マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
心気症は神経症の一種です。


身体のささいな感覚が気になり、執着し
やがて妄想になり、

「私は○○の病気だ」と思いこんでいると
本当にそのような疑似症状が出てきます。

で、検査に行くと何の異常もない・・という事です。
心気症とは思い込み病です。

以前お話しました
「ラベリング効果」や
「プラシーボ効果」の悪いバージョンです。


↓ラベリング効果について
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-222.html
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-223.html

↑これらのリンク例は、他者ラベリング効果ですが
自分で自分をラベリングすることもあります。


心の病の方がマニュアル本などで
いろんな症状をみていると、
本当にそういったような行動を
とってしまう事もあります。

なんでもモノは加減なんです。


情報をインプットするのは良いですが
冷静な目をもって受け入れる事です。

私のカウンセリングではクライエントさんに
関連の読書をオススメする事もたまにありますが

思い込みが激しい方には
この点は十分注意してます。



一例を挙げますと・・・
「境界性人格障害」

1、見捨てられ感があり、人の気持ちを繋ぎとめようとする
2、相手を理想化するかと思えば、責めてしまう、対人関係が不安定
3、アイデンティティの混乱
4、情緒不安定
5、怒りをコントロール出来ない
6、空虚感
7、過食
8、自傷行為、自殺未遂
9、ストレスから解離性症状

以上5つ以上当てはまると
「境界性人格障害(ボーダーライン)」の疑いなんですけど・・・

よく冷静にみてください。
これらは、ちょっと繊細な方なら誰しも
5つ以上当てはまります。


「じゃあその人達、みんな病気なんですか?」



何が言いたいかといいますと、
DSMICD
書店などに置いてあるマニュアル本などは便宜上の物であって
過信しすぎると余計おかしくなるという事です。

それをあくまで「目安」だと
割り切れてみれる人は良いのですが、


冷静さが無い方は自分を病気だと思いこみ
「ラベリング効果」により、

本当に「境界性人格障害」みたいな振る舞いを
してしまう
危険性があります。


これは他の心の病でもそうです。



我々は聖者ではありません。
人間です。

誰だってこんな診断基準みたいな事ありますね。
完璧な人間はこの世にいません。

逆にこれらの基準に全く当てはまらない方は
「大聖者」です。


マニュアルはとらえ方なんですね。
あくまで目安です。

心気症傾向の方が
こんなマニュアルみてしまうと

「その障害になろうとする」

危険ですね。
悪い「ラベリング効果」です。



ちなみに小話を一つ

当カウンセリングのクライエントさんで
ある日、かかりつけの病院で「○○障害」という
心の病の診断名が付いたとたん

今までのカウンセリングで
そんな症状無かったのに
診断基準やマニュアル本に書いてある通りの症状を
わざわざ出してくる人がいるんですね。

人はいかに暗示にかかりやすいか・・・
という事です。

そして
暗示にかかっている事すら気付かないのは
もっと危険な事です。



さて・・
情報は冷静にみる。

鵜呑みにする前に検証して
「間違い無い」と判断したら受け入れる事です。


そして不安でしたら医師や心理カウンセラーなど
専門家に相談する事です。
「客観性を欠いた思い込み」が一番よくない。


何度も言いますが
参考書、マニュアルは「目安」として良いですが

悪いレッテル効果に
なってしまいそうでしたら捨ててください。



ただマニュアルはさておいて、現在
「本当に生きるのが辛い、もっとよりよく生きられたら・・」

という方は心理療法を受けられると
良いかもしれません。

マニュアルより
「生きるのが楽になるか、ならないか」
その一点です。

とてもシンプル。


あと悪いラベリング効果は
気をつけましょう
度が過ぎると心の病になります。

あ・自分は今、
悪いラベリング効果にかかってるな・・
「客観的に気付いていれば」大丈夫です。


*心気症の「脳の視点」のお話はこちら。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-789.html


<続く>




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【2011/01/18 16:47】 | 心気症 「思いこみ病!?」
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ポチ逃げ(笑)
風の卵
こんばんは。

