マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
今日は「認知療法」のお話をします。


小話をひとつ・・


昔、知人からこんなお話を聞きました。
その知人はブログをやっておりまして、

ある日突然
全く知らない方からメールが来たそうです。

そのメールにはこう書いてあったそうです。



「私の悪口書いたでしょ!?」


「はぁ??」(その方は何の事かさっぱり分からない)


問い直してみると
「○○のタイトルの記事、私の事でしょ!!」


とのこと。
さらにそのクレーマーの方のブログみてみると・・
その人の批判記事でいっぱいだったそうな。。



私達の日常生活でも(特にネット社会)
認知のゆがみ(モノのとらえかた)と
思いこみは人間関係を破壊しますね。

それよりも怒っている本人が
一番苦しいと思います。





このケースをモデルとして
認知療法について説明しておきます。


↓これが認知のゆがみのシステムです。

1、ある記事について

2、これ自分の事!?

3、「自分の事に違いない!」 ←(認知の歪み)

4、腹が立つ!仕返ししてやる!



この認知の歪み(モノのとらえかた)を
修正していくのが「認知療法」なんですね。



実際のカウンセリングにおける
認知療法の進め方の例



例えば、


「カウンセラー」→  その記事。
自分の事と思われたのですね?
今どんな感情ですか?


「クライエント」→  絶対私の事だ!許せない!


「カウンセラー」→  なるほど。。許せないんですね。
では、その記事が自分の事であるという確率は何パーセントですか?


「クライエント」→  99%!


「カウンセラー」→  しかし視点を変えてみましょう。
それが「もしも」あなたの事では無いとすれば・・・
どんな可能性がありますか?
視点を変えてみてください。


「クライエント」→  他の人に言ったことかも、
あるいは身内に言った事?それとも単なる独り言?



「カウンセラー」→  それを踏まえて、自分に言われたという「思い」と、
そうではないという確率
それぞれ何%か書いてみてください。


「クライエント」→  うーん。自分40%、そうではない確率60%・・


「カウンセラー」→  そう考えると、自分に言われた事ではないかもしれませんよね。
今の感情はいかがですか?


「クライエント」→  確かにそうかもしれません。早計だったかも。。



こんな感じですが、
これはあくまでモデル例。

実際のカウンセリング現場は、
もっと根が深いです。

これに少し、それぞれのカウンセラーの
オリジナリティを入れていきます。



さて・・

いろんなブロガーの方がみえますが
気持ちよくブログライフを送るために

「自分は自分の考え方。他人は他人の考え方。
自分OK。他人OK」


というスタンスで行きたいものですね。



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【2010/10/21 08:35】 | 認知療法の視点
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Re: Doyakoさんへ
ショウセイ
Doyakoさん。コメントありがとうございます。

コメントにDoyakoさんのメールアドレスが出てしまいますので、
個人情報保護のため消させていただきます。申し訳ありません。
(Doyakoさんのコメントは大切に別のメールボックスに保管いたしました)

後ほどメールいたしますm(__)m



コメントを閉じる▲
「認知療法とマインドフルネスの視点」


近年顕著になってきました
新しいタイプの鬱病で特徴的なのは

「他罰的」なモノのとらえ方。

これは
私が鬱になったのは周りが悪い。
社会が悪い。
環境が悪い。
私をイジメたあいつが悪い。
自分には全く落ち度が無い・・・
というとらえ方。


これはどうなんでしょうね。

こういった思考パターンになるのは
精神分析の視点で分析できますが

このカテゴリーでは
「認知療法」の視点からお話します。



例えば
そのストレス要因(都合の悪い人、環境など)を
全て排除、隔離したとしても

人生のいたるところで、
また「同じようなパターンのストレス要因」が必ず現れます。

そして
どこの職場、学校に行ってもまた
同じパターンのストレスにさらされ

何度でも鬱になると思います。


もしくは他力本願的に
毎回誰かが助けてくれるのを待つのでしょうか。。

そういった姿勢は
かえって人格を荒廃させます。


もちろん
傷ついた者を守ることは大切。

しかしこの世は不条理で
全てが全て守りきれません。

最終的に
自分の身や心を守るのは「自分」なんですね。




「心理トレーニング(学習)をしましょう」


大切なのはストレス耐性を作る事です。
またはストレスに対しての
上手な対応法を身につける事。


「環境は全て
自分の思い通りに変えられません」


この世に生きる限り
ストレス要因は100%無くなりません。
必ず存在します。


そのストレス要因を
全て排除、隔離・・というとらえ方ではなく

ストレス要因に対して上手な関わり方
とらえ方を変えていく方が実践的かと思います。


それでもどうしようも出来なければ
最終手段として環境を変えましょう。

少しでも都合の悪い事があると
すぐ環境を変える!というのは
何の成長もありませんし、逃げグセがつきます。


逃げたところで
また同じような苦しみは、今後の人生の中で
いくらでもやってきます。


逃げていい事と
逃げていけない事の
仕分け作業をします。



時には腰を据えて
向き合う事も大切かと思います。

*ただこれもモノは加減で
本当に人権侵害的なメチャクチャな職場環境や
犯罪的な人と関わるのは避けた方が良いです。



「認知(行動)療法」や、
それを発展させた「マインドフルネス認知療法」は
このような立場をとります。

苦しみを全て排除、隔離するのではなく
「関わり方、受けとらえ方、見方」を修正していきます。




<続く>


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【2011/09/16 19:36】 | 認知療法の視点
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「認知療法」


一つ例を挙げますと

環境や過去のイジメで鬱になった・・・と主張するケース。
モノの見方、とらえ方を変える事です。


「禅の認知療法」ではこのように修正をかけます。

例えば
過去イジメやショックな事があったのは事実。

生育歴(子供の頃の育った環境など)が
恵まれてなかったのも事実。

まず事実確認。


でもそのせいで一生塞ぎこんで運命を呪い
鬱になり続けるのはいかがなものでしょうか?

