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マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「スキーマ」


心理学で言うところの
「既有(きゆう)知識」です。

その人が今までの人生で
頭にインストールしてきた知識、
考え、心の構え。

これがその人の
「心の反応パターン」に
影響を与えるわけです。


そのスキーマ(既有知識)が、
外界の環境・
刺激(五感情報)に触れますと

自動思考し
「特定の心の反応パターン」になります。


うつ病・神経症的な
ストレス思考もそうです。


「スキーマ(既有知識)」+「外界の刺激」=「その人独特の心の反応」


例えば
私が昔、勤めていた会社で

パワハラだ、被害だと、
なんでもかんでも

そう反応してしまう方がいました。


独特の歪んだスキーマ
(心の構え・考え方・歪んだ知識)を
持っていますと、

日常で遭遇する、
あらゆるものを

「被害」「私は攻撃されている」と
とらえてしまうようになります。


(しかし、本当に社会的にみて
人権侵害的なパワハラは、
可能な限り対処された方が
よいかと思います)


問題は、なんでも
かんでも過剰に

私は被害者だ!と
思い込む極端なパターン。


その人はいつも、
何かにおびえるように
ストレスいっぱいです。


その方は
薬物療法を行っていましたが、

このモノのとらえ方のパターンは
薬では修正できません。


当然そういった方は、
どこの職場に行っても、

人間関係・職場との
不調和を起こし

トラブルになるケースが
多々あります。


一番疲れるのは
本人なんですね。

それが長年蓄積しますと、
うつ病・神経症(不安障害)を
発症する可能性が高いです。

(本人はすでに
発症していましたが)



辛い心理症状を
薬で強引に抑え込み

職場復帰

また歪んだスキーマにより
被害者妄想

ストレスフルになり、
うつ病・神経症「再発」

薬で抑え込む・・・


どこかで然るべき
心理学的な対処しないと、

この悪循環は
エンドレスで続きます。




スキーマは誰しも

良いスキーマ、
悪いスキーマを

持っております。


我々は聖者では
ありませんので、

誰しも少なからず
「悪いスキーマ」も
持っています。


スキーマを
「種」としましょう。

スキーマという
種(原因)に

一定の環境・条件(縁)が
加わると、

発芽します
(結果)「心の反応パターン」


「原因+縁=結果」

因果の法則といいます。



悪いスキーマが
発芽する環境に
近寄らない事。


人間はそんなに
強くはありません。


例えば、職場で
いじめや

嫌がらせをしている
集団に入ってしまうと

本人はその気がなくても
自身の持つ

悪いスキーマが刺激され
悪い芽を出し、

イジメに加担して
しまったりします。


悪口サイトへの
書き込みもそうですね。

そういった有害サイトに
長いこと滞在しますと

どんどん悪い
スキーマが発芽します。

そして、いつしか自分も
そういった有害サイトに
加担してしまったり・・


収拾がつかなくなる
こともあります。

そして後から
時間を置いて

「あぁ止めときゃよかった・・」

後悔し
苦しくなると思います。



心の病も
悪化させたくなければ

悪い人、悪い集団、
悪い環境から
なるべく遠ざかります。


世の中、自分と同じ不幸に
引きずり込みたくて
しょうがない人もいます。

地縛霊(じばくれい)の
ような方がみえます。

あまりそういった人には
近づかない事を
おすすめいたします。


希望があり、
ポジティブな考え、
雰囲気を出してる方と
お付き合いします。

(逆に良いスキーマが
刺激され発芽する)

まずそういった
環境を整える事。


そして次に心理療法で
コツコツ地道に

悪いスキーマを
修正していきます。

善いスキーマを
インストールしていきます。


そういった道を
オススメいたします。




【2010/12/21 11:14】 | 「スキーマ」 反応する心 1
トラックバック(0) |


トマシーナ
ウンウンって頷きながら読んでいました。
私もちょっと前にそういう捕らわれ方をしたような気がしてなりません。
ちょっと抑うつ状態になり、自分から離れました。
歪んだ認知ということですよね?
知らず知らずに自分もそういう認知になっていたような気がして、ハッとしました。
勉強していてもなかなか難しいですよね。
今日もいいお話をありがとうございます(^^)

管理人のみ閲覧できます
-


Re: トシマーナさんへ
ショウセイ
いえいえ。
こちらこそコメントありがとうございました。

素晴らしいですね。
認知の歪みに自分で客観的に気付かれるのは
心理学のお勉強のたまものだと思いますよi-260

良い勉強は「良質なスキーマ」を形成していきますので
勉強、訓練あるのみですi-234
お互い精進していきましょうね。


Re: 鍵コメさんへ
ショウセイ
全くその通りですね。
そういうのありますね。
特定個人のネガティブな悪口系ブログ。

また、そういったサイトに影響されてしまう方も多いです。

徹底的に排除していただきたいものです。
健全なネット社会のために。

ですが昨今は「スパム認定」がどんどん厳しくなっておりますので、
そういった悪質ブロガーも減っていく事でしょう。

ですがあなたのように、明らかな迷惑行為を受けた場合
「記録をとり警察に通報」されるとよいでしょう。
足跡を消したつもりでも、案外IPを落としていかれるケースがあります。
よくチェックしてみてください。
(特にFC2は)

