マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「うつ病、鉛様麻痺について」


鉛様麻痺は、
うつ病の特徴的な症状です。
(特に非定型うつ病)

身体が鉛のように重くだるくなります。


私が鬱病患者でした頃は、
身体に80キロくらいの鎧を装着したように
重くだるくなりました。

そして、だるいので一日中、
布団の中で動けず、じっとしてるんですね



今日は小話を一つ書きます。



私は喫茶店で独りコーヒーを飲むのが好きで
以前、コーヒーを飲みながら喫茶店の外を
窓から眺めていました。


すると、
隅っこの垣根にクモの巣がありました。


クモの巣に、
一匹の虫の足が引っ掛かりました。

虫はクモの糸が気になり
何とかしようと、もがきました。

すると、ますますクモの糸が絡まり
抜け出せなくなりクモに捕まってしまいました。



またある虫は、
クモの巣に少し引っ掛かったのですが

「飛ぶ事に専念」していましたら
足に引っ掛かったクモの糸が、そのうちちぎれて
無事、クモの巣を脱出しました。



さて、
「二匹の虫の違いは何でしょうか?」



身体についた糸をなんとかしようと
もがけばもがくほど、がんじがらめになり
頭がパニックになるのは、

まるでストレス煩悩(ぼんのう)に苦しむ
私達自身のようです。
そしてクモ(心の病)に捕まります。


身体にクモの糸がついたのですが
「今、なすべき事(飛ぶ事)に没入」し、
鬱の糸から脱出した虫は

まるで心理療法を使い、
心の病の地獄から抜け出せた
クライエント(患者)さんのようですね。




「うつ病、鉛様麻痺」


身体が重くダルくなり
そのダルさをなんとかしようと、もがけばもがくほど
抜け出せません。

当然ダルさ、倦怠感、重さは
もがいたところで無くなりません。

そんな自分に嫌悪し、ますます落ちます。
そして一日中、布団の中です。


まず森田療法の視点から。

1、恐怖(行動)突入


身体が重いがまま行動に突入します。
身体の重さ、億劫感をどうにかしようとせず
「重いがまま」行動に突入いたします。

そして「今、なすべき事」に没入いたします。


気がつけばいつしか、
「気分が作りだした幻想→鉛様麻痺」
は無くなっています。


気分が作りだした幻想・・・

これは鬱病だけでなく
不安障害系(パニック障害、摂食障害、強迫神経症など・・・)
全て共通です。



「気分が作りだした幻想に執着しますと
各種症状が強くなります」



ですので
「気分本位ではなく、目的本位でいきます」


先ほどのクモの巣の虫の例えで言いますと
「飛ぶ事」に専念いたします。


行動に突入するクセ、反復練習をし、
そういった脳の思考回路、
(脳神経のシナプス結合パターン)を
定着させていきます。


最初は身体がダルく出来ませんが
気がついた時に、
コツコツ、ボチボチやっていくと良いです。

脳神経の回路が、そのパターンに適応しようと
コツコツ、ボチボチ変わっていきます。


次に、
それでもどうしても身体が重くダルく
鉛様麻痺が強く動けない時は

2番目の方法を提示します。


<続く>



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【2011/04/19 10:39】 | 「鉛様麻痺」 うつ病の身体のダルさ
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昨日の拍手鍵コメントさんへ
ショウセイ
はい。
読んでくださってありがとうございました。

回復に向かって精進していきましょう。

またいらしてくださいね。
いつでもこのブログでお待ちしておりますi-179


拍手鍵コメにはお返事が出来ませんので
こちらでお返事いたしましたi-260

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Re: 鍵コメントOさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

