マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
以前「うつ病的、自動思考」のお話をいたしました。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-264.html

このカテゴリーでは、
もう少し詳しく分類して、
うつ病的、自動思考のお話をいたします。


当カウンセラーの専門としております
「第三世代、新しいタイプの」認知行動療法
(マインドフルネスと言います)

これを学習する上で、
旧来型の認知行動療法(CBT)の考えは基礎になります。


おさらいをしますと
うつ病、神経症、摂食障害、パニック障害など
心の病の方は、頭の中が自動思考でいっぱいです。
一日中、自動思考に占領されています。

そして、それらの思考に
「とらわれ」て毎日が不自由になります。


代表的な自動思考は
今日からお話しいたします7つです。


(厳密に言いますと
10個と言われております:諸説あり)

*「自動思考=認知の歪み」とも言います。


学術的な話ではなく、私自身の鬱病患者だった頃の
体験、思考パターンも踏まえてお話ししていきます。


はい。それではまず
うつ病・神経症(不安障害)的な人が起こしがちな
自動思考の一つめは・・・


<続く>






【2011/03/15 00:34】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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1、「全か無か。100か0か。
白か黒か。極端(二極)思考」



うつ病をはじめ、心の病の方は、
何でも完璧にやろうとします。

完璧に出来ないんだったら、
いっそ「やらない」的な発想になり

億劫になり結局「0」を選択します。
・・・結局やらないんです。


逆に100を選択してしまいますと
身体が朽ち果てても、貫いてやろうとします。
睡眠時間も削ってやります。

そして
エネルギーがなくなり燃え尽きます。
あしたのジョーみたいに燃え尽きます。

・・・うつ病発症。。


このように
うつ病の思考パターンは極端なんです。
中間が無い。

100か0かではなく
「60~80」があっても良いかと思います。

そして、やらなくてもよい、
どうでもいい事は「20」でも良いと思います。


うつ気質の方は

どうでもいいこと、やらなくてもいい事に
100%MAXでやってしまいがち。
そして不必要に疲れてしまいます。



うつ的な方は、
「頑張る事と、頑張らない事の仕分け作業」が大切です。

心の病の現場を詳しく知らない
マスコミが作り上げてしまった世論

「うつ病=頑張らないで」は半分間違いです。


「なんでもかんでも頑張らないで」は間違いです。
時には頑張る事も必要です。

そうでないと脳がパターン(クセ)を形成しはじめ
本当に頑張りが必要な時に頑張れない
廃人のような脳になってしまいます。

かえってそちらの方が辛いかと思います。

*(ただし「心理学的理論に適った、正しい方法」で頑張ります)


「頑張る事は頑張る。
頑張らなくていい事は頑張らない。
ボチボチ頑張る時は、ボチボチやる」


心理療法では、
それらを冷静に判断し
メリハリがつけられる脳を育てていきます。

また一日のエネルギー配分を
上手にとれる脳にしていきます。


うつ病の方々が
よりよい人生を送るために。


*ただし当ブログで何度も言いますが
うつ病、急性期、回復期の方は
お薬を服用し安静にしていてください。



<続く>



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【2011/03/17 08:32】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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うつ病的自動思考

2、「破局的な見方」


これは、すぐに結論を急ぎ

さらに小さな事を
大げさに破局的に見てしまう考え方です。

うつ病、神経症の方は
ささいなことでも「針小棒大」にとらえてしまいます。

そんなタイプの自動思考です。



例えば
仕事のほんのちょっとしたミスで、
「あぁ・・とんでもない失態をおかしてしまった!
もうこの会社にはいられなくなる。クビになる」



奥様ですと
「町内会でお菓子を配り忘れた・・・
もうダメだ、私はみんなに嫌われる!」



などなど・・
こんな自動思考が「破局的な見方」です。


でもこれって、よく冷静にみますと
非常にささいな事なんですね。


上記の例の会社員は
「とんでもない失態」ってよく聞いてみますと
得意先に商品の紹介パンフレットを置き忘れた・・・とか

これでクビになることはありませんね。
後日また訪問し
パンフレットを置いていけば良いだけの事です。


町内会の奥様の例ですと、
案外みなさん、お菓子など期待してない事が多いんですね。
次回の会合で「前回お菓子配り忘れちゃった・・ごめんね!」
で済む事です。


*こういったことで不安になり
毎日、病的に塞ぎこんでしまうということは、
他に心理的な要因があったりするんですが。


こういった考えが自動的に起きるパターンが
うつ病的「自動思考」です。

また
「認知の歪み」ともいいます。


<続く>



【2011/03/19 02:05】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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3、「過度の一般化」