本日ポチ逃げします(笑)。
いつも心が楽になります。
ありがとうございます。

Re: 風の卵さんへ
ショウセイ
こんばんは。

いえいえ。
こちらこそいつもポチ逃げですみませんi-229

ありがとうございますi-260

コメントを閉じる▲
「心気症とカウンセリング」


心気症(心気障害)は簡単に言いますと
「自分は○○病かも」と
不安が出てきて、思いこんでいると

異常に気になってきて
ひどい場合ですと
病院で検査を繰り返すような状態になってきます。

また、もっとひどい場合ですと
本当にそういった
擬似症状が出てきてしまう「心理現象」です。
(もちろん検査しても、身体に何の異常もありません)

*ちなみに心理ストレスにより
本当に潰瘍など出てしまうのは「心身症」と言います。
「心気症」は身体に異常が認められないパターンです。



例えば、心気症で
よくあるパターンですと

肋骨あたりにコリコリしたものが気になって
ずっと気にしていると
「悪性腫瘍に違いない!」と思いこみ
気持ちが不安定になったり

ほんの少しの動悸が気になり
「自分は心臓病に違いない!」と思いこんでいますと
本当に心臓病のような症状が出てきます。
これなどは
心気症のよくあるパターンで、
昔は「心臓神経症」と呼ばれていました。
(もちろん検査しても、心臓に何の異常もありません)

また想像妊娠なども
本当に「つわり」のような症状も出てきます。


しかし、これら病院に行って検査しますと
「全て異常なし」
心が作りだした幻の症状なんです。


本人は大変です。

一日中「私は重病なのでは・・・」
という不安に支配され、疲れ果て
副次的に「うつ病」に発展してしまうケースもあります。


心気症の原因は様々な事が考えられますが
一つ例を挙げますと
*(あくまで一つの例です)

意識、無意識

潜在意識下の
不安や葛藤に耐え切れず

擬似的に病気を作り出すことにより
注意をそちらにそらし、心の苦しみから目をそらすという
心理防衛が考えられます。

これはリストカットも同じ心理です。
心の苦しみに耐え切れず
手をカッターで切ることにより
痛みの対象をそちらにそらし
一時的な「逃避的安心感」を得る行為です。

もちろんこれらは悪い心理防衛です。


まずこういった
心理システムを学んでいくことです。

そして症状が出た時、
「あ・自分は今こういう心理状態なんだな・・・」
と気付いていればOKです。

すると脳が
潜在意識下の情報を処理しやすくなります。


悪いパターンは、心理システムに気付かず
「私はどうなってしまうんだ!」とパニックになること。

脳は、よくわからない事や
情報処理できない状況に陥ってしまいますと
パソコンと同じでバグを起こします。

その状態が心気症に限らず
心の病全般に言えることです。

ちなみに
うつ病も自分の感情や気持ちを
円滑に情報処理出来ていない状態です。



心理システムを学ぶことにより
冷静に自分の思考や心
「客観視、達観、チェック」します。

これを「メタ認知」といいます。



Q、
「理論は分かりました。
じゃあ、具体的にどうすればよいのか?」


A、
当カウンセリングは、
鬱病だけでなく神経症(心気症など)の方もよくみえます。

今まで心理療法により回復され
健全な日常に戻っていかれた方
多数みえます。


当カウンセリングでは
悪い心理防衛(心で幻の病気を作り出す)を
健全な心理防衛に転換していきます。

マインドフルネス認知療法(認知行動療法の一種)や
森田療法により
身体の不快な感覚に対し
意識の向け方を修正していきます。
(行動療法的アプローチ)

また普段から潜在意識に
おかしなストレスを溜めこまないように
「モノの受けとらえ方」を修正していきます。
(認知療法的アプローチ)


幻の病気を作り出す事で
不安から目をそらす

そもそも、なぜ不安なのか?