後ほどメールにて回答いたします。

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<前回の続き>


2、「鉛様麻痺を観察しよう」


最悪に身体が重く、どうしようも出来ない時は

身体が重い「感覚」を観察いたします。
布団に入ったままで結構でございます。


重~い身体の感覚は
よく観察しますと、一定を保たず
常に変滅しているのを観察いたします。

重いダルい感覚を「なんとかしようとせず」
ダルい感覚に思考・感情を入れず淡々と観察いたします。



ダルい感覚に
「イヤだなぁ・・・」
「自分はなんて情けない人間なんだ・・・」
など


想いや感情を入れますと身体のだるさは倍増します」

「思考・感情」を入れれば入れるほど
だるさは強くなります。



ますます身体にクモの糸が絡まり
抜け出せない前回のお話の「虫」のように・・・



感覚は常に変滅しています。
微妙な変滅する感覚を「想いや感情を入れず」淡々と観察いたします。

数十分しますと(個人差あり)
重い感覚は通り雨のように去っていきます。


*2番目の対処法は
当カウンセリングプログラムの訓練が必要です。
このレベルに達するまで
数ヵ月の心理トレーニングが必須です。
(この内容はいつも3日目、4日目の講義でいたしております)



イヤな感情や感覚は

雨のち曇りでまた晴れます


常に移り変わり

常に変滅しております


これを「諸行無常」といいます。
マインドフルネスの根本理論の一つです。


それを頭で理解するのではなく
身体で理解するのが
「マインドフルネス(瞑想)」です。


イヤな感覚も
心地よい感覚も

平等に歓迎し
淡々と見送り

これからの人生を生きてまいります。



「うつ病、神経症(不安障害)というものは
今までの生き方を見直す大事な時です」


貴重な時間なんです。


今までの生き方(思考パターン)でムリが出たから
鬱病が現れたんです。

「このままいくと壊れるよ」と
身体が、わざわざ親切に教えてくれてるんですね。


うつ病は視点を変えますと
潜在意識からの、ありがたいメッセージなんです。


うつ病だけでなく
日常のストレス、イライラなども全て潜在意識からの贈り物。
メッセージなんです。

それは体感覚に現れます。
潜在意識と体感覚はリンクしております。

「マインドフルネス」では、その感覚に対し
上手に関わっていきます。


感覚(潜在意識の贈り物)に対し
上手な対応が出来るようになった時、
心の病は治っていきます。


心理療法は一人でこっそり出来ます。



山中紹聖のカウンセリング
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html



【2011/04/21 09:43】 | 「鉛様麻痺」 うつ病の身体のダルさ
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Re: 鍵コメントさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございました。

ご質問の回答は後ほど正式にメールをお送りいたします。

少々お待ちくださいませ。



山中紹聖

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Re: 鍵コメント2さんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

はい。それって、それです(笑)

後ほど正式なお返事お返しいたしますi-260

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うつ病、鉛様麻痺シリーズの「補足」です。

(うつ病、鉛様麻痺の詳しい説明はこちらです)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-333.html


私が鬱病患者だった頃は
手足、背中に鉛が詰まった(背負った)みたいに
重く、非常にだるく起きているのも大変でした・・
(うつ病の方は、この感覚よく分かると思います)


今日は、ひとつ小話をいたしましょう。


うつ気質の会社員、Aさんがいたとします。

昨日、会社でイヤな事があり

昨晩は自己嫌悪、イライラから逃れるように
「寝逃げ」しました。



朝、目が覚めた時
身体が異常にダルい。

億劫で動けない。。

始まった・・・
いつもの朝の鉛様麻痺だ。


Aさんは今日、会社が休みなので
このまま午前中は寝ていようと思いました。



再度、寝ようとした時
何気に予定表をみました。



あれ!!!

今日、出勤日だった!!
やばい!すっかり勘違いしてた!!