毅然とした態度で応対してください。
場合によっては被害届も視野に入れておいてください。

それでは。

こんばんは。
カンナ
じっくり何度も読ませて頂きました。とっても共感しました。 ストレス(人や物事の)に、立ち向かう強さばかりを追及するのではなく、ストレスを回避するという術も、身につけることって必要なんですね。 世の中には、色んな人がいます。太刀打ち出来ない人がいっぱいいます。何も太刀打ちしようと挑まなくても、「回避」するということも、決してそれはズルサとは違う、自分なりの自己防衛=ストレス回避=健康な心身への歩み寄り、となっていくんですね。
勉強になりました。

Re: カンナさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

素晴らしい。視点が良いですね。
そう。スキーマを修正しモノのとらえ方(ネガティブ思考)を改善していくのが
ストレス回避の最良の術につながります。

さらにそれが心の病の予防効果にもなると思います。


初めまして
うるちん
初めまして。
うるちんと申します。

何度かお伺いさせていただいてましたが、
今回初めてコメントさせていただきます。

ショウセイさんのブログはとても分かりやすいですね。
資格だけ産業カウンセラーの僕には、とても勉強になります。

また寄らせていただきますm(_ _)m

Re: うるちんさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

私のカウンセリングは既存のカウンセリングとは違い
かなり型破りのものでございますが
新しい流れを作っていこうと思っております。

読んでいただきありがとうございました。


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「心の病は良質なスキーマが
回復へのカギになります」




以前書きましたが
認知心理学では「スキーマ」という概念があります。

これは既有知識。
現在その人の脳にインストールされている
「知識や情報、心の構え」の事をいいます。




以下の図式が成り立ちます。

スキーマ+外界の刺激=「その人独特のモノのとらえ方、考え方になります」


良いスキーマ+外界の刺激=「良いモノのとらえ方・考え方」

悪いスキーマ+外界の刺激=「鬱・神経症的な、ゆがんだモノのとらえ方」




もっと分かりやすく言いましょう。


このお話は、昔からいつも
クライエントさんにお話ししますが


はるか昔
古代文明では「皆既日食」は、悪魔が太陽を食べてしまう・・
と考えられていました。

当時の人達は皆、皆既日食が始まりますと
「あぁ・・世界が破滅する・・・」と
ガタガタ震えて、不安神経症や鬱状態になっていました。


しかし、その後
年月は流れ、科学が発達し、
「なんの事ない・・
皆既日食は月の軌道上に太陽が重なって見えるだけだ」


と科学的に解明されました。


するといかがですか?
みなさん皆既日食怖いですか?

現代に生きる私たちは、ちっとも怖くないどころか
ピースして記念撮影までしていますね(笑)

でも古代の常識ある人達は皆、恐れおののき
鬱や神経症(不安障害)になっていたんですよ。


式にしますとこうなります。

「皆既日食は悪魔が太陽を食べる(スキーマ)」+「皆既日食という外界の刺激」
        ↓
「鬱・神経症(不安障害)、恐怖、不安、震え」





このお話は
何が言いたいかと言いますと
スキーマの問題。

『うつ病や神経症、心の病も
「心理学的カラクリ」を知っていれば、
何も恐れる事はないんですね』



「あ・そんな事だったんだ・・・」という感じになります。

後はご自由に克服してください。



そして皆既日食の例えと同じで
私はお聞きいたします

「鬱や神経症を克服した今、
それらは怖いですか?」



鬱や神経症で、
引きこもっていたクライエントさんは

「いえ・・全然。逆にこういった事を知れてラッキーでした」


こんな感じです。

「カラクリを知らない」という事は
心の病も連れてくるんですね。


そして「知らない」という事は

何年、何十年、精神薬を飲み続けて治らない・・という
悲惨な事態も引き起こします。




ただし心の病の場合
頭の知識だけで「知る」ではなく

心理トレーニング(行動療法)により
「身体で理解」するという事も大事。


「知識」+「経験」=「智慧」

知識だけでもダメ。
経験だけでもダメ。

知識と経験(トレーニング)の2つが必要です。


「左脳(知識、論理的理解))」+「右脳(経験、体験的理解)」=「本当の理解」

左脳と右脳を平等に鍛えていく事。


これが本当に「知る」という事です。
「智慧(ちえ)」といいます。


心の病回復プログラム

「心理学習」+「心理トレーニング」で
良質な「スキーマ」をインストールしましょう!





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【2012/03/10 06:01】 | 「スキーマ」 反応する心 1
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