うつ病的、自動思考の3番目は
「過度の一般化」です。

「いつも○○になる・・・」
「みんなが私を嫌っている」など

こんな思考が自動で浮かび上がってきます。



マインドフルネス的な対処法
まだ難しいと思いますので・・・


まずこういった自問自答してみてください。

「本当にみんながみんな
あなたの事嫌いなのでしょうか?」

「いつも○○になる
客観的なデータはあるのでしょうか?」


これらは、他人から言われますとムカつきますので(笑)
自問自答しましょう。
自分に言われたのならムカつきませんね。
(もしくは紙に書き出してみましょう)

当カウンセリングの醍醐味は
「自分で自分をカウンセリング」です。



こういった思考を習慣的にしてしまうのは
様々な事が考えられます。

過去によほどイヤな体験をし
潜在意識の奥底にこびりついている可能性が高いです。

ですので、
もう二度とそんな屈辱的体験をしたくない
という心理的防衛かもしれません。

もちろん悪い心理防衛です。


悪い結果をあらかじめイメージで作っておいて
実際、悪い事が起こっても
傷つかないようにしているのですが・・・

これも度が過ぎると危ない。

潜在意識は「引き寄せの法則」があります。


毎日そういう悪い事ばかり考えていますと
本当に、そういったものばかり引き寄せます。

昔の人は
「類は友を呼ぶ」「身から出た錆」などと
よく言ったものです。

この言葉は潜在意識論的に言って
理にかなっています。


さて、
「過度の一般化」など、認知のゆがみ(自動思考)

まずこういった思考パターンをしている事に
客観的に気付くことです。


客観的に気付いている時、

それは心の中の
よくわからなかったモヤモヤが浮き彫りになった時。

「脳が不快な感情の
情報処理をしやすくなっている時」
です。


フロイトはこれを
「無意識の意識化」といいました。


<続く>


【2011/03/21 06:07】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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4、「~すべし思考」


これは
「自分は○○しなければならない!」
「○○のために○○すべし!」
みたいな、追い込み的な自動思考です。



これは別にダメじゃなく
加減を知って
的を射ていれば良いかと思います。

例えば
「夢を実現するために○○の努力をすべし」
これは良い事です。


ただし的を射ていれば・・の話です。

例えば
歌手になるために
頑張っている若者がいたとしましょう。

どこに「~すべし」を持っていくかです。

「街で歌っていれば誰かスカウトしてくれるだろう。
街で毎日歌うべし!」
は基本的に的外れです。
夢叶わず、うつ病になる方も出るでしょう。


本気で歌手になりたかったら
プロダクションや業界の人達と、あの手この手で縁を作り
ちゃんと有名なトレーナーに、ボイストレーニングを受け
オーディションにたくさん出たり・・・