身体に電撃が走りました


「今度、無断欠勤したら確実にクビだ!」



時計を見たら
「まだ間に合うかも!」


がばっと起き、光の速さでスーツに着替え
ダッシュで会社へ・・・


少し遅刻しましたが、
午前中に済まさなければならない重要な仕事を
猛スピードでこなしました。



そのバタバタ仕事しているAさんに近づいて、
こう言ってみましょう。

「Aさん。先程あれだけひどかった鉛様麻痺は??」


ハッと気が付く・・・

「あれ!?そう言われてみればダルくないぞ・・・??
逆に身体がアツいくらい・・・」



はい。それが身体のダルさ。
鉛様麻痺の正体かもしれませんね。。

あれだけひどかった身体の重さが、
とっさの緊急時、瞬間に消えたのはなぜでしょうか?

*(実は、この会社員Aさんは、うつ病患者時代、
鉛様麻痺がひどかった頃の私自身の体験です)


実は、鉛様麻痺は
気分が作りだした幻想なんです」




「こんな図式を書いてみます」


うつ病の方々は
何かをやる前から「気分」を優先させます。

気分は、ほとんどの場合
ネガティブな幻想・妄想を連れてきます。
「気分と妄想はセット」
妄想は心の病の種です。

妄想に執着しますと
各種、心理的症状が発生します。



*妄想とは、極端にネガティブな思考、
過去への異常な執着、まだ起こっていない未来の異常な不安など・・・
これらは「妄想」です。

マインドフルネス認知療法の心理技法は
妄想を手放す技術です。



うつ病の、またの名前を「気分障害」といいます。
的を射た名前ですね。


「気分本位ではなく目的本位」でいきます。

すぐには出来ませんが、気が付いた時にでも
思い返してみると良いかもしれませんね。


ボチボチ、コツコツやっていけば
ボチボチ、コツコツ思考回路が変わっていきます。
*(脳神経のシナプス結合パターンが変わってきます)
↓(うつ病と脳について)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-62.html


「気分本位ではなく目的本位」

心理療法は、
そんな行動パターンになる具体的訓練です。



*ただし、うつ病急性期、回復期の方は
お薬を飲んで休養していてください。

今日のお話は、
うつ病回復期(後期)、慢性期、寛解期、
うつ気質の方対象のお話です。


これらの説明は

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-5.html


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【2011/04/29 09:25】 | 「鉛様麻痺」 うつ病の身体のダルさ
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Re: 鍵コメントさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございました。

いえいえ。
こちらこそ長文読んでいただきありがとうございました。

鬱は心理療法を併用されるとよいかと思います。




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うつ病、身体のダルさ
鉛様麻痺シリーズの続編です。


さて
うつ病の典型的な身体のダルさ、重さの事を
鉛様麻痺といいます。


教科書的には
非定型(新型)うつ病に顕著・・・といいますが
実際の現場では、各種うつ病に顕著に出ます。



以前、鉛様麻痺は
「気分が作り出した幻想です」

というお話をいたしました。



おさらいとして小話を一つ
(皆さんもイメージしてみてください)




ある日
うつ子さんは

うつ病で身体がダルく億劫で
一日中、布団で寝ていました。


「あぁ・・身体がだるい」

なんとなく
右に寝返りをうちました・・・





枕の横に・・・



顔の前に・・・





な、なんと!・・・







でっかいゴキブリ!!!




うわっと飛び起きました!





ダッシュで殺虫剤を取りにいき
戦闘態勢!




・・・その時
うつ子さんに聞いてみましょう。

さっき
あれほどひどかった鉛様麻痺は??



・・・あれ身体がダルくない。。



これが鉛様麻痺のシステムです。


身体のダルさ鉛様麻痺は
「気分が作り出した幻想なんです」



うつ病のまたの名を
「気分障害」

気分が本当はありもしない
様々な幻の心理症状を作りだすんですね。


↓(鉛様麻痺シリーズ過去記事)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-20.html



さて前置きが長くなりました。

次回は鉛様麻痺について
マインドフルネス(禅セラピー)の視点からお話いたします。


<続く>




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【2011/09/14 16:55】 | 「鉛様麻痺」 うつ病の身体のダルさ
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Re: 鍵コメントYさんへ
ショウセイ
お久しぶりです。

はい。お気づかいありがとうございます。
少しブログを再開します。

調子はいかがかな?
近況報告待ってますねi-179


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うつ病の身体のダルさ
鉛様麻痺について
禅セラピーの視点からお話いたします。


昨日は
「鉛様麻痺は気分が作り出した幻想」
というお話と、イメージ実験をいたしました。

ではその
ネガティブな「気分」は
どこから来るのでしょうか?