ここから先は
人それぞれの要因がありますので
心理カウンセリング&心理学習でアプローチしていきます。


「行動療法をメインに、心理カウンセリング、心理学習」
三段構えで対応していきます。


・話をフムフム聴くだけのカウンセリング

・薬だけ出して「はい、おしまい」の
精神科の流れ作業的5分診療

・理想論だけ言って
「はい、おしまい」のようなカウンセリングと違い、

当カウンセリングは
心理学的具体策を出していきます。

具体策なきカウンセリングはもう要りませんね。。
(私も若いころ、うつ病患者時代は
こういったカウンセリングや、精神科診療にうんざりしました)


うつ病、神経症・・心の病
薬で良くなった方はそれでOKです。


しかし
薬だけの療法で数年間、何の変化も無かった方は
それが「科学的結果」ですので

少しやり方を変えて、
心理療法的アプローチを強くオススメいたします。



カウンセリング・心理療法について

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【2012/01/20 17:22】 | 心気症 「思いこみ病!?」
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「思考は事実ではない」


心の病の多くの方々は
事実ではない思考を事実のようにとらえ

それに一日中振り回されて
苦しい日々を送ります。


うつ病もそうですが
心気症はその典型ですね。

*(心気症については
昨日のお話を参照にしてください)

「私は○○病に違いない」
「きっと私は○○病で、もう手遅れかも・・」

散々その観念に苦しんだ挙句
病院に行って検査すると
「全く異常なし」


そうなんです
「思考は事実ではないんです」


うつ病も同じですね
「私はみんなに嫌われているに違いない」
「私は不必要な人間だ」など

仮に、それらの観念を
事実確認、調査しますと
ほとんど不正解が多いんですね。

例えば
嫌われているのは、ごくごく一部の人であって
みんなに嫌われている訳ではありません。

万人に好かれる
キリストやお釈迦様のような人は、
この世にいませんね。

また、
不必要な人間か、そうでないかは
あなたが決めることではなく、
地球が決めることです。


「事実ではない思考(妄想)」に振り回され
一日のエネルギーの
ほとんどを使い果たし毎日疲れはて・・・


非常にバカらしいと思います。



ですが、
その思考や観念が
後から後から湧いて出てくるのは事実。

では、
その湧いてくる思考に対する
「関わり方」を変えていくことです。



それだけで、即、楽になります。
毎日が楽しくなっていきます。
生きるのが楽になってきます。

下手な精神薬より
効いてくる事もあります。


それは
心理トレーニングのみが成せる
「生きる技」です。




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【2012/01/21 15:18】 | 心気症 「思いこみ病!?」
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心気症(心気障害)と心理カウンセリング
~意識の向け方を修正すると治っていきます~



例えば、心気症の方
自分の胃に異常があるのでは・・と
グーッと考えていますと

本当に胃が痛くなってきて
「私は胃癌に違いない!」
と思いこみが始まり、
気分が不安定になってきます。

(もちろん病院に行って検査するが異常なし)