苦しむのは「その時だけ」で良いんですね。

過去は過去として、大切なのは
「現在これから」どう生きるか・・・という事です。

恨みに身を任せ、怒りと憎悪、自己嫌悪に満ちた
無駄な一生を送らないようにするために。




認知療法では
こういった事を認知シートという紙に
書き出し、心理カウンセラーとディスカッションをします。
(電話カウンセリングの場合は
メールで送っていただきます)

当カウンセリングでもクライエントさんの状態により
たまにこのセッションを行います。


*禅セラピーでは
ノーマルな認知療法と違い
禅の精神に基づいた認知の修正をかけます。

禅は考え方が
フッと楽になるアイテムです。



そしてさらに
「マインドフルネス心理療法」を実践し
ストレス対処の良いクセづけをしていきます。

生きるのが楽になってきます。



心の病は一日中、
気分や感情に振り回されます。

ですが
気分や感情の奴隷になるのはもう止めよう。

マインドフルネスは
気分や感情の上手な付き合い方を
トレーニングしていきます。



今までのネガティブな
モノのとらえ方を修正し

明るく楽しい毎日を送っていきましょう。



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【2011/09/17 20:01】 | 認知療法の視点
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ご無沙汰しております
なべ酒造
こんばんは。
ブログ、再開されたのですね。

再開からの記事を読ませていただきました。
なんか、自分にも当てはまるような事がありました。

色々と勉強させていただきます。

Re: なべ酒造さんへ
ショウセイ
こんばんは。
お久しぶりです。

少し再開します
よろしくお願いしますm(__)m

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踏まれぬ土は

いらない土か。

いえいえそれは

名のない草の

お宿をするよ。



(金子みすゞさんの詩)






ある鬱病の方は言いました。

今までの人生を振り返り

「私の人生は何も成し遂げられず、
無駄な人生だった・・」



そう思いこんでいるだけで

実は、知らないところで

何かの役に立ってます。


因(原因)+縁(諸条件)=「果(結果)→ 因(原因)」+縁(諸条件)=果(結果)→・・・・

因果(因縁)の法則

世界は原因と(縁と)
結果でつながっている


自分が今ここにいる
という結果は、
何かの原因になっています

また、何かの原因で今
自分はここに生きています


一見無意味そうでも
どこかでつながっていて

意味があるから存在する


私もあなたも
地球を構成する
貴い細胞のひとつ

「一即多 多即一」

ですので
人と比べる必要もない



どんな仕事をしていても
知らないところで

必ず何かの役に立ってます。


「あなたがいてくれてありがとう」



マインドフルネス仏教瞑想や
認知療法は

モノの見方(とらえ方)、
視点を変える心理技法

視点を変えると世界は変わる




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【2011/11/14 12:12】 | 認知療法の視点
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マインドフルネスが、まだ初級のうちは

過去のイヤな記憶、
「強烈な反すう思考」が浮かんできた時
いなす事が出来ないかと思います。



それに対し段階的に対応していきましょう。

認知療法的対処をします。

*ですが、マインドフルネスで対処出来るならば
マインドフルネスでいきましょう。
今日の対処法は、あくまで初級者向けのお話です。

*また、マインドフルネス中は
これらの思考は全て停止してください。
今日の方法は、あくまで平常時に行ってください。



さて、過去のイヤな想念。


例えば
昔の恋人とのイヤな別れが忘れられない時・・
仕事で失敗し皆に迷惑をかけ、大恥かいた事・・

などなど・・

*うつ病・神経症の方は、これら不快な想念が
フラッシュバックのようによみがえり
現在そのストレスの場にいるように、リアルに苦しみ直します
これの事を「反すう思考」といいます。


マインドフルネス的対処が、まだ出来ないとき
浮かんできた強烈な想念に
巻き込まれてしまう事があります。

そういった場合
そのイヤな記憶に「意味付け」していきます。
(脳の情報処理のお手伝いをしてあげます)


・前の恋人と別れたからこそ・・
なぜ悲しい別れ方になったのか、
分析でき勉強になった。

そのおかげで
今後、もうこういった失敗はしない。

また、もう悪い男に騙されないよう智慧がついた。

そして、私自身も人に対し
もうちょっと思いやりを持って接していこう。

自分の「心のありよう」が悪い異性を自然に引き寄せる・・
という仏道の智慧もみについた。

逆に、あの別れに感謝!


・あの仕事で失敗したからこそ
反省点から学べる事があった。
そのおかげで、今の部署でいい感じで仕事出来るようになった。

また、この部署に来なければ、
あの友達と知り合う事はなかった。

あの失敗は、ある意味ラッキーだったかも・・


などなど。
こんな感じで認知療法的に「意味付け」していきます。


すると、過去の不快な想念を扱いやすくなり
扱いやすくなった感情を
「後はマインドフルネスで料理」することは簡単ですね。



分かりやすく例えるならば、

大きな「せんべい」を食べやすくするために
パンっと一度砕いて、一口サイズにしてあげれば
食べやすくなるでしょ?

大きな感情が処理できない時は
砕いて小さくしてあげると、
一つ一つの感情の処理は簡単です。


*ただ、何度も言いますが
認知療法では根本解決(根治)にはなりませんので、
マインドフルネスを育てていきましょうね



山中ショウセイのカウンセリング・心理療法

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【2012/06/04 01:36】 | 認知療法の視点
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りん子
こんにちは!いつもわかりやすい解説ありがとうございます。

>あの失敗は、ある意味ラッキーだったかも・・
>逆に、あの別れに感謝!

本当にそうですね!ポジティブ脳みそになると、こんなに幸せなことはないですものね!