ネガティブな気分の根源は
煩悩(ぼんのう)です。

それが今日のお話です。


まず結論から言いますと。

「うつ病で身体がダルく億劫な時、
欲を消していきましょう」




これを読んだ方は
えっ!?と思うでしょう。



実は
うつ病は一見ヤル気がなく
無欲にみえますが、それは違います。

実は欲への執着が強いんです。
もしくは欲への適切な対処が出来ていないんですね。


(潜在意識の中では)


もっと良く思われたい!
もっと完璧にやらなければ!
もっと自分は評価されるはずだ!
もっともっともっと・・・

そしてそれが叶わないと
理想と現実のギャップに苦しみ
たちまち自己破壊、うつ病に転じます。



また、
身体が極端にダルい時
心の奥深くにこんな煩悩が渦巻いています。

それは、
もっと楽を貪りたい
布団に沈み込んで
一日中快楽を味わっていたい
もっともっと!楽を!


*こういった事で脳が
毎日不必要なストレスにさらされ、結果的に
「脳の異常」に発展していきます。

「うつ病=脳の異常」は結果論です。
大切なのは、そこに至るプロセスを読み取ることです。

そして原因とプロセスを修正していくことです。




さて・・・
燃え盛る欲(煩悩)の炎を消しましょう。

まず目を閉じましょう。


そんな
快楽の貪りを消していきます。

布団の中で結構です。
一つ一つ欲を消していきましょう。


欲がある程度消え去った時
身体に本物のエネルギーが満たされます。

まるで手かせ足かせがとれたように
心の縛りがとれ自由になります。


そしてさらに
サッと坐り
坐相を整え
マインドフルネス認知療法で補強します。

坐相(ざそう)とは坐る姿勢です。
背筋をスッと伸ばし姿勢を整えます。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-37.html



今日のお話は
僧のようにストイックに無欲になれ・・
と言ってるわけではありません。


普段の生活で
お仕事をしてお金を稼ぐ、勉強するなど
健全なものはOKです。

ここで言いますのは
不健全な欲、日常生活に支障をきたす欲(煩悩)です。

また鬱病、神経症独特の
「モノのとらえ方の歪み」です。

これも煩悩(ぼんのう)です。
(心理学では認知の歪みといいます)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-28.html



おかしな欲(煩悩)を消していきますと

健全な欲が出てきます!



仕事や勉強をしたい

旦那さんのためにおいしい料理を作りたい

奥さんが喜ぶ顔がみたいのでプレゼントを買う
など


これがマインドフルネスのチカラです。


また怠けたい、楽を貪りたい・・・など
不健全な欲(煩悩)が出てきましたら
その都度、目を閉じ
欲の炎を吹き消してください。

*ちなみに「怠け」というのは、人間の根本欲求の一つです。
怠けは健常者にも鬱病の方にも等しくあります。
怠けの無い人間はこの世にいません。


当カウンセリングのクライエントさんでしたら
マインドフルネスの技法
煩悩(極端に不健全な欲)を手放すとよいでしょう。


現在、欧米の精神医学界で流行っている
マインドフルネス心理療法は
仏教から生まれた心理療法。


心の病に対する
全く新しいアプローチ。




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【2011/09/15 12:25】 | 「鉛様麻痺」 うつ病の身体のダルさ
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非定型うつ病の特徴的な「鉛様麻痺」
*身体に鉛が詰まったように、重くだるくなる状態。