こんな感じですね。



この心気症のシステムを説明します。


例えば
リンゴがあるとしましょう。

そっぽ向いていて、
目+リンゴでは
リンゴは見えません。

目+「意識をリンゴに向ける(またはリンゴが見たいという意志)」+リンゴ
で初めてリンゴが見えて、脳が認知します。


分かりにくいと思いますので、もうひとつ。


人ごみ、雑踏の中で
誰かが私の事を話している。
もちろん私は気付かない。

誰かが来て
「あの人が、あなたの事を話しているよ」
と言われ、雑踏の中
その人に意識を集中し、耳を傾けると
私の話が聞こえてきた。


うるさい音の中でも
特定の事に意識を向けると聞こえてくる・・

*これを心理学では
カクテルパーティー効果と言います。



これらは
何が言いたいかといいますと。

目や耳があっても「意識を向けなければ」
本人にとっては無いのと同じ。



心気症など神経症的傾向のある方は
普段から、おかしな事に意識を集中しすぎています。

しかも、
「脳で幻の不快な感覚」まで作ってしまいます。



これは、いくら精神薬を飲んでも

カウンセラーが話をフムフム聴くだけで
「何の心理学的指示もしない」カウンセリングでも
治る事はありえません。

問題は意識の向け方を
健全な方向に向けるトレーニング(行動療法)が
必要という事です。




マインドフルネス心理療法
行動療法的トレーニングにより


心気症の方が、
おかしな方向にグーッと「意識を向けてしまった時」
それを緩やかにする心理トレーニング。

また、心気症の方が
普段の生活で、おかしな方向に「意識を向けるクセ」を
修正していきます。



それにより
心気症の不快な心理症状が
緩やかになり・・・いずれ無くなっていきます。



これは
「神経症(不安障害)全般」に応用できます。


例えば赤面恐怖の方が
人前で話をする時、
意識を自分に極度に向けてしまいます。

結果、顔が赤くなり、言葉はどもり(吃音)、
足がふるえてきます。

意識の向け方の心理トレーニングが必要です。



強迫神経症(OCD)の方が
強迫観念が出てきたとき

意識を極度に強迫観念に向けると
「強迫行為」に発展します。
意識をどこに向けるか・・が問題です。

意識の向け方の心理トレーニングが必要です。
(特殊カウンセリング)

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*心気症から「うつ病」に発展してしまうケースもありますので、
お早目の適切な対処が肝心です。




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【2012/02/26 00:27】 | 心気症 「思いこみ病!?」
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身体表現性障害には
様々なカテゴリーがあります。

今日は、その中の一つ
「疼痛性障害」(とうつうせいしょうがい)について
語ってまいります。


たとえば、
医学的検査をしても何も異常がないのに
身体に妙な痛みが続く・・・

医師は「異常はありません・・」というが
本人は非常に気になる。
日常生活に支障が出るくらい。。

また
「気のせいでしょ?」・・・と
誰も分かってくれないのが辛い。


これは、
心理学的にはこうとらえます。
意識、無意識2

普段の生活の中で
「不快な感情、想い」を処理するのが下手で
無意識的に潜在意識にコツコツ押し込め封印している。
意識、無意識3

その押し込めた想い、感情などは
時間を置いて浮上してきます。
(浮上するタイミングは人それぞれ)


浮上してきた際に
人により様々な症状となって
普段の日常に顔を出します。

ある人は鬱状態。
ある人はイライラ。
ある人はパニック。
ある人は謎の頭痛、肩こり・・

またある人は、
疼痛(原因不明の痛み)となって現れます。


さて、
心理カウンセリング・心理療法では
こう対処していきます。


その押し込めたネガティブな心的エネルギー

1、浮上した時に、心理学的対処をしていきます。

2、不快な感情、想いに対し「心のとらえ方・対応法」を身につけ
潜在意識に押し込め、封印しなくてもよいようにしていきます。



病院で「異常なし・・」と、たらい回しにされ
途方に暮れていた方が

当心理療法で数ヵ月し、
長年の疼痛を克服される方がみえます。


病院の科学的検査をして異常がない場合、
心理学的な問題が引っかかっているケースが多いものです。

その際、心理カウンセリング(心理療法)に行くのも
一つの選択肢かと思います。


心理カウンセリングにかかった事のない方にアドバイス。

「心理カウンセリングにかかる際の注意点」


一口に心理カウンセリングと言いましても
大きく分けて2つのタイプに分かれます。

1、何も指示せず、心理学的アドバイスをせず
話を聴くだけのカウンセリング(傾聴または来談者中心療法といいます)

*病院などは、ほとんどこのタイプです。
(パッシブ:受動的カウンセリング)

2、傾聴はほどほどに・・・行動療法、認知療法、マインドフルネス、
森田療法、脳の視点などから様々な
「具体的、心理学的対応法」を指導してくれるカウンセリング

(アクティブ:能動的カウンセリング)


今回のお話のような疼痛性障害の場合、
1のタイプのカウンセリングでは、何も解決しないと思います。
(うつ病や神経症もそうですね)