地に足のついた現実的な具体策のある
「~すべし」は良い思考です。


うつ病患者さんですと
急性期なのに「~すべし!」で無理に
会社のビッグプロジェクトをやろうとしたり、

うつ気質の方ですと、
なんでも自分一人で引き受けてしまったり・・

あと
うつ病を治すためにカルト団体で一生懸命活動したり・・・

これなど特に的外れです。
鬱病がますます悪くなります。



『うつ病を良くしたかったら
病院心理カウンセリングにかかり
「適切な療法」を「~すべし」は的を射てます。正解です』




このように「~すべし」は使い方です。

認知行動療法では、
これは良くない思考だ・・・
的な事をいいますが
必ずしもそうではありません。

エネルギーを使う方向が適切かそうでないか
客観的に観ることです。

うつ病の底なし沼から出る事は
適切な方法論が必要です。

適度な「~すべし」は必要です。


うつ病の方は、
的外れな方向で「~すべし思考」で頑張ってしまうことがあります。

もちろん元々、方法論が間違ってますので
「結果論」疲れてしまいます。


うつ病の慢性期、寛解期に薬物一本主義。
「薬で治すべし!」思考は間違ってますね。

結果、治らない鬱病患者が街に溢れかえってます。

薬物療法と「心理療法」を並行すべし!は正解です。



最後にまとめますと、

「~すべし」思考。
なんでもモノは加減なんですね。


「~すべし」が強すぎて
「世界中の苦しみを一人で背負ってしまう」ような方は
鬱病になりやすいです。

逆に「~すべし」が極度に弱すぎますと
いつまで経っても
鬱病の底なし沼から出られず苦しみます。

モノは加減なんです。



そしてなんでも依存的に医者任せにしない事です。

医師は人間です。
神ではありません。

最終的には治すのは自分なんですね。


(付録)薬物療法について

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-299.html


<続く>



【2011/03/23 01:27】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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うつ病的、自動思考
5、「自己関連付け」


この鬱病思考は
「私のせいだ」「自分が~したからだ・・・」

のような自虐的な考え方です。



これは典型的な鬱病思考パターンです。

ですが、
「なんでも周りが悪い」「お前のものは俺のもの」
みたいな「ジャイアン哲学」の方より、
よっぽど清く正しい方だと思います。

そして、この鬱病思考パターンの方々は非常に謙虚です。
人間として尊敬に値します。

うつ病の方々は、基本的に「いい人」が多いです。
だから私は、心優しい鬱病の方々が好きです。
本当は、鬱病の方々は人間的に優秀なんです。


ですが、こういった方もモノは加減
あまり「私のせいだ」的思考が強すぎますと
自分を追い込みすぎて、自分を傷つけてしまいます。


これは心の中で討論してみましょう。


「私のせいだ」

「本当にそうなの!?」



「自分が~したからだ・・・」

「それもあるかもしれませんが、
本当に他に要因は無いの!?」

「自分が~したから悪くなったという
客観的データはあるの?」



など自分のネガティブ思考を・・
「コテンパンに論破してやってください」


*マインドフルネスや森田療法では
違った方法をとりますが、
ここでは認知療法的に解説しております。



<続く>




【2011/03/25 08:17】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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Re: 鍵コメントさんへ
ショウセイです
ありがとうございますi-260

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6、選択的抽出
*(選択的抽象化ともいいます)