身体がだるく、今日は布団から起き上がれない
布団の中で、今の自分の思考状態を観察してみます。

おそらくこんな状態かと思います。


「心の自動操縦状態、ハイパーバージョン」

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-565.html


上記リンクの自動操縦状態は
うつ病・神経症思考に一番発展しやすい状態。

鉛様麻痺の時、それが特に強い状態


「思考の自動操縦状態の強さと、
鉛様麻痺の強さは比例します」



マインドフルネス認知療法は
こんな時、布団の中で「呼吸瞑想」を使います。
(必ず熟練したセラピストの詳細な技術指導を受けてください)


『比丘たちよ。呼吸への気付きを通じてこの集中が育成され、
良く修習されるなら、平安であり最上である。
それは完全な至福であり、
邪悪で不善な思考は、起るや否や消滅し静まる

*釈迦のことば。相応部経典(初期の仏教経典)より


マインドフルネスでは、初期の仏教経典のマニュアルを
心理療法として、
心の病に対応出来るよう科学的にアレンジしてあります。



鉛様麻痺の時、
思考が過去や未来に漂流し
戻ってこれなくなります。

頭の中が過去、現在、未来・・・
膨大な情報が流れ込み、
脳の情報処理回路がパンクします。

復旧作業をするために
まず、「過去・未来」系の情報は
全てシャットアウトします。



布団の中で
今、鼻(呼吸など)で起っている事に純粋観察をかけます。

思考・感情を入れず
機械的に今、鼻で起っている事を観察


今、この瞬間生きているという事


今、今、今、今、今・・・・・

今、今・・・・・


私達は
パラパラ漫画のように
今この瞬間の連続の中に生きております。


そして、ほら


今の、この瞬間も
すでに過去のもの。


「さっきの今」にはもう戻れません。

「今」に対する執着を手放します。


「今」の連続体、

そんな流れの中で私達は生きております。


それを淡々と観察することが
現在に対する「正確な脳の情報処理」なんですね。


脳が復旧するまで、
しばらく呼吸瞑想を続けます・・・



思考・感情を入れず淡々と
今、この瞬間を観察します。



考えず

感じるんだ



頭(気分)が晴れ渡ってきて
脳の情報処理が正常化してきましたら

サッと布団から起き上がり

坐瞑想で補強
終わりましたら

さぁ、
今日の仕事に取り掛かりましょう!


そして
さわやかな一日を送りましょう

禅のココロで


(この呼吸瞑想の数十分がなければ
おそらくあなたは、今日一日布団の中だったでしょう・・)


*今日のお話のような状態は
マインドフルネス仏式瞑想の
うつ病、鉛様麻痺から脱する心理技法です。

数カ月、セラピストについていただき
真剣にお稽古すれば
誰でも出来るようになりますよ



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【2012/05/22 06:05】 | 「鉛様麻痺」 うつ病の身体のダルさ
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非定型うつ病「鉛様麻痺」
〜 身体の異常なだるさ、重さ 〜


かなり久しぶりの投稿です。
ご無沙汰しておりました。

山中カウンセリングルーム
鍼灸師、織田です。
↓(自己紹介)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-70.html

今日は、身体の異常な重さ(だるさ)「鉛様麻痺」について
「東洋医学的な観点」からお話してみたいと思います。
よろしくお願いします。


私も鬱病患者時代、これにずいぶん悩まされました。

名前の如く、ずっしりと鉛をまとったように身体が重だるく、
身動きするのも辛い・・とにかく横になっていたい。。
私も、そんな日々を過ごしました。

鉛様麻痺についての詳しい特徴は
山中先生が、ご自身の体験談を語っております。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-20.html