マインドの訓練がうまくいくと、本当に生きるのが楽ちん!になりますよね!

最初、なかなか難しくても、そのうち何かを感じ取れるようになるので・・・
”継続は力なり”ですよね!

そのうち、訓練そのものが、楽しくなってくるので不思議ですね!





Re: りん子さんへ
ショウセイ
りん子さん。コメントありがとうございますi-260

> マインドの訓練がうまくいくと、本当に生きるのが楽ちん!になりますよね!

そうですね。
心のトレーニングをしていきますと、心に筋肉がつきストレス耐性がついてきます。

> 最初、なかなか難しくても、そのうち何かを感じ取れるようになるので・・・
> ”継続は力なり”ですよね!
> そのうち、訓練そのものが、楽しくなってくるので不思議ですね!

まさにその通りです。
脳神経の結合パターン(思考パターン)は徐々に変わってきます。

新しい良い結合パターンが強固なものになってきますと
訓練そのものが楽しくなってくるんですよ。

その状態になりますと「しめたもの」
あとはメキメキ良くなってきます。
生きるのが楽になってきます。

ウルトラマンのように強くなりますv-17

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皆さんはセロリは好きですか?


私は子供の頃、セロリを見ただけで
口の中に「にがみ」みたいなイメージが発生し・・
鬱になるくらい、本当に大嫌いでした。

しかし、大人になり
ある日を境にセロリの食べ方を工夫したら
案外おいしかった。

それ以来、セロリを見ても
おかしな心的反応がなくなりました。

セロリの「心理的、無害化」が始まりました。


・・・で、今日は
このサイトが一気にイメチェンして
クッキング講座でも始まるのか!?
みたいな感じですが・・


何が言いたいかといいますと
心の病の方たちが、潜在意識の中に抑圧している

過去のイヤだった出来ごと、
心の深くに封印しているトラウマなど・・
意識、無意識2

過去に起きた事実、作ってしまったトラウマは
変える事ができません。無くなりません。
過去にタイムスリップしてやり直す事はできません。


・・ですが冒頭のセロリのお話のように
それらの「とらえ方」を変える事で、

見たくもなかった自分のコンプレックス、
今まで目をそむけていたトラウマなどの
「無害化」が始まります。


トラウマのおいしい食べ方。
トラウマクッキング



それを学びますと、
今まで心の奥底に封印して、見たくもなかったものが
逆に「おいしそう・・」に見えてきます


人生の「幸せ」「不幸せ」は「モノのとらえ方」

「モノのとらえ方」を修正するだけで
人生は明るくもなるし暗くもなる。

これを心理学では「リフレーミング」といいます。

↓(参考過去記事:モノのとらえ方とは?)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-46.html


認知療法はカウンセラーの指導による
日々の修練が必要ですが、
これを修練しますと、どんなどん底の人生も
ウルトラハッピーになります。

また認知療法の訓練をしますと
マインドフルネスの理解が早くなります。


米国の精神医療では
認知療法とマインドフルネスを
並行するところが多いようです。

*当カウンセリングでも、その人の特性をみて
認知療法を入れるケースもあります。


とにかく訓練し
認知療法的発想を脳に焼き付けることです。
その思考パターンをクセにすること。

一定期間続けることにより
脳神経の新しい繋がり(シナプス結合)が始まり・・

意識しなくても自然に
ウルトラハッピーな思考が飛び出すようになります。
お楽しみに・・・



それが本当の「回復・克服」です。

下手な抗うつ薬より効くかもしれませんね。


*米国では、認知療法と薬物療法を数カ月続けた時の
脳画像写真の変化を比べて「同等の効果」という
研究結果が出ております。
(少し前に放映したNHKの
鬱病特番でも取り上げられていましたね)

昨今はマインドフルネスも
脳画像写真や光トポグラフィーなどによる
医学的根拠が出てきております。



最後に話をまとめますと

トラウマも鬱病も神経症・不安障害も
セロリのようなもの。

食べ方を工夫し
マヨネーズ(認知療法やマインドフルネス)をつけて
おいしくいただきましょう


その瞬間から、今までの暗く沈んだ
心の病の人生は終わります。

新しい
ウルトラハッピーな人生を始めましょう

必ず幸せになれるから


ただ、やらないと何も始まらないよ。



*山中ショウセイのカウンセリング・心理療法

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【2012/07/19 15:52】 | 認知療法の視点
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これは、うつ病でも
メランコリー親和型(主に通常型うつ病)の
パーソナリティに多いのですが、

「非定型うつ病のパーソナリティ」と違い
頑固で、やや思考の融通が利かないところがあります。


例えば何かを見て、怒りの感情が噴き出てきた時、

①瞬間湯沸かし器のように、頭の中が真っ白になり
カッとなってしまう。

②その対象に、「それは違う!違う!!」と
頭の中で妄想がぐるぐる回り、粘着的な怒りに発展する。



この2タイプがあるかと思います。
*(反対に悲しみも同じです)

そしてリカバリー(復旧)するのに
かなりの時間を要します。

これらは感情の処理速度に問題があります。


また、よく世間で言う
「うつ病は脳の病気だから仕方がない・・」というのであれば
治せばよいだけのこと。

現在、欧米の精神医学では
心理療法を続けた時、回復していく根拠
「脳科学的エビデンス(科学的根拠)」が出ております。


さて、
脳の感情の処理機能を正常に働かせるため、
こういったクセをつけてみましょう。


『1、弁証法(べんしょうほう)的対処法』


A、テーゼ
(自分が絶対こうだ!と思っているもの)



B、アンチテーゼ
(それに対し冷ややかな目、反論、別の視点、別の意見)

アウフヘーベン
(精度、レベルの高い視点)