上手く出来た事はみないで
ダメだったことのみ抜き出して考える。

こんな鬱・神経症的、自動思考です。




よく当プログラムの
日記療法(森田療法)で、

うつ・神経症の方は、

「出来ない事・至らぬこと・
失敗・不快な事・不安・怨念・
怒り・情けない事」など。。


こういった事ばかりを
「選択的抽出」し、書き綴り
提出される方が多いかと思います。

そういった情報ばかりを拾ってくる、
脳のクセになってしまっている方が
多いかと思います。


なぜそうなっているのか?という
脳と心理のメカニズムは、
当プログラム内で詳しく学習しますが、

こういった傾向の強い方には
次のような宿題を出します。


次の講義までに

「日常でほんの少しでも感謝した事。
今までの人生でしてもらった事。
(お稽古の内容で)少しでも出来た事。進歩した事」

「のみ」を書いていただきます。


これは、元々持っている、
「選択的抽出」の強さを利用し、

逆に、良い方向に
活かすように誘導します。


うつ・神経症的な方の
この能力は

裏を返すと
「良いものを見つけ出す力」に変身します。


それは仕事ですと、

世の中のニーズを
発掘する力にもなります。


その力を逆に利用し
活かすということ。




もう一つの視点


この思考があるということは
逆説的に言いますと

「自分が失敗したくないから、
人生よりよく生きたいから」

こういった思考が
出てきているとも考えられます。


転ばぬ先の杖・・
ではありませんが、

失敗した時、ダメだった時の
思い出が出てきたり、

不安思考ばかり抽出し
出てくるのは


「失敗をシュミレーションすることで
上手に回避しようとしています」

「また同じ失敗しないように
頭の中でシュミレーションしている」
とも考えられます。


マインドフルネス的に言いますと、
そういった観念が出てきたとき

「ああ。そうか。私がまた怖い目に合わないよう、
失敗しないように、
そういった観念が出てきてくれているんだね。
ありがとう。ありがとう」

・・・と、
歓迎してみてください。


ダメだった事を
過度に抽出して
頭がいっぱいになってきたら

「出てきてくれてありがとう。もういいよ。
一生懸命頑張ろうとしているんだね」



逆に、悪い自動思考(認知の歪み)に嫌悪し、
それを抑え込もうとしますと、まず失敗します。

そしてそんな自分がイヤで、
心の葛藤が生じ、ますます自己嫌悪に陥ります。


仮に、強引に
潜在意識の中に抑え込む事に成功しても、
意識、無意識2

抑え込んで封印したものは
「忘れたフリ」をしてるだけで

無くなった訳ではありません。


必ずまた出てきます。
意識、無意識3

数時間・数日後
また浮上してきて爆発します。


悪循環です。

ダメな自分をグーッとフォーカスして
頭がいっぱいになりそうでしたら

そのネガティブ思考を「歓迎」します。


心の中で

「出てきてくれてありがとう。
一生懸命頑張ろうとしているんだよね」




仏教寺院では豆まきの時、

「福は内。鬼も内」と言って
豆まきする所もあります。


鬼さんは、
あっちいけ、消えろ!と言って
豆をぶつけている内は

鬼さんはヘソを曲げて、
あなたに襲いかかってきます。


鬼さんは
「ありがとう」と受容した時、

鬼は鬼のまま
鬼ではなくなります。

鬼は、あなたの友となります。

onisan


自分のイヤな部分。
コンプレックスが治るという事は

こういった事かと思います。


~福は内。「鬼も内」~






【2011/03/27 06:28】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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さて、このページの鬱病的自動思考は
7、「ラベル貼り」


自分に対し異常に否定的なレッテル貼り
「自分はクズだ」「自分は何をやっても無能なんだ・・」

こんな鬱病的、自動思考パターンです。



これは以前、ラベリング(レッテル)効果の
お話もしましたので
参考までにご覧ください(ラベリング効果2部作です)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-222.html