「2」のタイプのカウンセリングを選択されるのが
賢明かと思います。

*そのカウンセラーの先生が、どんな分野を得意として
どんな技術を使うのか、調べてから
かかられる事をオススメいたします。

*疼痛性障害は様々な要因が考えられますが
今回は心理学の視点から語りました。


最後に今日のお話をまとめます。

「潜在意識に押し込めた、心的エネルギー(感情など)は
時間を置いて浮上し、体感覚として現れる」


その「感覚」に対し、
一つ一つ心理学的対処をしていくこと。


私達の「体感覚」は
心(潜在意識)と密接な関係にあります。


心→体感覚

体感覚→心


「色即是空 空即是色」


*形あるもの(現象の世界)は、形無きものに還っていき。
形無きものは、形あるもの(現象の世界)に現れる。


ですので、疼痛性障害の妙な痛みの原因は、
医学的検査では見つからない事が多いものです



当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html




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【2012/11/29 10:56】 | 心気症 「思いこみ病!?」
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「心気症」・・・ってなに?

これは病気でもないのに病気だ・・
という強い強迫観念に「とらわれ」

ひどい人は様々な病院に行き検査を繰り返します。
当然、検査の結果・・・「異常なし」

もっとひどい人は、一日中身体のささいな感覚が気になり
「病気なのでは!?」・・と、
日常生活も、ままならなくなる方もみえます。

*また、こういった精神的疲れから
うつ病も併発するケースもあります。


今日は心気症を脳の視点からみていきましょう。
*心気症の「心理的な視点」は過去記事をご覧ください。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-41.html


脳の側頭葉と頭頂葉を分ける溝(外側溝)の奥に
「島(とう)皮質」という部位があります。

そこが過敏な方は、
ごく小さな体の信号にも過剰に反応してしまい、
執着が生じ「病気かも・・」という妄想にとらわれます。


じゃ逆に、ここが鈍感な方がよいのか?
というものでもありません。

ここがあまりにも鈍感な方は、
身体が発するSOSに、全く気付かず
重篤な病気に発展してしまうかもしれません。


なんでも「モノは加減・バランス」ですね。


この「心気症」など神経症系の症状は
マインドフルネス心理療法が有効な分野です。

マインドフルネスは体の感覚に対し、
・過敏になりすぎず、
・鈍感になりすぎず、

両極端を離れた「中道(中庸)」に導く
心理学的訓練をします。


ちなみに、脳だけではなく、
世の中は「バランス」かと思います。

陰と陽、善と悪、交感神経と副交感神経、明と暗、表と裏・・・

taikyokuzu.jpg

精神も陰陽バランスが崩れた時、
心の病が起こるかと思います。


さて、
しっかりマインドフルネス瞑想をしている人の
MRIによる脳画像をみますと、

「島皮質」の部分の厚みが有意に変化し、
バージョンアップされているといいます。
つまり脳の良い器質的変化も起こるという事。

・・・もっと分かりやすくいいますと、
マインドフルネス仏式瞑想により、
「脳がチューンナップ」されるということです。


これらの理由で、
脳の機能はバランスを取り戻し、

やがて心気症は落ち着いてくることでしょう。

(実際、当カウンセリングでも心気症のクライエントさんは
個人差はありますが、比較的回復が早い)


脳は私達が思う以上に
適応能力があるということ。

正しい心理訓練により、
脳は「回復・強化」が可能ということです(脳の可塑性)


これは、うつ病も同じです。



当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2013/04/05 14:06】 | 心気症 「思いこみ病!?」
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この心気症のカテゴリー
しばらく放置しておりましたが、
久しぶりに更新します。

・・・と、言いますのは
先日、某人気テレビ番組で心気症について
取り上げられていましたが、

時間が短かったので、視聴者の皆様は
もう少し具体的に合点がいくよう、
スッキリしたかったのではないでしょうか?


*ちなみに心気症とは簡単に言いますと、
「私は〇〇病に違いない!」という思い込み病、
神経症の一種です。
(もちろん実際検査をしても異常なし)


さて、心気症は様々な論がありますが、
☆(心気症カテゴリーで過去、いろいろな視点から語りました)

本日は私の専門とする
心理療法(マインドフルネス・仏教哲学)視点から
お話しいたしましょう。


まずはじめに。

ストレスとは何でしょうか?