「A、テーゼ」+「B、アンチテーゼ」=「アウフヘーベン」


これはヘーゲルの哲学用語ですが、
分かりやすく説明します。


例えば、
対象をみて瞬間的に怒りが込み上げてきた時、
妄想的な怒りが込み上げてきた時、

自分の狭い視野で
「絶対こうだ!」と思っているものに対し
一歩下がった冷静な視点で、反論をかけます。


それは、
「本当にそうなの?」
「これはもっと深い違った意味があるのでは?」
「自分がとらえている意味と少し違うのでは?」
「あの人の言葉は、本当にあなたに対し言っているの?
別の意味で言っているのではないですか?」
「狭い視野を離れ、こういった見方をしたらどう?」
「あの言葉は、こう応用できませんか?」など・・・

怒りが爆発し愚かなアクションを起こす前に
自分で自分に「ツッコミ」を入れます。


その「ツッコミ」と「自分はこうだ!」と
思っていることが混ざり合い
レベルの高い大人の視点「アウフヘーベン」が生まれます。

アウフヘーベンが生まれた時には
もう怒りの感情はありません。



認知療法では、こういった作業を
認知シートという紙に書いていきます。

もちろんこれは心理カウンセラーと
マンツーマンの訓練が必要。



『2、マインドフルネス的対処法』


これは1の対処法より
もっと高度で優れたもの。

このサイト全体が
マインドフルネスの説明になっております。
(分かりやすいマインドフルネス入門をご覧ください)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-46.html

欧米の精神医学では、
第3世代の新しい認知療法と位置付けされています。
うつ病、神経症に対するファイナルウェポン(最終兵器)です。

他で良くならなかった方々の「最後の砦」になります。



さて、
話をまとめますが

「A、学問の情報処理能力」
「B、情動・感情に対する情報処理能力」は全く別物。

いくらAができても、が全くできなかったら
知識も学歴も資格も何の役に立ちません。
まず「人間ありき」です。


日本の教育はAばかり先行して
Bを置き去りにしております。

昨今、
うつ病や神経症、また自殺問題など
異常なほど増えているのは、

様々な原因があるかと思いますが、
ここにも問題があるのではないでしょうか?



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【2012/09/01 07:53】 | 認知療法の視点
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「あぁ、もうダメだ・・・」
「もう絶望的だ・・・」

うつ気質の方は、こんな感じで問題を投げ出して
ふさぎ込んでしまいがちです。



なぜなら、
うつ気質の方は、100%完璧に出来そうにないなら
自分の無力感にさいなまれ、
0%の「破滅」を選びがちです。

↓これを「全か無か思考」(自動思考:認知の歪み)といいます。
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-305.html


また、結論を急ぎ、しかもすぐ破局的な見方をしてしまう
思考グセがあるかと思います。
↓(これを鬱病的、自動思考2 「破局的な見方」といいます)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-306.html


これらの「思考パターン」を繰り返していますと
脳内環境を悪くし「慢性的ストレス脳」を作ります。

結果・・いわゆる
「うつ病=脳の病気」になるかと思います。


脳の病気に対し、薬を飲むことは良いのですが、
もっと大切なのは
脳への「ダメージの供給源」を断つことです。




さて、今日はマインドフルネスではなく
「ノーマルタイプの認知療法」の視点からお話いたします。

*(ちなみに当カウンセリングでは、
通常型の認知療法には盲点がありますので、
その盲点を補うため、森田療法を融合させています)

ノーマルタイプの認知療法をお稽古し慣れてきますと、

自分の頭の中でこんな「切替し」が
瞬間に出るようになっていきます。




「あぁ、もうダメだ・・・」

なるほど。もうダメなんですね。
ですが「今」出来る事はなんでしょうか?


「絶望的だ・・・」

絶望的なんですね。ですが、絶望的の中で
「今」出来る事はなんでしょうか?


「今・・今・・・今・・・」
今とりあえず出来る事。

それはどんなことでも。

身の回りの掃除、友人に電話、一坐りしマインドフルネスをする、
服を着替える、カウンセラー山中のブログをみてヒントを探す、
とりあえずコンビニにスイーツを食べに行く・・・

どんな些細な事でもよい。
「今出来そうなことは何ですか?」


苦しい時、
「今出来る事」を「感情・想い」を入れず
淡々と行ってまいりますと
問題は勝手に解決していきます。


逆に感情・想いを入れベタベタになりますと
苦しみは増幅いたします。


「今」出来る事の中に
最高の解決策があります。

そして
「今出来る事の積み重ねが、未来の結果になります」


苦しみで頭がしっちゃかめっちゃかになっている時、
スッと一歩下がった視点で

じゃ、「今」何が出来るか・・・?です。

「今」出来る事に焦点を絞ってみてください。

・・・で、今出来る事が終わりましたら、
次の今出来る事を淡々としていきます。



苦しい時は頭を
「家政婦のミタ」モードにします。

例えば
「あぁ、精神的に苦しい。もうイヤだ・・
どうすればいいか分からない・・」

ミタ 「承知シマシタ。ソレデハ、
トリアエズ今何ヲシマショウカ。
業務命令ヲシテクダサイ」


今、現在出来る事を「淡々と」行ってみてください。

数週間後、ある程度解決しているものですよ



もちろんこういった事は
文章を読んだだけ・・頭の理屈だけでは出来ません。

「心理訓練のみ」がこれを可能にします。


また、認知療法「単体では弱い」

これのみでやられている方は、
第三世代の新しい認知療法「マインドフルネス」との
併用をオススメいたします。


当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2013/01/28 09:21】 | 認知療法の視点
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Re: 鍵コメントK(S)さんへ
ショウセイ
おお。初コメありがとうございます!
大歓迎ですよ。

> 昔であれば『苦しんでいる内容について考え続ける』ばかりで、それに直接関係のない『今出来ること』に目>を向けることがどんなに大切か…なんて思いつきもしなかったです。


その通りですね。
私達は、苦しみの渦中にいる時は、

はるか彼方にある幻のオアシスばかりみて、
足元の石に気付かず
「ズッコケる」ような事をやってしまいがちですね。

苦しみの渦中にいる時こそ「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」
今自分が立っている場所。今の自分の心の状態。今の身体の感覚。
今できることは・・?