この鉛様麻痺・・東洋医学では
「脾腎陽虚・ひじんようきょ」という病態にみられます。
少し難しいと思いますので、簡単に説明します。

:飲食物を消化吸収し、全身に栄養を与え、
四肢や肌肉(きにく・皮下組織)に関係する臓

:生命力が宿る臓

この「脾」と「腎」の働きが弱った状態

それプラス「陽虚」といって
身体を温める作用が弱くなって、身体が冷えた状態です。



とにかく、動くことも辛いかと思いますが
参考までに、簡単な対処法をお伝えしますので
できそうなものがあれば、試してみて下さいね。


①「身体を温める」

足首、首周り、お腹を保温する。
レッグウォーマーやネックウォーマー、腹巻きなど良いです。
 
足首の内側は、腎経と脾経の経絡が通っています。
首の後ろは、数本の経絡が交わっていて
精神疾患の治療にも用います。


この時期、足首(内側)や首の後ろに
カイロを貼って温めるのも良いかと思います。
足首は腰痛、首周りは肩こりなどにも効果があります。
(私もたまにやります(^^)・・低温火傷にはご注意下さいね)


②「飲食」

生ものや果物は身体を冷やすので
避けた方が良いかと思います。

お茶では、完全発酵の紅茶が身体を温めます。 
ショウガや辛味のもの、ネギ類や根菜類はいいですね。
また、タンパク質や塩分は身体を温めます。

紅茶に、スプーン一杯くらいの
すりおろしショウガを入れる
「ショウガ紅茶」も超オススメです


「ツボ刺激」

どうしても体が重くだるく、起き上がれないときは
「布団の中で結構です。寝ながらツボ刺激をしましょう」

ツボ刺激としては
腎に連絡している経絡・腎経の
「復溜穴・ふくりゅうけつ」などの圧迫(他、数穴あり)

ツボの詳しい説明、刺激法に関しましては
一人一人、生活パターン、症状、既往症、精神状態により
ツボが異なりますので、カウンセリングにて指導いたします。


④「入浴」

うつの方は、入浴が非常に億劫かと思いますが、
あえてオススメいたします。

湯船に浸かって身体を温めましょう
また、上がったあとが大事で、水分をよく拭き取り
身体を冷やさないよう保温につとめましょう。
これは、汗をかいたあとも同じです。
冷やさないことが大事です。

*豆知識:お風呂から上がるとき、
足先に水をかけると保温効果があります。

(足先に水をかけますと、毛穴がギュッと締まり
熱を逃がしにくくなるからです)



身体を温めると免疫力も上がり、
他の身体症状も、徐々に和らいでくるかと思います。
少し意識して生活してみて下さい。

また、身体を調整していきますと
それに連動し「精神状態」も落ち着いてきます。


身体と心はリンクしています。
どうぞ、身体を労ってあげて下さいね


鍼灸師・東洋医学カウンセラー
織田祐実


【2012/12/27 09:57】 | 「鉛様麻痺」 うつ病の身体のダルさ
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うつ的気質の持ち主は

物事に対し
「面倒くさい」「億劫」になりがち。

もっとひどいと、面倒くさくて、億劫で、やる気が起きず、
身体に鉛を背負ったみたいに重くなり(鉛様麻痺)
一日中布団から出られない・・・


今回は、この面倒くさい&億劫の
「仏教心理学的メカニズム」について
語ってまいります。


まず結論から言いますと、

面倒くさい・億劫の裏側には
「もっと楽を貪(むさぼ)りたい」という
願望が潜んでいます。

つまり、面倒くさいは
楽に対する渇望の裏返し」


二つの渇望があります。

-------------------------------------------------------------

①まず行動して面倒な事をするより、
布団で寝ていたい。安楽を貪りたい。

②何かやりたいが
うつ的気質の方は100%MAXを計画し目指しがち。
・・・ですが、100%なんて出来っこない。
ならば初めから「やらない」 → つまりヤル気が起きない。億劫。

*うつ・神経症的気質独特の
100か0か完璧思考(二極思考)