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-223.html

これはレッテルを貼り続けると
よい意味でも悪い意味でも
人はそのようになってしまう・・・というお話です。



さて、
うつ病的、自動思考「ラベル貼り」

ネガティブなラベルを貼ってしまったら・・・
「はがしましょう」

はがし方は
そういった思考をしてしまった瞬間

「まず客観的に気付くこと」

「あ・今、うつ病的自動思考しちゃったな・・・」
と客観的に気付く事。

そうしますと
そこに思考が固着するのを防ぐ事が出来ます。



さて
それが慣れてきましたら、次のステップに入ります。

自分に対しネガティブなラベルを貼ってしまう
「直前」にも
気付きを入れられるようになりますと
その行為を防ぐ事が出来るようになります。


これらが習慣になっていきますと
ネガティブな自動思考が出てきても
自動で勝手に対処出来るようになっていきます。

ものすごく生きるのが楽になります。


もちろんそうなるには
日々の心理トレーニングが必要です。


<続く>








【2011/03/29 03:00】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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Re: 鍵コメントさんへ
ショウセイ
ありがとうございます。
感激ですi-260
こちらこそよろしくお願いいたします。


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~~~~~~~~~~~~~~~~~
うつ病、神経症的、
自動思考(認知の歪み)まとめ
~マインドフルネスの視点~
~~~~~~~~~~~~~~~~~


ブログでは、
うつ病、神経症的、自動思考(認知の歪み)を
7個挙げましたが

厳密に言いますと
10個あると言われています。
(諸説あり)


代表的なものだけ書きました。

そして心理カウンセリング的解釈も
書いておきました。


認知行動療法では、
これらの自動思考は良くないもので
修正していくという手法をとります。


しかしマインドフルネスは
少し視点が違います。

自動思考(認知の歪み)・・・

それは良くも悪くもなく、
平等に「歓迎」します。


「出てくるものはしょうがない」


私達は悟りを開いた
聖者ではありません。

具足煩悩(ぐそくぼんのう)の身。
それが人間なんです。


当プログラムでは
「自動思考は
自然現象として観察」します。


仏式カウンセリング的に言いますと

「煩悩(ぼんのう)」があるのは
しょうがない。

*(煩悩とは人間の悪い心、
悪い自動思考です)


私は煩悩(悪い心)がありません!
という方は

ほとんどの場合、
偽善者か詐欺師かと思います。

カルト宗教の教祖に
多いのではないでしょうか。
自分が観えていません。

聖者じゃあるまいし・・
生きてる限り煩悩は付きまといます。

それが人間なんです。


『煩悩を滅尽するのではなく
煩悩を整理整頓する』

『煩悩に対して上手に対応する』


の方が現実的かと思います。


これだけで
とても生きるのが楽になりますよ。


この俗世で
生き辛さを抱えている方。

マインドフルネス仏式瞑想生活を
おすすめいたします。

かつて私自身も患者時代、

うつ病・神経症地獄から
この心理療法で救われました。


「マインドフルネス仏式瞑想」は
信仰の類は触りません。

信仰に対し
否定もしませんし肯定もしません。


本来の(源流の)仏教瞑想は、

神や仏に
すがろうとはしません。

そういったものに対する
信仰は触れません。


2500年前、
お釈迦様が説かれた瞑想は

人間学であり心理療法・科学」に
近いものです。

(後世の人々が勝手に
信仰にしちゃいましたが)


ですので
宗教嫌いの現代人に
ピッタリの思想です。


また瞑想は、
宗旨宗派を越えて誰でも出来ます。
そして最強の心理療法です。

実際、当カウンセリングには
クリスチャンの方も、

当ブログに共鳴されて
いらっしゃる方がみえます。



さて
マインドフルネス瞑想では

自動思考(煩悩)を力技で
ねじ伏せる・抑え込む」のではなく

目をそむけて
逃げる」のでもなく