> でも今は、それがどんなに大切か・それが実は解決への近道…ということが少しだけ実体験で納得できるよう>になりました。


素晴らしいですね。
かなりマインドフルネスが上達していますね。

マインドフルネス・仏教哲学は「今・この瞬間」を
「客観的によく気付き」生きる技術。

今この瞬間を「よく気付き」よりよく生きていますと、
未来も自然に変わってきます。

将来を悲観するより「今」何が出来るか・・が大切かと思います。


> 精神的にひどい時にこそ、そうすべきなのに、そんな時に実践するのがとても難しい!という段階の私です。 まだまだです(^-^)
> 頑張ります。


いえいえ。それに客観的に気付いているKさんは大丈夫ですよ。
気付き(sati)を絶やさない事・・
現在、今この瞬間、自分の心と身体の感覚に気付いていること。

精進を続けてまいりましょうi-260

また一緒にマインドフルネスのお稽古しましょうね。


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Re: 鍵コメントOさんへ
ショウセイ
> こちらのブログをここ半年ほどいつも読ませて頂いて勉強させてもらっています。何度も助けられる記事があり、ホントに感謝しています。


いえいえ。ありがとうございます。
文字ばかりのサイトで申し訳ありません。

> 『今』出来ることやってみようと
> 思い、勝手ながら勇気を出して初コメントいれさせてもらいました。
> これからも記事楽しみにしています。

初コメント歓迎ですよ(^^)
ありがとうございます。

そうですね。
人は物理的に「今、現在」に生きる事しかできません。
ですが人は「今、現在、現実」に生きる事を嫌い、
どうしようも出来ない過去や、まだ起こってもいない未来に対し、
わざわざリアルに頭で捏造し苦しみます。

『今』出来る事の積み重ねが、明るい未来を作るものかと思います。

苦しい時こそ、自分を冷静に客観的にみて
「今」とりあえず何が出来るか・・ですね。
どんな事でもよいと思います。
初めの一歩を着手しますと楽になってきます。

「意欲があるから行動するのではなく、
行動するから意欲がでます」

心理療法も心の病解決の一助になるかと思います。

それではまたブログにいらしてくださいね。
応援してますよi-260


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まず本題に入る前に・・

かつて昭和時代、
「一休さん」という長編アニメがありました。
(平成生まれのヤングは分からないかもしれません)


その中で「どちて坊や」という
伝説のキャラクターがいました。

ちょいキャラなんですが、
かなり存在感がありました。


この「どちて坊や」は
まだ小さいので、ことばの意味が分からなく、

事あるごとに「どちて?」を繰り返し、
一休さんや和尚さんを困らせました。


たとえば、一休さんに対し、


どちて坊や 「どちて頭に毛がないの?」

一休 「仏さまにお仕えするために、とってしまったんだよ」

・・・どちて坊やは意味が分からないようでしたので、
知恵を出すため、一休さんは
頭を指でクルクル・・・(お約束のとんちポーズ)


どちて坊や 「どちてクルクルちゅるの?」

一休 「こうしていると知恵が出るんだよ」

坊や 「どちて知恵が出るの?」

一休 「そういうおまじないだよ」

坊や 「どちておまじないでちゅか?」

・・どちて坊やも頭をクルクル真似をして、

坊や 「わたちには何も出ません。どちて?」

一休 「キミはまだ小さいからさ」

坊や 「どちて小さいとダメでちゅか?」

・・・こんな感じで延々と続く・・・
こういったキャラです。


うつ病・神経症など
ストレスの溜まりやすい方は、
心の中で「どちて坊や」をやってみましょう。



--------------------------------------------------------


『例1』

あなた 「あぁ。不安だ」

どちて坊や 「どちて不安なんでちゅか?」

あなた 「私には何の取り柄もなく将来が不安なの」

坊や 「どちて取り柄が無いと将来が不安なんでちゅか?」

あなた 「出世できないから」

坊や 「どちて出世できないとダメなんでちゅか?」

あなた 「世間体が悪い」

坊や 「どちて世間体が悪いとダメなんでちゅか?」

あなた 「それは・・・人と比べてカッコ悪いから」

坊や 「どちて人と比べるんでちゅか?」

あなた 「えっ!?・・・うーん・・・」

坊や 「ねぇ。どちてでちゅか?」



『例2』

あなた 「もうイヤだ。死にたい・・」

どちて坊や 「どちて死にたいんでちゅか?」

あなた 「もう人間関係に疲れた」

坊や 「どちて人間関係にちゅかれたんでちゅか?」

あなた 「どこに行ってもバカにされる。無能だからだ。
ダメ人間でどうしようもない」

坊や 「どちて無能だとダメ人間なんでちゅか?」

あなた 「え!?・・うーん・・ダメなものはダメなの!」

坊や 「ダメなものはどちてダメなんでちゅか?」

あなた 「・・・うーん・・・・」



と、まぁこんな感じで
自分の妄想を質問攻めにしてみてください。

やがて、
自分の妄想の「行き詰まり」にたどり着きます。


なぜなら、うつ病・神経症の人が抱く
「妄想」の根拠は、
「あやふや」なものが多いからです。


*ここでいう妄想とは、主にネガティブ思考のこと。


「私達は何で、くだらない事にこだわって
自ら生きにくくしているんでしょうね?」



特に例1。
「どちて人と比べるんでちゅかね?」

極端に人と比べる生き方は、
他人のエゴ・価値観に
振り回される生き方。

他人の奴隷の人生です。

そこには苦しみしかありません。
自分は自分の人生を生きると
楽になるかと思います。


さて・・
森田療法のことばで、
こういったものがあります。

「思考は事実ではない」


心の病の方は
事実かどうか分からない、

バカバカしい思考・妄想に
翻弄され、振り回され
一日中、余計な疲れを溜め込みます。


こういった妄想に「何の価値もない」事に気付くだけで、
妄想に対する「執着」は減り、ストレスは激減します。




~注意!~

今日のお話は、当カウンセラーが勝手に作った
「どちて坊や療法」ですので、
心理学の学術書をみても載っていません(笑)