以前ストレスについて、脳科学の視点から
こういったお話を書きましたが、

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1021.html


本日は、少し違った角度から入ります。
(人や症状により、ケースバイケースですので)


☆『ストレスとは、脳内の(感情などの)未処理な情報が
情報処理しきっていない状態です』



人はこの未処理な情報
(簡単に言いますと、脳内のなんだかよくわからない情報)を
スッキリさせるために

「とりあえず」の、
「あり合わせの理由」をつけて納得しようとします。

例えば、スピリチュアル系の方が、
とりあえず「なんでもかんでも霊のせい」にしておけば
とりあえず合点がいき、
いくぶん脳の情報処理がスッキリしますよね。


もちろんスピリチュアルを
完全否定するわけではありませんが、

ほとんどの場合、ご自身の心が壊れないように
こういった心理防衛をしているケースが多い。

*しかも「無意識的に」やっています。
本人は気付いていない。


また、心気症傾向の方が
何でもかんでも「〇〇病に違いない」としておけば
(もちろん病院で検査をしても異常なし)

とりあえず自身の不調の原因が
定義づけられて

いくぶん自身の心の中の
よく分からないモヤモヤが
情報処理しやすくなります。

(これはもっと深い心理的カラクリがあります。
文字に起こしますと長くなりますので、
クライエントさんには、講義でお話しいたします)


しかし、上記二つの例のような
「非常に脆弱な、ウソの情報処理」をやっても

安心感は「その場しのぎ」で、長期的にみますと
何の解決にもなりません。



その人たちの潜在意識の中にある
心理的な葛藤、トラウマなど、

それから目を背けようとすればするほど
逆に辛くなり、上記のような

不適切な心理防衛をしてしまいます。
悪循環ですね。やればやるほど
かえって問題は複雑になり、苦しみは深くなる。



A、まず上記の心理的カラクリに
客観的に気付いている事です。
(前頭前野を働かせる・スッと客観視、俯瞰する)