~~~~~~~~~~~~
第三の方法
それは「観察」します
~~~~~~~~~~~~


自動思考(煩悩)に対し

感情や思考を入れず、
淡々と観察します。


吹きすさぶ
感情の暴風に対し、

柳のようにしなやかに
淡々と見送ります。



最新式の心理療法
マインドフルネス(Mindfulness)は

なんか横文字ですが・・


この源流は仏教(禅や瞑想)の
修養法なんです。

そしてこの療法の根底には
「諸行無常」思想があります。



それは、この世の全ては
移り変わっていくということです。

今、ブログ読まれている方々も
100年後には
この世に誰もいません。

地球、太陽ですら
あと何十億年したら消滅します。


物質だけじゃなく
精神作用もそうです。

精神作用は
もっと変滅が早い。


----------------------------------------------
え!?でも、
「目の前の硬いコンクリートは
移り変わっていないのでは?」
----------------------------------------------


否(いな)

一見、硬くて
移り変わっていないように
見えるものでも

原子・・いや素粒子レベル」では
いかがでしょうか?

猛烈なスピードで、
移り変わっています。


一見移り変わっていないように
見えるものも

実は移り変わっているという
現実・事実があります。


生起→生成→消滅

諸行無常・・・

これは科学的にも
疑いようのない事実ですね。



そのどうしようも出来ない
「事実、現実」を

受け入れる事が出来ず、
あれこれ感情を入れ

どうにかしようとするから
「心のトラブル」が生じます。

うつ病、神経症は
その典型的パターンです。


例えば、
過ぎ去った過去に執着し

「ああしよう、こうしよう」とするから
苦しくなります。

過去にタイムスリップ出来ません。
過ぎ去った過去を
変えられるのでしょうか?


いつまでも
私のモノにしていたい。

いつまでも永遠に・・・と
執着しても、

現実・事実は
移り変わっています。


「いつまでも」の想いが
強ければ強いほど、

そうでない事実・現実に
遭遇しますと
苦しみは「倍返し」でやってきます。

強烈なストレスになります。



過ぎ去った過去や
まだ起こっていない未来に対する
「執着」を緩やかにし

=============
「今・現在・これから」
どう生きていくか。
=============


その具体的心理トレーニングの集大成が
マインドフルネス(仏式)瞑想」なんです。


欧米ではすでに、精神科領域で
効果が実証され盛んなのですが、

日本ではまだまだ
導入が遅れております。

(ここ2~3年くらい前から
ブームになりだしましたが)


当カウンセリングでは
すでに、2004年から

このシステムを
導入しております。

中部地区の
マインドフルネスの老舗です。




山中紹聖のカウンセリング・心理療法

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html





【2011/03/31 07:06】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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うつ病的思考パターン
「100か0か。全か無か。完璧思考」2


以前このテーマは取り上げましたが
今回補足の講話をいたします。


うつ(神経症)気質の方は
物事を完璧にこなそうとする傾向にあります。

そして着手する前に、頭の中で妄想し、
「完璧にこなせないのだったら、億劫になり
”いっそやらない”を選択し寝てしまう」

(100がダメだったら0を選択)

逆に一度着手しますと、
残業してまで、寝る時間も削って
心と身体の悲鳴を無視して・・・
朽ち果てるまでやってしまいます。

こんな思考パターンが「全か無か思考」です。


これが自分の内なる世界に留まれば
自分が壊れ、うつ病になります。

しかし、これが自分だけに留まらず
「他人」にもこのパターンを適応してしまいますと
人間関係が破壊されます。


うつ病・神経症の方は
「自分の勝手な心のルール」を
他人にも適用してしまう事が多々あります。


「自分はこう思うのに・・・」
「自分だったらこうやるのになぁ・・・」
他人がその通りに動かないと
イライラし、うつ(神経症)症状が出ます。
*特に非定型うつ病に多い。

もっとひどいパターンは、
思い通りにいかない他人を(心理的・物理的に)実際攻撃してしまう。


もちろん健常者でも、ちょっと神経質な方なら
こういったパターンはあります。
しかし、うつ病(神経症)の方は「過剰」です。

何でもモノは加減、バランスです。
バランスを崩すと病気になります。

「心の病というものは、バランスを崩しているよ・・
というありがたいサイン」です。



これら心の悲鳴に気付かず放置しておりますと、

やがて慢性的なストレス脳になり、
個人個人の脳の耐えうるレベル(レッドゾーン)を超えますと

脳の病気

うつ病になります。


つまり世間でよくいう
「脳の病気説」は合っているのですが
それは「結果論」です。

大切なのは
「脳の病気に至るプロセス」を修正していく事です。


結果のところ「脳の病気」ばかりに焦点を当てて
薬物療法で対応・・というパターンですと
再発の危険性が高い。
(欧米の研究では3割の方が、そもそも
抗うつ薬が効かないタイプもあると言われております)

こういった古いタイプの方法論ではなく。

薬物療法で「脳の病気」に対応しつつ・・・
心理(精神)療法で「脳の病気に至るプロセス」の部分を
修正していく事が、欧米で最新式の方法論です。

回復も早いですし、再発率もグッと低くなるかと思います。

*ただし心理療法はオカルトや怪しいものではなく、
マインドフルネスや森田療法、認知(行動)療法など
ちゃんと精神医学的に認められたもの限定で選択します。



当カウンセリングで
いつも皆さんにお話するのは
-------------------------

うつ病を雑草に例えますと
地表に出ている草をむしっても

根っこからえぐり取らなければ
また何度でも雑草は生えてきます。

-------------------------

このたとえは
・地表に出ている草をむしる(薬物療法:対症療法)
・何度でも生えてくる(うつ病再発)
・根っこからえぐり取る(心理療法)

地表に出ている草(現在のとりあえずの症状)は
薬物療法で対応しつつ・・・

根っこの部分は心理療法でコツコツ対処していく。

「薬物療法と心理療法の併用」がオススメかと思います。


先日、厚生労働省の、
うつ病に関するページをチェックしておりましたら
厚労省も、こういったことを主張しているのに

現場(病院)レベルでなぜ浸透していないのか