あえて言うならば認知療法のアレンジバージョンです。

ブログ読者とクライエントさんのために作りました。


そして、
これは「絶対他人にはやらないように」してください。

結構ムカつきますし、非常に失礼です。
人間関係が悪くなります。
確実に友達がいなくなります(笑)


この方法は
「自分自身の心(ネガティブ思考)に対してのみ
行ってください。


ネガティブな妄想や、
自ら生きにくくしている思考の「とらわれ」

「どちてでちゅか?」客観的視点
質問攻めにしてみましょう。


このアニメ、一休さん。
仏道の教えの全てが
込められていると思います。

今、大人になって振り返ると、
すごいアニメだった・・・
また再放送やるとよいですね

*確かオープニングの画面で
「文部省推薦アニメ(現、文部科学省)」と書いてありましたね。
納得です。


生きづらさを抱えた大人達・・・

一休さんは、心の病克服のヒントが
たくさん詰まっているかと思います(合掌)



心理カウンセラー・仏式セラピスト
山中紹聖



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【2013/04/12 05:03】 | 認知療法の視点
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Re: 鍵コメントRさんへ
ショウセイ
おはようございます。

そうそう。どちて坊やって、ちょいキャラなんですけど
なぜか知っている人多いですよね(笑)

それだけ「大きなお友達」たちの潜在意識の中に、
染み込んでいるのかと思います。

先日、友人と飲みに行って、なぜかこの話題で盛り上がりましたので
ブログに書きたくなりました。

> 一休さんは本当にためになるアニメでしたね。

あれは人生の教科書ですね。
レンタルにDVD置いてあるという噂をキャッチしました。

> 山中様は どちて?そんなに面白いんですか?どちて?(^o^)

「はぁ~い。面白かった~?じゃね~♪」
↑(毎回お話の最後、有名フレーズです)

あとエンディング曲のバラード泣けますよね・・・v-409
母上様・・一休・・・i-241

はい。次回からまた真面目なお話に戻ります。
コメントありがとうございました(合掌)



無題
d.k
日頃記事を拝見している者です。
今回のどちて坊や、シンプルですが奥行きの深い面白い話だと思いました。
普段私たちの当たり前だと思っている事象に純粋無垢な疑問をぶつけると、それまで凝り固まっていた考え方に違った視点、客観的になりやすいですね。
今まで無我とか自我とか客観、主観的とか様々な言葉・概念にハマってしまいなんとなくスッキリしなかったんですが、どちて坊やの話でスッキリしました。ありがとうございました。


Re: d.kさんへ
ショウセイ
> 日頃記事を拝見している者です。

こんにちは。
以前コメントくださった方ですね。
覚えてますよ。コメントありがとうございます(合掌)

> 普段私たちの当たり前だと思っている事象に純粋無垢な疑問をぶつけると、それまで凝り固まっていた考え方に違った視点、客観的になりやすいですね。

全くその通りですね。
私達大人、特にストレスの溜まりやすい方は、
頭で捏造した概念などに「とらわれ」がんじがらめになり、
勝手に生きづらくして、行きつく先は「うつ病など心の病」です。

我(自我:エゴ)で、ガチガチに凝り固まっている大人に、
坊やの「無我」の質問をぶつけられると答えられない。

今日のブログのお話の、
坊やの質問は、いわば「ほとけさま」の質問ですね。

これら一休さんの「とんち話(禅問答)」は、
私達が「絶対だ!正義だ!常識だ!私は〇〇なはずだ!」・・と思っていることも、
視点の枠組みを変えてみると、非常に滑稽でバカバカしいものもあります。

そんなものに「とらわれ」て、おかしなプライドにしがみついて、
心の病にまでなって苦しむのが私達、凡夫なんですね。

視点の枠組みをスッと変え、ガチガチの主観ではなく
スッと客観で俯瞰してみることを心理学では「リフレーミング」といいます。

「心理的柔軟性」を鍛えるトレーニングですね。


> 今まで無我とか自我とか客観、主観的とか様々な言葉・概念にハマってしまいなんとなくスッキリしなかったんですが、どちて坊やの話でスッキリしました。ありがとうございました。

そうですね。それがアニメの力かと思います。

経典や、難解な心理学書に書いてあるような難しい事も、
一休さんのようなアニメでストン・・と胸に落ち、本質が理解できますよね。

ですので私は、頭の固い学者が書いた本より、
マンガやアニメが好きですね。



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まず、これは
いつも講義でお話ししておりますが、

一口で食べられないほどの
「大きなせんべい」があるとします。

食べやすくするには・・・?