B、そして次に、ブログ簡易版の方法ですが
情報処理をするには、仏教心理学的に
二つのキーワードがあります。


簡単です。その情報を
「許すか和解する」

(人間関係系のモヤモヤなど)直接会って
和解出来るならば、
それが一番手っ取り早い情報処理です。


例えば、数年前、友人とケンカをし
強烈なモヤモヤが残ったまま、
会えなくなったとしましょう。

特に、うつ病・神経症の方は
数年間、頭の中で
そのモヤモヤが反芻するかと思います。

なぜモヤモヤ・イライラし、
ストレスを感じるか・・・は、

その情報に対する
情報処理が出来ていないからです。



しかし、何年かぶりに
そのケンカした友人に会った時、お互い反省し

「あの時は悪かった。すまんかった」
「いいよ。私も悪かった。仲直りしよう」

と仲良く一杯飲めば、いかがでしょう?
「情報処理が”完璧に”完結しますよね?」

当然長年のストレスは吹っ飛び
楽になるかと思います。


次に、行動系のモヤモヤでしたら、やってみて
結果が出るのか出ないのかハッキリさせる。
そしてどちらの結果も受容する。


・・・ですが、「大人の諸事情」により
直接和解できない、行動できない場合

心の中で、そんな自分を他人を・・
「こっそり」許します。



この「許す」という脳内情報処理
かなり強烈なパワーがあります。


自分自身を許せないと、
他人が許せなくなります。

他人を許せないという事は、
自分を許せていないからです。



さらに許せない・・・!!が
脳内にこびりつきますと

自分自身の人生すら、存在すらも許せなくなり
自殺念慮などの自己破壊系に向かいます。


上記A、Bは簡易版ですが、軽いものでしたら
徐々に(時間はかかりますが)許せていくでしょう。

しかし、心の病的重いものでしたら
熟練した心理士に、マンツーマンでついてもらい

マインドフルネスなどの心理療法で
潜在意識(無意識レベル)の根っこの部分から、
一緒にお掃除していきます。


本日は、たまたま心気症について語りましたが、
心の病というものは、マインドフルネスの視点から言いますと、
「根っこの部分は共通している部分が多い」

その根っこが、その人の環境や個性、成育歴など
諸々の要因により

うつ病と出るか、神経症と出るか、
その他精神疾患と出るか・・・ということです。


さて、これらの問題は、お気づきかと思いますが、
「薬物療法では一生解決しませんよ」


*(もしウソだと思いましたら、抗うつ薬・抗不安薬を
何年も飲んでみてください。本当に解決しませんので)


心理療法(訓練)は、
少し自助努力が必要ですが、

トラウマや心理的なゴミは
「心理(精神)療法」で根絶していきます。


惰性で薬をズルズル飲み続けるのではなく、
「具体的な策」「可能性のある策」を打っていく事です。


「兵は詭道なり(孫子の兵法)」
策無き戦(いくさ)は負け戦です。

心の病の闘病も同じ。





心理カウンセリング(コーチング)、心理療法
お問い合わせ・お申し込みは、コチラのホームページからどうぞ。

http://mindfulness-arugamama.com/


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【2014/06/09 13:33】 | 心気症 「思いこみ病!?」
トラックバック(0) |


たまご
読むだけで救われました。
ありがとうございます。


Re: たまごさんへ
ショウセイ
いえいえ。こちらこそ
長い文章読んでいただきありがとうございます。

また、これを理解できるたまごさんは、
とても能力の高い人かと思います。

2度目のコメントです
りんりん
主人が心を病んでいます。
先生の仰るように、薬物や病院では
治らないと本人も私も考えていて
信頼出来る精神分析の先生の所で
カウンセリングを受けていましたが、
あまりにも主人の状況が酷く、
一緒にいる私まで倒れそうになり
病院へ入院させました。
家で見るには限界があります。
私もクタクタですし、守らなければいけない子供もいます。
本人が1番辛いとは思いますが
家族も本当に苦しいです。この私の苦しみはどうしたら良いのでしょうか?
負のエネルギーに引っ張られないように
出来るのでしょうか?私までおかしくならないか不安です。
長々とすみません。

Re: りんりんさんへ
ショウセイ
りんりんさん、こんばんは。

> あまりにも主人の状況が酷く、
> 一緒にいる私まで倒れそうになり
> 病院へ入院させました。
> 家で見るには限界があります。

大変な状況お察しいたします。
そういった急性期は、入院も一つの選択肢です。

まず入院&薬物療法で、状態が落ち着くまで待ちましょう。


> 私もクタクタですし、守らなければいけない子供もいます。
> 本人が1番辛いとは思いますが
> 家族も本当に苦しいです。この私の苦しみはどうしたら良いのでしょうか?
> 負のエネルギーに引っ張られないように
> 出来るのでしょうか?私までおかしくならないか不安です。

全くその通りです。お気持ちよく分かります。
本人様も大変ですが、ご家族のメンタルヘルスも考えていきませんと
支える人も、うつ病になってしまいます。

むしろまず、支える人が心理療法などで
メンタル的なスキルを身につけておき、

その動じぬ心で患者さんに接しますと
その「安心感・安定感」で患者さんも
癒されるかもしれませんね。

こういったケースは、周りの人の
精神的安定感も必要かと思います。



りんりん
お返事、ありがとうございます。
今は私が主人がお世話になっていた
カウンセリングの先生の所へ通い
話を聞いてもらっています。

Re: りんりんさんへ 2
ショウセイ
> 今は私が主人がお世話になっていた
> カウンセリングの先生の所へ通い
> 話を聞いてもらっています。

そうですね。
こういった問題は、独りで考え込みますと
どんどん辛くなりますので、

自分に合った理論・技術を使う、信頼できるカウンセラーの先生に
ついてもらうとよいですね。

特に苦しみの渦中にいる時、
専門家がついているのと、そうでないのとで
安心感が全然違うと思います。


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