下がった視点で、
Aの人にも、Bの人にも、Cの人にも

「自由自在に」意識を向ける事が
出来るようになります。


もちろんC の
あなたに好意を持っている人のところに
逆にスコトーマをかけ

AやBを
「視野から外す事も可能」ですし、

(ただこれですと、まだ未完成です。
その理由と心理学的システムは
当カウンセリングで述べます)


たとえ「A(嫌っている人)」に意識が向いても
(たしかにイヤですが)
過剰なストレス反応を起こさないよう

上手に意識を向ける事(関わる事)が
出来るようになります。


良いとか悪いとか分別を捨てた
平等な観察、無分別智・平等性智


このように意識の矢印を

自由自在に向ける事が
可能になった人の事を

般若心経では
「観自在菩薩」
(かんじざいぼさつ)といいます。


*(観察が自在になった人。様々な角度から
智慧をもって、物事を俯瞰できるようになった人)

*当講義で出てきます、
智慧(ちえ)=般若(はんにゃ)=パンニャー(panna)
全て同義語です。

~うつ病・神経症からの真の解脱~


旧来型の
認知行動療法(CBT)の盲点は、

認知の歪みだけ指示し、
「具体策」がぼんやりしていて、

具体的に、どうすればいいのか
困惑してしまうところです。

*認知の歪み=モノのとらえ方・考え方・視点の歪み。


それに対し
「第三世代の認知行動療法」である
マインドフルネス仏式瞑想は、

その認知の歪みに対し
しっかり「具体策」「ハウツー」が
あるところです。


しかもその
「具体策」「ハウツー」は

2600年の伝統に培われ
そして歴史に耐えてきた

お釈迦様が作られた
「確かな技術」です。


またその具体策は
近年、脳科学的根拠が
明らかになっております。

「伝統仏教」と「現代科学」の
妙なる融合

人類の英知の結晶です。


==========================

『番外編』
~現代うつ病論を問う~


現代のうつ病論は、

「頑張らない」「脳の病気だから・・」と
主張するだけ主張しておいて、

肝心の「具体策」が無いので
うつ病・神経症に苦しむ方々は
「では、どうすればよいのか!?」・・・と、

余計迷ってしまい、
かえって苦しむのではないでしょうか?


これからの心理学は、
そういった「原因論」的な事に
固執する時代は終わります。

これからは
「目的論(ではどうするか?)」
焦点を当てる方法論(心理学)が
主流になってくることでしょう。


昨今の心理学の世界の流れも
そうなってきております。


また最近、日本古来の心理療法である
「森田療法」が、

日本・台湾・アメリカなどで
注目・再評価されているのはここです。


森田療法は約100年前から、

・気分本位ではなく目的本位
・過去(原因)は不問とす。これからどうするか?

をテーマに、

原因論ではなく「目的論」
焦点を当てた方法論を
すでに展開していました。

これは
我が国が誇る精神文化です。


また、ここ数年前から
アドラー心理学が再評価され、

ブームになっているのも、
上記の論点からです。

(森田療法とアドラー心理学は、理論の共通点が多い。
当プログラムでは、森田療法・アドラー心理学・
マインドフルネス仏式瞑想を柱に
12年前から理論を展開しております)


現代心療内科・精神科の

・「薬物療法」と
・「傾聴カウンセリング(ロジャーズ理論)」
限界を感じて

当カウンセリングにいらっしゃる方々の
「センスと着眼点」の素晴らしさに敬礼します。


ゆえに、当カウンセリングは

どこの病院・カウンセリングに行っても
よくならなかった方々の「最後の砦」となり、

そして皆様は
回復し社会復帰していきます。

(もちろん本人の努力が必要なのは
言うまでもありません)


これは当カウンセリングが
すごいのではありません。

上記の問題に、
自身で客観的に気付き、


当カウンセリングにいらっしゃる、
クライエントの皆様方の
「勇気と智慧」がすごいのですよ。


現代心理学は、
流れが大きく変わりつつあります。

このパラダイムシフト・
大きな流れの転換期に乗り


長年のうつ病・神経症に
苦しむ方々は

うつ病・神経症というものを
違った角度から俯瞰してみます。

--------------------------------
きっと解決の糸口が
見つかるはずです。
--------------------------------


人生は必ず変わります

変わりたいと
真に思ったその瞬間から

潜在意識は大きく動き出す



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【2016/04/12 17:14】 | マインドフルネス心理療法とは?     (入門編)
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