そうですね。
袋の中で「パン!」っと割って一口サイズにします。

すると、かけらになったおせんべいは、
一口サイズになり食べやすくなります。


このたとえは、

処理できないほどの大きなストレス。
また、一気にたくさんのストレスが
襲ってきて処理できない場合。


落ち込み、塞ぎ込む前に
心理学的「策」を打ちましょう。


まず、マインドフルネスが育っていない人は、
大きなおせんべい(ストレス)を処理しきれません。

マインドフルネスの技の前に
「認知療法」で大きなおせんべいを「パン」っと割り、
一口サイズにしましょう。


一口サイズになった、おせんべい(ストレス)を、
あとは、マインドフルネスで料理(処理)します。

かけらになったストレスは、
マインドフルネス初級者でも処理できます。


さて、認知療法は、
認知シートという紙に、現在の心理状況を書き込みます。
*(必ずカウンセラーの指導の下で。
独学でやると真意が分からず、やる気がなくなります)

人は主観でベタベタになっているとき、
視野が狭くなり、苦しみの渦に巻き込まれます。

しかし、定められた方法で紙に書くことにより
「強制的に客観視」させられます。


しっちゃかめっちゃかになっている、
断片化されたストレス的情報群を、
しっかり整理整頓します。

左脳をしっかり使って論理化します。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-719.html

すると脳内で情報処理しやすくなります。


ただ、ここで終わってしまいますと、
一時的に軽くなったように思えるだけで、
問題は根本解決には至っておりません。

次にマインドフルネスにより、
脳内のストレス的情報群の力を
「無力化」する作業をしていきます。



バレーボールで例えるならば、

飛んできた球(ストレス)を
「トス」(認知療法)で、さばきやすくして、

「アタック」(マインドフルネス)で決めます。
*竜巻落としのように完璧に決めます。
(アタックNO1より:←世代により分からないと思います


実際、大きなストレスは、
とてもダメージを喰らいます。

マインドフルネスで難しい時は、
まず認知療法で一旦崩すのをオススメいたします。


大都市では病院で
認知療法を導入しているところも
まれにありますが、
認知療法のみでは甘い。

「とどめ」のマインドフルネスが必要かと思います。


ボクシングはジャブだけでは勝てない。
フィニッシュのストレートやフック、アッパーが必要です。
(ただし距離をとるためジャブも必要ですが)
こんなスタンスですね。


*当カウンセリングは
基本、マインドフルネスと森田療法ですが、
クライエントさんの状態に応じ、認知療法を指導する場合もあります。

*ちなみに心理臨床の世界では、マインドフルネスは
認知(行動)療法の次世代型
「第三世代」の認知行動療法と定義されております。



当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2013/08/16 05:55】 | 認知療法の視点
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心理学の世界で、
「マインドフルネス仏式瞑想」は

第三世代の新しいタイプの
認知行動療法と言われております。


病院などで行われている
旧来型の認知行動療法(CBT)とは

理論が違い、もっと深く掘り下げ
アプローチしていきます。


例えば、病院等で行われている
ポピュラーな認知行動療法では、
筋肉を緩め、リラクセーションをしたり、

認知の歪み」に焦点を当てて、
認知シートを使い、それを改善していく
カウンセリングなどが行われます。


*認知の歪みとは?
うつ病・神経症独特の
思考パターン・モノのとらえ方

(参考テキスト)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-28.html


*旧来型 認知行動療法は、
他にも様々な技法がありますが、
代表的なものだけ挙げました。





~「改善点」~


・系統的脱感作法などで、
(いわゆるリラクセーション)

副交感神経を優位にするという
コンセプトはよいのですが、

それも「モノは加減」で、

副交感神経が優位になりすぎますと、
やる気がなくなったりして、
逆にうつ病になる」事があります。


やみくもに交感神経が悪い!
副交感神経が悪い!ではなく・・

大切なのは、
交感神経が優位の時の生活の仕方。
副交感神経が優位の時の生活の仕方。

「あるがまま」のお稽古をしていきます。


人生全体の中で、
現在「意味があって」交感神経が優位、
副交感神経が優位なのであり、

その意味を読み解いていく、
関わり方をお稽古していく・・の方が
もっと深いアプローチになるかと思います。


・認知行動療法(CBT)の
「暴露療法(エクスポージャー:行動療法の一種)」について。

これは簡単に説明しますと、
あえてストレス反応する対象に飛び込み
慣れていくというものですが、

・・例えば、脆弱なリラクセーション法を使い、
ストレッサー(ストレス反応をしてしまう原因)に突入しますと、
失敗した時・・余計トラウマが
増してしまう(悪化する)事もあります。


もちろんエクスポージャーはよいと思います。
しかし、マインドフルネスでは、
もっと洗練された技術を使い、
エクスポージャーを行っていきます。



・「認知の歪み」について。

第三世代の「新しい」認知行動療法では、
(マインドフルネス仏式瞑想)

認知の歪み(上記リンク参照)」が分かり、
それを言われて
「はい。分かりました!」と治るようなら、

初めから苦労はしませんね。


マインドフルネス仏式瞑想では、
その「認知の歪み」が、なぜ起こり、

どのような心理メカニズムで発生するか、
もっと「根っこの部分」に焦点を当てていきます。


当ブログでよく出てくる例えですが、
意識、無意識

雑草(認知の歪み)は
地表に出ている(表層意識に出ている)
草をむしると、
一見スッキリしたようになりますが、

それは本当の意味での
「駆除」ではありません。


雑草(認知の歪み)というものは
「根っこ」から「えぐり取らないと」

また人生の中で、
何度でも生えてきます。


さらにマインドフルネス仏式瞑想では
「とどめ」を刺します。

その雑草(認知の歪み)が生えてくる
「心や脳の、地質(潜在意識:深層心理)の改良」も
していきます。


・根っこからえぐり取り(治し)
・地質の改良(予防)

「二段構え」で
アプローチしていきます。



では、マインドフルネス仏式瞑想の
「さわりの部分」「準備体操の部分」を
学習していきます。


==================
変えられる事を
変えていく勇気を

変えられない事を
受け入れる落ち着きを

そしてその二つの事を
見分ける賢さを


*ラインホールドニーバーの詩「祈り」
要約文

世界中の心の病、患者の会で
歌われている歌です。
(本文は、この詩の歌バージョン)
==================



まず自分の人生で

「変えられる事」と
「変えられない事」は何だろう?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「変えられない事」