↓(うつ病思考:認知の歪みより)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-28.html

-------------------------------------------------------------

マインドフルネス仏教瞑想では
こう対処します。

「上記の渇望(渇愛)に対する
執着を緩める」



面倒くさい・億劫の
根っこを断ちます。

渇望(煩悩)のエネルギーを
手放せば手放すほど

どんどん「面倒くさい・・・億劫」が
小さくなっていきます。


(もっと言うと、神経症の
強迫観念も小さくなっていきます)


「え!?渇望するからこそ
行動出来るのではないんですか!?」


いえいえ。

うつ病の人には
「その健常者の一般論」は全く通用しません


むしろ、その「健常者のよくある一般論」で
行動しようとすればするほど

それが出来ない自分がますますイヤになり
余計うつ病がひどくなります。


うつ病・神経症がひどい方は

渇望(煩悩)を手放せば手放すほど
「”自然な”行動力が出てくる」


これは面白い仏教学的パラドックスです。


……………………………………………………………

うつ病「布団の中で仏教瞑想」
~布団DE禅~


ある日、うつ病で・・・

「あぁ身体がだるい。
面倒で何もやる気がしない」


布団の中で悶々とす・・・・


「マインドフルネス仏教瞑想を始めよう」


ギラギラした渇愛を手放す

安楽を貪(むさぼ)りたい・・を手放す

意欲を出したい!も手放す

意欲が出ない。
なんでやねん・・・も手放す

もっともっと
やらなくちゃ!を手放す


・・・・・・

・・・


ついでに

わたくし(我・われ)も
捨ててしまえ!
(無私・無我)


・・・・・


どんどん心身が身軽になって
大自然と一体化し

「”いのち”の自然な動きが発動します」


どんどん身軽になり・・・

うつで身体に
鉛を背負ったみたいに
動かなかったのがウソみたい。

(うつ病の
特徴の一つ鉛様麻痺:えんようまひ)


自然に行動に移せるようになります。


--------------------------------
さぁ。布団から脱出しよう
--------------------------------


今日のお仕事や家事に
自然に取りかかれます。


……………………………………………………………


禅・仏式瞑想(マインドフルネス)の
境地のお話を書きましたが


今日のお話まとめますと

上記のように「渇望(煩悩)を緩める(手放す)と、
自然な動き(行動)に移せます」


「渇望を手放すと動ける」

(この特殊な瞑想技術・テクニックは
当カウンセリングにて、「具体的に」お稽古します)


渇望・渇愛(煩悩)の炎を
燃やせば燃やすほど

かえって物事全般が
「面倒」になり、億劫になり
ヤル気がなくなります。


うつ病・神経症がひどい時
渇望を手放すと→嫌悪もなくなっていき・・

心の迷いが晴れ、
心身が自由になっていきます。

うつ地獄からの真の解放

究極の境地


今日のお話のシステムが、鉛様麻痺
(鉛を背負ったような身体のだるさ)、

また、うつ病の心のドロドロ
「本当の正体」である。


*ただし、これらは頭の理屈ではなく
実際マインドフルネス仏教瞑想を修練しないと
体得できません。


~不立文字(ふりゅうもんじ:禅語)~

うつ病が真に治るということは
頭の理屈ではなく「境地」の問題

ここは、ちょこっと調べて楽に治そうとする
「ネット万能主義の現代人」
いつまで経っても
うつ病や神経症(不安障害)が治らないところですね。

ネット万能主義の現代人は
頭の理屈だけで「やろうとしない」


この禅や
仏教瞑想(マインドフルネス)の世界は

ネット万能主義の現代人に、
また「薬物療法万能主義の現代精神医学」に・・
ペロッと赤い舌を出したようなものです。

「”それではうつ病・神経症は治りませんよ”」・・・と。



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【2015/01/28 14:01】 | 「鉛様麻痺」 うつ病の身体のダルさ
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