不思議でしょうがないですね。



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【2013/10/05 08:42】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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今日から二回、認知行動療法で言う
うつ病、自動思考(認知の歪み)
について
お話ししてまいります。

よろしくお願いいたします。


まず今回は、うつ・神経症系の方が
やってしまいがちな心理パターン
「全か無か。100か0か。善か悪か」
二極思考について。


*以前は「全か無か。100か0か思考」に
焦点を当ててお話しいたしました。
↓(参考までに)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-305.html


今回は二極思考の
「善か悪か思考」について考察してまいります。

一つ例を挙げますと

・正しい情報でも自分にとって、
都合の悪い情報(コンプレックスを刺激されるなど)は
「悪い情報(と決めつける)」

・悪い情報でも、おだてられたりして
自分にとって、都合よく耳触りよい情報は
「善い情報(と決めつける)」


こんなような客観的な視点が外れた
心理パターンですね。

これは意識出来るレベルのものと
意識出来ていない、深層心理的なものがあります。


もちろん一般の方も
こういったものはありますが、

うつ・神経症の方は過剰です。
なんでもモノは加減。加減を超えると病気になります。


うつ・神経症の方は基本的に
自我(我:エゴ)を中心にした世界観になっております。

↓*我(が)とは
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-66.html


我(が)が物事の基準になっております。
ゆえに苦しみの多い人生です。


入ってきた情報を全て
「我(が)」のフィルターにかけ
情報を自分色にゆがめ、善か悪かを決めつけてかかります。

これは自分の我(が:煩悩)にとって善。
これは自分の我(が:煩悩)にとって悪。

このように情報がゆがみ(認知の歪み)
内的にも外的にも、正確なニュートラルな情報を得られないので

人間関係・仕事・自分の心や脳・感情にも
トラブルが多いかと思います。


上記の例でいいますと、
我を離れた視点で冷静に観察しますと
ニュートラル(中道)な正確な情報が得られます。

この情報は私の我(が)にとっては
耳触りの悪い情報であるが
ニュートラルな視点で観察しますと
正しい情報かもしれない・・など

マインドフルネスが熟成してきますと
こういった事が洞察・俯瞰できるようになっていきます。


こういった「客観的に観る」という力は
脳の前頭前野が司っていると言われております。


*次回はこれをベースにした
うつ病・神経症の典型的な「完璧思考」(二極思考の発展バージョン)
についてお話ししてまいります。

そしてマインドフルネスや森田療法など
心理療法をしていきますと、これがどう緩んでいき
毎日が楽になっていくか・・についてもお話ししてまいります。


<続く>


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【2013/12/02 09:17】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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うつ病・神経症の典型的心理パターン
「完璧思考」



まず本日のお話。
結論から言いますと

「病的な完璧思考は
自分の不完全さの裏返し」
である。


これが引っかかっていますと、
自分の心理パターンを他人にも適用しようとします。

他人のミス、アラ探しなどを行い、
完璧じゃない所を発見しますと
すかさず他人に攻撃的になります。

当然人間関係のトラブルは絶えませんし、
なによりも、ご自身が一番疲れます。

*(ただし何でもモノは加減。業務上必要な時もあります。
今回のお話は加減を超えた、病的な完璧思考のケースです)


こういったパターンを
心理学的対処せず放置していますと
慢性的なストレス脳になり、

やがて脳の病気になり

うつ病・神経症になります。

*(うつ病=脳の病気は結果論であり、
プロセスを修正しないと、いくら薬を飲んでも根本的には治りません)


自身のコンプレックスが強い人ほど
このパターンをやってしまいます。

また抑圧して我慢している自身のコンプレックス
(完璧じゃない所、またはそれに類似するようなこと)
を他人が目の前でやりますと
たちまち激怒し攻撃モードに入ります。

でも、それってね。。
他人ではなく自分を攻撃しているんですね。




人間って不完全なんです。
また、この世の一切万物は
移り変わる「プロセス」ですので不完全です。

完璧だ!と思っても、
それは「そういう状態(プロセス)」であって
その状態は変化・変滅しています。
諸行無常といいます。


したがって真の完璧は「ありえません」
完璧は次の瞬間、すでに過去の遺物。

どれだけ執着して頑張っても
完璧(だと思っている)状態は次の瞬間
ボロボロと形を崩し変滅していきます。

それが諸行無常の法則です。

この法則から言って
真の完璧は存在しない。


この世に生きる限り、全員不完全です。
私も、あなたも、みんなも。

それが事実なんですから、それでいい。


自分の不完全さ「諸行無常の法則」
真に受容出来たとき
病的な完璧思考は治まっていきます。

自分の法則が受容できたとき
他人もいくぶん受容できるようになっていきます。


このマインドフルネスという心理療法は、
諸行無常の法則(一切万物、移り変わっている)を

頭の理屈ではなく、心理トレーニング(仏式瞑想)により
身体に染み込ませていきます。

したがって「モノのとらえ方・視点」が変わり
トラブルは解消していきます。


現代はネット社会により、情報が氾濫し
どうしても頭でっかちな現代人が増えてきました。

ですが心の病を治すという事は、理屈ではなく
まず一坐り。

もちろん理論も大切ですが、
心理療法を「実践」することが、もっと大切かと思います。


*前回と今回の2回、
カテゴリー「うつ病、認知の歪み(自動思考)シリーズ」の補足、
認知行動療法のお話でした。


心理カウンセラー
山中紹聖


当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2013/12/04 07:57】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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