・過去の出来事、言われたことなど。

・他人
(これはグレーですが、ほとんどの場合
「他人は変えられない」カテゴリーに入ります)

・生い立ち・今までの境遇

などなど・・・


「変えられる事」

・自分の心のパターン、
認識パターン、モノのとらえ方。

*(日常で、五官から入力される情報に対する
反応パターン)

・一生、過去を悔やんで生きるのではなく、
現在、そして「これから」どう生きるか

などなど・・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


これらは人それぞれです。
自分なりに挙げてみてください。

自分の人生の、現在の状況で
「変えられる事」と「変えられない事」を
紙などに書き、仕分け作業します。


なお、これらは独りで行いますと
主観・エゴが入り、
自己都合的な解釈になりがちなので、

必ず心理療法家(心理カウンセラー)と
共同で行います。

専門家とディスカッションすることにより、
「客観的」な、精度の高い視点になります。


=====================
例えば、こんなケースを挙げます。

1、
他人や、自分の生い立ち、
環境に対する「恨み・怨念」は
変えられません!
「私は一生恨み続けます」・・・と。


・・・はたして本当にそうなのでしょうか?
なぜ変えられないのでしょうか?

心理学・精神分析学的に観て
その「”恨みの正体”」は何なのだろうか?
心理学的に分析していきます。


2、
私は理想の環境・理想の職場を求めて
転職歴〇〇回。

理想の職場に出会うまで
職場を変え続けます。


これは本当に
コロコロ変えてよい事なのでしょうか?

この世は「怨憎会苦」(おんぞうえく)
どこの職場にも、
必ずイヤな上司の一人はいます。


完璧に自分の我(エゴ)を満たしてくれる
職場や環境は、

この俗世には無い』と考えた方が
現実的で妥当かと思います。


環境を変える事もよいですが、
「こちら側も」変えていきませんと、

どこの職場でも過剰なストレス反応を起こし、
果てしない転職を続けてしまう
「青い鳥症候群」になってしまいます。

などなど。
=====================


そしてターゲットが
「正確に」定まりましたら、


・「変えられない事」を受容していく
具体的、心理学・脳科学的方法論と、

・「変えられる事」を変えていく、
具体的、心理学・脳科学的方法論
お稽古していきます。


「さらに」その、変えられる事と
変えられない事に対し、

心理的な苦悩が生じている
「根っこの部分」

深層心理的メカニズムも学習し、

その具体策、
心理技術もお稽古していきます。


それは現実的に観て

「変えられる事」なのだろうか?
「変えられない事」なのだろうか?

まず分析していきます。


変えられない事を
変えようとすることは時間の無駄ですし、

どうしようも出来ない事をどうにかしようとして
要らぬ精神的疲労を生みます。


人生の時間は限られています。

過去の後悔、
他者への恨み、怨念・・

「これを一生続ける事の
人生上の時間的・精神的・
生物学的デメリットを考えます」


例えば、ネガティブな想いを
悶々と続ける事や

怒り・恨み続ける事は、
(深層心理下に秘めた怒り・恨みも含む)

常にストレスホルモンを過剰分泌し、
血管はボロボロになり、
脳神経細胞をズタズタに破壊します。


特に脳の海馬神経や、前頭前野の細胞は、
ストレスホルモン・コルチゾールに弱く、
脳神経細胞を破壊します。

*うつ病の方は、前頭前野の働きが弱く、
海馬のダメージが大きいのは、このためです。


また、怒り・恨み・悲しみ続ける事は、
万病と老化の元「活性酸素」をたくさん出し、
老化を早めます。

つまりデメリットしかなく・・
人生上、何のメリットもありません。


こういった何のメリットも無いことに、
人生の限られた
貴重な時間とエネルギーを使うより、

今日・今・これから、どう生きるか


どうしようもできない
過去は死んだ。

私達が生きられるのは
「現在・今・この瞬間」

そして「これから」です。


「これから」を円滑に生きていく、

仏教心理学・脳科学的技術を
淡々と淡々と・・身につけていきます。


こんな毎日を送っていますと、
いつしか、ハッと振り返ってみてください。

「あれだけ長年、苦しんでいた
うつ病や神経症が治っていますから」


こんな感じで淡々と淡々と
心理療法生活していると

ふと人生振り返った時、
気が付けば治っていた・・・というのが
本当の根治です。


心理療法生活を続けていて、
気がつけば幸福になっていて、

気がつけば、
「あ・そういえば
精神科に行かなくなっていた」

「押入れにしまっていた、飲まなくなったお薬が、
引っ越しの時に出てきた」

「ああ。そういえば〇年前に、
薬物療法やっていたな・・」

・・というのが本物の根治です。


当6週間プログラムが終わって、
一通りの技を身に着けましたら、

今回のコラムのようなノリで
心理療法生活を続けてみます。


ただしプログラムの6週間は

初速の勢いをつけるために
真剣に頑張ります。


旧来型の
認知行動療法(CBT)などでよくある、

認知シートや
系統的脱感作法&暴露療法など。。


旧来型・認知行動療法の諸技法で、
手ごたえが無かった方は、

第三・第四世代の最新式・認知行動療法、
マインドフルネス仏式瞑想をおススメいたします。

(当プログラムでは、
森田療法もドッキングさせております)


今回のコラムのお話は
まだ「さわりの部分」「準備体操の部分」ですが、

本プログラムでは、さらに深く
うつ病・神経症(不安障害)の「根っこ」に
アプローチをしてまいります。


ここまで「徹底した」
アプローチをかけていくのが
マインドフルネス仏式瞑想です。


旧来型の認知行動療法でダメだった方。
あきらめないで。
ちゃんと道はありますので。

あちらでダメでしたら
こちらで成功すればよいと思います。





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【2017/07/06 04:00】 | 認知療法の視点
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